2013 8月

 

[トークダイジェスト]
アーティストと共同で建設した自宅(ドリームハウス)やコレクション展について、まだ現代アートの最新状況に関して150ページ程度の画像を中心としたスライドを見ながらの貴重なトークイベントを予定しています。

 

[プロフィール]
宮津大輔(アート・コレクター)
サラリーマンである傍ら、収集したコレクションや、アーティストと共同で建設した自宅が、東京オペラシティアートギャラリー、デリム現代美術館(韓国・ソウル)での展示はじめ、国内外のメディアで紹介される。2011年MOCA TAIPEI(台湾・台北)で大規模なコレクション展開。”WONDER SEED”(東京ワンダーサイト)2010-13年審査員、アートフェア東京2011-13 PROJECTS rtistic Committeeメンバー。著書に「現代アートを買おう!」(集英社新書/中国語・繁体字版・台湾Uni Books)他。
Facebook: https://www.facebook.com/DaisukeMiyatsu.Collector
新浪微博 Sina Weibo: http://weibo.com/u/2858143297

 

支援:(公財)沖縄県文化振興会「平成25年度 沖縄文化活性化・創造発信支援事業」
主催:NPO法人 琉・動・体
協力:KOZY CENTRAL, 沖縄アートステーション

 

開催日:2013.9.8(日)
時間:17:30開場 18:00スタート
場所:space コザの窓(ocv事務局)
(沖縄市中央1-7-8 KOZY CENTRAL)

 

沖縄クリエーターズビレッジHP
http://www.oc-village.com
FaceBook
http://www.facebook.com/OkinawaCreatorsVillage

 

2013 8月

 

地球にやさしい、親子箸(2膳)を作ろう!!
木工初心者でも安心簡単に作れます。
大人用1膳、子供用1膳(追加可能 1膳+800円)
お箸の分だけ箸置きをプレゼント!!
バーニングペンでイニシャル書きも体験できますので世界にひとつだけのオリジナルお箸セット作りしてみませんか?
ママにゆっくり作業してもらうため、託児完備です♪
もちろん、作業が一緒にできるお子様は一緒に作業できます。(4歳以上のお子様から)
Produced by アトリエWOOD#720 http://aw720.ti-da.net/

 

開催日:9月14日(土)
時間:集合時間:12:45 13:00~15:30
場所:沖縄ガールズスクエア
定員:15名(4歳以上のお子様から一緒に作業できます)
参加費:2000円(材料費込み) 託児ご利用の方は別途500円  
お申込:info@girls-okinawa.jp まで
タイトル「木工~親子箸を作ろう!!~」として、
1) お名前(お子様も一緒に参加の場合、お名前と年齢も)
2) メールアドレス
3) 託児有
4) 託児有の場合のみお子様の名前と年齢
をご記入の上、お申込願います。 折り返し、確認のメールをお送りします。

 

http://www.girls-okinawa.jp/

 

2013 8月

  
小川洋子・著 新潮社 ¥1,470/OMAR BOOKS

 

日中の日差しはまだ強いながらも、少しずつ日暮れが早くなってきた。
夏ももう終わりに近づいている。
8月のカレンダーの日付も減っていき、これからゆっくりと秋へ向けて進んでいく。

 

今年はとにかく暑かった。暑いとなかなか本が読めない、という気持ちもよく分かる。
でも今回ご紹介する小川さんの小説はそんなときでもすんなりと読めてしまう。
彼女の作品を読むといつも心の奥がしんと静まる感じがあって、暑さなんて忘れてしまう。
この、出てまもない『いつも彼らはどこかに』もまたそんな一冊。

 

動物たちに光を当てたこの連作小説。
優しい瞳をした馬や勤勉なビーバー、絶滅してしまった兎などが登場する。
単に彼らが主人公なのではなく、私たちの慎ましい日々の生活にそっと寄り添うような存在として描かれる。
声を発することのない彼ら。目立たなくとも、与えられた目の前の役割を淡々と果たすそのあり方に、私たちはいつだって救われる。

