2013 5月


食べるアロマとミネラルを使って
ハーブたっぷりのローフードランチを作ります。

 

開催日:2013.6.29(sat)
時間:10:00〜12:00
定員:15名
参加費:1000円
持物:エプロン、スリッパ
会場:Bio南城市大里字仲間1155

 

お申込なんじょう地域デザインセンター
098-949-7530 info@nancen.jp

 

 

2013 5月

hadana

 

 

絵画のような景色。

 

ヘゴや熱帯植物とあじさいの組合わせは独特な雰囲気。
あじさい園といってもやっぱり沖縄ならでは。

 

 

hadana

 

 

 

 

hadana

 

 

 

山の斜面をあじさいの青が覆いつくしています。
数字でいうと3千坪の山の斜面に1万株、25万輪余のあじさいの花。

 

アカショウビンのキョロロロローという声が静かな森に響き、
斜面にそよそよと風が吹いていて気持いい「よへなあじさい園」の朝。

 

ところどころに咲くクチナシの香も漂ってきます。

 

 

hadana

 

 

この「よへなあじさい園」は今年「カジマヤー」を迎える饒平名ウトさんが、
みかん畑に40年程前に植えた3本の苗木からはじまりました。

 

ウトさんは「あじさい園」をやろうと考えたのではなく、
生け花用に栽培をはじめたあじさいが少しずつ増え、
人が見に来るようになり、どんどん口コミで人が増え、
見に来た人が「ありがとう」といろいろとお礼を持ってきてくれるのが忍びなく、
14年前から入場料をいただくことに。

 

でも今でも300円。

 

入場料がこんなに安いのは、地元の人が毎年気軽にここに来て
「気持ちいいなあ」と思ってもらえるのが一番うれしいから。
と話をしてくれたのは、花柄のエプロンとお揃いの帽子と笑顔がとても素敵なウトさんの娘さん。

 

いろいろとお話うかがった後はこの素朴な園がよりいっそう愛おしく感じられました。

 

hadana

 

 

ウトさん(作業をする時間は少しずつ少なくなってきたけど)とこの娘さんを含め
定年になったウトさんの子供達を筆頭に家族総出であじさい園を守る。

 

 

hadana

 

 

こんなにたくさんのあじさいを良い状態で保つのはそれは並大抵なことでなく、
機械も使えないこの急斜面で毎日、雑草も全部手で抜いているそうです。
またこのあじさいの見頃も終わった一番暑い夏が一番大変な時期。
花が終わったあじさい一本一本を剪定し、来年のための準備がまたはじまります。

 

 

hadana

 

 

 

 

hadana

 

 

 

hadana

 

 

 

 

hadana

 

 

ところどころに熱帯植物などの花も入り交じり目を楽しませてくれます。

 

 

 

hadana

 

 

 

 

hadana

 

 

 

hadana

 

 

「うちの看板娘連れてこようね〜」と娘さんに呼ばれて来てくれた饒平名ウトさんと一緒に。

 

 

hadana

 

 

こちらはきれいな花々を背景に記念にと撮ってくれました。

 

 

hadana

 

 

大きな施設や観光客向けにしっかり整然と整備された場所ともちょっと違う
沖縄の強烈な台風も乗り越え、家族でつくる「よへなあじさい園」。
開園は6月下旬まで。

 

 

 

 

 

 

 

文・写真 葉棚達也・由真 

 

 

http://www.hadana-g.com
http://hadana.ti-da.net

 

 

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HADANAの開花情報です。
宜野湾市のMIX life-styleにて

 

 

hadana

 

もうすぐクチナシの白い花が咲きそうです!
花は甘い芳香があり香も楽しんでいただけます。

 

 

 

hadana

 

クチナシはテラコッタの素焼きの鉢です。

 

 

hadana

 

HADANAのあじさいも満開です。

 

 

hadana

 

他にプエブコのかわいいフェルトバックに入った
大きめサイズのローズマリーなども入荷しております。

 

お近くにお越しの際はぜひ、のぞいてみてくださいね。

 

2013 5月

 

カフェイオンカの空を、バードール(小鳥型人形)たちが、羽ばたきます。
小鳥たちは、すべて天然の土で染めてあります。
平和の大切さを、あらためて思い出す沖縄の6月。
天と地をつなぐ鳥たちの声に耳を傾けてみませんか?
「Peace♪ Peace♪ Peace♪」毎日がほほえみから始まりますように。

