2013 1月

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むかごと野いちご
 
 
 
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LITTAI space worksの仲地さんファミリーが住む名護へ。
 
 
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正樹さんと静香さんに教えてもらいながら、葉棚家初の酵素づくりです。
 
 
 
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デークニ(大根)、たんぽぽ、にんじん、月桃など、新芽をほんの少しづつ摘んで、30種類以上が目標です。
 
 
 
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おいしそう!思わずこのまま食べてみたり。
 
 
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やわらかい新芽を摘んでいきます。
 
 
 
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小さなけものみち
 
 
 
 
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ずっと降っていた雨、今日はひとやすみ。
 
 
 
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ガラスの浮きが似合う軒を通り抜けたり。
 
 
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長い年月をかけてよく手入れされているお庭などに
清々しい気持ちになりながらどんどん歩いていきます。
 
 
 
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くるくるといろんな表情を見せてくれる仲地家の長男泉君。
 
 
 
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たんかんも!
 
 
 
 
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採れたてだいこんと小さなにんじん。
 
 
 
 
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静香さんがご近所に声をかけてくれて、
少しづつ野菜やハーブも分けてもらいました。
 
 
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土の地面と植物がたくさんある環境で
日々いろんな生き物に感動したり
移りゆく季節を肌で感じてのびのび育っている泉君。
 
 
 
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仲地さんのお庭でもバラやキク、バジルにレモングラス
 
 
 
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摘みたての葉っぱや野菜、果実を洗います。
タイムリミットは2時間!
摘みはじめから仕込みまで2時間以内に仕上げます。
 
 
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有機野菜の紅芋、にんじん、パパイヤも。
 
 
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最後に重たい果実やお芋で調整。
 
 
 
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分量が決まったら刻んでいきます。
 
いろいろ近くに生えているものを集めてきて、
空の下で作業するのはままごとの延長みたいでおもしろい(笑)。
 
 
 
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いろんな種類を
 
 
 
 
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ざくざくと
 
 
 
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お砂糖と葉っぱや果物をだんだんで入れていきます。
最後に蓋をして。
あとは毎日『おいしくなーれ』とかき混ぜながら
約2週間ほど発酵させていきます。
 
素手で混ぜるのは自分の体にある常在菌で発酵させるため。
同じ材料でも人によって味が違うそうです。
 
さてさてどんな味に仕上がることか楽しみです!
 
 
 
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お待たせしちゃいましたね。
 
 
 
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ひと働きしてなんだかお腹が減ってきたころ、
静香さんがぱぱっとつくってくれた
タコライス!最高のご馳走でした。
 
 
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手つかずな自然のままの借景が大きな窓で切り取られ、
木のぬくもりとやわらかく差し込む光が心地良い仲地さんのお家。
 
風に吹かれる木の葉や鳥を眺めているだけで時間があっと言う間に過ぎていきます。
 
 
2013年が楽しくはじまりました!
 
今年もどうぞよろしくおねがいします。
 
 
 
文・写真 葉棚達也・葉棚由真 
http://www.hadana-g.com
http://hadana.ti-da.net
 
関連記事 山の緑を楽しむ部屋 LITTAI space works
http://calend-okinawa.com/interior/interiorshopnavi/littai-space-works.html

 

2013 1月


 
3才〜小学6年生までを対象にダンス&体操教室を開催致します。
舞台経験、指導経験豊富な現役プロダンサーがダンスに必要な柔軟性、敏捷性、バランス感覚などを向上させる基礎トレーニングを取り入れたレッスンを行います。
 
17:15〜18:15
3才〜年長クラス
 
18:30〜19:30
小学生クラス
 
(人数制限あり)
 
会費:¥1000
 
住所 〒900-0036
沖縄県那覇市西3-11-1
てぃるる1F フィットネスルーム
 
お問い合わせ:ホームページからメールで質問などお受けします。
 
 
持ち物
・動きやすい格好
(女の子はスカートNG)
・飲み物
・タオル
・室内シューズ
 
沖縄でのレッスンは日程の都合上
1日限定になります。
 
 
是非、この機会にたくさんの
ご参加お待ちしております。
  
開催日:2013/2/2 (土)
時間:17:00〜
場所:沖縄県男女共同参画センター てぃるる 1F フィットネスルーム
住所:〒900-0036 沖縄県那覇市西3-11-1
 
