2013 4月

 
 
うるま市石川にあるカルフォルニアのビーチライフをイメージしたカフェにて毎月二回開催される、アイシングクッキーのワークショップ。
5.6月の雑貨クッキーのレッスン日程です。
 
見て可愛い食べておいしい雑貨クッキー
 
あちこちで見られるようになったアイシングクッキー。
本当に食べれるの?とお思いの方も多いと思いますが
かわいいだけでなくおいしいです。
 
粉糖と卵白を練って作ったアイシングに色を付けて
メッセージも想いと一緒にクッキーの上にのっけて。
 
大事な人へ気持ちをつたえませんか? 
 
開催日:
5月9日 (木) HAPPY MOTHER’S DAY
5月25日(土) CALIFORNIA
6月6日 (木)   HAPPY FATHER’S DAY
6月22日(土) BABY GIFT

場所:SOUPCON beach side cafe  
うるま市石川曙1-6-38
 
レッスン費用:3000円
(お友達とご一緒に参加の方は一人につき500円引き)
こちらで用意したクッキーへのアイシングでデコレーションしていきます。
(ベース塗りや、ラインやドットなど基本の技術)
 
定員:8名
 
お申し込み方法:
ホームページorお電話にて受け付けます。
HP
http://www.soupcon-beach.com/works/zakka-cookie-workshop/
TEL
0989643864
 
持ち物:エプロン
クッキー持ち帰り用のタッパー2つ(20×20cm~)
おしぼり(食紅がつくのでよごれてもOKな手拭き用のもの)
 
ブログ:http://soupcon.ti-da.net/
HP:http://www.soupcon-beach.com/
 

2013 4月

げたぱり
立松和平・編 岩波書店 ¥700 (税別)
 
「よく眠った。ぼんやりとよく寝た。寝ている事は、実に快い。」
林芙美子のパリ滞在中の章を開く。四月三日付けの文章はこう始まる。
ここだけではない。
 
今回ご紹介するこの紀行集の表題作「下駄で歩いた巴里」の冒頭も、初めてパリに着いたその日から一週間眠り続ける。林芙美子さんは、よく眠る人だ。
  
外国の憧れの地に、たった一人でいても、日本で生活しているのと同じように彼女は何も変わらない。おそらくどこにいても彼女は彼女のままだろう。
  
この本は、『放浪記』などで知られ昭和を代表する女性作家・林芙美子の国内・外問わず旅した記録を20編が収められた一冊。彼女が旅好きだったということは意外と知られていないのではないだろうか。
当時、まだ外国へ行くのもめずらしかった時代。しかも女性一人で。
 
『放浪記』がベストセラーになったおかげで手にした資金で、念願の旅に出る。
中国からシベリアを経由して渡欧。
パリの街には約8ヶ月も滞在している。この本の中の日記を読むと面白い。
その頃の彼女の生活の様子が事細かに綴られている。
 
巴里のキャフェのコヒーの美味しさ、三日月パンを毎朝食べる様子など。
下駄を履いて、着物姿でパリの街を闊歩する林さんにはきっと好奇の視線が注がれたはず。
 
でもそんなことはおかまいなしに、自分の思うがままに、自由にその生活を楽しむ彼女の姿勢に
憧れる。
彼女の旅には、よくありがちなあまり浮かれた様子が見受けられない。
もちろん、目にするもの、聞こえてくる音、出会う人たちとの交流が生き生きと描かれるのだけれど、同時に冷静な、ストレンジャーとしての自覚が常にあって消えることがない。
だからこそ、彼女の旅の記録には奥行きが感じられる。
  
旅は本来、非日常を楽しむ行為。でも彼女の場合、日常が旅先でも日常のまま続いている。
どこにいてもフラットで生活の基本姿勢が変わらない。それが彼女の魅力だと私は思う。
  
あまり恵まれなかった子ども時代を送った林芙美子。幼いふみこには大人になった自分がパリの街を歩いているなどとは思いもしなかったに違いない。
彼女の作品を読むと、人生はたくさんの「未知」の可能性を秘めている、ということを考える。
 
もしかしたら、同じことの繰返しのような毎日にも、いつだって「未知」のものが隠れている。
そう思うと、今見ている世界がちょっと変わって見えてきませんか?
 