 

カフェでは、おいしくてヘルシーなローフードや野菜料理が楽しめます。
展示期間中には、小鳥にちなんだワークショップと演奏会もあります。

 

期間:2013年6月5日(水)~6月23日(土)
(水・木・金・土の午前11時~16時まで)
※最終日は午後2時に終了します

 

場所:cafe ionca (沖縄県西原町幸地208)

 

【イベント】
「小鳥の食べもの 雑穀料理とパンのワークショップ」
開催日:6月9日(日) 
時間:11時~14時頃
参加費:4000円
定員:15名)
(※雑穀料理プレートとお茶付き)
お問い合せ・お申し込み:love@cafe-ionca.com(カフェイオンカ)

 

「小鳥柄のバッグを土で染める 型染めワークショップ」
開催日:6月16日(日)
時間:13時~15時頃
参加費:2500円
定員:7名
(※お茶とお菓子付き)
お問い合せ・お申し込み:コトリ工房
リンク:https://204-floppy-cotori.ssl-chicappa.jp/contact/index.html

 

「Peace♪  Peace♪  Peace♪ クリスタルボウル演奏会」
開催日:6月16日(日)
時間:19時~
参加費:4000円
持物:ヨガマットやバスタオルなど
(身体の下に敷く ものと、冷え対策に身体の上に掛けるもの)

 

お問い合せ・お申し込み:love@cafe-ionca.com(カフェイオンカ)

 

2013 5月

 

「アイコスタジオ」主催、照屋アイ子の初夏をイメージしたテーブルコーディネイト、
フラワーアレンジメント 「ローランド人形」座間味末子の天使達のささやき、
ぜひご高覧下さい。

 

期間:2013年6月4日(火)~6月10日(月)
時間:10:30~20:30(最終日は17:00まで)
場所:リウボウ7階 美術サロン 098-867-1291

 

http://gallery-premier.com/

 

2013 5月

 

70種類以上のミネラルと海産物で
スペシャルデトックス味噌作り。
ノニをたっぷり使ったコスメで
免疫力アップのハンドマッサージを体験。

 

開催日:2013.6.15(sat)
時間:10:00〜12:00
定員:15名
参加費:1000円
持物:フェイスタオル2枚、スリッパ
会場:Bio南城市大里字仲間1155

 

お申込なんじょう地域デザインセンター
098-949-7530 info@nancen.jp

 

2013 5月

写真 文  田原あゆみ

 

Shoka

 

5月17日に、ミナ ペルホネンのデザイナーであり代表でもある皆川明さんのトークイベントを開催した。

 

その日の朝9時と、午後2時から2回のワークショップ「皆川明さんとミナ ペルホネンのハギレを使ったバッグを作ろう」の二つをこなした後のことだから、疲れないかと気になったのだけれど、本人は「全然大丈夫ですよ」とにっこり。

 

 

ワークショップでは、丁寧に解説し、参加者の方々とふれあい、驚くほど時間をかけてサインを書き上げてゆく姿をみて感動した人は多かったはず。

 

私もこの数日間皆川さんと過ごして、トークイベントの時に語っていた「関わる人に喜んでもらいたい」という思いが創業当時からぶれていないということがよくわかった。
自分の向き合っている時間に出来る精一杯のことを、淡々とこなす。
決して力一杯ではなく、等身大で向き合っているから周りにも自然にリラックス出来る空気が広がってゆくのだ。

 

 

Shoka

 

 

丁寧にゆっくりと話す皆川さん。

 

「ハギレたちをそのままの形で、どんな風に置こうかと無心に考えながら針を運ぶのが楽しいんです」

 

 

Shoka

 

 

え!?そのサインもあげちゃうの??