講師:小林 幸博
( ダンサーネーム:YUTTA)
 
Profile
器械体操
全日本出場11回
北海道選手権大会個人総合優勝6回
愛知県選手権大会個人総合3位、種目別あん馬優勝
中部日本学生新人体操選手権大会 個人総合優勝
 
 
DANCE
GACKT全国ツアーダンサー
L’Arc-en-Ciel全国ツアーダンサー
ダンスヨーロッパツアー8カ国67公演
三味線 吉田兄弟(兄)とジョイント公演
TBS筋肉番付・SASUKE出演
映画「DEATH TRANCE」出演
avexアーティストアカデミーWS講師
昭和女子大学元講師
中京大学非常勤講師
 
 
HP:http://www.yuttadance.com/
 

 
お問い合わせ:09076989085
 

2013 1月


 
昨年、一部キャンパスが移転した沖縄県立芸術大学崎山キャンパス内の彫刻棟での展覧会です。
年に複数回、学生・教員・関係者による展覧会を開催しています。
 
今回は、小西光裕の展覧会になります。
詳細は、下記メールアドレスまでお問い合わせ下さい。
mind_tribe_a_p_h@yahoo.co.jp
お気軽にお立寄り下さい。
 
期間:2013.1/29(火)ー2/2(土)
時間:open 9:00- close 19:00
場所:沖縄県立芸術大学 崎山キャンパス 彫刻棟 演習室
 
http://www.okigei.ac.jp/sculpture/
http://d.hatena.ne.jp/conita/
 

2013 1月

文/写真 関根麻子

 
Shoka:
 
 
 
さぁ、いよいよ始まりました、2013年。
Shoka:は冬休みも終わり、9日からオープンいたしました。
今年も皆様の笑顔であふれますように。
 
 
 
仕事始めの本日。
まずは珈琲を飲みながらのミーティングから。
冬休みに溜まっていた仕事の段取りをてきぱきと。
久しぶりの長い休みのせいか、はたまた今年にかける意気込みなのか
2人とも顔がぱかーんと活き活きしております。
そうそう、ミーティングの最初はお互いの抱負を話しました。
 
 
 
 
今年の干支は「巳」
蛇が冬眠から覚める姿から「起こる、始まる、定まる」の意味が。
また、脱皮することから「復活と再生」の意もあるそうです。
何だかうずうずと、新しいことにチャレンジしたくなる希望の干支ですね。
 
 
Shoka:
 
 
ところで、こちらは「とらや」の羊羹。
東京から昨日帰ってきた田原が買ってきました。
何とも可愛いへび達が三種。
中はとらや定番の、「おもかげ」「新緑」「夜の梅」という練り羊羹。
お茶の時間にいただこうと思っています。
 
 
 
Shoka:
 
今日のゆっくり時間にいらしたお客様にお茶を。
甘いもの大好きな話で盛り上がりました。
優しいゆんたくの時間。
 
 
 
 
 
 
 
さてさて、年末年始のお休み中。
私も、めいっぱい楽しみリフレッシュさせていただきました。
今回そんな話を少しだけ、振り返ってみようかと思います。
 
 
 
まずは、年末に開催されたRoguiiでの餅つき!
お正月を迎えるのはやっぱり餅ですな、ということで行って参りました。
 
 
 
 
Shoka:
 
 
ちびっこもたくさん。
餅を皆でついていると何だかテンションがあがってきます。
楽しいぞ。
 
もち、モチ、餅!大量です。
 
白餅と玄米餅、そう沖縄のよもぎを使ったお餅もとても美味しかった。
玄米餅は白餅に比べると何倍も時間がかかる。
男子中心で、どうにかこうにか餅状に。
私も何回かついたのですが、次の日肩が筋肉痛になっていました。。。
 
昼から夜遅くまで。
主催してくれたみなさま、本当にどうもありがとう。
お疲れさまでした。
 
 
 
 
 
 
Shoka:
 
 
迎える新年は、やはり間にあわない掃除とお正月料理に格闘しながら。
相変わらずのどたばたな大晦日でしたが、それでもお花をしつらえるときだけはすうっと何か清らかな気分になります。
これから始まる何かを静かに迎える準備です。
 
 
ありがとう、こんにちは。
 
 
 
そして大晦日、元旦、それからの数日は、皆様もきっとそうだったように
友人達といっぱい食べて飲んで、そしていっぱい笑った、ふくふくとした日々でありました。
 
楽しい時間を共有できるのは、本当にすばらしい!
 
