2013 4月

 
 
山陰地域には、手仕事の日用品に「用の美」を見出す「民藝運動」の影響を色濃く受け継いだ窯元が、今も数多く続いています。それらの窯では、日常で使うことを第一に考えて、郷土の土と釉薬を使った、健やかなものづくりが行われています。今回は、1947に地元の若者たちによって開窯された島根県の出西窯をご紹介します。3年、5年、10年と使っても飽きることのない、普段づかいの器たち。素朴で伸びやかな美しさを、ぜひ手に取ってお楽しみください。
 
期間:2013年4月4日(木)~4月30日(火) ※水曜日定休
 
場所:D&DEPARTMENT OKINAWA by OKINAWA STANDARD
 
http://www.d-department.com/jp/shop/okinawa/blog/2013/03/post-3123.html
 

2013 4月


 
GWフリーマーケット出店者募集
家に眠っているリサイクル商品はもちろん、手作り雑貨、お野菜やお花の直売など、出店商品はいろいろです。ワンコインネイルなどオリジナルの出店もオッケーです。 
 
開催日:2013/5/5(日)
 
時間:11:00~15:00
 
場所:ホテルコスタビスタ沖縄
 
http://costa.ti-da.net/
 

2013 4月


 
開催日:5月3日 (金)
 
時間:午前10時
 
講師:ローフードマイスター 吉澤直美
 
会場:豊崎ライフスタイルセンターTOMITON 1F(沖縄三越)マイキッチン
 
参加費:3500円  ローフードランチプレート(料理&スムージー&デザート付き)
 
事前予約制 ☎ 098-891-7702
 
http://okinawa-mitsukoshi.jp/mykitchen.php
 

2013 4月

ムーンライズ・キングダム
 
ウェス・アンダーソン監督一色。
 
やっぱり大好きだわ~。
 
いつもの間延びしたゆるゆる感は少ないので、ファンでなくても楽しめるかも?
 
ムーンライズ・キングダム
 
ムーンライズ・キングダム
 
ムーンライズ・キングダム
 
この色がいいよね。セリフもセンスが良いし、間がなんとも言えない。
 
今回、子供が主役なので、ゆるかったらどうしよう?という懸念もなく、最後まで楽しめました。
 
二人の子役も抜群だけど、全体のバランスが素晴らしい。
 
ムーンライズ・キングダム
 
ムーンライズ・キングダム
 
ムーンライズ・キングダム
 
ムーンライズ・キングダム
 
キャストも色も音楽も衣装も何もかも良い。
 
なんだろうなあ。
 
雰囲気はウェス・アンダーソンなんだけど、いつもと違う完璧さはいったい何??
 
恋もしたくなるし、家族っていいな、と思うし。
 
冒険にも出たくなる。
 
子供たちが、反抗心をもちながらも、親は大事って思っているところも安心する。
 
親たちも子供を心配する。
 
子供はいつから大人になるのだろう?
 
こんな小さなときから、人生の伴侶を決めてしまえるところがすごい。
 
 
ブルース・ウィリスがいい!!!ダイハードのマクレーンもいいけど、この映画いいわあ。
 
ムーンライズ・キングダム
 
私はもともとこのひとを初めて見たのは、コメディだったから、やっぱり健在だなあ、と感心。
 
キャスティングだけ見てもまちがいないんだけどね。
 
 
ウェス・アンダーソン映画で初めて皆さんにおすすめできるものに出会いました(笑)

KEE

 

 
<ストーリー>
1960年代ニューイングランド島。自分が養子だということを寂しいと感じながらボーイスカウト活動をしていたサム(ジャレッド・ギルマン)は、常に本を読んでいる少女スージー(カラ・ヘイワード)に恋をする。キャンプでの生活になじめない二人は文通を始め、キャンプから勝手に抜け出し森で自由気ままに過ごしていた。一方、村では保安官(ブルース・ウィリス)やスージーの両親(ビル・マーレイ、フランシス・マクドーマンド)らが、二人を捜していたのだが……。
 
<キャスト>
ブルース・ウィリス
エドワード・ノートン
ビル・マーレイ
フランシス・マクドーマンド
ティルダ・スウィントン
ジェイソン・シュワルツマン
ボブ・バラバン