 

思わずそう思ってしまう程丁寧に、出し惜しみせずサインを描く皆川さん。

 

面白かったのは、たまにiphoneで自分の絵を撮っていたこと。

 

「たまに、自分でも新鮮に感じる絵のタッチが描けるので、そんな時には記録したくなるんです」

 

 

なるほど。

 

 

 

Shoka

 

 

どのサインもとてもかわいくて、素敵で、もらった方達の顔に喜びが広がってゆく。

 

 

 

Shoka

 

 

通常アパレル業界に置いて、洋服を作る時に余った布は、それがどのような素材であろうと捨てられてきた。

 

ミナ ペルホネンのお洋服を作った後に残ったハギレたちは、皆川さんがいつか製品にしようと大事にストックされてきた。

 

「捨てられることが当たり前だったハギレたちを、ファッションの最先端でもある青山にお店を構えることで、スポットを当てたかったんです」

 

そう言ってにっこりと微笑む皆川さんの言う通り、青山の piece, の店頭にはジュエリーケースのような什器の中にミナ ペルホネンのハギレを使って作られた小さな鳥の人形や、バッグやバッジ達がうれしそうに並んでいる。

 

ワークショップではこのしあわせなハギレたちを使って、世界に一つだけの自分オリジナルのバッグを作った。

 

 

Shoka

 

 

しあわせなハギレたちで作られたうさぎクッション。
やっぱりしあわせそうに、誰かとの出会いを待っている。

 

 

 

Shoka

 

 

3~4ヶ月のサイクルで価値が変動してゆく服の世界。
半年でセールにかけられて、セールで残ると税務上は資産になるので焼却処分となることもある。
流行の先端を意識して走り続けてきたファッション界で、セールをしない、ハギレを使い切る皆川さんのスタイルは少数派に属する。

 

私はずっとアパレル界のその使い捨て的な部分に違和感を感じていて、寂しいなと感じていました。
なので、piece, の事を知った時には、ぱっと世界が明るくなったような気がしたものです。

 

 

大事に生み出されて、最後まで使い切る。
欠片のしあわせは、全体の幸せ感の土台となっているのだと思います。

 

 

 

Shoka

 

 

今回皆川さん自身がひとつひとつ丁寧に15個ずつ80セットハギレを集めてくれました。
それがリネンの無地のバッグとセットになった「piece,バッグセット」が店頭に並んでいます。
価格はワークショップのときと同じく5250円。
自分だけのオリジナルのバッグを家で作ることが出来ます。

 

 

Shoka
Shoka
Shoka

 

 

どのセットもしあわせなハギレたちが、いつか誰かが作ってくれるバッグになってお外へ連れ出してもらえる日を待っています。

 

 

Shoka

 

 

お家の一つに刺繍をして喜んでいる友人。
うれしそうな笑顔。
バッグはもう出来たかな?

 

 

 

Shoka

 

男性だってやろうと思えば出来るんです。
「あんなに言われていたのに、バッグの裏まで針で縫っちゃって笑ったよ~。こんな風に仕事以外で無心になったのはほんと久しぶり。癒された~」

 

 

Shoka

 

Roguiiの美佳ちゃんが、ワークショップに合わせてこんなにかわいいクッキーを作ってくれました。
うちの実家の不思議な果実ジャボチカバで作ったジャムをサンドしたクッキーと、ミナ ペルホネンのテキスタイルを想像するような模様入りクッキー。

 

どれもおいしくて、心がこもっていて素敵でした。

 

誰かに喜んでもらいたい。
そんな思いで作られたものたちが集まった空間。

 

 

 

 

そこからしあわせな空気は広がってゆくのです。

 

 

皆川さんの人に喜んでもらいたい思い
作り手たちのやりがい
最後まで使い切るということに対する誇り
大切にするという思い

 

プロダクトにこもったしあわせの記憶に触れて、手にした人にも笑顔が広がる。

 

 

Shoka

 

 

アーカイブのテキスタイルを取り入れて、日常着としてお家でお洗濯が出来るミナ ペルホネンランドリーのシリーズも入荷しています。

 

 

20年来の友人という二人に着てもらいました。
とても楽しそうに服を着た二人。
笑顔がとても自然で見ている私にも伝染します。

 

 

しあわせな記憶が梅雨の湿気に溶け込んで、雨になってそこら中に染み込んで、そのあと風に乗ってどこまでも広がってゆくといいな。

 

そんなことを激しい雨音を聞きながら思っています。

 

雨雨雨の沖縄ですが、その雨ののれんをくぐってShoka:へどうぞ。
ミナ ペルホネンのしあわせな欠片たちが、みなさんをもてなしてくれます。

 

 

Shoka

 

 

 

「piece, peace!」は26日(日)まで

 

 

 

 

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Shoka

 

 

piece, peace!

