2013 7月

 

浦添市内の企業に働く大人へ、こども記者がインタビュー!!
インタビューした内容を地域マガジンとして発行します。

 

開催日:平成25年8月14日(水) 9:00~15:00、15日(木)9:00~16:00 ※2日間
場所:浦添市男女共同参画推進ハーモニーセンター(第1・第2研修室)、浦添市内の企業
対象:浦添市内近郊の小学4年生~6年生で2日間の参加が可能な児童
定員:30名程度
募集期間:平成25年7月12日(金)~平成25年8月7日(水)
※ただし、定員に達し次第締め切ります。
お申込み方法:お電話、又はFAXにてお申込みください。
FAXでのお申込みの際は、①参加する児童のお名前、②学年、③学校名、
④保護者名/緊連絡先をご記入ください。
持ち物:お弁当、水筒、筆記用具、帽子
集合場所: 浦添市てだこホール つどいの広場駐車場
※集合は8時50分までにお願いします。
※集合場所へは保護者の方が送迎をお願いします。
★会場と集合場所が違います。お間違えの無いよう、ご確認ください。

 

【スケジュール】
8月14日(水)09:00~15:00 オリエンテーション、おしごとマガジンづくり事前学習
8月15日(木)09:00~16:00 企業見学、企業へのインタビュー、おしごとマガジ
ンづくり、発表
※参加者は、国内旅行傷害保険に両日加入します(加入費は主催者側で負担)
※台風接近の場合は延期の可能性があります。

 

お申込・お問合せ:
NPO法人キャリエイト おしごとマガジン担当者
TEL:098-870-7088 / FAX:098-870-8066(平日9時~17時 ※土日祝祭日を除く)
後援:(社)沖縄県対米請求権事業協会

 

http://www.cariate.com/topics_detail.php?no=22

 

2013 7月

 

貘さんこと、山之口貘の詩のリーディングライブを沖縄でやります。

 

開催日:2013年8月31日(土)
時間:18:30open/19:00start
入場料:1500yen
場所:Book Cafe Bookish
沖縄県浦添市前田2-20-16 2F
tel 098-879-7282
http://bookishnohon.ti-da.net/
朗読:白井明大(詩人)
音:津田貴司(サウンドアーティスト)
書籍協力:市場の古本屋 ウララ

 

2013 7月

 

6月にOPENしたばかりの新しいサロン
ヘアー&エステBuona Onda (ブオナオンダ)

 

夏祭りキャンペーン開催!!
商品をお買い上げ頂いたお客様に
ゲームのチャンスがやってきます。

 

そのゲームを…
1回目で成功すると20%OFF
2回目で成功すると15%OFF
3回目で成功すると10%OFF
その場で商品割引致します!

 

そして更に!
くじ引きのチャンスもやってきます。
こちらは抽選で1名様に
プロ使用のヘアーアイロンが当たります!!
詳細はこちらをチェック
http://buonaonda.ti-da.net/e5086402.html

 

キャンペーン期間:7/22〜8/31まで

 

住所:豊見城市上田315-4
TEL:098-856-1414
定休日:日曜日
営業時間:9:30〜18:00(最終受付)
※8/31までサマータイム営業(最終受付19:00)

 

HP:http://www.buona-onda.jp
Blog:http://buonaonda.ti-da.net
FB:http://www.facebook.com/pages/Buona-Onda/541754735886838

 

2013 7月

 

好評につき第2弾!
くらしニ 植物ヲ 〜kokage project〜
管理が大変というイメージが強い観葉植物ですが以外とお手入れ簡単です。
お悩み相談受け付けてますよぉ。
皆さんでボタニカルライフはじめませんか?
商品一例
ローズマリー・ユーカリ・オリーブ・その他ハーブ・サボテン・多肉植物・観葉植物・etc…
全品20%off

 

開催日:2013/7/25-28
時間:9:00-20:00
場所:HANANOFUJISHO kumoji
(那覇市久茂地2-22-12 UFビル1F)
TEL098-862-7793