 
<沖縄での上映劇場>
桜坂劇場(〜4/26まで)
那覇市牧志3-6-10(旧桜坂シネコン琉映)
098-860-9555(劇場窓口)
上映時間はコチラ
 

2013 4月

バナナケーキ 沖縄 料理教室
 
大量にバナナをいただくこと、結構あるでしょ? これからの季節は、庭の木にすずなりになる家もあるはずね。
おいしいバナナが手に入ったらぜひ作ってほしい、お手軽パウンドケーキを紹介しようね。
男の僕にでもできるくらい簡単だし、作ってプレゼントすると必ず喜ばれる絶品ケーキよー。
 
バナナケーキ 沖縄 料理教室
 
用意するものはこれだけ。
 
バナナ 2本
小麦粉 120g
ベーキングパウダー 大さじ1
バター(又はケーキ用マーガリン) 100g
砂糖 80〜100g
卵 1個
 
まず、小麦粉とベーキングパウダーを合わせ、ふるいます。
 
バナナケーキ 沖縄 料理教室
 
バナナケーキ 沖縄 料理教室
 
バナナを量ります。180〜200g というのは、バナナ約2本分。
きっちり量らないでもいいんだけどね、これは僕の性格さ。
たまに大きすぎたり小さすぎたりするバナナがあるからね。
大きなバナナは、余った部分を手でちぎってそのまま口へ、パクッ(笑)。
 
バナナケーキ 沖縄 料理教室
 
バナナをつぶします。
マッシャーがなければフォークの背を使ってつぶしたらいいよ。
あんまりトロトロになりすぎると食感が消えてしまうから、ちょっと粒が残る程度にね。
 
バナナケーキ 沖縄 料理教室
 
バターをレンジで1分ほど加熱します。
 
バナナケーキ 沖縄 料理教室
 
ここまできたら、あとは材料を全部混ぜて焼くだけ。 
 
バナナケーキ 沖縄 料理教室
 
溶けたバターに砂糖を加えて混ぜます。
 
バナナケーキ 沖縄 料理教室
 
さらに溶き卵とバナナも加えて混ぜ…。
 
バナナケーキ 沖縄 料理教室
 
先ほど合わせてふるっておいた小麦粉とベーキングパウダーも合わせ、よく混ぜます。
 
はい、生地の完成〜。あっという間でしょう?
型に入れようね。
 
バナナケーキ 沖縄 料理教室
 
パウンドケーキの型に合わせて折り目をつけたクッキングシートを入れます。
ケーキの生地をのり代わりにして、シートの四隅を容器に引っ付けます。
 
バナナケーキ 沖縄 料理教室
 
生地を流し込むよー。
ちゃんと四隅をつけておかないと、このときにシートがよれて綺麗に入れられないんだよ。
 
バナナケーキ 沖縄 料理教室
 
僕はもともと料理好き。
でも定年退職するまでは仕事一辺倒で、奥さんに苦労かけたからね。
今は罪滅ぼし中(笑)。
 
いつも、夜のうちに材料を全て量っておいて準備しておくわけ。
そうすれば翌朝は材料を混ぜて焼くだけでしょう?
電気代は夜のほうが高くつくからさ、朝焼けば安くあがるし、できたてホカホカのパウンドケーキが朝食になって上等よ。
 
バナナケーキ 沖縄 料理教室
 
オーブンは170度に予熱しておいてね。
 
バナナケーキ 沖縄 料理教室
 
流しこんだ生地の上にクルミを置いていきます。
見た目も良いし歯触りも良くなって、一気にお店で売っているようなケーキに格上げよー。
 
バナナケーキ 沖縄 料理教室
 
170度で40分焼きます。
 
バナナケーキは沖縄ではとてもポピュラーなお菓子。
アメリカ文化の影響だと思うんだけど、僕たちも若い時分から食べていたなじみ深い洋菓子だよ。
お祝い返しなんかに頂くことも多いし、沖縄土産としても人気があるんじゃないかな。
 
バナナケーキ 沖縄 料理教室
 
はい、完成。今回も上出来さ!
焦げ付きもなく、おいしそうに焼けたね。
 
バナナケーキ 沖縄 料理教室
 
このケーキは冷めてもおいしいんだよ。
手みやげに持って行っても喜ばれるはず。
 
材料も作り方もシンプルでしょ?
僕なんか、何度も作っているうちにレシピを覚えてしまったくらい。
 
これからバナナがよく出回る季節になるから、もらったバナナの使い道に迷ったときや、子どもに安全なおやつをあげたいお母さんにもおすすめ。
 
いや、お父さんたちでもできるはずよ〜(笑)。
 

写真 中井雅代

 

2013 4月

 
 
首里城裏手にある銘酒・瑞泉。
泡盛好きのみなさん、泡盛の勉強しませんか?
 