 

 

 

ミナ ペルホネンのカケラを集めた10日間
2013.5/18~26  期間中無休

 

 

piece,bag や one mile bag・リメイクTシャツやうさぎクッション・Thank you very badge など.
ミナ ペルホネン ピース,ならではのアイテムたちが並びます。

 

 

 

 

 

 

 

 

Shoka   

 

 

暮らしを楽しむものとこと
Shoka:

 

 

http://shoka-wind.com

 

 

沖縄市比屋根6-13-6
098-932-0791

2013 5月

 

桜坂劇場でまいにち行われている「桜坂市民大学」。
桜坂市民大学に入学するまえに、
気になっていたあの講座を1時間500円で「体験入学」してみませんか?
時間はちょっぴりみじかめですが、
先生や授業の雰囲気を体験してから入学を決められるので、
あんしんですね。
もちろん、お友達と一緒に体験だけでも、講座をいくつ受けても!だいじょうぶですよ**

 

開催日:2013年6月3日(月)~6月23日(日)
場所:桜坂劇場3F スタジオ1、2、3

 

*ブログ*http://simindaigaku.ti-da.net/e4730584.html
*HP*http://www.sakura-zaka.com/daigaku.html

 

2013 5月

LE GUMBO

 

若鶏とたっぷりの野菜からだしの出た香ばしいスープは、世界最小のパスタとも呼ばれる粒状のクスクスによく合う。

 

添えられた青いパッケージのチューブはチリソース。
唐辛子やニンニク、クミン、コリアンダーなどを原料とした辛味のあるソースをお好みで。

 

「缶詰のホールトマトではなく、フレッシュトマトを使って作っています。うちの看板メニューとも言えるんじゃないかな。お客様の多くがオーダーなさいます」
と、オーナーの佐藤勉さん。

 

「もとは北アフリカや中東の料理ですが、そこからフランスやイタリアなどのヨーロッパにも伝わり、世界の様々な国で食べられている料理です。
僕はフランス料理も学びましたが、まさにフランス料理!という雰囲気のメニューよりも、クレオール(中南米やカリブ海の植民地に生まれたヨーロッパ人)の間で食べられるような、少しエキゾチックな香りのする料理が好きなんです」

 

店内に掲げられたメニューボードには確かに、「フランス料理」「イタリア料理」といった枠にはめることのできないメニューが並んでいる。

 

LE GUMBO
あめ色玉ねぎのタルト(サラダ付き)¥600

 

まったりとコクのある甘みが、はっとするほどおいしいタルト。
手作りのさくさくとした生地との相性も抜群だ。
その料理名から、玉ねぎを使っていることはわかるのだが、玉ねぎがこれほどまでに甘くなるものなのだろうか?

 

 
「あめ色になるまで3時間ほどかけてゆっくり炒めるんです。そこにベーコンと少量の卵を加えます。
でも、甘みの元になっているのは玉ねぎだけですね。
甘すぎるとくどくなっちゃうから、赤ワインビネガーを入れて少し味を引きしめます。
そうやって、70%くらいまで甘みを押さえているくらいです」

 

素材のもつ味わいを生かすだけでなく、その魅力を最大限に引き出す佐藤さんの料理は、知らず知らずお酒が飲みたくなってしまうものが多い。

 

「レシピを考案するときは、必ずそれに合わせるお酒もセットで考えます」

 

ワインを中心として、泡盛やビールなどのアルコールメニューも豊富だ。

 

「自分の店を持つときは料理だけでなくお酒もと、以前から決めていたんです。
同じ料理でもお酒と合わせることでよりおいしくなるし、何より楽しいじゃないですか。
ワインと合わせることを念頭にメニューを作ってはいますが、もちろんお食事だけしに来られる方もいらっしゃいますし、それで全然かまわないんです。
一番大切にしたいのは、お客様が心から楽しんでくださることですから」

 

LE GUMBO
ル・ピュイ産レンズ豆のサラダ ¥400

 

その見た目に派手さはないレンズ豆のサラダ。しかし、一口食べてまた驚かされた。
豆のサラダといえばヘルシーであっさりとした、どちらかというと地味な料理だろうと想像していた。
しかし、レンズ豆そのものもふっくらとして味わい深く、甘酸っぱい味付けも格別。ついおかわりをお願いしたくなるほど、後をひくおいしさなのだ。

 