 

fb hananofujisho kumoji

 

2013 7月

 

Tri-Shutter Card(トリシャッターカード)作りを行います。
*詳細はブログにて→http://greenice818.ti-da.net/e5087281.html

 

開催日:8月4日(日)
時間:13:00~ 14:00~
場所:環境の杜 ふれあい 談話室(南風原町字新川588番地)
主催:cafe green ice(那覇市首里アルテ鳥堀1F)

 

2013 7月


西加奈子・著 朝日新聞出版  ¥1,575/OMAR BOOKS

 

夏のこども、は生々しい。身体中汗だくになっても、まだ溢れるエネルギーを持て余すように、強い日差しの中を飛び回る。全身で生きている光を放っている。
大人になってしまった私たちも、かつては皆そうだった。
朝起きて、食べて、遊んで、寝て、また朝が来て、というのが世界の全てだった。
身体と心が直で外に繋がっている、無防備で自由なあの感覚。

 

 
西加奈子さんの小説を読むとその感覚を思い出す。というよりも、眠っていたものを呼び覚まされるというのに近いかもしれない。
だから彼女の小説は、毎回気合いを入れて読む。中途半端な気持ちでは読めない。いやがおうにも感情を大きく揺さぶられるから。

 

 
今回ご紹介するのはつい先日、「第1回河合隼雄物語賞受賞」を受賞した小説『ふくわらい』です。

 

この作品の主人公は、マルキ・ド・サドから名前を取って付けられた、書籍編集者の鳴木戸定(なるきどさだ)。特異な家庭環境で育ったこともあって世間から少し浮いている女性。「感情」というものをどこかに置き忘れてきたような彼女が、幼い頃から唯一興味を示すのが「ふくわらい」だった。

 

 
この物語では「顔」と「言葉」について多くが語られる。
どちらも、その人をその人たらしめているものとして。

 

人の魅力は不思議なものだ。誰かについて語るとき、言葉を尽くして説明する傍からどんどん実物から遠ざかっていく。顔の造作だけ克明に描写しても、何かがこぼれ落ちてしまう。どうして私は私であって、あなたはあなたなのか。

 

定の、不器用なほどの真っ直ぐさが周囲の人たちの胸を打つ。
そして彼女の言葉を通して、「美しい」とはどういうことなのかという問いを読者は投げかけられる。

 

 
物語の後半、担当編集者として定が、週刊誌に連載を持つプロレスラー・守口廃尊に告白する場面では、言葉と向き合う作者自身の決意が透けて見える。

 

その人にしか紡げない言葉が立ち上がる瞬間に立ち会いたい。
それは物語を読む私たちのおおもとの欲求でもあるはずだ。

 

生身の身体と言葉を持つ私たちへ届けられる愛の賛歌。
泣き笑い必至の、光に満ちた物語です。

OMAR BOOKS 川端明美




OMAR BOOKS(オマーブックス)
北中城村島袋309 1F tel.098-933-2585
open:14:00~20:00/close:月
駐車場有り
blog:http://omar.exblog.jp  

 

2013 7月

 

~あいをよる おもいをつむぐ こころをむすぶ~
自然のエネルギーに満ち溢れているもの、命を宿った服をまとえば、体も心も自然な呼吸を取り戻します。地球と共鳴するのを体感できるそんな「うさとの服」を体験しに来ませんか?お美味しい食事もご用意してお待ちしてます♪

 

開催日:8月2日(金)~8月5日(月)
時間:11時~19時 (最終日は18時) 
カフェオーダーは11:30~17:00(最終日は16:00)
場所:新都心「癒がふ家」

 

癒がふ家HP:http://yugafuya.com/
うさとの服公式HP:http://www.usaato.com/

 

2013 7月

沖縄 料理教室

 

「庭は食材の宝庫。
沖縄のハーブや野菜を使えば、手軽にヘルシーな一品が作れるのよ」

 

沖縄 料理教室

 