OMAR BOOKS 川端明美




OMAR BOOKS(オマーブックス)
北中城村島袋309 1F tel.098-933-2585
open:14:00~20:00/close:月
駐車場有り
blog:http://omar.exblog.jp
 

2013 4月


 
 
 
ヒカリノ庭はこころの庭。
テキスタイル・繊維素材による空間演出。
 
ひとりで窓辺でのんびりお茶したり。
マスターとまったり飲み語ったり。
仲間でわいわい楽しんだり。
 
それぞれの時間を、空間の中でお楽しみ下さい。 
 
開催日:4月30日(火)-5月11日(土) 日定休日
 
時間:18:00~翌5:00 (L.O.4:00 )
 
演出:上嶋円香(テキスタイルデザイナー)
 
場所:cafe & dining three TEL:098-939-8447 沖縄市中央1-17-152F/パルミラ通り
 
〜最終日は交流会〜
<ワインパーティー>
展示のアートを眺めながら、最終日はワインパーティー。
お気軽におこしください。
 
開催日:5月11日(土)19:00〜22:00
 
参加料:3,000円(ワイン10種類・3時間飲み放題・1品付)
 
※会場に直接、足をお運びください。お待ちしております。
 
http://kgu.ti-da.net/e4619034.html
 

2013 4月

 
 
琉球の祭典2012にてプロの和太鼓奏者の金刺凌大氏とご縁がありました。沖縄の青い空の下、和太鼓を通して琉球とつなぐ活動をして行きたいとの想い。太鼓と向きあう真っ直ぐな姿勢と熱いハートを持った金刺凌大プロと一緒に和太鼓を体験して見ませんか!
 
和太鼓は全身運動!足を踏ん張り、腕を張り上げ、太鼓に負けない声を出す。
誰でも気軽に楽しめる、音楽とスポーツのエッセンス満載の和太鼓!
リズムに乗って思いっきり打ち込もう!!
 
金刺凌大プロ http://www.kanazashi-ryota.com/
 
参加人数に限りがございます。
事前にご予約くださいませ。
 
問合せ:098-932-5747
担 当:みやび茶屋・仲元(平日11am~6:00pm)
 
当日は丸っとかわいい おはぎ、ふわっふわの どらやき、おしるこ、お抹茶 などもお召し上がりいただけます。 

開催日:2013年4月29日(月) 
 
時間:11:00~
 
場所:沖縄市諸見里3-22-15 みやび茶屋・仲元 店内にて 
 
参加費:2,000円 (バチ、和太鼓レンタル料込み)
要予約(参加人数に限りがあります)
 

2013 4月

舟を編む
 
面白かった。
 
三浦しをん、石井監督ときて、このメンバーだったら間違いないと思っていたけど、思った以上に松田龍平 が良い。
 
舟を編む
 
うまい役者なんだなあ、と感心。
 
おどおど具合が半端じゃない。
 
この人、こんな役もできるのか、という奥行の深さをみせつけられました。
 
記事を書いたりしているのに、私は日本語にまったく自信がない。
たぶん、日本人の平均の国語力をはるかに下回っているのではないか?とすら思う。
 
まず、漢字がかけない。
 
ただ、言語に関して興味はかなりあるので、辞書をつくる仕事なんて憧れる。
今や、言葉はみずものである。
日本語に関しては特にそれを顕著に感じる。
 
長い年月をかけて辞書をつくりあげ、改定に改定を重ねていく。
なんて建設的な職業なんだ。
 
劇中、下宿のおばさんタケさんが「みっちゃんは、若いうちに一生の仕事をみつけただけでも幸せだ」みたいなことをいうんだけど、本当にそう思う。
これに一生をかけたい、と思えるものにめぐりあえるのだろうか?と疑問さえ感じている。
 
