2013 2月

BACAR

 

BACAR のピッツァのことを思うとき、最初に頭に浮かぶのは独特な生地のことだ。
ふちに高さのある皿のような形状で、底は薄い。
窯で焼かれ、ほどよい焦げ目のついた生地は、ナイフを入れると驚くほど弾力がある。もちっとした触感、香ばしい風味。

 

見た目や味わいから、使われている素材はシンプルなものだけだろうと想像はつく。それなのに、たまらなく美味しい。

 

「ピッツァというと具材を楽しむイメージが強いかもしれませんが、当店のピッツァは生地を美味しく食べていただけることを目指しています」

 

オーナー・仲村大輔さんの言葉に「やはり」と得心した。

 

「そのために、具材として使用する素材にはかなりこだわっています。
例えばマリナーラ。トマト、にんにく、オレガノに少しバジリコを入れるだけというシンプルなピッツァなのですが、先日スペイン産のにんにくを試しに使ってみたんです。にんにく自体はすごくおいしかったのですが、大きさや香りがうちのピッツァにはちょっと合わなかった。別の料理になら良いと思うのですが…。
チーズもそう。モッツァレラチーズとは本来水牛の乳が原料ですが、現在は乳牛の乳から作ったものもあります。水牛のものは少しさっぱりしていて、加熱しない方がその魅力を楽しめると思うので、加熱してもコク深い乳牛のものを使用しています。

 

シンプルな味だから、うちのピッツァからはこれ以上引き算できない。だからこそ、素材選びには慎重になります」

 

生地を楽しんでもらうために具材にこだわるという逆説的な発想がユニークだが、仲村さんの狙いはピタリと当たっている。
良質な具材を少しだけ用いることで、生地のおいしさも引き立つからだ。

 

BACAR

 

BACAR

 

ランチでは、メインのピッツァの前に前菜の盛り合わせかスープを楽しめるのだが、ここにもBACAR のこだわりがいかんなく発揮されている。

 

「できるだけ県産の素材を使用するよう心がけています。
本日の前菜は、県産豚の自家製ロースハム、春菊のサラダ、きのこのマリネ、長ネギのマリネ、プチトマトのコンポート、二十日大根のサラダ。
素材の味を生かすような調理を心がけていますが、ポーション(量)にも気をつけています。あくまでもピッツァがメインですから、その前にお腹にたまらないように工夫しています」

 

クセのないロースハム、上品に香る春菊、甘い長ネギ。
厳選された材料をシンプルな調理でという、ピッツァにも共通するコンセプトが貫かれている。

 

アンティパストとしてはスープもぜひ一度は味わってほしい。
コーンスープの甘さにきっと驚く。

 

「野菜のパワーを感じますよね」

 

と、仲村さん。
冷製トマトスープ「ガスパチョ」も人気だ。

 

「トマト、にんじん、玉ねぎ、セロリ、パプリカ、生姜、きゅうり、にんにく。全部で8種類の野菜が入っているんです。飲むサラダですね」

 

 

BACAR では、生地作りや窯でピッツァを焼く様子など、工程のすべてを間近に見ることができる。

 

BACAR
生地をリズミカルに回しながら、形づくっていく。

 

BACAR

 

BACAR
手際良く具材を乗せていく。

 

BACAR
窯の状態をよく確認したのち、ピッツァを中へ。

 

BACAR
均一に焼けるよう、窯の中でピッツァを回転させる。「火だけで焼いているわけじゃないので、空気を動かす必要もあるんです」

 

BACAR

 

BACAR のピッツァは、窯に入るとものの1分ほどで焼き上がる。
食べる側からしてみればあっと言う間だが、その間に窯の中では熟達した技によって様々な要素をあやつっている。作り手にとっては濃厚な1分間だ。

 

窯に入れて30秒ほど経ったころ、仲村さんが手前にあった薪を一本、奥の方へと移した。
その様子がとても印象的だった。

 