ビールが飲めず、泡盛一筋の新里がコーディネートさせていただく今回の授業、
個人的に知りたかった事、やってみたかった事などを、瑞泉酒造の池原呂桜良(ローラ)さんに実現していただきました!
 
 
泡盛歴10年を超えた方も多いと思いますが、素朴な疑問からマニアックな疑問、要望って色々ありそうですよね?
 
焼酎と泡盛って似ているけど、どう違うの?
黒麹と酵母の役割って?
なんでタイ米でつくるの?
もろみ酢って何?
三日麹って銘柄はなんで三日麹って言うの?
なんで古酒の『注ぎ足し』は同じ年数の古酒を注ぎ足さないの?
利き酒やってみたい!やっぱり難しいのかな?
色んな銘柄をたくせん試飲して自分の好きな銘柄を知りたい!
 
まだまだ色々あると思いますが、
呂桜良先生に、この際なんでも教えてもらいましょう!
 
泡盛が大好きな方、泡盛の事をもっと知りたい方、学んで、飲んで、楽しみましょ~!
 
開催日:2013年4月27日(土)
 
時間:14:30〜17:00
18:00から希望者は、 近くの居酒屋に移動して交流飲み会!
 
場所:瑞泉酒造
 
参加費:1,000円
 
持ち物: ペットボトルの水(500ml)か水筒を持参してください。
何度もお口をゆすいだり、お水を飲みたくなると思います。
瑞泉酒造となりにある自販機で購入もOKです。
 
注 意 :利き酒や試飲をされる方、公共交通機関でのご参加をお勧めします。
     (代行で帰られる方はOK)
 
参加のお申し込みは琉球ニライ大学HPから

http://www.niraidai.net/class_detail/id0078.html
 

2013 4月

 
 
日頃、diefarbe , fleurでフラワーアレンジを勉強している
 
生徒のみなさんの作品展覧会を行います。
 
今回のテーマは「幸せなかたち」。
 
お花で表現するさまざまな幸せなかたちが
ラフォンテさんの素敵なお庭に広がります。
 
おいしいランチやディナーと一緒に
お花を楽しむことができますよ。
 
展覧会の入場は無料なので、
観覧のみも入場も可能です。
 
みなさまのご来場お待ちしております。 
 
開 催 日:2013年4月21日(日)11:30 ~ 21:30
          4月22日(月)11:30 ~ 18:00
 
場所:開 催 場 所:(レストラン)ラ・フォンテ
 
入場: 無 料 
 
お 問 合 せ:098-860-8787(フルール)
 
H P :http://d-farbe.com/
ブログ:http://diefarbeowner.ti-da.net/e4558976.html(←詳しくはこちら)
 

2013 4月

 
 
コロコロコロン作り
女子力UP.リラックス.リフレッシュなどの精油選びで、自分のテーマに合わせたオリジナルのコロンを作ります。 
 
開催日:4/24(水)
 
時間:14:00~16:00
 
場所:cafe green ice(首里アルテ鳥堀1F)
 
申し込み先:cafe-green-ice@i.softbank.jp
 
定員:5名
 
参加費:¥1500(材料費・ケーキセット込)
 
http://hikari33.ti-da.net/e4619778.html
 

2013 4月

KENOがきのう友だちに言った。
沖縄の友だちは犬を飼ってるんだよ。
トトロとクロ。
クロはクロいからクロというの。
 
これはきのうドイツの友達ニコルから届いたメール。
遠いドイツで沖縄の話をしてくれているのは6歳になる男の子。
 
ミキオ(幹生)とニコルの息子のKENOです。
 
幹生というのは僕の幼なじみでドイツへ渡ってから、かれこれ20年になり、
旅好き、山好きで世界中を旅しています。今は家族との時間を大切にする一児の父。
 
海が遠いドイツの南、ミュンヘン郊外に住む幹生ファミリーは島ゾウリで過ごせる沖縄が大好き。
 
いつも沖縄の長い夏が終わるころにやってきます。
 
 
そうそう、ちなみに犬の名前はトトロでもいいのですが、トトです。(笑)
 