宮崎あおいちゃん、かわいいなあ。
かわいいだけじゃなく、なんか大人になったのね、、、としみじみ。
 
舟を編む
 
舟を編む
 
舟を編む
 
辞書をつくるチーム、みんな素敵。
 
舟を編む
 
舟を編む
 
舟を編む
 
私は、契約社員の佐々木さん(伊佐山ひろ子)が結構ツボ。
仕事ができる契約社員、とにかくさばける。
いつまでも働いているが、ずっと契約社員なんだろうか・・・・
 
言葉って面白いよね。
 
淡々として面白い、いい映画です。おすすめします。
 
舟を編む

KEE

 

 
<ストーリー>
玄武書房に勤務する馬締光也(松田龍平)は職場の営業部では変人扱いされていたが、言葉に対する並外れた感性を見込まれ辞書編集部に配属される。新しい辞書「大渡海」の編さんに従事するのは、現代語に強いチャラ男・西岡正志(オダギリジョー)など個性の強いメンツばかり。仲間と共に20数万語に及ぶ言葉の海と格闘するある日、馬締は下宿の大家の孫娘・林香具矢(宮崎あおい)に一目ぼれし……。
 
<キャスト>
馬締光也:松田龍平
林香具矢:宮崎あおい
西岡正志:オダギリジョー
岸辺みどり:黒木華
タケ:渡辺美佐子
三好麗美:池脇千鶴
村越局長:鶴見辰吾
佐々木薫:伊佐山ひろ子
松本千恵:八千草薫
荒木公平:小林薫
松本朋佑:加藤剛
宮本慎一郎:宇野祥平
江川:森岡龍
戸川:又吉直樹
小林:斎藤嘉樹
編集者:波岡一喜
ポスターの女優:麻生久美子
 
<沖縄での上映劇場>
シネマQ
098-951-0011
那覇市おもろまち4-4-9 那覇メインプレイス2F
HP http://www.startheaters.jp/cinemasq
 

2013 4月

 
 
彫刻家の吉田俊景さんと奥山泉さんのおふたりが、
生活の中で取り入れられる彫刻をテーマに ユニット
与太郎を結成しました.与太郎はじめての展覧会
ふたりならではの楽しい作品が並びます!
 
期間:5月2日(木)-5月6日(月)
 
時間:open 12:00-18:00
 
場所:ten 沖縄県北中城村島袋1497
 
ten
木 金 土 日+ 祝祭日
12:00〜18:00

TEL 098−894−2515
mail 10ten.jp@gmail.com

web http://ten-o.net/

〒 901−2301
沖縄県北中城村島袋1497
 

2013 4月

 
 
沖縄 生まれ、沖縄育ちの石垣克子さんのペン画の作品展。
様々な紙の上に生まれた雲たちが、モクモクと夢のある世界をつくり出します。
 
石垣さんの想像の世界から生まれる”雲”がどのような形になっていくのかお愉しみくださいませ。
大人から子供まで、楽しくなる絵の展示会です。
 

1967 石垣市生まれ、沖縄県在住
沖縄県立芸術大学
美術工芸学部美術学科絵画専攻卒業
 
1997 第1回個展開催 以後個展グループ展多数。
1998 名護あけみお展大賞受賞「森の散策」
2000 前島ストリートミュージアム(沖縄)
2002 wanakio2002(03・05・08参加,沖縄)
2008 アノコザ ano week in KOZA(沖縄)
黄金町バザール(神奈川)
2011 大コルク展(個展,沖縄)
2012 夢現代∞美術展 (浜田市世界こども美術館,島根) 
 
 
期間:2013.4.27sat – 5.5sun  入場無料
※月・水休み
 
時間:10:00 – 13:00 / 15:00 – 19:00(最終日18:00まで)
 
場所:GARB DOMINGO 2F
沖縄県那覇市壺屋1-6-3
tel 098-988-0244
http://www.garbdomingo.com/
 

2013 4月

 
 
森のピアニスト いのちを音に紡ぐ!
 