 

図書館をよく活用している知人から聞いた話によると、小川洋子の新刊は入ってすぐに予約でいっぱいになるそうだ。
彼女の小説がたくさんの人に読まれるのは、その理由のひとつに「不必要に人を傷つけない」からだと思う。
褒められることもなく、脚光を浴びることもなく、華やかさはなくとも、毎日を丁寧に生きている人たちにいつも温かな視線を向け、その消えそうな小さな煌きを掬い取る。
自分の分をわきまえたような、人としての品のようなものを備えた登場人物たちは皆、魅力的だ。

 

読み終えるといつも少しだけ ” いい人 ” になった気分になる。
人に優しくしたくなる。いつでも心に余裕を持っていたいと思う。

 

優しい滋養のような短編集。おすすめです。

OMAR BOOKS 川端明美




OMAR BOOKS(オマーブックス)
北中城村島袋309 1F tel.098-933-2585
open:14:00~20:00/close:月
駐車場有り
blog:http://omar.exblog.jp

 

2013 8月

 

アメリカに影響をうけた、沖縄の歴史や文化が垣間みれる外人住宅。その他にも、沖縄には、戦後アメリカの影響を受けてきた多くのモノ、コトがあります。良い影響だけでは決してない、悪い影響も多く存在する、光と影を持つ沖縄。その両極端が共存し、現在も残るデザイン。外人住宅を撮り続けている岡本尚文さん、映像批評家の仲里効さん、アートでその歴史の複雑さを表現する真喜志勉さんをお迎えして、デザインという視点から、目の前にある、アメリカの影響を受けた戦後の沖縄の「好き」と「嫌い」について考えます。
詳しくはこちらから

 

開催日:2013年9月21日(土)
時間:19:45~21:00 参加無料(要予約)

 

http://www.mixlifestyle.com/

 

2013 8月

 

「ラブ アニマルズ」
9月20-26日は動物愛護週間。
動物やペットの環境に目を向けてもらう為に15組のアーティストで展覧会を行います。
展示販売で得た売り上げや、募金を、犬猫の殺処分を減らす活動を行っている団体などへ寄付をします。

 

参加アーティスト
aikaアイデアにんべん ・ 上嶋円香 ・ 香月舎ギマトモタツsava
シキヤヒデモリ・シキヤリエ・jujumo ・ たまきりの ・ 近岡恵子豊永盛人
toncati 藤代冥砂MIMURI

 

9月21日 *オープニングパーティ
21日18時~21時
ヒマワリ動物病院の伊良波先生のお話しほか。

 

期間:9月21日 ー10月6日 11-19時 (木曜休)
場所:GALLERY point-1 & MIMURI

 

GALLERY point-1
MIMURI

 

2013 8月

ボーダーインク

 

お盆や清明祭(シーミー)など、沖縄の行事が行われる時期になると、書店の目立つところに置かれる本がある。
「よくわかる御願(ウグヮン)ハンドブック」は、県内での発行部数が10万部に迫るベストセラーだ。
2006年に出版されて以降、今でも売上を伸ばし続けている。

 

「企画の時点で、これはきっと多くの人が手にとる本になるだろうとは思っていましたが、実際はその予想をも遥かに超えていました。『化けたな』と思いましたね」

 

出版社「ボーダーインク」の編集・新城和博さんは語る。

 

御願(ウグヮン)とは、沖縄の年中行事の際に神仏に願いをかけることを指す。
ただ祈るだけではなく様々な供え物が必要で、そのために準備する料理や仏壇への供え方など決まり事が多い。

 

「何しろ各家庭で代々受け継いぐものですから、『どうするんだったかな』とすっかり忘れたり、『あちらの家ではこうやっているけれど…』と迷ったりと、沖縄のお嫁さんの悩みは尽きません。
そこで、わかりやすく使いやすいハンドブックがあればいいのでは? と考えました。
実は、弊社にも長男に嫁いだ女性がいまして。彼女の話が最大のきっかけでしたね」