 
 
 
Shoka:
 
 
そうそう、食べて飲んでばかりではありません。
あと2日で仕事初めという日、つわぶきが美しいとのことを聞いて、一人近くの中城城趾公園にお散歩へ。
 
 
小雨が降る中、石畳に黄色のつわぶき。
たんぽぽや山すみれなどの素朴な花達もひっそり出迎えてくれました。
お休みが終わったせいなのか、人もまばら。
ゆったりと流れる時間に身をゆだね過ごす。
 
 
 
実は10年ぶりに訪れるこの城趾。
1年半前に中部へと越してきたのですが、地域のことはまだまだ知らないことが一杯。
お出かけするのもごくごく限られたところのみなのでありました。
それでは!と。この冬休みは近隣の素敵な場所を散策しようではないかと出かけたのです。
 
 
 
Shoka:
 
苔蒸すような香りと雨の匂いが交じって、何とも心地よい空気です。
てっぺんまで登ったら、誰も見てない事をいいことに両手を大きく広げ
すーはーすははと、深呼吸。
何だか身体全体が洗われたような、そんな気がしました。
 
 
Shoka:までお出かけがてら、行ったことのない人もある人も中城城趾公園にぜひ。
今年はこれから少しずつ近辺を散策し、Shoka:へいらした方々に楽しい寄り道をご案内できたらと思っています。
 
 
 
 
さて、本日のShoka:に戻って。。。
あれやこれや、ぱたぱたと。
あっという間に時間が過ぎてゆく一日。
 
 
Shoka:
 
日暮れ時に時間が出来たので、ほっと一息つこうと、「珈琲とシュークリームを食べよう!」と。
Roguiiのみかちゃんが作ってくれたシュークリームをいただきました。
 
赤木明登さんの黒漆の高台皿にのせて。
和菓子の印象がありますが、漆器はこうした洋菓子もとても美しく演出してくれるのです。
 
2人でもぐもぐ、ふはー。
濃厚なクリームと、それを包む優しい皮。
おいしさとうれしさで、頭がクリアに。
おかげでそのあとの作業もはかどりました。
 
こうした時間を作るのは大事だなと感じた夕方のひとときでありました。
 
 
 
 
 
Shoka:
 
 
さてさて。
今回は仕事始めの一日と、私の年末年始をつらつらと書いてきましたが、
最後にミナ ペルホネンの「good news!」という、テキスタイルを紹介しますね。
バッグに仕立てられ、留め金には幸せを運ぶつがいの鳥さんが。
そう、このテキスタイルには良いニュースがシャンパンの泡のようにポンポンはじける様子が表現されているのです。
 
 
 
どうぞみなさまにとって2013年が、このテキスタイルのように
楽しいことがどんどん湧き起こりますように!
 
そして笑顔の一年でありますよう願っています。
 
 
 
 
 
Shoka:
 
暮らしを楽しむものとこと
Shoka:
http://shoka-wind.com
沖縄市比屋根6-13-6
098-932-0791
 

2013 1月


 
人気の家具、照明、リネン物、
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2013 1月

 

クリームチーズベースのアイシングがかかったキャロットケーキ。
しっとりとやわらかな生地を口にすると、シナモンとナツメグのスパイシーな香りがぶわっと鼻を抜ける。
程よい甘みとぴりっとした刺激。
クルミとレーズンの歯触りも楽しい。

 

「日本では洋菓子を作るとき、ベーキングパウダーを使うことが多いのですが、うちのキャロットケーキはベーキングソーダを使っています。
アメリカではそれが普通で、アメリカらしい味になる大切な要素の一つ。
ニンジンは北海道産。1月から春までは津堅島産に変わる予定です」

 

さくらさんは、地産地消をできる限り取り入れ、季節の素材を使うことを心がけている。
もちろん、看板商品の一つ、レモンケーキを作るときにも。

 

kinostore

 

 