「この豆、いいでしょう?
レンズ豆ってアメリカ産やイタリア産など色々あるんですが、フランスのル・トゥイという産地で穫れるものが抜群においしいんですよ。他の産地のものとは、豆の味わいが全く違うんですね。
このメニューは、赤ワインをコップかなんかで飲みながらつまむイメージで作りました。
また、他の料理を楽しみつつときどきこちらをつまむという、箸休め的メニューとしてもいいですね」

 

豆のサラダと聞いてもっとあっさりした味わいを想像していたと伝えると、佐藤さんは笑った。

 

「僕ね、基本的にあっさりした料理が作れないんですよ(笑)」

 

どのメニューにも佐藤さんならではの粋な「クセ」を感じる。
そのクセが病み付きになるひとは多いようで、グルメな人々がイチオシの店として紹介するのを、これまで何度も耳にしてきた。

 

LE GUMBO
卵、ハム、チーズ、季節の野菜のそば粉ガレット ¥950

 

カリカリに焼けた生地が香ばしいガレット。
今が旬の野菜、いんげんとビーツは、ホクホクとした食感がたまらない。

 

「野菜は沖縄産のものだけを使っています。
糸満の道の駅なんかに買い出しに行くんですよ」

 

素材にこだわり、化学調味料は使用しない。

 

「それは当たり前のことだから、こだわりとも言えない」

 

と、佐藤さんは言う。

 

「僕が心がけているのは、おもしろみがあるものを作ること。
あまのじゃくだから、よくあるメニューってあまり作りたいと思えないんです(笑)。
そして、できるだけ楽しくやりたい!
一人で作っているので、『わーっ!』とてんやわんやにならないように気をつけています」

 

小さな厨房の2穴しかないガスコンロで、佐藤さんはすべての料理を作っている。

 

「以前はパスタも作っていてご好評いただいていたのですが、茹であげるのに時間がかかるのでやめたんです。
それに、パスタなら他のお店でも食べられますから」

 

LE GUMBO

 

LE GUMBO

 

LE GUMBO を語るときに外せないのが「音楽」だ。
佐藤さんは、料理を作るのが一段落するとギターを手に取る。
自身で弾き語りをすることもあれば、リクエストに応えて客が歌う曲の伴奏を奏でたりもする。

 

「7歳上の兄の影響を受けて小学生の頃から弾いていました。音楽はそれからずっとやっています。
でも、大学を中退して最初に入ったのはデザインの世界でした。しばらくそこで働いていましたが、25歳で離婚したのを機に自分の人生について色々と考えるようになって。
レストランでアルバイトしたこともあり、料理はずっと好きだったので、本格的にやってみようと思ったんです。
それに、二番目に好きなことを仕事にしたほうがいいって言いますよね(笑)?
一番は音楽。だったら料理を仕事にしたらどうかな? と。

 

仙台においしいフランス料理のレストランがあって、そこで5年働きました。
その後他の店を任され、1年働いてから30歳のときにイタリアへ渡りました。本場の味を勉強したいと思ったんです」

 

クスクスに出会ったのもイタリアだった。

 

「イタリアのレストランで働いているときは、まかないで毎日のようにパスタを食べていました。
それに飽き始めたころに、アフリカのコートジボアール出身のコックがクスクスを作ってくれたんです。それがすごくおいしくてハマっちゃって」

 

イタリア滞在中はフランスなど近隣諸国にも足を伸ばし、各国の料理を味わった。
2年経って帰国した時、佐藤さんに思わぬ転機が訪れた。

 

LE GUMBO

 

LE GUMBO
ババ・オ・ラム ¥400 ブリオッシュを焼いてからラム酒シロップに漬け込んだ大人のデザート。

 

知り合いから、沖縄の店を任せたいという話が舞い込んだのだ。

 

「実は、沖縄にはずっと興味があったんです。
イタリアに行く前から、いずれは沖縄に住んでみたいとも思っていました。
そのきっかけは音楽。
琉球音階って哀しい音がひとつもないんですよね。
東北の民謡や演歌とは真逆の雰囲気で、『いいなー』と思っていたんです」

 

沖縄に移り住み、レストランバーに勤めた。
9年間そこで働いた後、独立して LE GUMBO をオープンさせた。

 

LE GUMBO

 

LE GUMBO

 

佐藤さんが目指すのは、料理とお酒と音楽を楽しめる店。
店には常に音楽がかかり、ミュージシャンの友人が訪れたらその場でセッションが始まることも。

 