「一本の薪の位置を変えるだけで窯の温度が変わるんです。ピッツァの焼き具合にももちろん変化が生まれます」

 

ピッツァイオーロ(ピッツァ職人)である仲村さんの、まさに職人技である。

 

BACAR
仲村さんの技を受け継ぐスタッフが、ランチのピッツァを担当している。 

 

仲村さんが窯の扱いに細心の注意を払っているのは、そばで見ているとよくわかる。
BACAR のピッツァは、窯なくしては存在しえないのだ。

 

「窯が蓄熱しているので、たった1分間でも中までしっかり焼けるんです。
また、短い時間ではありますが燻したような効果も出ます。薪のほのかな香りがピッツァにもうつるんですね。
薪を使わずに焼くと、見た目ではほとんど違いが分からないのですが、味は明らかに変わるんですよ」

 

薪で焼くピッツァをより多くの人に届けるべく、仲村さんは新たなチャレンジを始めている。

 

「移動販売するために、トラックに積める窯を作る計画が進行中なんです」

 

 

BACAR

 

BACAR

 

BACAR

 

BACAR

 

きっかけは、イベントでの出店だった。

 

「アーティストである友人から『ライブで店を出さないか』と誘ってもらって。大変なのはわかっていましたが、『やる!』とその場で即決(笑)。翌朝からすぐに動き出しました」

 

専門家のアドバイスを仰ぎつつ、スタッフ総出で移動用の窯の製作にとりくんだ。
急ピッチで作業を進め、約2週間で窯が完成。
しかし、実際に外でピッツァを焼いてみると、様々な困難に直面した。

 

「まず火が思うようにつかない。そこからなんですよ。
車が少しでも傾いていると窯がまんべんなく温まらないし、風向きひとつで窯の状態が左右される。

 

苦労しましたが、店だと当たり前にできることが外ではできないんだと知れたことがすごく良かった。『ピッツァを美味しく焼くって大変だなー』ということが再認識できたから。

 

また、店と同じクオリティのピッツァを外でも出したいと、さらにやる気に火がつきました」

 

本格的な移動販売を視野に入れ、4トントラックに積む窯を作る計画が進行中だと言う。

 

BACAR
メニューを試食し、意見を出し合う。「必ずスタッフ全員で食べて味を決めます」

 

BACAR
エスプレッソをシャーベット状に凍らせ、ミルクで割ったカフェオレ。シャリシャリとした歯触りも楽しい。ランチの最後をしめくくる、ほのかに甘いデザート。 

 

「行きたいところに行っていいんだ!と思ったんです」
移動販売を経験した仲村さんは、そう語る。

 

「店というのは一つのカタチ、動けるのが新しいカタチなのかもしれないなと。
今やっていることに満足するのではなく、どんどん発信していきたい。縮こまってしまうことに意味はないと思うから。

 

このトラックが完成したら、色んなところに行ける、行った土地の食材ともコラボできる。BACAR の可能性も広がると思うんです。
もちろん大変だと思います。でも、絶対楽しいでしょう?」

 

 

沖縄に暮らす人だけでなく、旅行に訪れる人にも BACAR のピッツァを勧めたい。
沖縄にまで来てピッツァ? と思われることは承知の上で、せっかく沖縄に来たのだから絶対食べて!と言いたくなる味。
そんなピッツァが、沖縄という地を飛び出す日もそう遠くなさそうだ。

 

写真・文 中井 雅代

 

BACAR
BACAR(バカール)
那覇市久茂地3-16-15
098-863-5678
open 11:30〜13:30/18:00~22:30 頃
ランチは火〜金のみ。
close 月
※月曜が祝日の場合はディナーのみオープン。翌日火曜は代休。

 

ブログ http://bacar.ti-da.net

 

2013 2月


 
ウージ染めは
くらしを彩る"生活に活きる工芸"を目指し
平成元年に豊見城で生まれました。
サトウキビの葉を刈り取った畑や
季節によって微妙に色合いが変わり
独特の風合いが魅力です。
今回のテーマは「花」
染工房・織工房から「花」をテーマに
様々な作品が出品されます。
暮らしを彩る「あなただけのウージ染め」を
探してみませんか?
 