「レモンは現在、可能な限りうるま市の伊波さんから仕入れたものを使っています。
果汁はもちろん、皮も使っているんですよ」

 

レモンチョコをコーティングした、しっとりとした質感のスポンジ生地。
中にはレモンクリームが詰まっていて、濃厚な酸味と甘み、爽やかな香りが全体を引き締めている。

 

kinostore
ハワイアンコーンブレッドはココナッツとパイナップルの甘い香りが魅力。ハワイのローカルケーキ、バター餅をアレンジしたココナッツもちは、独特のもちもち感がたまらない

 

kinostore
かぼちゃをたっぷり練り込んだマフィン

 

気取りがなく、親しみやすい雰囲気が漂う、さくらさんの焼き菓子。
しかし、そのシンプルな見た目からはちょっと想像できないほど、細部までこだわって作り込まれている。

 

例えばレモンケーキの表面に、流れるように描かれたホワイトチョコのライン。その一部がほんの少しよれただけでも、店頭には決して並べないという。

 

「夫から『味にも品質にも問題ないし、気にしなくていいんじゃない?』と言われることもよくあるんですけど、いや、やっぱり見逃せない! と押し切るので毎回あきれられています(笑)」

 

kinostore
ストアードーナッツ。この日はオールドファッション、ケーキタイプの2種類がお目見え

 

素朴なフォルムにも理由がある。

 

「それぞれのお菓子に対してお客様が抱くイメージを、できるだけ再現するように心がけています。

 

例えばドーナツだと、誰もがドーナツと聞いたときに頭にほわっと浮かぶような味や形にするために、素材や作り方を選んでいきます。
それをベースにした上で、アレンジを少しだけ加えて仕上げていくんです。

 

レモンケーキも、懐かしさと新しさの良い合わせ方を探すために時間がかかりました。
以前は表面にレモン果汁を使った砂糖衣をかけていたんです。
でもオープン日が近づくにつれ、やっぱりチョコがかかってなきゃレモンケーキじゃない! と思い、一から作り直して。

 

また、一般的なレモンケーキにはクリームが入っていませんが、そこが私なりのアレンジ。新鮮なレモンの皮も捨てずにいかしたかったので、砂糖漬けしたレモンの果汁と皮、玉子でクリームを作ることを考えつきました」

 

そう聞いたとき、お店のテーマである “ちょっと懐かしいけど、ちょっと新しい” という言葉の意味が理解できた気がした。

 

各地に根づき、時代を超えて愛されてきた菓子。
奇をてらうことなく、その基本となる要素を最も大事にしているからこそ、さくらさんの “小さな主張” も生き生きと輝いているのではないだろうか。

 

kinostore

 

オリジナリティに溢れ、また、一度食べたら病み付きになるkinostoreのお菓子たち。

 

「どこでお菓子作りを習ったのか訊かれることも多いのですが、学校に通ったことはありません。すべて独学なんです」と、さくらさんは笑う。

 

「なんでもまずはやってみます。
それでうまくいかなければ試行錯誤して、おいしくできる方法を模索する。その過程も楽しんでいる気がします。

 

例えばレモンケーキに入れるクリームも、最初はおいしくできなくて。
何度の試作を重ねる中で、果汁と皮を一緒に砂糖漬けすると、皮の苦みが強く出てしまうことに気づいたんです。それで別々に漬けてからシロップを作り、クリームにしてみたらとてもおいしくできて。
完成したときはすごく嬉しかったですね」

 

さくらさんは子どもの頃から大のお菓子好き。
長年に渡り、主に海外のレシピを参考にしながらお菓子作りを楽しんでいたという。

 

「昔から食に対する好奇心が旺盛で、小学生の頃にはお菓子や料理を作るようになっていました。母が家でパンを焼いてくれるほど料理好きだったので、その影響も大きかったと思います。
海外のお菓子の本を見ながら、『どんな味なんだろ〜』って想像しながら作るのが楽しくて。
英語はほとんどしゃべれないのに、料理用語はだいたいわかるという(笑)」

 

見慣れない英単語を調べながら、お菓子を作っていた幼い頃のさくらさん。
その姿を想像すると、実に微笑ましい気持ちになる。

 

kinostore

 