 

長男嫁でもあるボーダーインクの営業・金城貴子さんは次のように語る。

 

「金城家に嫁いだときに、行事ごとが大変だったので自分で料理のレシピや行事のやり方の記録をつけたんです。細かく書いておいたので、そのノートには今でも助けられているんです。
『こういう本があったら、県外から嫁いだ女性や沖縄の若い人たちの助けになるんじゃないかな?』と思い、企画しました。
でも実際は、沖縄出身者や年配の方なども手に取ってくださっているみたいです」

 

出版後、編集部が想像していなかった反応が返ってきた。問い合わせの電話が殺到したのだ。

 

ボーダーインク
編集・新城和博さん。

 

「主にお嫁さんたちからの電話ですね。『自分がこれまでやっていた方法と本に載っているやり方が違う。どちらが正しいですか?』とか、『こういう時はどうしたらいいですか?』というように、御願に関する質問の電話が後を絶たなくて。
質問があまりに多いので、『Q&A』のページを増補しました。

 

ただ、御願というのは各家庭によってやり方が違うのが当たり前。ハンドブック通りにしなくてはならない、ということではありません」

 

「御願ハンドブック」に代表されるように、ボーダーインクから出版されている書籍はいずれも沖縄に特化し、なおかつユニークな題材をとりあげたものばかりだ。

 

ボーダーインク
左から営業・金城貴子さん、編集・喜納えりかさん。

 

ボーダーインク
勇ましい闘牛写真と不釣り合いな、いかにも女性らしい雰囲気の著者は闘牛大好き女子!

 

ボーダーインク
撮りためた写真を本にしたいとボーダーインクの門を叩き、出版に至った。「企画を聞いた時点で『これは面白い本になるぞ』と思いました。各メディアでも取り上げられ、話題沸騰中です」

 

ボーダーインク
喜納さんのお勧めは、沖縄ならではの育児ネタを漫画にした「琉球こどもずかん」。「沖縄のママさんたちにインタビューしてネタを集めたのですが、どのおうちの話を聞いても大爆笑! 口コミで面白さが評判となり、売れ行きも好調。在庫は残りわずかです」

 

ボーダーインク
「目からウロコの琉球・沖縄史」は、新城さんが愛読していたブログを書籍化したもの。「著者の上里隆史さんは、若手のイケメン歴史家。琉球・沖縄の歴史に関して驚くほど豊富な知識を持っているだけでなく、ブログの内容がとてもおもしろかった。これは是非書籍化して、多くの人に読んでもらいたいと企画したんです」。ニービチ(結婚式)をテーマにしたら面白い本ができるのではと編集部が企画したのが「ああ、沖縄の結婚式!」。結婚式の司会を務める機会も多いフリーパーソナリティの玉城愛さんに執筆を依頼した。

 

ボーダーインクから出版される本のジャンルは、エッセイ、コラム集、歴史、民俗、教育、政治、コミックなど、実に幅広い。
出版する本の定義はあるのだろうか?

 

「沖縄に関する内容ということ以外、定義はありませんしジャンルも問いません。
つまり、ボーダーレスですね。社名の『ボーダーインク』にはその意味も込めているんです。

 

企画出版に関しては、自分たちで企画をするものと持ち込み企画がありますが、出版するか否かを決めるのは『これは面白い本になりそうだ』という直感によるところが大きいですね。でも、それだけではありません。
ベストセラーにはならないかもしれないけれど、これはぜひ世に出したいと思うものは出版に踏み切ることもあるんです」

 

また、企画出版のほかに自費出版の依頼も受け付けている。

 

ボーダーインク
「最近は20〜30代の方の持ち込み企画が少ないのでちょっと寂しい。面白い企画があったら是非うちに持ち込んでください」と、編集の池宮紀子さん

 