期間:平成25年3月12日(火)~3月17日(日)
時間:10:30~19:30(最終日は18:00)
場所:リウボウ7階 リウボウホール
住所:沖縄県那覇市久茂地1-1-1)
HP:http://www.u-jizome.jp
 

2013 2月


 
エネルギー農では、土地の精霊や野菜と対話しながら、土地に合った野菜を教えてもらい、無肥料、無農薬で美味しく、安全安心な野菜を育てています。
 
地球に合わせるスタイルは持続可能なスタイルだと思っています。
その時、その土地に合った作物を育て、頂く。
むかしむかしの在り方かもしれないですね。
 
草も木も、虫も動物も、人も大地も生きています。
ですから、どれともコミュニケーションできると思います。
全ての生命とより良い共存関係が築けるといいなと思っています。
 
また、精霊との対話は楽しく、深いです。
メッセージもその人に分かる表現だったりするので、とても面白いですよ。
そんな感じで、日々、精霊さんとのコミュニケーションを深めています。
 
これからの共存共生の時代。
そんな時代にフィットした農業を楽しんで、多くの方に広めていきたいと思っています。
 
これからも、地球が喜ぶ、そして、人も喜ぶ、精霊さんも喜ぶスタイルの農業を高めていきたいと思います。
 
さらに美味しくなるように、愛情いっぱいに、意識も高めてお世話したいと思います。
食べたことがない美味しさ、旨み、エネルギーをこれからも追求していきたいと思います。
 
そんな話をギュッと濃ゆくお話させて頂きます。
ご興味のある方は、ぜひ、お越し頂ければ嬉しいです。
  
■3/9(土) 16時30分〜18時30分 ムーンオーシャン宜野湾 ホテル&レジデンス  レストラン・バーラウンジ
■3/10(日) 午後6時〜午後8時 スターバックス 沖縄読谷店◆3/9(土)
  http://www.moonoceanginowan.jp/detail.jsp?id=18850&menuid=5727&funcid=1
 ※人数により場所を変更させて頂くことがございますので、ご了承ください。
 
■お申し込み
 メッセージもしくは下記のメールにお願いします。
 kumon☆energy-nouhou.com(☆をアットマークに変えてください。)
 
■参加費
 ご自身の飲食代+1000円
 
■きゅもんHP
http://energy-nouhou.jimdo.com/
 
■エネルギー農HP
http://energy-nou.jp/
 
■ブログ
http://ameblo.jp/gokokuhoujyou/entry-11468031538.html
 

2013 2月


 
180℃パノラマの海が一望できる岬にて朝ヨガを行います。
地球の目覚めと、カラダの目覚めをリンクさせ、気持ちの良い一日の始まりを体感してみましょう♪
 
 
開催日
3月/3日(日曜日)
10日(日曜日)
17日(日曜日)
24日(日曜日)
 
時間
朝7時開始。
 
場所
南城市・知念岬公園(南城市知念字久手堅)
 
『Yoga ~ route of a life ~』http://ameblo.jp/louismark/entry-11450857593.html
南城市ウェルネス事業ページhttp://www.nanjo-wellness.com/prog/yogasabira/-in.html
FACEBOOKページ/ヨガさびら 
 
参加の際はご予約を頂いております。
詳しい時間や、天候が悪いとき、参加費等の連絡をこちらよりさせていただいております。
予約・ご連絡先のメールは
南城市在住・ヨガインストラクター  類 (タマキ ルイ)yogasabira@gmail.com
 

 