「僕はバンドも組んでいるのでちゃんとしたライブをやることもありますが、その時の雰囲気でなんとなく演奏するっていうノリも好きなんですよ。
お客さんが『ボサノヴァ歌いたいんだけど、ちょっと弾いてくれる?』とかね。楽しいじゃないですか」

 

佐藤さんのギターの腕はかなりのもので、イタリアでの修業時代には思わぬ効力を発揮した。

 

「厨房で働いていると、ライブハウスのお兄さんが『もうすぐライブやるから、来て』と呼びに来るんですよ。
レストランのオーナーも、『サトウ、行っていいよ』って(笑)
そういう場に行くと、レストランというかしこまった場所以外でのイタリア人の生活がよくわかるんですよね。普段はどういうものを食べたり飲んだりしているのかっていう、ベーシックな暮らしが。
それはすごく貴重な体験だったと思います」

 

沖縄で9年間勤めたレストランバーを辞めたのも、「もう少しラフな店をやりたい」と思ったことがきっかけの一つだった。

 

LE GUMBO は、ここでしか味わえないような一風変わった、しかもとても手の込んだ本場の味が楽しめる店だが、気軽に訪れられる雰囲気に満ちている。

 

とてもおいしいワインがある。でも、お酒が苦手なら飲まなくたっていい。
楽しい音楽が溢れている。でも、ただ聴いているだけでもいい。
ひとりひとりが楽しいのが一番!

 

そんな気楽なムードの中、佐藤さんがつくり出す本格的な各国の料理を、心ゆくまで堪能したい。

 

写真・文 中井 雅代

 

LE GUMBO
LE GUMBO(ルガンボ)
那覇市久茂地3-6-11 メゾン久茂地 1F
098-863-1262
open 19:00~翌1:00頃(L.O.翌0:30)
(7月からは18時〜)
close 火、第1・3月

 

2013 5月

 

満月の力を借りて、自分の内側を見つめてみませんか?
瞑想会では輪になって座り、心を集中して、エネルギーを生み出します。
集まって瞑想して解散するだけのシンプルな瞑想会ですが、
ひとりの瞑想では味わうことのできない豊かな経験です。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

 

お席には限りがございます。
お申込みの際はメールにてお願いいたします。

 

〈お申込み〉
paul@sheshayoga.com

 

開催日:5月25日(土曜日)
時間:午後7時45分~9時00分
場所:奥武山公園武道館2階修養室
料金:無料
準備するもの:
床に敷くヨガマットかバスタオル・ブランケット
小さめのクッション(坐禅を組む際、足を楽にするためのものです)
動きやすい楽な服装でお越しください。

 

http://www.sheshayoga.com/

 

2013 5月

 

プルミエ初の公募展です。応募資格・応募要項など詳しくはHPをごらんください。

 

募集期間:2013年6月30日までに申し込み(搬入 7/12~7/14)
場所:ギャラリープルミエ

 

http://gallery-premier.com/  

 

2013 5月

こんにちは、ひやみかち計画です。
私たちはこの4月から動き出した那覇の町おこしユニットです。
私たちが企画しているひやみかち学校が6月1日、開校します!
ひやみかち学校ではこの土地に長く息づく習慣や文化・歴史を礎とした講座や、
新しい文化との交流を通してマチグヮーの魅力をご紹介します!

 

ご自分にあった講座や新しいチャレンジのための講座をお探しください!
ここでしか受けられない講座が盛りだくさんですよー。
たくさんあるなかからいくつかご紹介します。
ほとんどの講座は平和通り内なは商人塾で行います。

 

 

講座名:caf’e ioncaの宇宙を幸せにするごはんづくり♪

 

講師:西島 尚美
ローフード・ベジごはん・発酵食のcaf’e ioncaオーナー。
多摩美術大学在学中よりイラストレーター、雑誌、広告、書籍、WEBなどでお仕事をしつつ、私たちの身体や心、地球環境に優しく美味しい食とは何かを模索。
現在は、caf’e ioncaにて、人も地球も宇宙も(!)喜ぶごはんを提案中♪
2011年春、夫・22歳の長男・9歳の次男と東京から沖縄に移住。

 