hadana
 
 
沖縄の海は毎日見ていてもきれいだなと思いますが、離島の海の美しさは別格。
 
 
hadana
 
 
 
 
hadana
 
 
まだKENOのお腹がぽっこりとかわいい2歳くらいのころ。
 
 
まとめて休暇がとれるヨーロッパ、ミキオファミリーはいつも家の近所を散歩したり、海に行ったり、持ち込んだ本を読んだり、一緒に料理をしたり一週間ほどのんびりと過ごしていきます。
 
 
hadana
 
僕の仕事を手伝ったりもしてくれます。
多少へっぴり腰なのは大目に。
 
 
hadana
 
 
僕たちも休みがとれる日は一緒にいろいろと出かけます。
無人島でぷかぷか。
 
hadana
 
大人もこどももみんなこんなテンションに。
 
 
hadana
 
いや大人の方が高めのテンションでした。
トビウオ!と何度も繰り返すミキオ。
 
 
hadana
 
 
ドイツで川下りにつかっていた組立式のカヌー(折りたためるといってもミキオの身体ほどある)をミキオが担いでやって来た姿には驚きましたが、遊ぶことに惜しみなくそそぐエネルギーは子供のときからちっとも変わっていない。
これはカヌーにはじまったことではなく、友達と来た時には段ボール3箱。全てビール!(さすがドイツ人!笑)なんでも担いでやってくる。
 
 
hadana
 
カメ!
こんなうれしいことも。
 
hadana
 
 
 
hadana
 
遊びまくってお腹もぺこぺこ。
みんなで食べるごはんはほんとにおいしい。
 
 
hadana
 
ビーサンだらけになる我が家。
 
 
 
hadana
 
くたくたになるまで遊んでぐっすり眠る日々。
 
僕の知っているドイツ人やフランス人の友人はみんな休暇を楽しむことがじょうずで、とてもリラックスした楽しい時間を過ごします。そしてアクティブでいろんなことに挑戦し、人がどう思うかなんかはあんまり関係なくとにかく楽しんでしまう。何よりいつもユーモアたっぷり、それもかわいいユーモアなのです。
彼らと一緒にいると僕らもすっかり日常から離れたくさん笑い、いつも見ている沖縄の景色がちょっと違って見えてきます。
 
 
hadana
 
 
ミキオたちの旅も続きます。
 
 
 
 
 
遠いドイツから来てくれる幹生たちは
とても良い想い出を残してくれる。
 
子どものころ毎日のように一緒に過ごしてきたけれど、
大人になってからは1年に一度会えたらいいほう。
僕の人生が80歳までだとしてもいったい何回会えるのだろう。
そう考えるといつも少し寂しい気持ちになりますが、すぐにこう思い返すのです。
ちょっとがんばってでも大好きな人と出来るだけたくさんあって一緒に過ごしたい。
ちょっとくらい遠くたって日本、世界の大好きな人たちに会いにいこう。
 
人生は一度きりなのだから。
 
次は僕らが会いに行く番!
 
 
 
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HADANAの新商品入荷のお知らせです。
 
新緑の季節、宜野湾市のインテリアセレクトショップMIX life-styleにもかわいい緑が続々と入荷しております。
 
hadana
 
料理に大活躍のローズマリー。
僕の家では玄関先に置いていて、いつもローズマリーのかすかな香が迎えてくれます。
 
hadana
 
ローズマリーに合わせている鉢は何種類かご用意があります。
 
 
 
hadana
 
MIX life-styleのディスプレイも清々しい初夏のような雰囲気に。
 
hadana
 
庭の木陰で友達とこんなテーブルを囲みたいなあ。
 
hadana
 
こちらは濃い緑に黄緑の葉の模様がきれいなフィカス アルテシマ。
 
 
hadana
 
さわやかな雰囲気のベンジャミンスターライト。
 
 
hadana
 
お店の中を物色しているといい感じの鉢やアンティークの雑貨などいろいろと入っていました。
 
hadana
 
 
 
 
hadana
 
他にもフィカス ウンベラータ(独特の樹形とハート型の大きな葉が特徴で、ウンベラータという名前 はラテン語のumbella 「日傘」からきています。)などとても育てやすい植物も。
 
 
 
 
 
文・写真 ミキオ、ニコル、葉棚達也・由真 
 
 
 
http://www.hadana-g.com
http://hadana.ti-da.net

 