2013 2月


 
2013年、沖縄から「布で世界を包み込もう」と誕生したテキスタイルブランド”GURURIN POCHE”グルリンポッシュのはじめての布の展示会です。
 
今回のテーマは、『植物園』。
植物園は、人が造り出した世界と自然の世界との間のようなワクワクするような魅力があります。
その魅力をデザインした布を展示いたします。
※DMデザインは、石畳をモチーフにしたものです。
 
https://www.facebook.com/gurugururin
 
 
<開催期間>
 
2013.2.23(土)- 3.3(日) 入場無料
 
※25(月)・27(水)は、休み
 
 
<開催時間>
 
open 9:30 – 13:00 / 15:00 – 19:00
 
 
 
 
<会場> GARB DOMINGO 2F 沖縄県那覇市壺屋1-6-3 tel 098-988-0244 http://www.garbdomingo.com
 

2013 2月

 
 
皆それぞれ視点は違えども、目は春らしい華やかな色をとらえ、手は感触の良いものを探しているはず。
 
 
tous les jours
クロス:R&D.M.Co
 
 
今月も中旬になりました。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今年の沖縄の2月は、夏日のように暑く、気温が上昇した日もあったり。
このタイミングの旅行者には、沖縄の冬はやっぱり暖かいのねーと土産話のひとつにでもなったでしょうか。
一方、いやいやまだ冬ですよといわんばかりに突然寒くなった日にいらした方にとっては、あ、沖縄も結構寒いんだねなんて、会話があったかどうか。
そんな気温の変動が激しい2月。
 
 
tous les jours
桜を楽しめるのもあと少し
 
 
最近、お客様と話しているとたびたび出る話がこれ。
「今の季節、何着ていいかわからない」とな。
意図にも2パターンあって、こちらへ移住して一年くらいの方の場合は答えを求めていて、長く住んでいる方の場合は会話の一部として。
まあ、装いのヒントがつかめたならラッキーみたいな。
 
いずれの場合にせよこの話が出てくるようになると、ああ、ちょうど季節の変わり目だなと感じる。
桜が咲いて、その横から若い緑が見えて春を感じるように、こんな会話もまた季節の風物詩のようなものなのだろう。(と私は思っている。)
 
今日は暑くなりそうだなあ、薄手のお洋服にしよう、とか、今日は冷えそうだなあ、念のため羽織ものを持とうかどうしようか等…。
 
気温の振り子にあっちへこっちへとふりまわされつつも
また一年、とここで四季を共にするうちにそんなゆさぶりにも慣れてくるものかと。
「何着ていいかわかんないよねー」なんて軽くこぼしながら。
とはいえ季節を意識したカラーを身にまとって。
暮らしていくってそんなものですよね。
 
 
さて、暖かい日にお店で人気だったお洋服をご紹介しますね。
 
 
tous les jours
チュニック:fog linen work
ネックレス:センテニアル

 
 
フレーズと名前のついたカラー。
ピンクと赤と混ざったようなとても発色のいいお色。
ブーゲンビリアといい勝負。
 
 
tous les jours
 
 
寒い日はというと…。
 
 
tous les jours
器:城進
 
 
手が伸びる器もの。
城進さんの白灰釉のそばちょこにお茶を入れて体を温める。
 
 
食生活に目を向けると、野菜が豊富な沖縄の1、2月。ファーマーズマーケットも活気にあふれているように感じる。
私はというと、実家の母の畑からちゃっかり恵んでもらっています。
 
 
セロリはお好きですか。
 
 
tous les jours
 
 
母菜園では、春菊やほうれん草に続いて、今はこちらのセロリが一押しらしいです。
私は大人になった今も生のセロリが苦手なので食しませんが、加熱したセロリは好きです。
 
 
赤く色づいたトマト。2陣目の収穫を待つ楽しみ。
 
 
tous les jours
 
最近の楽しみはアスパラガスの成長。
日ごとにのびる様をチェックしていると、小学生の頃のアサガオの観察日記を思い出す。
 
 
tous les jours
 
 
2月。
陽春を待ち遠しく思いながら、身近な変化に目と耳を向けて過ごす毎日も案外よいものです。

 
 