「サクナ、ハンダマ、フダンソウ…。どれも庭で育ててるの。無農薬だから安全性には自信ありよ」

 

沖縄 料理教室

 

「特にこの野菜を使いなさいという決まりはないからね、あるもので大丈夫。
今日は島豆腐を加えて白和えを作りましょうね」

 

沖縄 料理教室

 

「まずは水洗いして、葉の部分だけ取ります。
料理によっては茎も使うこともあるのよ。

 

そうそう、うちはね、こういう時に使った水を捨てずに貯めて、そのまま庭にまいているのよ。
沖縄の夏は暑いから、畑の土もすぐからからになってしまうでしょう?
洗剤の混ざっていない浄水は貴重だから、しっかり再利用してるわよ」

 

沖縄 料理教室

 

「葉を茹でます。さっとでいいわよ。
特にフダンソウは少しえぐみがあるから、調理するときは必ず湯がいたほうがいいね」

 

沖縄 料理教室

 

沖縄 料理教室

 

娘のえりなさん(関連記事:Parlour de jujumo(パーラー・ド・ジュジュモ)
ベジバーガーやカレーをドライブスルー感覚で。出勤前の一杯も
)が千切りを担当。

 

「えりなにお願いしている間に、豆腐の処理をしましょうね」

 

沖縄 料理教室

 

「重しをしても良いんだけど、私は少し湯がくの。その方が手早く水が切れるのよ。
忙しいときは水切りしないことも。大丈夫、それでもできるわよ」

 

沖縄 料理教室

 

「1分ほど茹でたらざるにあげ、5分くらい置いたらすりつぶします」

 

沖縄 料理教室

 

「普通はすり鉢でするのよね。うちにもちゃんとあるんだけど、こうやって包丁を使うことが多いかな。
こちらのほうがきめ細かくなる気がするのよね。
すり鉢がないよーという人にもお勧めの方法よ」

 

沖縄 料理教室

 

「刻んだ葉と豆腐の上に、塩を少々ふり入れます。
あれ? えりな、あなた千切りじゃなくてみじん切りにしちゃったのね(笑)
いいよいいよ、大丈夫。切り方はどんなでもいいさ。
意外とこちらのほうが豆腐としっかり混ざっておいしいかもしれないね」

 

沖縄 料理教室

 

「塩だけでもいいんだけど、今日は練り胡麻も入れましょうね。
なければ、いりごま・黒ごま・すりごま、なんでもいいのよ。
はい、これで白和えの完成!
今日はさっき庭で採ったハーブで、ハーブティーも淹れましょうね」

 

沖縄 料理教室

 

「洗ったハーブをまとめて縛り、ブーケガルニ(ハーブを束にしたもの)を作ります」

 

沖縄 料理教室

 

「それを置いといて、ティーを淹れるときにそこから必要な分だけ切ってね。
今日は、沖縄では『医者泣かせ草』と呼ばれるコヘンルーダとレモングラス、ローズマリーも入れましょう」

 

沖縄 料理教室

 

「お湯を注いだら出来上がり!
こんな簡単にできるヘルシードリンクって、他にないかもしれないわね。
お腹も空いてきたんじゃない? お昼ご飯にしましょう」

 

沖縄 料理教室

 

にんじんしりしりーのにんにくサラダ、白和え、ソーキ汁、昆布の佃煮が食卓に並び、なんとも豪華なランチのできあがり。

 

「野菜たっぷり、ヘルシーランチね。
白和えは野菜の濃い味が効いてておいしいでしょ。ハーブティーもコヘンルーダとローズマリーの香りが良いわよね」

 

沖縄 料理教室

 

「私たち家族はみんな野菜が大好き。佃煮やソーキ汁のように手間と時間のかかるご飯も良いけれど、下ごしらえ不要な一品料理のレシピを沢山覚えておくと便利よ。
沖縄の野菜を沢山食べれば、暑さの厳しい夏も元気に過ごせますよ」

 

写真 中井 雅代

 