千葉県出身で、沖縄に移住する前は東京でコピーライターの仕事をしていた。

 

「中学生のとき、雑誌でキャッチコピーの募集をしていて、送ったら大賞をとったんです。
それがきっかけで広告の仕事につきたいと思いました。
広告って、まず文章と写真ありきじゃないですか。
文章は自分でなんとかできそうだけど、写真はしっかり学ぶ必要があるだろうと思って日大の芸術学部に入ったんです」

 

卒業してすぐに広告制作会社に入社。
毎日目が回るほど忙しく、朝帰りもしばしば。
5年勤めた後、辞める決意した。

 

「私も夫も、仕事に比重を置かず、生活そのものを大切にしたいと考えるようになっていました。そこで何ができるかを探っていたら、会社の近くにおいしい弁当屋さんがないことに気づいたんです。
それで、イタリア料理店に勤めていた夫と2人で弁当屋を始めました。

 

冷凍食品は一切使わず、おかずは全てイチから手作り。
日替り弁当と唐揚げ弁当の2種類だけだったのですが、ありがたいことに整理券を配るくらい人気が出て、平日150食から200食近く出ていました」

 

kinostore

 

開業して3年が過ぎる頃、今一度生活を見つめ直した。

 

「気づけば休む間もないくらい働いて、共倒れ寸前でした。
これでは以前の働き方とほとんど変わらない。
今度こそ生活を変えよう! と思い、父の故郷の沖縄で暮らすことにしたんです」

 

夫の洋介さんの就職先が決まり、沖縄に引っ越してきたのが2005年。
さくらさんは家事や子育てなどの主婦業に専念しながら、お菓子作りはずっと続けていたという。

 

お店をオープンした大きなきっかけとなったのは、子どものひと言。

 

「『お父さんは次いつ来るの〜?』と言われたんです。
夫の仕事は夜勤も多く、子ども達と顔を合わす機会も少なかったから、別のところに住んでいると思われていたのかもしれません。
その言葉に私も夫もすごくショックを受けて」

 

家族で過ごす時間を増やすために洋介さんは会社を辞め、2012年10月にさくらさんは店をオープンさせた。

 

kinostore

 

レモンケーキをメインの一つにすることは、早い段階で決めていたという。

 

「沖縄に来るまでは、レモンケーキって食べたことがなかったんです。

 

ものすごくおいしいというわけではなかったけど、自分でも不思議なくらい心が惹かれました。
しばらくして、正月やお盆などのお供えものとして使われることが多いと知って。
それはとても素晴らしいことだけど、日常で好んで食べているという人に会ったことがなかったんです。

 

沖縄の文化にこんなに根づいているお菓子なんだから、私がもう少し表舞台に出してあげたい! と火が付きましたね。

 

近所の人や親戚にレモンケーキのお店をしたいって話したら『誰も食べないはずよ』『流行らんよー』と言われましたけど(笑)」

 

kinostore
さくらさんの実家でいつも飲んでいた「ヨシモトコーヒー」から取り寄せた豆を、丁寧にハンドドリップで。

 

店頭に並ぶお菓子は、ほとんどのものが100円台。
リーズナブルな価格設定に気持ちが舞い上がったが、材料費や手間が価格に反映されているとは思えない。

 

「私が目指しているのは、特別な日だけでなく日常で食べられるお菓子。
毎日気軽に食べてほしいから、値段はあげたくないんです。

 

お店を始めたことで、地域の方々と以前より深く関われるようになりましたね。

 

このあたりはお店も少ないから、部活帰りの高校生の子たちも家から遠いのにわざわざ寄ってくれて。
向かいのおばあちゃんもよく来てくださるんですよ。
それがものすごく嬉しいですね。

 

東京にいた頃、お金を貯めては何度もイタリアを訪れたんですよ。
私も夫も食べるのが大好きだから、観光や買い物には脇目も振らず、ひたすら食べ歩いていたんですけど、とある食堂のおばちゃんでとても素敵な方がいたんです。

 

会計をお願いすると、にこにこしながらやってきて同じテーブルの椅子に腰かけるんですよ。
それから、私たちが食べたメニューをおしゃべりしながら一緒に確認しました。ふとおばちゃんの手元を見ると、敷いていたクロスにサラサラと値段を書いて、伝票替わりとして使われていて。
またその動作も自然で全く気取りがなくて、仕事そのものが目的ではなく、みんなに喜んでもらうため、楽しく生きるために働いているという雰囲気に感動しました。