2013 4月


 

 
A Night of Party Muzik & Da Cypha!!!Party Muzik をコンセプトにしたパーリーです。
DJだけではなく。
MCのライブや、ビートメイカーのライブ、サイファ―などもあります。
Muzik – DJ RISE / BLACK STARS PRODUCTION / harikuyamaku | Host MC-YAMATO | LIVE – 072 / YOSEE 
 
開催日:4/24/2013 (水)
 
時間:22:00~
 
場所:沖縄熱血社交場 (沖縄県那覇市牧志1-3-53 B1F)
 
http://thechoiceisyours.ti-da.net/
 

2013 4月

 
 
各地で海開きもはじまり
 
いよいよ初夏の陽気となってきた沖縄。
 
ひとまず美白の化粧水をつかいはじめた(はじめる予定)
日焼けどめはSPF50+だから大丈夫!
 
そんな風に一安心していませんか。
 
 
お肌のメッセージからのスキンケアの選びかた
 
日焼けどめの正しい使いかたや
 
ちょっとしたコツを知るだけで
 
将来のお肌は変わってきます。
 
 
佐伯チズの美肌メソッドで
 
肌の愛しかた、守りかたを基礎から学んで
 
ふんわりとこころほぐれる 柔らかなお肌になりましょう。 
 
開催日:4月20日(土)
 
時間:10:00 – 12:00
 
場所:ドリームハウス(沖縄市美里)
 
定員:6名(先着順)
 
参加費:2000円
託児料 1200円(要申込、会場内にて)
 
参加申込み・お問合わせ
mail nacayukui@gmail.com
タイトルに「4/20美肌レッスン」とご記入のうえ、
お名前・メールアドレス・託児の有無をお書き添えください。
 
blog http://nacayukui.ti-da.net/
H  P http://nacayukui.com/ 
 

2013 4月

写真/文 田原あゆみ

 
Shoka:
 
 
手のひらに載っているのは、フードムードのココナッツチョコクッキー。
東京の国立市にあるこのお店のクッキーは、
包みを開ける時にもどかしくなるほどおいしくて、即日完売の人気というのも納得です。
 
しかもこの手のひらの上のクッキーは、私にとっては特別なものとなったのでした。
 
 
 
私たちの身の回りにあるもの。
食器や、服や、珈琲豆や紅茶の葉、ノートや、鉛筆、ボールペン、弁当箱や、クッキーや、ほうれん草に到るまで、どれも全部誰かの手を経て私の家へやってきている。
 
 
仕事はお金をもらう為にやっている経済活動だ、ライスワークだと割り切っている人もいるのかもしれないけれど、立ち止まって見渡すと、私たちの生活は誰かのした仕事のお陰で成り立っている。
 
顔を見たことも無い誰かが、どこかで生活していて、家族がいて、食品を詰める工場で働いている。
その人の手を借りて、私は沖縄の家で珈琲を飲む。
 
この珈琲豆はどこかの国で、あるおかあさんが背中にあかちゃんをおんぶしながら摘んだものなのかもしれない。
もしかしたら、大きな摘み取り機でごーっと摘まれたものかもしれないけれど、その機械だって誰かが操縦しているのだ。
 
 
そうやって思いを馳せると、私たちはそんなに遠くへいかなくても、誰かがどこかではたらいているお陰で色んなところから、まるで磁石のように身近にものを引き寄せているかのようだ。
 
夢の生活を送っているのではなかろうか?という気持ちになる。
 
 
 
Shoka:
 
 
「このクッキー知ってる?とてもおいしいんだってね。友達が送ってくれたのよ」
 
むふふ、と笑いながら私たちをもてなしてくれた赤木智子さん。
去年の夏にShoka:で「赤木智子の生活道具店」を開催した時にその楽しく暖かな人柄に触れた人もいるでしょう。
 
今年の3月1日から数日間、赤木夫婦のお招きを受けて輪島におじゃやましたときのこと。
 
 
夜のおしゃべりタイムに智子さんがこのクッキーの箱を一箱開けて、みんなに出してくれました。
私はチョコクッキーの魅力にそわそわ。
人数と、クッキーの数が気になります。
 
一個丸ごと食べたいけれど、でも、そうしたら誰かが食べれないのでは?
悪いからチョビット割って、もう少し割って、これおいしいのよたおも食べる?と、聞いて、相手がいらないと応えるとその分も食べたり、もぐもぐしているうちに、智子さんにチョコクッキーが好きなことがばれたのでした。
 