2013 7月

 

 

雑貨店 giceto – ギチェット – では、2013年7月21日(日)から、8月3日(土)まで、“Sunny Fair” を開催いたします。
店内にはフラッグガーランドを飾って、すっかり夏ムード。
ヴィンテージファブリックで作成したネクタイとブローチは、
窓枠が重なったようなパターンがレトロなパターンの生地を使っています。

 

ネクタイは田仲洋服店、ブローチはニキノセカイの作品。
ニキノセカイからは、マーブルファブリックのマリンカラーアクセサリーも新作で登場しています。
ランド・ポピンズから、心躍るマリンサーカス柄や、あひるの mag がモデルのワックスペーパーボックス、ポスターを店内にて限定販売。

 

ガラス作家 津田 亮 氏からは、ホワイト、ブルー、クリアの小瓶セットが届きました。
夏の日差しに映える涼し気な三色です。
レモンイエローのティーカップ、ハーシーのバス缶など、カラフルなヴィンテージ食器、アンティーク缶も多数入荷しています。
いずれも本フェア期間中のみ販売の数量限定アイテム、または今期初登場アイテムです。

 

また、ブログにて “Sunny Fair” 開催記念スマートフォン用壁紙を配信いたします。
giceto がお届けする夏スタイルの提案を、どうぞお楽しみください。

 

期間:2013年7月21日(日) ~ 8月3日 (日) ※定休日:水・木
時間:12:00 ~ 19:00
場所:〒905-0221 沖縄県国頭郡本部町字伊豆味3421-3
森の中の小さな雑貨店 giceto – ギチェット –

 

Blog:http://giceto.blog.fc2.com/
Facebook:https://www.facebook.com/giceto.since2013
Twitter:https://twitter.com/_giceto_

 

 

 

 

2013 7月

 

京都の絵描き足田メロウが那覇・京都・名古屋で出会った作家さんとコラボした作品たちと共に3つの街を巡る展覧会。沖縄・那覇のLampからスタートです。陶器・布小物・ポストカード・Tシャツ・などの普段使いの雑貨に絵を添えました。足田メロウの絵がいろんな作家さんの作品たちとわいわいおしゃべりしているようなにぎやかな展示。どうぞお楽しみに。

 

期間:7/27~8/11
場所:Lamp

 

http://chapi3hanaku.ti-da.net/

 

2013 7月

 

 

伊勢丹新宿店で毎年開催されている「めんそ〜れ〜大沖縄展」におきなわいちば、ピパーチキッチンPain de Kaitoがコラボした「おきなわいちばcafe」が期間限定オープン!

 

ピパーチキッチンの「やんばる若鶏のスパイシーグリル」をメインにした特製ランチプレートや、宮古島産のマンゴーをたっぷり使ったパフェ、ハイビスカスゼリーがかわいい爽やかなラッシーをイートインでゆっくり味わうもよし、Pain de Kaitoの外はパリパリ、中はふんわりのバゲットや沖縄の食材をたっぷり使った焼きたてパンを頬張るもよし!おいしい沖縄を体感して下さい。

 

またおきなわいちば編集部セレクトの沖縄雑貨も販売。県内22作家さんの織りや染めなどの雑貨、焼き物、ガラス、手ぬぐい、アクセサリーなどかわいい沖縄にも注目ですよ。

 

 

特設サイトがオープンしています。
http://www.isetanspecial.com/okinawa/

 

 

■第19回「めんそ〜れ〜大沖縄展」■

期間:7月24日(水)〜29日(月)6日間
時間:10時半〜20時 <最終日 17時終了>
(ラストオーダー:各日終了30分前)
場所:新宿伊勢丹本店6階催物場

 

ピパーチキッチン
http://www.isetanspecial.com/okinawa/20130719/index.html

 

pain de kaito
http://www.isetanspecial.com/okinawa/20130720/index.html

 

2013 7月

扉をたたく人

 

***ネタばれしてます***

 

かなりおすすめします。

 

できればすべての人に見てほしいくらい。

 

リチャード・ジェンキンスは、いわずとしれた名脇役。
主演作はなくても、顔は誰でも知っているのではないでしょうか?