 

お店を出て後も、人生で大事なことってこれだよね! と2人で話し合って(笑)。
その頃から徐々に価値観も変わったと思います。

 

ここもそういうお店にしたいんです。村のなかの小さな商店。
ふらっと立ち寄ってもらえて、みんなが世間話したり、のんびりできるような場所に」

 

kinostore

 

そう話していた矢先に、向かいのおばあちゃんがタイミングよく顔を出す。

 

「正月の準備どうですか?」
「忙しくて大変。にーぶいすっさー(眠たいさー)」

 

次に入ってきたのは、なんとお孫さんとその友達。
「あ、おばあちゃん。ここにいたんだ〜」

 

何気ない会話から、店内の空気がほこほこと温まっていくのが伝わる。

 

イタリアの食堂で気づかされた人生で大事なこと。
それを体現しているさくらさんのお店は、身近でちょっと特別な存在に早くもなっている。

 

 

 

文・仲原綾子 写真・中井雅代

 

kinostore
kino store(キノストアー)
宜野座村宜野座443
098-968-6036
open 10:00~17:00(木〜土)
close 日〜水
http://www.kino-store.com

 


 

 

2013 1月

waja
 
Wajya!meetsは「オキナワではたらく」をキーワードに、
様々な分野の仲間と交流しながら、考え語り合う 場です。
 
第4回は、「自由大学」和泉里佳さんをゲストにお迎えしての贅沢な二部構成!
 
第一部は、和泉さん交えたグループセッション!
 
明日から小さくでも始められるかもしれない仕事が発見できたり、
自分でも気づかない「自分らしさ」を見つめて、現在の仕事に活かす
発見のある3時間になりそうです!
 
 
そして第二部はトークセッションとなっています。
 
「しごと」と「学び」について、自由大学の思想や取り組み、
「学ぶ」ことの本質を実践する和泉さんからどんな話が聞けるでしょうか、
とても楽しみです!第一部・二部どちらか一方だけの参加も両方の参加でもOK!
 
(※両プログラム参加の方は参加料割引あり)
 
 
2013年、ワクワクしながらはたらきたい!小さくでも動き出すキッカケが欲しい!
そんな貴方に是非お届けしたい貴重な一日です!
  
開催日:2013年1月14日(祝)
時間:(第一 部)10:00~13:00(第二部)14:00~16:00
場所:沖縄県浦添市西原1-4-9 1F (ルーツ内Wajya!スペース)
 
——————————————
イベント概要
 
■開催日:2013年1月14日(祝)
■(第一部)10:00~13:00(第二部)14:00~16:00
■場  所:沖縄県浦添市西原1-4-9 1F (ルーツ内Wajya!スペース)
■参加費 :ワークショップ (定員15名)【¥2,500】トークセッション(定員40名) 【¥1,000】(※ワークショップ参加の方は¥500にて参加 できます。)
 
 
■プログラム概要
 
【第一部ワークショップ】「自由に仕事をつくって始める 実験室」10:00~13:00
 
普段なぜか人に喜ばれること、案外オイシイかもしれない自分の環境、
仕事ってそもそもそんな所から生まれてきたのでは?
身近なじぶんごとから、果たして仕事を創っていけるのか?まずは
小さく始めるための実験をします。
 
☆参加される方には、宿題があります。
(ご予約頂いた方に追ってメールでお知らせ致します)
 
【第二部トークセッション】「アメーバワークスタイル」14:00~16:00
 
ライフスタイルや時代の変化に合わせてアメーバのように変幻自在に
カタチを変え、思いっきり働き、自由に生きる。後半はドリンク片手に交流
しながら、仕事とくらしに学びや遊びもミックスしていく方法を一緒に
考えましょう。
 
 
 
■参加申し込み・お問合わせ
 
(※FB参加表明では完了しておりませんのでご注意くださ い!)
→第一部のみ/第二部のみ/第 一部・二部両方参加のいずれかを明記の上、
 参加人数・お名前・連絡先・職業も明記して下記メールでお申込み下さい。
 