「自費出版についてのご相談は年間20〜30件ほどあります。
ご本人の予算も関係してきますから、実際に出版に至るのは10冊ほどですが、他都道府県と比べると多い方だと思いますよ。
沖縄ではほとんどの出版社が沖縄に特化した本を出しているので、著者と読者との境目が薄いんだと思います。一般の方でも気軽に本を出したくなる環境と言えるかもしれません。

 

自費出版の相談内容はさまざまです。詩集や絵本を出したいという方や、『旅行記を書こうと思って。これから行くんだけどさ〜』という方も(笑)。

 

自分の書いたものが本になる喜びは何物にも代えがたいものです。
また、たとえ数百冊でも世の中に広がり、読んで感動したひとがひとりでもいたのなら、それは素晴らしい作品だと言えると思うんですよね」

 

自費出版だからといって本の質が落ちるわけではないと、新城さんは言う。
根っからの本好きであるだけでなく、沖縄の人々に対して強い愛情を持つボーダーインクのスタッフならではの考え方ではないだろうか。

 

ボーダーインク
古本屋店主が書いた「那覇の市場で古本屋」は、県外からも注目を集めている。ソルトコーディネーター・青山志穂さん著「琉球塩手帖」は、沖縄の塩が主役というオリジナリティ溢れる一冊。

 

ボーダーインク
「新書」と呼ばれるサイズで出版しているシリーズ。「読みやすさなどを考えてサイズを決めていますが、現在、新書シリーズを出しているのは、県内だとうちくらいだと思います」

 

ボーダーインク

 

ボーダーインクの創立は1990年。
「沖縄出版」に勤めていた宮城正勝さんが部下の新城さんを伴い、「もっと若いひとも読みたくなるような、かたくない、面白い沖縄本をつくりたい」と独立したのが始まりだ。
そこに池宮さんが加わり、やがて喜納さんや金城さんを正社員として迎えた。

 

新城さんは次のように語る。
「宮城さんと池宮さんに関しては20年以上の付き合い。喜納さんや金城さんも10年来の同僚ですし、もう、家族みたいな感じですよね」

 

女性陣たちは明るくパワフルで、事務所は活気に満ちている。

 

「いつもみんなで、『歳とっても働きたいよね〜』と話しているんですよ」と、喜納さんは言う。

 

「企画段階では何も見えていない。それが徐々に形を取り、最終的に本になって書店に並び、多くの人が手にとってくれる。そういう一連の作業が、出版という仕事が大好きなんです」

 

ボーダーインク
新城さん自身もこれまで5冊の著書をボーダーインクから出している。「様々な媒体で発表した文章や、連載していたコラム、書評などをまとめた本です」編集だけでなく作詞なども手がける新城さんの本の内容は、様々なジャンルに話が及んでおり、読み応えたっぷり。

 

ボーダーインク
金城さんのイチオシは「沖縄猫小(おきなわ まやーぐゎー)」。「宮古島在住の写真家・上西重行さんの猫本です。写真主体の本かとおもいきや、添えられている文章もすごく良いんです。独特の語り口で、癒やされますよ」

 

ボーダーインク

 

ボーダーインク
植物好きな池宮さんが気に入っているのは、「琉球ガーデンBOOK」。沖縄の家の庭や道端などでよくみかける植物を紹介。名称だけでなく、「庭に植えると魔除けになるとされる」「縁起がいい」などの言いつたえも記載している。

 

ボーダーインク

 

 

出版だけでなく、本にまつわるイベントの企画・開催にも積極的だ。

 

「『琉球怪談』は面白いですよ。年4回開催しているのですが、沖縄は怪談好きな方が多いのか、なかなか好評です。

 