写真・文 占部 由佳理(tous les jours店主)


 
tous les jours(トレジュール)
那覇市首里儀保町2-19
098-882-3850
open:水~土
12:00-18:00
(変更あり。毎月の営業日をブログでお知らせしております。)
blog:http://touslesjours.ti-da.net


関連記事:ひとつ先のくらしを提案するtous les jours(トレジュール)

2013 2月


 
東京で人気の講座、岩盤浴やまかわの杜にて沖縄初開催!
 
講師は野菜ソムリエ協会認定ベジフルビューティーアドバイザー、そしてヘアメイクという沖縄出身の上原さん。
 
お肌の分かれ道と言われる3月、スキンケアと食生活で体の中からキレイになりましょう。
 
地元、沖縄の食材を使った美肌ランチ付き。
 
聞いて、食べて、目指せ健康美♪
 
開催日:2013年3月6日
場所:やまかわの杜
住所:浦添市前田2-10-1)
 
やまかわの杜 http://yamakawanomori.ti-da.net/
LinkRing http://www.link-ring.com
 

2013 2月

写真 文  田原あゆみ

 
taiwan_shoka
 
2月10日から15日の5日間台湾に旅行に来ています。
 
今日は、台北からバスで70分。
九份という町を散策。
写真は有名な茶房にて。
 
 
 
台湾はウーロン茶の有名な産地の一つ。
どの町にもお茶屋さんがいくつもあって、高山で採れるお茶を中心に大陸のウーロン茶や様々な種類の中国茶が並んでいます。
 
中でもひときわ目を引くのが、茶葉を発酵させて作る普洱茶の種類の多さ!
 
 
 
taiwan_shoka
 
今回の旅では、中国茶に触れたいと思っていました。
 
茶葉を扱うお茶屋さんはどこの町にも数件あって、大体テイスティングが出来るようになっています。
お得意さんが集まっていたり、中国語でやり取りしているのを外から眺めては溜め息。
 
中国語がわからない私。
入る勇気やきっかけを探しながら2日が過ぎ、とうとう昨日訪れた鶯歌にて中国茶とのご縁が結ばれたのでした。
 
 
 
感じの良さそうな店主が、台湾のマダムに試飲を勧めている列にそっと入り込んで私もとうとうお茶屋さんの世界に一歩。
 
小さなお茶碗で戴いた琥珀色のお茶は、今まで飲んだことのない味。
すっきりとしているのに、後味は深く余韻を残します。
さわやかさの向こうにほんのりと優しい甘みが舌を優しく包みます。
 
そして最初に感じた発酵したような黴のような香りが、試飲後には花のような香りに変化したのです。
 
あまりの美味しさに目を丸くしながら、マダムと店主のやり取りをじっと観察。
マダムはお茶のお値段を聞いた後、溜め息をついて出て行ってしまいました。
 
片言の英語と漢字での筆談で分かったことは、
 
私が飲んだお茶は、中国の雲南州のかなり熟成させた普洱茶だということ。
 
普洱茶は、樹齢・発酵の具合・熟成年数・産地の高度などで味や香が違うそうで、大変好まれているお茶なのだそう。
私が戴いたのは、樹齢200~220年の木から採れた茶葉で作られたもの。
 
taiwan_shoka
 
 
 
なるほど、改めて店内を見回してみると、たくさんの普洱茶が並んでいます。
どれもこれもパッケージングがかわいらしくて、美しくって、集めたくなるような表情をしています。
 
 
taiwan_shoka
 
 
私が戴いたのはこちらの仲間。
もう少し高級感があります。
興奮して写真を撮るのを忘れてしまったのです。
 
お餅のように平たい円に固められた普洱茶は、ほぐしながら使うの出そう。
竹の皮で包まれた一包みの中に、手前の白い包みが七つ入って5000台湾ドル。
約15,000円也。
 