【e-mail】 wajya@wajya.jp
【TEL】 098-943-3064 【FAX】 098-943-3144 
 
※駐車スペースが限られております。公共交通機関のご利用をお勧めいたします。
 
——————-
FBイベントページ:https://www.facebook.com/#!/events/461187530612441/
Wajya!ブログ:http://wajya.wordpress.com/2012/12/07/wajyameets/
 

2013 1月


 
成長の変化が早い0~1歳、写真館の記念撮影より少し気楽に自然な表情やしぐさを写真に残します。
泣いても、寝てしまっても大丈夫。その姿をそのまま撮影します。
お祝いでいただいたお洋服、いつも使っているお気に入りのおもちゃなどぜひお持ちください。
こんな風に撮りたい!ママのご希望があればできる限りお応えします。
ママと一緒に、楽しい思い出づくりのお手伝いします!
 
期間:1月4日(金)~1月31日(木)
時間:10:00 12:00 14:00 16:00 (メールにて要予約)
場所:NICOの小箱
住所:北中城村安谷屋2162-2 安里アパートA-501 (ブログに地図がございます)
ブログ:http://takarabako2.ti-da.net/e4186848.html
 
【1月のベビー撮影会】
 
2012年1月4日(金)~1月31日(木) 期間中平日、27日(日)
10:00 12:00 14:00 16:00

月齢2ヶ月~1歳前後
当日DVDデータお渡し
参加費:3000円 
——————————————————-
 
お申し込みはコチラカラ ↓↓↓
mamacafede@gmail.com

 ママのお名前
 赤ちゃんのお名前(月齢)
 性別
 メールアドレス(PC・携帯)
 お電話番号
 ご住所
 ご希望の日にち

をご記入のうえ、上記のメールアドレスまで送信してください
お申し込みのあった順にご予約完了とさせていただきます。
 
お申し込みはコメント欄やオーナーメールではなくこちらのGmailよりお願いいたします。
mamacafede@gmail.com
 
☆メールいただいた方には必ず返信いたします。もし、返信がない場合はオーナーメールかブログのコメント欄よりもう一度お問い合わせください
(携帯メールの方はパソコンからのメール受信をできるように設定お願いいたします)
——————————————————-
 

2013 1月


 
日時
2013 3/20(水・祝)
OPEN 15:30
START 16:00
 
場所
LIVE HOUSE Output
(那覇商業高校バス停近く)
 
出演者
Marry Doll(GUEST)
Pinkle☆Sugar
RYUKYU IDOL
ぴらのぱうるす&ぱっきゃまらんど(By ラッキーカラーズ)
DJ サクラマコト
 
イベント紹介文
東京からMarry Dollを迎えての、
県内アイドルが集結するイベント。
 
料金
ローソンチケット
Lコード84220
ADV 2000円 DOOR 2500円
 
問い合わせ先と電話番号
LIVE HOUSE Output
098-943-7031
 
HP
http://marrydoll.jimdo.com/
 

 

2013 1月


 
癒しのイギリス・アイルランド民謡をバイオリンとギターで奏でるROOTS(ルーツ)の沖縄で初めてのコンサートです。
 
妖精が住む島といわれている緑豊かなアイルランドの音楽はカントリーミュージックを生みジャズ・ブルース、ロックまでも生みだしたといっても過言ではないといわれいます。
 
ROOTSは普段耳にしている音楽の源流のひとつであるアイルランド民謡を、その国や曲の背景を交えながら楽しくお届けしてくれます。
 
チケットの予約お申込み、お問い合わせはAromaya tete(あろまやてて)の濱田までご連絡下さい。
090-5949-1874
info@aromaya-tete.com
那覇市銘苅2-11-19-205
*完全予約制のサロンですので、まずはご連絡を下さい。
  
開催日
2013年2月16日(土)
 
ランチタイム
開場12:30~(12:30~ 開場 / お食事 13:30~ コンサート)
 
ディナータイム
開場19:30~(19:30~ 開場 / お食事 20:30~ コンサート)
 
料金
前売り 3,500円 /当日 4,000円(お食事&コンサート代込)
*ドリンク代別途。ご希望の際はご自由にご注文下さい。
*小学生未満のご来場はご遠慮下さい。
 