 
えへへ、と笑って照れ隠し。
大人げなくてばつが悪かったのです。
 
「智子さん、これとっても貴重なクッキー無くなっちゃうけど大丈夫?家族の分ある?」
自分の食欲が、クッキーを全部飲み込んでしまいそうで、心配になって聞いてみたら、
 
「うん、大丈夫よ。もう1箱あるから」
 
 
良かった、と安心して、夜はクッキーのもたらすしあわせとともに更けていったのでした。
 
Shoka:
 
 
翌日帰ろうとしていると、智子さんからお土産の小さな袋を娘が受け取った。
多治見に向かう道すがら開けてみたら、そこにはあのチョコクッキーの一包みが。
 
家族用のもう一つの箱の中から、これを分けてくれたのだ。
 
 
ああ、こんなところが、「赤木智子の生活道具店」のエッセンスなんだな。
そう感じて、じーん。
 
 
そんな智子さんの料理は、育む料理。
 
Shoka:
 
 
飾らず、素朴で、素材がのびのびとしている。
智子さんの仕事はその料理のように、家事や道具店に到るまで、誰かを育んでいるのだろう。
 
 
Shoka:での「赤木智子の生活道具店」はまだずっと先の、2015年の3月です。
まだまだ遠いですが、東京在住の方は gallery fu do kiにて明日から開催されています。
 
2013.4.5(fri)→4.14(sun)
赤木智子の生活道具店+しあわせの素
 
 
智子さんの「しあわせの素」は、おもいやりとユーモアなんじゃないかな?
クッキーの一件で、ますます智子さんのことが大好きになった私はそう感じているのでした。
 
 
 
 
 
Shoka:
 
 
 
あっという間に4月も二週目。
 
先週は東京出張へ、今週が過ぎて半ばにはまた東京。
 
写真はミナ ペルホネンの今年の秋冬物のコレクションを見に行ったときのもの。
 
 
 
ミナ ペルホネンの展示会場には、立ち止まって見つめていたくなるようなディスプレイや、花が飾られています。
 
コレクションから伝わってくるものと、お花たちが一緒に呼吸しているような感じです。
 
 
 
Shoka:
 
 
 
桜が満開の東京で、2シーズン先の季節を覗くのは不思議な気がします。
 
いつか誰かが着る服を、その時の時間を未来から引き寄せて作っている人達がいるのです。
 
考えてみたら、どんな仕事でも誰かの必要のために、誰かが働いているのですね。
 
 
 
誰かのために何かが出来るって、大人になって仕事をするって素敵なことだと感じます。
 
 
 
ものの色や形、質感、空間全体を満たしている空気。
 
とても細かい光の粒子が、にこにこ笑っているような、そんなコレクションでした。
 
 
 
出会いと、始まり。
 
終了と、旅立ちの春ですね。
 
 
 
しあわせって、当たり前だと思っていることが、違って見える時感じられるのかもしれません。
 
Shoka:
 
今年の春夏のミナ ペルホネンのテキスタイル「dandelion 」
色んなところに咲いているタンポポには、生命力とたくましさ、それから屈託の無い明るさを感じます。
クレヨンで描かれたタッチに、何だか胸がキュンとしてしまいます。
 
 
 
 
 
 
Shoka:
 
想像していませんでした。
私の人生が
こんなに絵を描くことになり
そこから溢れるほどの
生き甲斐をもらうとは。
偶然のように始まったこの仕事を
今は情熱の全てを尽くして
続けたいと思います。
私という存在が私の絵を
もって記憶されたなら
なんて幸せなことでしょう。
 
 
 
 
 
ミナ ペルホネンから届くletterに載っていた、皆川明さんのことば。
 
自分から溢れるものを形にして、それが誰かの喜びに繋がっていることを体感した時、
 
人は自分一人のうつわを越えるような力が湧いてくるものかもしれません。
 
 
 
ミナ ペルホネンの服に心が触れた人は、ぱっと笑顔が広がるのを私は何度も見てきました。
 
それは皆川さんが、この仕事を通して人の繋がりの中に居ることの喜びを見つけた人だからだと感じています。
 
偶然のような必然と、思いもよらなかったギフトに気づいたときの喜び。
 
 
 