また、10月には「ブックパーリーNAHA」と銘打って、1ヶ月間、本にまつわるイベントを多数開催する。
その中のひとつが、那覇市の沖映通りで行う『えきまえ一箱古本市』。
その日はだれでも古本屋さんになることができ、自宅から持ち寄った古本を販売するんです。
私たち社員も出店しましたが、並べている本についてお客さんとやりとりするのが楽しい んですよね。こちらも思い入れのある本を出品するものだから、ついつい話が弾んで。

 

他にも、『県産本フェア』や『ブックパーリーNAHA』など、色々と企画しています」

 

ボーダーインク

 

こちらから1つ質問を投げかけると、四方から答えが飛んでくる。
誰かの答えに突っ込んだり、説明を加えたりと、始終にぎやかなインタビューだった。
ボーダーインクは活気があるだけでなく、スタッフたちが本当に楽しそうに仕事をしている出版社だ。

 

「女性の方が数が多いんでね、僕ら男性社員は小さくなってますよ」と新城さんが言うと、喜納さんが口を開いた。

 

「そういえば毎年旧暦の3月3日には、女性社員は会社の業務をお休みして海に『浜下り(沖縄の伝
統行事)』に行くんですよ。男性社員たちは通常業務(笑)。
今年なんて、つい盛り上がって浜下りで披露する社歌まで作っちゃったんだよね」

 

聴いてみたいと言うと、喜納さんがすかさずウクレレを取り出し、その場で大合唱が始まった。

 

のどかなウクレレの調べと歌声を聴きながら、なるほどこんな雰囲気の出版社だからこそ「御願ハンドブック」や「琉球こどもずかん」、「闘牛女子」のような本を生み出せるんだなーと納得した。
本と本作りと沖縄を心から愛する人たちの集まり。
それがボーダーインクなのだ。

 

ボーダーインク
今もなお改訂中という「ボーダーインク社歌」の歌詞。

 

ボーダーインク

 

 

げらげらと笑い転げてしまうもの、マニア心をくすぐるもの、考えさせられる歴史ものや戦争の話…。

 

バラエティに富んだボーダーインクの本は、沖縄県民だけでなく、居住者や県外在住者にいたるまで多くの人々が手に取っている。
その独特な魅力は、沖縄を愛する者としての誇りが生みだしているのではないだろうか。

 

書店へ足を運んでみよう。
海や街を歩くだけでは知ることのできない、沖縄を探しに。

 

写真・文 中井 雅代

 

ボーダーインク
ボーダーインク

沖縄県那覇市与儀226-3 

TEL 098-835-2777
FAX 098-835-2840 

MAIL books@borderink.com
HP http://www.borderink.com
ブログ http://www.borderink.com/?cat=16


 

2013 8月

 

今月も開催します。
くらしニ 植物ヲ 〜kokage project〜
管理が大変というイメージが強い観葉植物ですが以外とお手入れ簡単です。
お悩み相談受け付けてますよぉ。
皆さんでボタニカルライフはじめませんか?
商品一例
ローズマリー・ユーカリ・オリーブ・その他ハーブ・サボテン・多肉植物・観葉植物・etc…
50%off!

 

開催日:2013/8/30-31
時間:9:00-19:00
場所:HANANOFUJISHO kumoji (那覇市久茂地2-22-12 UFビル1F)
TEL098-862-7793

 

fb hananofujisho kumoji

 

2013 8月

 

沖縄県糸満市の摩文仁にある平和の礎は世界的に高い評価を受けています。ご存知のようにそこには、敵味方や国籍の違いに関わらず同じ場所に沖縄戦で亡くなった方々の名前が刻まれているからです。
このコンセプトを、世界に広げ、インターネット上に世界版の平和の礎をつくりあげようというプロジェクトが、スタートしようとしています。発起人は沖縄の『赤ん坊たちの記憶』編集委員の方々。最後の戦争体験世代であり、同時に最初の戦争体験継承世代である、昭和18〜20年生まれの沖縄県人が、世代としての役割として挑戦しようとしている取組みです。
この取組みが目指すのは戦争体験の継承と、平和希求の思いの継承です。今後、この取組みは政治的立場や宗教的立場を超えた市民の絆によって進められていきます。県内外の多くの方々にぜひ関わっていただきたいです。