内容:
台所は病院であり学校であり寺院であると言われます。
病院に関係する「身体」、学校に関係する「叡智」、
寺院に関係する「魂」を意識した食事とはどんなものでしょうか?
私達の考えや言葉や行為も、家族や友人、家庭、地域、社会、国、地域、宇宙・・・
全てと繋がっています。

 

「身体」「叡智」「魂」をつくる食。
食はダイレクトに多くの存在と繋がるツールのひとつです。
私達の心と身体、そして地球の環境と波動を意識した、caf’e ioncaのローフード・ベジごはん・発酵食を皆さんと作りたいと思います。

 

人気のスムージーや甘酒づくり、日頃使えるローのパテやドレッシング、笑顔を作るロースイーツなど5回のシリーズでお届けします。
どれも家庭で簡単に継続できるレシピばかりです。
心を温かくする魔法の言葉や料理を美味しくするマントラ、お勧めの本、育児や家事の事、素敵な先人たちのお話もしたいと思います。

 

身体に美味しく、心が温かくなる時間をご一緒に♪
ローフード・・・加工されていない生の食材を用いた食品、
あるいは食材を極力生で摂取する食生活(ローフーディズム)のこと

 

第1回(6月17日)・・・ふたつのスムージーと簡単ロースープ(菜食のお話)
第2回(7月22日)・・・甘酒づくりと麹のレシピ(発酵のお話、麹の使い方)
※全てレシピ&デトックスランチ&ローおやつ&お茶付き♪
※全部参加の方には修了書をご用意します^^

 

開講日: 
6月17日(月)11:00〜14:00
7月22日(月)11:00〜14:00
持参物:エプロン、筆記用具、笑顔
場所:てんぶす那覇調理室
受講料:4000円
材料費:1000円

 

 

 

 

講座名:真鍮、銅でスプーンをつくろう!

 

講師:小林 純子
アトリエSOS(金属とガラスのジュエリー)、BONZE工房(金属造形、主にモニュメント等巨大な作品制作)の製作アシスタントを経て、2002年独立。
東京都国立市にアトリエDADA開設。

 

金属と様々な素材を組み合わせたジュエリー立体作品を制作。
全国各地のギャラリー・クラフト・アートイベント等で展示・販売。
また、1997年より子ども造形教室DADAを主宰。
2012年迄、2か所(国立市、さいたま市)で教室を行う。
その他、池袋セゾンコミュニティカレッジ、幼稚園、助産院等でアートクラス講師。
モール、お祭り、アートイベント等で子ども造形ワークショップを企画・運営多数。

 

内容:
スプーンを2本つくります。
㈪真鍮を糸のこで切り抜いて、少し叩いたもの。刻印も使います。
㈪銅線で持ち手部分をつくり、板状のすくう部と線部を「リベット止め」したもの。

 

開催日:6/2(日)
時間:13:00〜14:30 
対象:大人
受講料:2000円
材料費:1000円

 

 

 

 

講座名:オフィスで!!本格マッサージ講座

 

講師:巻 奈民子 
1982年6月生まれ。石川県金沢市出身。
金沢と沖縄のサロン・ホテルスパで7年間セラピストとして活躍。

 

内容:
お仕事の休憩中に、最近お疲れギミのあのコにマッサージ・・・
なんてやってあげられたらHAPPYですよね!!
オフィスに必ずある「パイプイス」で行えるマッサージ屋さんの様な本格マッサージ
「肩こり・頭痛編」と「腰痛・背中編」の2種類を行います。毎月同じ内容で各月1回ずつ開催。

 

開催日:
6/2 (日) 「肩こり・頭痛編」19:00〜20:30 
6/16(日) 「腰痛・背中編」 19:00〜20:30 
7/7 (日) 「肩こり・頭痛編」19:00〜20:30 
7/21(日) 「腰痛・背中編」 19:00〜20:30 
対象:大人
持参物:筆記用具、髪の長い方はヘアゴム等
服装:動きやすい服装(スカートNG)
受講料 2000円

 

 

他にも三板、ボディムーブメント、オカリナ、水引工芸、エイサー、カービング、空手、
二胡、ウージ染め、アレルゲンフリー、グリーンスムージー、ベビーマッサージ、
紅茶、英会話、フラダンス、手作りコスメなどたくさんの講座がございます。

 