場所
Café&Bar Associa (アソシア)
北谷町上勢頭669-1
098-989-1818
駐車場:12台(数に限りがございますので、お連れ様とは出来る限り乗り合いにてお越し下さい。
 
R58からお越しの場合…「国体道路入り口」の信号より国体道路に入り約2km走った右側
高速道路からお越しの場合…「沖縄南」ICより国体道路に入り約1.5km走った左側
(ダイソーの2つ隣の白い外観の店がアソシアです)
 
ROOTS HP :http://homepage3.nifty.com/t-temma/
Aromaya tete HP:http://aromaya-tete.com
   〃  BLOG:http://tete.ti-da.net/
 

2013 1月

日々 hibi 29号
アトリエ・ヴィ・編/発行    ¥1,155/OMAR BOOKS 
 
― 文化が生活に根付くと ―
 
2013年の幕開け。
気持ちを新たにしている人も多いことでしょう。
こういう一年の始まりには、今までとちょっと違うところに目を向けて自分の中に新しい風を入れる作業をしてみるのもいいのでは。
普段なら手に取らないものに触れたり、行ったことのない場所へ出向いたり。
 
今年は本をたくさん読もう、と思っている人も今までとはちょっと違うジャンルに挑戦するのもまた良し。
 
そこで、いつもここでは「本」を取り上げていますが、今回は『日々』という本と雑誌の中間のような冊子をご紹介します。
 
「アトリエ・ヴィ」さんという小さな出版社から3~4か月ごとに発行されているこの『日々』。タイトルどおり、毎回日々の暮らしをいつもよりちょっと豊かにしてくれる内容。
どちらかというと書籍、というより雑誌扱いながら広告が一切ないことに、作り手の情熱が伝わってくる。
 
毎回テーマを絞って丁寧に作っていることに共感をおぼえて、お店開店以来わずかながら取り扱わせて頂いている。
 
で、今回は創刊8年目の番外編ということで、通常よりページが厚め。それも「台湾」特集!台湾というと何故かおめでたいイメージがあるのでお正月気分もあって楽しくページを捲った。
料理・雑貨のスタイリスト、伊藤まさこさんの現地の人との交流が日記風に綴られている。
 
日々
 
いわゆる観光地ではないところ、その土地で生活している人の暮らしぶりが見ていて楽しい。
私自身、旅をするときどうしてもそういう部分に目がいってしまう。
原色がまぶしいちょっと傾いた郵便ポストだとか、商店街につるされた飾りだとか、古びたアパートの鉄柵の形だとか。
もちろん食べ物も。
朝の市場の汚れた屋台で湯気を上げるお粥なんてたまらない。
  
日々
 
それにしても写真のせいもあるけれど、台湾の人はハイセンスだなあと毎回感じる。
ある特定の分野の中で突出した才能をあちらこちらで目にする。文化というものがちゃんと生活に根付いているからだろう。
そして何より街も人もエネルギーに溢れている。
 
i phoneで撮影された写真も豊富なので、特に食べ物や身の回りのものを魅力的に撮るにはどうしたらいいんだろう?という人には撮影の仕方の参考になりそう。
 
旅する気分が膨らんでくる一冊です。



OMAR BOOKS(オマーブックス)
北中城村島袋309 1F tel.098-933-2585
open:14:00~20:00/close:月
駐車場有り
blog:http://omar.exblog.jp
 

2013 1月


 
急速に進化する韓国ソウル。なかでもエンターテイメント、ファッション、
アートは拡大増殖し大きなうねりとなっています。
そんなソウルから心躍る春の新作が1/12より店頭に並びます。
同時に、日本では未発売ながら内容、クオリティーともに注目度の高い
ソウル発雑誌をいち早くご紹介します。
 
BLINK(art)
ELOQUENCE(art)
ART&SEOUL(art)
AROUND(lifestyle)
green mind(lifestyle)
OhBOY!(fashion)
CRACKER(fashion)
and more ,,,
 
ファッションアンドマガジン フロムソウル
 
2013/1/12(sat)~20(sun)
11:00~20:00
closed on wednesday
 
miyagiya-bluespot
那覇市松尾2-12-22 tel 098-869-1426
 
関連ページ:Naha art map http://www.artokinawa.com/?p=2861