生きとし生けるものすべてと共鳴し、音にいのちを吹き込む自然派ピアニスト重松壮一郎。初のやんばる公演です。やんばるの自然と解け合い、包み込むひとときに、ぜひお越し下さい。当日はパンや飲みものの販売もあります。お気軽にどうぞ! 
 
開催日:4/21(日)
 
時間:15:00 – 17:00
 
場所:森のこびと(沖縄県国頭郡国頭村字宇良534-1 / tel: 0980-41-5663)
 
http://www.livingthings.org/schedule/2013/130421_kobito.html
 

2013 4月

 
 
studio紀々の誕生日(5月5日)企画として、
ホームステージで紀々の小さなと~くLIVEをお届けします!
 
哲楽家の舞台裏って?
曲やアイディアは、どんな風に生まれているの?
CMソング「新垣ちんすこうのうた」http://blog.kikism.net/?eid=922084
テーマ曲「ラララ♪りうぼう」http://blog.kikism.net/?eid=922101
エピソードも含めて、じっくり…舞台裏へご案内します。
 
ピアノと電子オルガンの演奏を交えての舞台は、スタジオならでは。
「電子オルガンも聴きたい!」という方のリクエストに、
少しでもお応えできたら嬉しいです。
 
60分の舞台終了後は、6時までスタジオを開放いたします。
 
おしゃべり・レザークラフト紀ごころ屋ブースなど…
どうぞごゆっくりお過ごし下さい♪
 
詳しくは、イベントページ http://kikism.net/gw2013 をご覧下さい。 

開催日:2013年 5 月 5 日 (日)
 
時間:午後2時開演 (本番:60分)
 
場所:studio紀々 http://kikism.net/studio/map.html
※ 那覇市久茂地2-12-24-3F(電波堂ビルのとなり、3F)
 
入場料:2000円 ※要予約
 
紀々BLOG http://blog.kikism.net/
facebookページ https://www.facebook.com/kikism.net
 
 

2013 4月

いがらしろみ
 
「ろみさんのジャムはね、ジャムっていうよりなんだか果物っぽいの。フレッシュなの。それだけでデザートになるくらい存在感があるの!」
 
いがらしろみさんのスコーン&ジャム教室に参加した女性は、「romi-unie confiture(ロミ・ユニ コンフィチュール)」のおいしいジャムやお菓子が詰まった袋を両手に抱えながら、嬉しそうに話してくれた。
 
「ろみさんレシピってね、ひとつひとつのこだわりにちゃんと理由があるの。だから納得して実践できるんだよね」
 
例えば、ジャム作りに使う砂糖はグラニュー糖。
「グラニュー糖は主張し過ぎないので、果物の甘さがすっきりと引き立つからだよ」
 
入れる砂糖の量はすこし多めだ。
「最近は砂糖控えめなレシピも多いけれど、あまり少なくすると果物の味が引き立たないし、瑞々しさも出ないんだって」
 
長時間弱火で煮詰めるのではなく、強火で15~20分一気に加熱する。
「長時間煮詰めちゃうと果物のフレッシュ感が失われてしまうそう。お話してる間にできちゃったよ」
 
そして何より彼女が興奮して話してくれたのは、ジャムを入れる瓶を煮沸消毒する必要がないということ!
「自分でもよくジャムを作ってるんだけど、容器を煮沸するのが億劫で億劫で…。ろみさん曰く、瓶は綺麗に洗って乾燥させておき、できたてのアツアツジャムを入れれば大丈夫とのこと。蓋をして一分間逆さまにしておけば蓋の部分も殺菌できる。
これ聞いてもう、目の前がぱ〜〜〜っと明るくなっちゃったよ(笑)」
 