パンフレットをお送りすることもできますのでお気軽にお問い合わせください。
ひやみかち計画本部
TEL 098−867−7847 FAX 098−867−7834
那覇市牧志3−3−4 2階 なは商人塾 対応時間10:00〜19:00
hiyamikachigakkou@gmail.com
http://www.facebook.com/hiyamikachikeikaku

 

2013 5月

 

開催日:2013.6.24(mon)

 

時間:
18:00〜18:45 ヨガ体験
19:00〜21:00 DR.ビーマ・バット氏講演

 

参加費:
①②共通券1000円
①のみ500円
②のみ600円
※南城市市民割引各200円有り

 

定員:100名

 

会場:シュガーホール2階集会室
お申込なんじょう地域デザインセンター
098-949-7530 info@nancen.jp 

 

2013 5月


リチャード・バック著 集英社 ¥350/OMAR BOOKS

 

雨降りの毎日。緑は潤って気持ち良さそうに見えるけれど、こちらはこの時期、湿気との戦い。
気分までじめじめとしてくる前に、ぜひおすすめしたいのがこの『イリュージョン』。
代表作『かもめのジョナサン』で知られるリチャード・バックの寓話的小説。

 

この本が出たのはもうずいぶん前のこと。これまでにもう何度か繰り返し読んでいる。
どんなときに読んでいるかと考えてみると、普段の生活に少し窮屈さを感じたときや、ちょっと現実から離れて新鮮な空気を吸いたいときに手にしているように思う。

 

ストーリーは2人の飛行機乗りを主人公に、自由とは?夢とは?という疑問に思いを巡らす小さな旅のお話。
複葉機に客を乗せては曲芸飛行をして生計をたてている「僕」がいつものように旅をしてまわっていると、ドン・シモダ(通称ドン)という同じような飛行機乗りに出会うところから物語が始まる。
この最初の出会いの会話がまた素敵なのだ(こんな会話をしてみたい。出来ないけど)

 

不思議な雰囲気を持つドンは僕に一冊の本を手渡す。その本のタイトルは「救世主入門」。何やら妖しげ。僕は訝しく思いながらも何故か惹かれるものを感じてドンと行動を共にすることにする。渡された本のページを開いてみると、例えばこんなことが書かれている。

 

 
友人は、君について、君の知人が千年かかって知るよりはるかに多くのことを、出会いの一分間で知るだろう。 

 

ドンのペースに乗せられて、この入門書で救世主になる訓練を受けることになった僕は少しずつ、この世界が光と影が像を結んだイリュージョンにすぎないということを知っていく。
乾いた干し草の上で交わされる二人の会話はまるで、見晴らしのよい広い場所を、気持ちの良い風がさっと吹き抜けていくようだ。
缶詰のコンビーフやシロップ漬けの桃を食べながら、移動し続ける彼らの自由さに、きっと読者は強張っていた身体を解きほぐされるのを感じるはず。

 

 
収録されている村上龍さんの解説の中で、リチャード・バック本人の言葉が紹介されている。「自分の歌をうたい続ける」しかないのですね、と今回もまた勇気づけられた。

 

じめっとした空気をさっと軽やかに変えてくれるこの本。まだ読んだことのない人はぜひ。

OMAR BOOKS 川端明美




OMAR BOOKS(オマーブックス)
北中城村島袋309 1F tel.098-933-2585
open:14:00~20:00/close:月
駐車場有り
blog:http://omar.exblog.jp

2013 5月

 

2013年6月15日(土)から6月23日(日)まで上里綾 原画展「風待月」を開催します。

 

沖縄県立芸術大学大学院修了後、県内企業でデザイン担当の勤務を経て2011年に独立。以後、イラストレーター兼デザイナーとして活躍している上里 綾の初めての原画展です。

 

過去の作品や、お仕事で描いたイラストの原画、そして新作数点を加えて発表します。

 

「風待月(かぜまちづき/陰暦6月の異称)」をタイトルとした展示会。初夏のご挨拶代わりに、ささやかに開催いたします。

 

多くの皆様のお越しをお待ちしております。

 

 

上里 綾(うえざと あや)
イラストレーター兼デザイナー
2011年4月フリーランスの活動開始
HP:http://aya-canain.com/

 

期間:2013年6月15日(土)~6月23日(日)
時間:11:00~19:00(会期中無休/入場無料)
場所:gallery shop kufuu( http://www.kufuu.jp ) 
住所:沖縄県宜野湾市大山2-22-18
TEL:098-890-4095