日本でも中国でも、お茶の世界は奥深く、人を虜にする何かがあるようです。
 
 
taiwan_shoka
 
 
 
 
そのあとに戴いた、台湾のお茶の色々。
高山茶は時に蜂蜜のような香りで時を洗い、花のような後味で場を満たします。
 
 
 
 
taiwan_shoka
 
 
数年前、台湾旅行から帰ってきた母と妹が口を揃えて言ったこと。
 
「旧正月の台湾には行くもんじゃない。お店は新年でどこも閉まっているし、街中は人で溢れて押し合いへし合い。人口密度世界一のパワーに圧倒されに行ったようなもの。泳いででも帰りたかった」
と。
 
 
あれだけ言われていたのに、今回の私の旅は2月10日~15日と、しっかり旧正月にはまっていたのでした。
 
・・・・・街や観光地は驚くほどの人人人。
こんな体験は沖縄での私の生活ではもうなかなか体験出来ないかもしれません。
みなさんエネルギッシュで、とにかく元気!
電車の中でもおしゃべりは当たり前、携帯の通話もオッケー。
九份からの帰りのバスの運転手さんは、大きな声で独り言・・・と思ったら、運転しながら携帯電話で長々とおしゃべり。
常識の壁が崩れ去る快感を体験。
また一つ自由になった気分です。
 
 
人の波に飲まれて、吐き出された時にそこにあったお茶屋さんでの一杯のお茶。
自分がまとっていた慌ただしい世界が洗い流されて、リセットされたような体験でした。
 
taiwan_shoka
 
 
 
さて、締め切りの時間は過ぎ、私の旅の時間も残りわずか。
写真に多くを語ってもらうことにいたしましょう。
 
 
 
台湾では今でも旧正月がメイン。
銀行や大手の企業も6~9連休を取るほど徹底した祝いぶり。
台北の中心地や近郊の観光地は、どこもかしこも人の波。
 
 
taiwan_shoka
 
 
閉まっているお店も、開いているお店も、お店の中の人も、お休みで外に出ている人も、
みんなが旧正月を祝っている台湾。
 
新年快楽! (シンネン クアイラー!)
 
私が初めて覚えた一小節の中国語。
 
 
年末年始のお休みで行きたかったお店が閉まっていたことも何度かあったけれど、閉まっている扉も新たな年を祝っているようなたたずまい。
 
 
 
taiwan_shoka
 
 
 
 
 
静寂も、喧噪も隣り合わせ。
 
人も動物も、みんながたくましく暮らす台湾。
 
 
 
 
taiwan_shoka
 
 
 
 
 
 
楽しい旅でした。
明日沖縄へ帰ります。
 
今回の旅を消化して栄養が染みた頃、Shoka:で出会う方達とこの豊かな時間を分かち合えたらと思っています。
 
Shoka:にて一緒に中国茶を戴きましょう。
 
 
 
台湾の旅は明日出終わりますが、日常の旅は続きます。
 
みなさまにも  新年快楽!
 
 
 
 
 
taiwan_shoka
 
 
暮らしを楽しむものとこと
Shoka:
http://shoka-wind.com
沖縄市比屋根6-13-6
098-932-0791
 

2013 2月


 
ちょっとの時間、自分だけの時間。完成したコースターをお家に持って帰って、眺めた時なんだかウキウキしちゃいますよね。
もちろん初心者の方、大歓迎。
お仕事終わってからお時間ある方は、早めに来ていただいて
県産ポークのグリルをがっつり食べて腹ごしらえするもよし、完成したコースター眺めながら、みんなでワイワイとデザート召し上がっていただきながら時間を過ごすもよし。なんなら、ポテトなんかをつまみながら作業するのだってありです。
 