いがらしろみ
 
いがらしろみ
 
「おいしくなること」をゴールとして作られたろみさんのお菓子やジャム。
それを口にして笑顔にならない人はきっといないだろう。
できることなら友だちや家族、自分の大切な人と、素敵な場所でその時間を共有したい。そして、みんなの笑顔を写真に残せたなら…。
 
そんな想いをすべて実現してしまう、素敵なイベントが開かれた。
 
みやんち
 
みやんち
 
お菓子研究家・いがらしろみさんが、アフタヌーンティーセットをプロデュース。それを食べるおいしい笑顔を、写真家・中川正子さんが写真におさめるという、なんとも贅沢なイベント。開催場所は東海岸を望む沖縄市のカフェ「みやんち」だ。
 

みやんち
 
今回ろみさんが「おいしい笑顔を生み出すように」と用意したのは、romi-unie confiture のジャム3種類とクロテッドクリーム(イギリスでスコーンとともに食されるクリーム)、ろみさんレシピで作ったスコーン、「みやんち」で提供されているミートカラソバ、絶品の豆乳ドレッシングのやんばる野菜のサラダと盛りだくさんのセット。
 
ジャムは、スコーンとの相性を考えて甘さ控えめにつくられたParis(フランボワーズのジャム キルシュの香り)、Le Var(いちじくのジャム オーガニック)、Bretagne(キャラメルと発酵バターとゲラントの塩)など10種類の中から選べる贅沢さ。
 
「どんな味なんだろう?」「どれもおいしそうで迷う〜!」という声もちらほら。
 
いがらしろみ
 
いがらしろみ
 
そして、販売用にもアニヴェルセール(いちごとフランボワーズ)、コント・ド・プランタン(いちごとミントと黒こしょう)、リュクス(アプリコットとバニラ)など、春の新作ジャムを10種類。
 
ろみさんのジャムは、素材の組み合わせがユニークなことも魅力のひとつ。
いちごとミントと黒こしょうなんて、一体どんな味わいなんだろう?
甘い? ピリ辛? それともスッキリ爽やか系?
想像がふくらむのです。
 
焼き菓子も、バターガレットにショートブレッド、メランジェを(焼き菓子は残りわずか!)。
 
こちらは29日までみやんちにて引き続き販売されるそうなので、まだの方はお早めに。
 
いがらしろみ
 
みやんち
 
家族と一緒においしいものを食べていたら、だれだって笑顔がこぼれてしまう。
そんな瞬間を「心を込め、被写体と心を合わせて」撮影するという中川さんが逃さずに捉える。
中川さんは不思議なくらいにするすると家族の輪の中に入り込んでいって、まるでその一員のように自分も笑顔になって、シャッターを切っていた。
 
みやんち
 
自身も一児の母である中川さんは、子どもたちとの接し方も自然で優しい。
カメラに興味津々な女の子が、撮影の最中にカメラの液晶をのぞき込もうとやって来た。
「ちょっと待っててね」と諭して脇によけて撮るのかと思いきや、ふわりと懐に引き寄せ、女の子を後ろから抱きすくめるようにしながらパシャパシャ。
 
みやんち
 
「写真って被写体だけを写しとるものではないと私は思うんです」と、中川さんは語る。
 
「被写体への思いや、撮るひとの感情、その瞬間に流れていた雰囲気、撮影するまでのプロセスごと私は閉じ込めたい。
だからこそ、本当においしいものを食べて生まれた本当の笑顔と、その時間を閉じ込めたかったんです。
 
おいしくないものを食べても『笑って〜』と言えば笑顔は作れます。でもそれはやっぱり、本当においしいものを食べたときの笑顔とは違うんですよね。
そういう意味でも、ろみちゃんのジャムやお菓子のおかげで素敵な笑顔がたくさん撮れたと思います。
 