 

《プログラム》
1)開会挨拶(5分)
2)映像観賞(20分)
NHK『孫が受け継ぐ沖縄戦』
3)第一部(50分)
「沖縄戦当時赤ん坊世代の実践から」
○玉木昭道さん(20分)「なぜ『赤ん坊たちの記憶』なのか」
○真栄里泰山さん(20分)「二度葬られた私~個人としての体験継承」
○平良良昭さん(10分)「アンケートから見えてきた赤ん坊世代の姿」
4)休憩(5分)
5)第二部(15分)
○平仲愛里さん「孫世代の実践から」
6)パネルディスカッション(30分)
○パネリスト
玉木昭道さん、真栄里泰山さん、平仲愛里さん、玉元三奈美さん
○コーディネーター
磯崎主佳さん(絵本作家)
7)質疑応答(10分)
8)閉会の挨拶(10分)

 

開催日:2013年8月31日(土)
時間:午後1時30分〜4時30分
場所:てぃるる 沖縄県男女共同参画センター 3F研修室
沖縄県那覇市西3-11-1

 

https://www.facebook.com/events/558508284197745/

 

2013 8月

 

秋に向けてお庭やベランダを花とグリーン、雑貨で華やかに!
ガーデニングを楽しんでみませんか?
ディ・ファルベとフルールでは、ガーデニングフェアを開催します。
1カ月を通して、毎日花やグリーン植物の苗が買えば買うほどお得!!
さらに、週替わりでお得なお買物が楽しめるフェアとなっております。
期間中はガーデニング関連商品(鉢や雑貨など)、豊富に取り揃えて、お客様のご来店をお待ちしております!

 

期間:2013年9月1日(日)~2013年9月30日(月)     
場所:ディ・ファルベ(浦添市港川 2-21-2)定休日:月曜 
時間10:00~19:00(日曜・祝祭日は18:00迄)
フルール  (那覇市安謝 1-10-26)定休日:無し 
営業時間10:00~19:00
お 問 合 せ:098-875-8171(ディ・ファルベ)
098-860-8787(フルール)

 

HP:http://d-farbe.com/

 

2013 8月

 

本革をたっぷり使ったとてもお得なLESSON
使い勝手の良い機能的なかっこいいポシェット!
初心者にも簡単に作れます。

 

ステッチや端っこの革のなめし
そして余り革で穴あけの練習をした後に
ストラップにしてお持ち帰りいただきます。

 

日時:9月27日(金)10時〜15時
講習料:5500円(材料費、ランチ、ドリンク付き)*紐は別売り
場所:HATA(宜野湾市宇地泊175)
お申し込み:090-3797−3411

 

http://zakkashophata.ti-da.net/

 

2013 8月

Petit Dejeune

 

陽の光を受けてきらきらと輝くのは、オーナーシェフ自慢のデニッシュ。
さっくりふわふわの生地と、肉厚なフルーツ、濃厚なクリームが特徴的だ。

 

デニッシュ生地のおいしさは評判で、シンプルなクロワッサンのリピーターも多い。

 

ハード系のパンがほとんど見当たらないのは、オーナー・津山力(つやま つとむ)さんの好みによるところが大きい。

 

「パン職人として長いこと働いていますが、実は硬いパンがあまり得意ではなくて…(笑)。
それに、ご年配の方は特に柔らかいパンがお好きでしょう? 幅広い年齢層の方に喜んでいただきたいので、ソフトな食感のものを作ることが多いですね。
僕自身、おばあちゃんっ子ですし(笑)」

 

2013年6月、新たに整備された那覇市真嘉比地区に、瀟洒な佇まいのブーランジェリーがオープンした。
「外観が素敵だから」と何気なく足を踏み入れた人の多くが、間をおかずに二度三度と訪れることになる店だ。