 

その彼がオスカーノミネートされたときは「主演?」とびっくりしましたが、これはもう素晴らしい出来です。

 

彼といい、「レスラー」のミッキー・ロークといい素晴らしかったんだけど、そうおもうと当時の受賞が「ミルク」のショーン・ペンって納得いかない(笑)

 

この映画は、脚本、配役ともに見事です。

 

何もかもに無気力なウォルター。妻を失ってから、完全にやる気を失っている。

 

そこで、タレクと出会う(この出会いが強烈)。
彼は、素晴らしく好青年。
ほんと、すごい。こんな人いたら間違いなく恋に落ちるよ、私。
二人の間には友情が芽生える。

 

扉をたたく人

 

タレクには恋人がいてザイナブっていうんだけど、彼女はウォルターには心を開かない感じ。
それは、やはり不法滞在だから人と深くは関わらないっていう理由だと思う。
納得です。

 

扉をたたく人

 

扉をたたく人

 

ウォルターはタレクと仲良くなってジャンベを教わる。
そして、その魅力にもハマる。

 

扉をたたく人

 

扉をたたく人

 

このあたりが「shall we dance?」に共通するものを感じました。

 

最初はおぼつかないんだけど、いつも練習しててとっても楽しそう。
私も映画観ながら、自然にリズムを刻んでて。アフリカンドラムっていつも気になってるんだよね。
習いに行きたいです。

 

タレクが、地下鉄で誤解から逮捕されてしまう。
不法滞在だったので拘束されてしまうんだけど、タレクの場合、小さなころにアメリカに母親と移民としてわたってきて、手続きが完璧でなかったために不法滞在になってしまった。
だから、アメリカでふつうに学校にも通っていて問題なかったんだよね。
そのあたり移民局がからむので、よくわかります。

 

母親がミシガンからタレクを心配してたずねてくる。

 

扉をたたく人

 

お母さん、若い(笑)
若くて美人で聡明。
この母親だったらタレクがあんなに好青年なのも納得。

 

学校も休職して、母親モーナに協力して、タレクを釈放するために奔走するウォルター。
無気力だった彼が、感情をむきだしにするシーンもあり。
モーナともいい感じに。

 

扉をたたく人

 

ウォルターは、移民弁護士もやとう。
この弁護士も、ルーツは移民。
親戚も強制送還されたことがあるというが、モーナの 「where are you from?(どこの出身?)」の質問には迷いもなく「Queens(クィーンズ)」と答える。
このシーンはかなり印象的。
どこがルーツであろうと、アメリカで生まれて育った人は、出身はアメリカである。

 

私はアメリカに住んでいた時はいつもこの質問があり、「フロリダ」と答えていたが「オリジナルはどこなの?」と聞かれたときだけ「日本」と答える。

 

移民問題はアメリカでは9.11以降かなり厳しいものであり、私自身も、受かった面接をアメリカ国民でないという理由で取り消されたこともある。

 

理不尽なことがしばしばある。
それがアメリカだと思っている。自由な国というが、移民には全然自由ではない。

 

拘留されている、タレク。
ここでも、全く予期せぬ出来事が起こる。

 

いい感じだったモーナとウォルターも決断をしなくてはいけないときがくる。

 

扉をたたく人

 

こんなに愛し合っている人達が引き離されて、しかも悪いことは何もしてない。
悪い事をしてても、お金持ちはなにとがめられないアメリカは、理不尽という言葉だけでは表わされないほど、摩訶不思議だ。

 

この映画はおとぎ話ではなく、アメリカの現実をきちんと伝えていると思います。

 

扉をたたく人

 

原題の「 THE VISITOR(訪問者) 」はいろんな意味に解釈できる。

 