それと、写真を口実に家族同士がいつもよりひっつける、っていうのもいいですよね。
小学生ともなるとちょっと反抗心が芽生え始めて『えー、俺はいいよ〜』なんて言う子も出てくるでしょ。本当はそんなことないんだよね、一緒に撮りたいんだよね。こういうイベントだと『しょうがないなー』なんて言いながらもひっついてくれる。そういうのって良いじゃない」
 
みやんち
 
みやんち
 
「今日のこの場所には、笑顔しかありませんでした」
イベントを企画した長岡文子さんのことばが、すべてをものがたっていたように思う。
 
「みやんち」のコーディネーターであり、THE BOOMのマネージャーを長年つとめ音楽業界で活躍している長岡文子さんにとっては、初めて試みる音楽以外のイベント。お菓子と写真という異なるものをひとつのイベントにまとめることができるか、不安もあったそうだ。でもそれは杞憂に終わったようだ。それぞれが見事に融合し、混ざり合い、たくさんの笑顔を生み出したのだから。
 
「みんな笑顔で本当によかったー」と話すろみさんの目にはうっすらと光るものが。それだけ、気持ちのこもったイベントだったに違いない。
 
みやんち
いがらしろみさん、中川正子さん、長岡文子さん(左から)
 
イベント終了後、どこかほっとした表情でおしゃべりをする3人はまるで姉妹のように仲睦まじい。
 
「沖縄にはずっとご縁がなかったんだけど、あやちゃん(長岡さん)のおかげで今年だけで5回も沖縄に来ちゃった(笑) 」
 
と嬉しそうなろみさん。
沖縄のお菓子に対する印象を、次のように続けた。
 
「沖縄ってアメリカナイズされたお菓子が多いでしょう? 市場に並ぶアップルパイの山を見てびっくりしちゃった! 沖縄と言えばサーターアンダーギーというイメージだったから。
個人的には Jimmy(ジミー)のスーパークッキーもおすすめ。あれ、おいしいのよね〜。私にとっては沖縄土産の定番、鎌倉のスタッフへよく買って帰ってるよ」
 
「沖縄の食べ物文化って独特で、すごく素敵だよね。今夜の夕飯は沖縄料理屋さん、押さえてあるよ」
と、長岡さんもにんまり。
 
そんな二人を微笑ましそうに見守っていた中川さんがぽつり。
「この二人のおいしいものに対する熱意はすごいのよ。 昨日だってね、ろみちゃんがわざわざ糸満のカステラかまぼこを買って来て…」
 
「そうそう、私『イナムドゥチ』作ったんですよ、初めて! それがすごくおいしくできちゃって」
と言うろみさんは、すっかり沖縄ライフを満喫している様子。
 
 
 
1月、4月と沖縄でのイベントは大好評のうちに終了、次は夏だ。
 
「沖縄の夏のフルーツを使ったジャムやお菓子を作りたいよね」
と、ろみさん。
 
「それいいね〜。話、詰めていかなきゃ!」
と、長岡さん。
 

ろみさんがうみだす「おいしいもの」が、どんな「しあわせ」のカタチを見せてくれるのか今からとても楽しみだ。
きっとまた、そこにはたくさんの笑顔があふれるのだろう。
次回の開催もお見逃しなく。
 
 
みやんち STUDIO&COFFEE

沖縄県沖縄市与儀1丁目29番22号
TEL:098-923-1382
営業時間:11時~17時(定休日・毎週火・水曜日)
駐車場10台
 

2013 4月

 
 
沖縄県立芸術大学プロダクトデザイン科のOB(40代)による展示会
デザイン科出身ですが漆芸・陶芸・木工・デザイン・建築と活躍する場は違う
5人ですが、モノづくりとしての出発は一緒。
20年経てそれぞれが進んだ軌跡を展示致します。
ご高覧いただけましたら幸いでございます。
 
また、展示の準備から当日の展示風景もブログにて配信致します。 
 
期間:5月3日から5日
 
時間:10:00~17:00
 
場所:福岡県朝倉市秋月野鳥682 承平堂ギャラリー
 
展示会ブログ ゆらりん展 
 

2013 4月

 
 