こちらのワークショップ。定員に限りがあるため、ご予約はお早めに。
 
***
 
はじめまして!LOVEMaDEです。夜のビーチサイドで、ゆるい時間に酔いながら、一緒に「糸あそび」しませんか?皆さんに、お会いできるのを楽しみにお待ちしております。
 
開催日:2013年2月19日(火)
時間:19:30〜21:30 ※残り3名 
場所:SOUPÇON BEACH SIDE CAFE
住所:うるま市石川曙1-6-38
 
■ 内容 ■ 
こちらで用意した編み図にそって、かぎ針編みの基本技術で、コースターを作ります。
 
■ WS料金 ■
2100円 ※材料費、SOUPÇONのドリンク代込
 
■ 定員 ■
5名   
 
■ 持ち物 ■
かぎ針5号
 
■ お申込み ■
下記内容をメールorお電話にてお申し込みください。先着順で受け付けさせていただきます。
( 【 お申込み受付 】のメールお受け取りでお申込完了とさせていただきます。2日以内に返信がなければ、不具合が生じている場合がございますので、お手数ですがお電話ください。 )
 
 
E-MAIL:info@soupcon-beach.com
TEL:0989643864
 
「 かぎ針編みワークショップ」
① 2/19(火)
② お名前
③ メールアドレス
④ ご住所
⑤ お電話番号
⑥ ご経験があるか、初めてかご参考までにお聞かせください。
⑦ご質問など
 
LOVE MaDEさんのブログもぜひ。
http://lovemade.ti-da.net/
 

2013 2月


 
開催日:2013年3月1日(金)2日(土)3日(日)
時間:10時から18時
場所:いとまん道の駅糸満市物産センター遊食来

5.イベントの説明文
2013年1月2月の第一金土日にいとまん道の駅糸満市物産センター遊食来さんでおこなったshusei~秀星~の陶器作品の展示販売を3月もおこないます。
宜しくお願いします。

6.ブログ
http://shusei.blog.ocn.ne.jp/blog/

2013 2月


 
日 付:3月8日(金)、9日(土)、10日(日)の3日間
定 員:毎回15名限定
時 間:
ランチ・タイム 11:00〜13:00      
アフタヌーン・ティー・タイム 14:00〜16:00
参加費:@4,000円 (おみやげ付)
場 所:「木Bocca花」ショールーム
那覇市天久2-14-3 D`グランセ天久エグゼコート407号室
 
沖縄では、日本一早い桜の開花も見られ春を感じる季節になりました。
木Bocca花から、春を彩る素敵なイベントのお知らせです。
お友達やご家族お誘い合わせの上、ぜひ遊びにいらしてくださいね。
 
駐車場:指定の駐車場はありません。
 

 

 

 
【内容】
● 木花2013の新作発表    
*木花多様帽子、一つの帽子2色、6スタイルを楽しむ。    
*シルクのような肌触りの超長綿のリゾートwearが楽に。    
*手染めからEco染めの進化。
 
● 崎浜千春   Smart フィンガーフード提案。 
● 金城有美子 自由人の新発想器(うつわ)
● 小山和子  大正・昭和ロマンあふれる和こころの小物
● 越前多恵  かわいらしい装飾の初お披露目
 
【お問合せ&お申込み】
大林千乃 
携帯:090−8838−5950      
e-mail:vickymcs@bocca-okinawa.com
 
大林 千乃 Vicky Obayashi
木花のブランドクリエーター
 
旅する中で友と出会い、旅する中で美を発見…
“人生は旅に始まり、旅に終わる”がテーマ。
 
崎浜 千春 Chiharu Sakihama
ライフスタイルコーディネーター・イベントコーディネーター・フードスタイリスト・和食・和菓子講師・・・様々な分野で活躍。
木花のイベントコーディネートはもちろん、食品メーカー等の商品開発・レシピ開発に携わる。
“直感力を信じて!”がテーマ。
 