移民自体も VISTOR
タレクとザイナブ、モーナがウォルターの家のVISITOR
刑務所の面会をするウォルターも VISTOR
そしてシリアに帰る二人も。

 

最後の最後まで、強いメッセージ性があり、音楽も素晴らしいです。

 

是非、どうぞ。

 

KEE

 

 

<ストーリー>
妻に先立たれて以来、心を閉ざして生きてきた大学教授のウォルター(リチャード・ジェンキンス)。出張でニューヨークを訪れた彼は、マンハッタンの別宅で見知らぬ若いカップルに遭遇。彼らはシリアから移住してきたジャンベ奏者のタレク(ハーズ・スレイマン)と彼の恋人でセネガル出身のゼイナブ(ダナイ・グリラ)だと名乗るが……。

 

<キャスト>
リチャード・ジェンキンス
ヒアム・アッバス
ハーズ・スレイマン
ダナイ・グリラ
マリアン・セルデス
リチャード・カインド
マイケル・カンプスティ

 

☆DVDでどうぞ
扉をたたく人

 

2013 7月

 

 

New arraival
【ginger and sprout】が入荷!!

 

雑誌HONEYにも掲載されている人気ブランド。
ビーチ&タウンファッションをMIXした
大人のカジュアルウェア。
メキシコでハンドメイドのラグを使用した
【AVALON】のバッグも人気。

 

http://www.gingerlove.jp/

 

カジュアルな中にも
女性らしさを感じる洋服や小物がいっぱいのブランドです♬

 

Gypsea
〒904-0113
沖縄県北谷町宮城1-450
Tel 098-989-5872
E-mail gypsea.blue@gmail.com
Blog http://gypsea.ti-da.net
Facebook http://www.facebook.com/gypsea.okinawa

 

営業時間 12:00~20:00
定休日 火曜日,第3水曜日

 

 

 

2013 7月

 

県内外の素敵な作家さん8名の、それぞれのanimalモチーフの作品が集います。

 

作家ー
大坪奈央(Tシャツ)
橋川初美(染織り)
坂井千尋(陶器)
李康光(絵画)
charco (縫い)
dreami(縫い)
仲西太(イラストレーター)
はせがわあさこ(指人形)

 

animal gogo展は収益の一部を
一匹でもおおくの動物の命が救われるように活動を行っている団体に寄付されます。
動物を飼う時は、保健所や里親会などから家族に迎え入れてほしい。
そんな思いで、8名の作家が作るanimalのsomething!!

 

期間:8/11 ~8/18
時間:13:00~19:00
場所:Taion (宜野湾3-1-3)

 

http://taion9.com

 

 

2013 7月

松そば

 

とまと味の沖縄そばと聞くと、うちなんちゅなら思わず「え?」と眉をひそめてしまうかもしれない。
しかし一口食べれば、そのおいしさに眉間がぱっと開くだろう。
トマト味のスープが、沖縄そばにこんなに合うなんて!
ほのかな辛味とコクのあるスープは、一般的な沖縄そばのスープとはまったく異なる方法で作っていると、店主・赤嶺松哉(まつや)さんは言う。

 

「普通は豚やかつおなどからとった出汁に、塩やしょうゆなどの味付けをします。
しかし、僕は出汁には一切味をつけません。
別に作っているペーストを出汁と混ぜてスープを作るんです。

 

一般的な沖縄そばの店は、味付きの出汁を寸胴に入れ、開店中は常に温めています。そうすると徐々に酸化が進み、午前と午後とではスープの味が変わってしまうこともあるんですよ。
でも当店では、味つけをしていない出汁を冷蔵庫で保存し、注文を受けてから小鍋に移して火にかけ、オリジナルのペーストと混ぜてスープを作っているんです」

 

また、そば1杯に対してペーストの量は36ccと細かく定め、複数のオーダーが入っても一度に温めるのは2食分のスープまで。いずれも、一日を通じて味のバランスを変えないためのこだわりだ。

 