 

Petit Dejeune

 

Petit Dejeune

 

Petit Dejeune

 

Petit Dejeune

 

Petit Dejeune

 

Petit Dejeune

 

津山さんは、那覇市内のホテルのベーカリー部門でパン職人として働いた経歴を持つ。
それを聞くと、Petit Dejeune(プティ デ ジュネ)に並ぶパンが、どれも独特の気品を漂わせているのも納得だ。

 

見た目がまず、美しい。
シンプルなバケットは完璧な焦げ目をまとい、デニッシュには注意深く粉糖がふりかけられている。

 

素材選びにも手を抜いていない。

 

「口に入れるものですから、見た目の美しさだけでなく安全性にもこだわっています」

 

生地に紅芋をふんだんに練りこんだ色鮮やかな紅芋食パンや、県産ウコンを使用した特製カレーパン。シークワーサー果汁を使用してさっぱり仕上げたシークワーサーブリオッシュなど、どこかに「沖縄らしさ」を表現することも忘れてはいない。
また、あんこやカスタードは長時間かけてじっくりと炊き、カレーパンのカレーやライ麦パンに入れるドライフルーツも自家製を貫く。

 

 

津山さんがホテルで働いていたころ、そのパンに魅了された人がいた。
現在、Petit Dejeune のカフェオーナー・金城友紀さんだ。

 

「仕事の打ち合わせなどで、津山が働いていたホテルをよく使っていたんです。
デニッシュが特に好きで、どれも宝石みたいに輝いて見えました。
打ち合わせのお相手も喜んでいただくことが多く、私はそこのパンのファンだったんです」

 

と、金城さんは語る。

 

後に、そのデニッシュを作っていたシェフこそ、偶然同じスポーツジムに通っていた津山さんだったことを知ったと言う。

 

Petit Dejeune

 

Petit Dejeune
カフェコーナーが併設されており、買ったばかりのパンをすぐに味わえる。「金城がこだわり抜いたパンケーキや、ローフードマイスターの資格を持つスタッフ・長嶺が毎日店でブレンドするスムージーなど、カフェオリジナルメニューも充実しています」朝からオープンしており、朝限定のモーニングセットやトーストセットも人気。

 

Petit Dejeune
カフェメニューのパンケーキ。「ほどよい厚みにこだわった」という2枚のパンケーキの間には、自家製カスタードをたっぷりと。それがチョコバナナと生クリームによく合う。ケーキのような華やかさとリッチな味わいを両立した、食べごたえもたっぷりの一皿。

 

金城さんは大手化粧品会社にて web マーケティング責任者、お客様相談室のマネージャーを経験し、30歳で独立。ヒーリングサロンや児童英会話教室、web関連事業と様々な業種で会社を立ち上げた経験があった。
いずれは自分の店を持ちたいという津山さんに求められて、起業についてアドバイスをしているうちに、金城さんはあることに気付いた。

 

「私はもともと人をおもてなしすることが大好きなんです。
サロンの仕事では癒やしを提供し、英会話教室でもおやつと飲み物を出して喜んでいただいていました。
津山と出会った頃はちょうど、自分自身が大好きなパンケーキ作りにハマっていたこともあり、『食べること=癒やし』だなーと考えていた時期だでした。ですから、お客様がゆったりくつろげるカフェが開けたらいいなと漠然と思っていたんです。

 

津山はベーカリー、私はカフェと異業種ではありますが、話を聞いているとコンセプトはそう遠くない。それなら一緒にやろう!ということになって」

 

2012年10月に出会ってからトントン拍子で話が進み、1年も経たぬうちに店がオープンした。

 

Petit Dejeune

 

Petit Dejeune

 

Petit Dejeune
好きなパンを選んで詰めるギフトボックスは、手土産としても重宝する。

 

Petit Dejeune

 