金城 有美子 Yumiko Kinjyo
陶芸家
パリ・フィンランド・ブータン・バリ・東京・京都…そして沖縄 旅をしながら、インスピレーションを得て創作活動、独自のスタイルを確立。本拠地沖縄はもちろん、京都で十年以上続ける個展も好評。
“自由人”がテーマ。
 
小山 和子 Kazuko Koyama
お茶を楽しむ会”和茶会”主宰
“私の手しごと”と題して、古布を使ったオリジナル作品…袋物・コサージュなど製作発表、独特の色あわせ、センスの良さに定評あり。 この春夏の木花とのコラボレーションも好評。
“大人の和ごころ”がテーマ
 
越前 多恵 Tae Echizen
“liaison・つながり”のグループ名で活動、空間コーディネート作品を発表。
若い女性の感性で、夢見る乙女の生活シーンを軽やかに表現。 響きあう食卓展(沖縄で毎年開催)に出展、好評を博す。
“つながる女子力”がテーマ。
 

2013 2月


 
お散歩がてら、短い時間でも構いません!1つでもゴミを拾って沖縄の海を守りましょう

開催日:2013年3月3日(日)
時間:7:30~12:00(お話会は10:30~)
場所:アラハビーチ(お話会:Dean’s Kitchen)
ブログ:http://laie.ti-da.net
 

2013 2月


 
呼吸法とエクササイズで筋肉や内臓の緊張をゆるめて身体の歪みを整えます。
ワークショップが終わるころには確実に身体に変化が現れます!
 
開催日:2013年3月2日(土)
時間:9:15~16:00
場所:あやかりの杜
ブログ:http://laie.ti-da.net/
 

2013 2月

2月16日(土)SAKURA COOKIES 〜 SPRING 〜3000円

3月9日(土)THANKS COOKIE〜SPRING〜 3000円

3月23日(土) MEXICO COOKIES 3500円
※中級編 一度ワークショップにきてくださった方のみご参加いただけます。
レースや絞り金を使ってお花の絞り出しを中心にお教えします。
 

場所:SOUPCON beach side cafe
住所:うるま市石川曙1-6-38
 

うるま市石川にあるカルフォルニアのビーチライフをイメージしたカフェにて毎月二回開催される、アイシングクッキーのワークショップ。
2.3月の雑貨クッキーのレッスン日程です。
 
見て可愛い食べておいしい雑貨クッキー
 
かわいいクッキーに想いをのせて
大事な人にプレゼントしませんか?
(もちろん自分へだってOK♪)
 
レッスンでは、クッキーに粉砂糖と卵白を練って、色付けしたアイシングでデコレーションしていきます。
春は別れの季節、そして出会いの季節でもあります。
お世話になった方へ「 ありがとう 」の気持ちを贈りませんか?
 

 
今までのZAKKA COOKIE GALLERY
http://www.flickr.com/photos/88405731@N08
 
■ レッスン費用 ■ 
(お友達とご一緒に参加の方は一人につき500円引き)
こちらで用意したクッキーへのアイシングでデコレーションしていきます。(ベース塗りや、ラインやドットなど基本の技術)
 
3/23(土)の中級編はSOUPÇONで一度レッスンを受けてくださった方のみご参加いただけます。ご了承ください。
 
■ 定員 ■
8名
 
■ お申し込み方法 ■
ホームページorお電話にて受け付けます。
HP:http://www.soupcon-beach.com/works/zakka-cookie-workshop/
TEL:0989643864
 
■ 持ち物 ■
エプロン
クッキー持ち帰り用のタッパー2つ(20×20cm~)
 
■ 持ち物 ■
エプロン
クッキー持ち帰り用のタッパー(15×20cm~)
 
 
ブログ:http://soupcon.ti-da.net/
HP:http://www.soupcon-beach.com/works/zakka-cookie-workshop/