それは、皆川さんや私たちが普段特別な人だと思っている人だけに与えられたものではなくて、私たち一人一人の暮らしの中にちりばめられているものです。
 
 
 
それを発見したり、暮らしの中で気づいていけたとしたら、それはなんて素敵なことなのでしょう。
 
 
 
Shoka:
 
マーメイドの刺繍が裏に施してあるミナ ペルホネンの always のデニム。
履き込むほどに、表地にマーメイドの模様が出てくるのが楽しい服。
 
古くなるのが待ち遠しいなんて、とても新鮮。
私たちもそうやって、味わいのある歳を重ねて行きたいものです。
 
 
 
 
 
 
 
Shoka: 
 
そして翌日は、ARTS&SCIENCEの秋冬の展示会へ。
ARTS&SCIENCEのものづくりのスピリットは、着た時に体感することが出来ます。
私は去年パンツを履き込んでつくづく実感しました。
 
不思議なほど何度も履きたくなるパンツなのです。
身体のラインが奇麗に見える、履きやすくて決めやすい。
そして、自宅で洗えて、洗濯後の風合いが良いのも大きな魅力です。
 
私の憧れはARTS&SCIENCEの肩のラインが落ち気味のブラウスや、ワンピースをかっこ良く着れること。
残念なことに、私の方は錨肩。
自分に似合わないことがほんとうに残念ですが、ARTS&SCIENCEのブラウスやワンピースのラインのうつくしさといったら、見ているだけでもため息がでます。
 
 
 
Shoka:
 
 
関根はとてもよく似合うので、コレクションの会場で2人で盛り上がって楽しみました。
 
ソニア パークさんのセンスの良さと、ディテールへのこだわりには感慨深いものがあります。
自分の着たい服を徹底的に追及した究極の形が、ARTS&SCIENCEの服のラインには表れているのです。
 
ソニアさん自身が気にいっていたアンティークの服のラインを基本にして、現代の生活の中での「道具としての衣服」というコンセプトを元に編集した形。
 
素材選びもすばらしい。
日本の職人技で織り上げた、とても細い上質のコットンやリネンの服は着る人に、時間軸を越えた特別な感覚をもたらすのを感じます。
生活の道具としての日常着であるとともに、形の中に気品が息づいていて、着ている人を見ていても心ひかれる。
 
余韻のある服たち。
 
 
 
自分のために追求した形や素材選びが、誰かの日常の中に愉しみを運んでいく。
ソニアさんの仕事からは、質を追う気高さを感じました。
 
 
 
 
Shoka:
 
 
出張や移動の多い春でした。
 
出かけるたびに、大好きな人に会って、その人のしている仕事に触れる。
こんなにも、誰かのしている仕事に感銘を受ける日が来ることを私は想像したことも無かった。
 
 
仕事って自分を開いて、社会に差し出すものなのかもしれない。
私はこんなことが出来ます、と、才能を差し出す。
それは計算力、整理する力、企画する力、まとめる力、我慢強さや、伝える力や色々、ありとあらゆる能力を社会は必要としているから。
 
そしてお金をもらって生活出来るということは、何だかとても素敵なことなんじゃなかろうか?
どうせなら思いっきり、出し惜しみなく仕事をした方が、楽しそうだ。
 
 
 
 
さあ、4月13日(金)から「初夏のお出かけ展」が始まります。
私たちShoka:チームも、みんなで才能をシェアし合って働こう!
 
 
どんな空間を作ろうか?
どんなことを伝えたいか?
 
 
感覚を伝えあいながら、明日は肉体労働にはげむつもりでございます。
誰かの笑顔や、暮らしの中の愉しみへ繋がってゆくように。
 
 
 
 
 
 
Shoka:
 
「初夏のお出かけ展」
4月13日(土)~28日(日)月曜定休、月曜が祝日の場合は翌日の火曜がお休み
 
じゃぶじゃぶ洗えるリネンやコットン素材。
誰かに会いにいきたくなるような、うきうきするようなワンピース。
お洗濯すると乾くのが待ち遠しくなるような、履きやすいパンツやデニム。
日常の中で活躍するアイテムと、ちょっとお出かけ気分で着たい服。
 
日常をより楽しく過ごせるような、お洋服や雑貨を揃えてみなさんをお待ちしています。
 
 
 
 
 
暮らしを楽しむものとこと
Shoka:
http://shoka-wind.com
沖縄市比屋根6-13-6
098-932-0791