「大盛りや子ども用のそばがないのも同じ理由。
出汁もペーストも麺の太さや密度、1食分の量に合わせて作っているので、スープと麺の量の比率が変わるメニューはご用意してないんです」

 

すっきりしているのに味わいが奥深い。スープのおいしさの秘密は、出汁+ペーストという独特な作り方と、「舌が敏感なんです」と笑う赤嶺さんの味へのこだわりにあった。

 

松そば
「ごまそば」は白ごまの濃厚な風味が決め手。ペーストを作る際はごまを練ることから始まり、完成まで3~4時間かかる。「東京で初めて食べた担々麺がおいしくて、沖縄そばの麺にも合うんじゃないかな?と」

 

松そば
定番の「そば」も一風変わったビジュアル

 

メニューには、そば・とまとそば・ごまそばの3種類があるが、出汁はすべて同じで、ペーストで味に変化をつけている。

 

「レシピは少しずつ改良を重ねて完成させましたが、旬の素材を使って限定メニューを作ることもあります。
例えばとまとそばのペーストに、ドライトマトをミキサーで細かくして入れることもあるんです。原価は高くなりますが、味に深みが出るし色もより赤くなります。
メニューには3種類しか載せていませんが、ペーストのレシピは20種類を超えています。味噌が3種類、トマト味も3種類、黒ごま味、とんこつ味…まだまだ色々あるんですよ」

 

スープのベースとなる出汁のひき方も、幾度もの改良を経て今の方法にたどりついたと言う。

 

「今はシンプルに豚肉と玉ねぎでとっています。
以前は鶏ガラ・もみじ(鶏の足)・しょうが・ねぎと様々な食材を入れていました。試行錯誤して色々入れると、確かに複雑な味にはなるんです。でも、それがおいしいかと問われると疑問が残る。
味が複雑になり出汁が濃くなっていくと、舌が麻痺しておいしさが判断できなくなってしまう。
そこで、少しずつ引き算していくことにしたんです。そうやって残った素材が、豚肉と玉ねぎ。
あっさりとしていますが、コクのある出汁になったと思います」

 

運ばれてきたそばの見た目も、独特で目をひく。
スープに浮かんでいるのはソーキでも三枚肉でもなく、大きなチャーシューだ。

 

「豚の肩ロースで作っています。
もともと僕はラーメン店で修業していたので、その影響が大きいですね。
今もラーメンの生麺を本土から空輸で取り寄せ、常連さんにだけ裏メニューとしてラーメンを出すこともあるんですよ」

 

松そば

 

松そば

 

松そば

 

昔から音楽が好きで、高校時代にバンド活動にのめりこんでいた赤嶺さんは、プロのギタリストを目指していたと言う。

 

「バンドのオーディションに参加し、3次予選まで進みましたが決勝で負けちゃって。バンドはきっぱりと解散、メンバーたちはみな大学進学や就職など新たな道を歩み始めましたが、僕はなかなか夢があきらめきれなかったんです」

 

歯科技工士をしていた兄を手伝いながら音楽を続けていた赤嶺さんは、次第にジャズへと惹かれていった。

 

「ジャズには理論があるのですが、それを学ぶために本土で先生につきたいと考えました。当時すでに27歳、結婚して子どももいたので周囲には反対されましたが、妻に背中を押されて本土へ移り住むことにしたんです」

 

神奈川で働きながら音楽の勉強を続けていると、時に故郷の味を懐かしく思い出すことがあったと言う。

 

「やっぱり沖縄そばが食べたくなるんですよね。
でも、当時は沖縄料理が食べられる店が本土にはほとんどなくて。しょうがないから沖縄そばに近いラーメンが食べられる店に通うようになりました。
そうしたら、しばらくするうちにラーメンの方にハマっちゃって(笑)。毎週末、色々な店のラーメンを食べましたよ。有名店は制覇したと思います」

 

やがてラーメン店で働くようになった赤嶺さんは、自分でもスープを作ってみようとチャレンジするようになった。

 