食べ物を口にする際、できるならこれを使いたいなと思うカトラリーがあります。
特に気にいっているのがフォーク。
美味しく果物やおやつを食べるのに欠かせない一つ。
6、7年前に購入した“SUNAO”と名前がついたカトラリーは、新潟県にある燕振興工業株式会社で製造販売されています。
 
 
SUNAO
果物は朝食に必ずとります。
 
 
「SUNAO」
新潟県にある燕振興工業株式会社で製造販売されています。
「SUNAO(スナオ)」という名前にはまっすぐゆえの、様々な環境や作用を受け入れる強さが込められています。
各アイテムが十分に個々の持ち場で力を発揮できるように、また、日本人の食卓や手の大きさに合うように考案されたカトラリーです。

 
 
SUNAO
 
 
デザインをされている graf の評判やグッドデザイン賞受賞しているということ、それに雑誌やインターネットでたびたび目にする口コミを頼りに、最終的には実物を見て「まずは使ってみないと」と夫婦2人分揃えました。
 
 
早速試してみたい。そうだアイスクリームを食べようと、まずはスプーンを使ってみました。
それまでカトラリーにこだわったことはありませんでしたが、使った瞬間から「あ、これはとてもいいかも」とピンときました。握った際に指が当たる持ち手部分の柔らかさとでも言いますか、手の中でのおさまりがいい。
上等なものだ。とても使いやすいし、口に運んだ時の感触もいい。
これまで使っていたものに持ちかえてみる。途端に違和感がはしる。
これはいい買い物をしたなと台所でほくそ笑んだ記憶があります。
使えば使うほど、どんどん好きになっていきました。
 
 
SUNAO
島にんじんの豆乳ポタージュ。すっかり気に入って食事の一品にこればかり食べています。(ボウル:長峰菜穂子)

 
 
使用感と同時に気になるのが見た目。大抵使いやすさを追求しすぎるとどうしてもデザインがやぼったくなるものですが、SUNAOはとてもシンプル。そぎ落とすことでうまれた美しさを感じます。
 
 
SUNAO
いつでもスタンバイを心がけています。(クロス:fog linen work・ALDIN)
 
 
コンセプトに挙げられているように、ディナーナイフ、フォーク、スプーン、ティースプーン、ケーキフォーク、アイスクリームスプーン、バタースプレーター等、日常で用いられる一通りのカトラリーが私たちの生活に合う大きさへと考えられている点もありがたい。
 
 
SUNAO
(皿:長峰菜穂子 クロス:ALDIN)
 
 
例えば、バタースプレーターはパンにバターをのばす以外にも、ケーキを食べるときのナイフ代わりに使うこともできます。
ディナーナイフを使うにはちょっと仰々しいかな。かといってフォークだけではちょっと頼りない。そういう時に添えても。
小ぶりなので、デザートフォークとのバランスも良くおさまりがいいです。
それにちょっと優雅な気分にもなれますよ。
 
 

 
 
4月。新緑の季節、各々の新しい生活の幕が開けたばかり。
身の回りを整えたり、はたまた環境の変化に追いつくことができず混乱のさなかにいたり。
単調な日、くじけそうになる日、とても嬉しいと感じる日、いろんな毎日があるだろう。
そんないずれの場合においても、食べることをやめないのが私たち。
食事に集中する時に気にいったカトラリーを用いるというささやかな贅沢。
幸福度をあげられるか否かは、自分次第ということだと思う。
 
写真・文 占部 由佳理(tous les jours店主)


 
tous les jours(トレジュール)
那覇市首里儀保町2-19
098-882-3850
open:水~土
12:00-18:00
(変更あり。毎月の営業日をブログでお知らせしております。)
blog:http://touslesjours.ti-da.net


関連記事:ひとつ先のくらしを提案するtous les jours(トレジュール)