「アルバイトの身分だったので、作り方やレシピなんて教えてもらえない。だから大体の作り方を見て覚え、休みの日に市場で材料をそろえて自分なりに作ってみるんです。それが、最初のうちはまったく美味しくなくてねぇ(笑)。
試行錯誤を繰り返して少しずつおいしくなっていった、という感じでした」

 

赤嶺さんはもともと、ある理由から味覚には自信があったと言う。

 

「両親は昔から、化学調味料を一切使わずに料理していました。母だけでなく父も料理好き。スパイスから作る父のカレーはとてもおいしかったですね。
そういう両親の元で育ったので、味には敏感な方だと思います。化学調味料の入った物を食べると僕は舌がぴりぴりするし、姉はアレルギーが出る。家族みな、ほとんど外食はしないですね。兄も姉も僕より料理上手ですよ」

 

生まれ持った味覚の鋭さを生かしてオリジナルのスープを完成させた赤嶺さんは、2年ほどラーメン店に勤めたあと、自身の店を開くために沖縄へ戻ることを決意した。その頃にはすでに、音楽への思いを上回るほどラーメンにのめりこんでいたと言う。

 

「僕は1つのことしかできないタイプなんです。沖縄に帰ったら音楽で食っていくことは難しいし、音楽業界の壁の高さも思い知っていました。オリジナルのスープを使って沖縄そばの店を出そうと、メニューも決めてから沖縄に戻りました」

 

沖縄に戻ると麺探しを開始、各地の製麺所を回った。

 

「ペーストに合う麺というのが条件でした。一般的な沖縄そばの麺だと生地の密度が高く硬すぎるので、某製麺所にお願いして特別な麺を卸してもらうことになりました」

 

松そば

 

松そば

 

松そば

 

那覇に6坪の小さな店を出したが、祖父の家を守るべく2年後に南風原に転居、店も自宅で開くことにした。

 

「大工の棟梁だった祖父が建てた家は、一般的な沖縄の古民家とは雰囲気が異なり、瓦も使っていないし間取りも一風変わっています。建設当時、うちを見た周囲の人はみな目を丸くしたそうです」

 

築60年の趣きのある家屋が建っているのは、300年前からある土地。門から続く石畳に使われている石は、首里の石畳のそれと同じものだと言う。

 

「歴史があるだけでなく、この家で暮らした父やおじ・おばたちにとっては思い出の詰まった場所。人が住まない家はどんどん朽ちていきますから、僕らが住んで守ることになったんです」

 

南風原のすーじぐゎー(細い道)にある家屋は、庭に生い茂る沢山の木々に囲まれているため、道路から店の様子を伺い知ることはできない。
石畳を進むと現れる雰囲気満点の古民家は、まさに隠れ家。創作沖縄そばを味わう空間としても最高の場所だ。

 

松そば

 

数年前、赤嶺さんは体調を崩し、1年以上店をしめて休養していた。
体調を整えるためにそれまで大好きだった酒をやめ、2012年12月に店を再開した。

 

「酒をやめたことで味覚がさらに鋭くなりました。たばこと同じように、それまではアルコールのせいで舌が少し麻痺していたのかもしれません。
禁酒してから味に対して一層敏感になり、スープもよりあっさりした味わいに変えました」

 

 

赤嶺さんはとても几帳面なひとだ。
家屋や庭は隅々まで手入れが行き届き、広々としたキッチンも一点のくもりもなく磨き上げられている。
「このひとは潔癖性だから。毎日掃除せずにはいられない性質(たち)なんですよ」と、奥さんはあきらめたように笑う。

 

その几帳面さが、赤嶺さんの作る沖縄そばにもありありと表れている。
細やかな心配りが各所に発揮されている沖縄そば屋。
味の良さと居心地の良さ、そのどちらにも満足するに違いない。

 

写真・文 中井 雅代

 

松そば
松そば
南風原町宮平87
098-889-4929
open 火 木 土
11:30ごろ~15:00ごろ
close 月 水 金 日