Petit Dejeune

 

 

「最近はわりと素朴でナチュラルなパン屋さんが増えているように思うのですが、私たちはその逆を行こうと思っています。
店やパンのヴィジュアルも、見ただけで『きゃーっ!』とテンションが上がるような雰囲気にしたくて」

 

津山さんは、茶や白といったどこか単調な色彩になりがちなパン作りの世界だからこそ、あえて色どりに重きを置き、独学で色彩学をマスター、店のテーマカラーをも明確に決めていた。
一方、金城さんもイメージコンサルタントの資格を有し、色についての豊富な知識を蓄えていた。

 

2人が作りあげた空間は確かに、一般的なパン屋というイメージからは外れている。
そして、かわいいものに目がない女性たちをひきつけている。

 

 

実際に運営を始めると、津山さんはこれまでは得られなかった新たな喜びを感じるようになったと言う。

 

「ホテルにいたころは、奥で黙々とパンを作っていたので、お客様の反応を目にする機会がほとんどなかったんです。でも作り手である以上は、やはりお客様の笑顔が見たいし喜んでいただきたいんですよね。
今はお客様の反応をダイレクトに感じることができるので、それがやり甲斐にもつながっています」

 

「パンを褒められたら、すぐに津山に伝えるようにしています。店頭には私が立っていることが多いので、『今まで食べたどのクリームパンより美味しいと、お客様の5歳の息子さんがおっしゃってたって!』という風に(笑)」と、金城さんも語る。

 

Petit Dejeune

 

Petit Dejeune

 

Petit Dejeune

 

Petit Dejeune は、津山さんと金城さんがそれぞれもつ長所がいかんなく発揮されている空間だ。
それを証明するエピソードを、津山さんは次のように語ってくれた。

 

「金城は、来店したお客様の顔と購入なさったパンを絶対に忘れないんですよ。
『先日は◯◯をお買い上げ頂きましたよね』という風にお客様によく話しかけているので、毎回驚かされます。
さすが、もてなしのプロだなと感じますね」

 

また、金城さんは津山さんについて次のように語る。

 

「ある意味、職人さんぽくない人なんです。
職人って、こう決めたら譲らないというような強いこだわりを持っているイメージがあるのですが、彼は柔軟。
『こうすればお客様にパンのフィリングが見えやすくなって美味しそうに見えるかも』と提案すれば、早速次の日からすぐ形を変え、よりよいものに仕上げて出してくれます。
自分がこうしたい! というこだわりよりも、現場の声やお客様の事を何よりも考え、即実行してくれるんです。
そんな豊かな発想力と実行の速さに、本当に仕事のできる人だな、と感じますね」

 

Petit Dejeune
左から津山さん、金城さん。

 

今後は焼き菓子にも力を入れたいと津山さんは言う。

 

「ホテルに勤めていた時も、ケーキ部門を手伝ってよく焼き菓子を作っていたんです。クッキー・パウンドケーキ・シュークリーム・ロールケーキなどもお出しできたらいいなと考えています。
また、シークヮーサーやドラゴンフルーツ、パッションフルーツなど、沖縄ならではの食材も積極的に取り入れていきたいですね」

 

知り合ってわずか1年足らずで店をオープンさせた二人だが、お互いを尊重しあっている雰囲気がしっかりと伝わってくる。
パンに関しては津山さん、サービスと経営については金城さんと、役割をしっかり分担し、自身の仕事に徹している。

 

「協力はし合うけれど、信じて任せること。
そこを大事にしています。
私たちはお互いが持っていないものを持っているので」

 

最上級のパンとおもてなし。
2人のプロフェッショナルが、それを1つの店で実現している。

 

写真・文 中井 雅代

 

Petit Dejeune
Boulangerie cafe Petit Dejeune(ブーランジェリー プティ デジュネ)
那覇市真嘉比188-38 TNセゾンライトビル1F
098-886-4222
open 7:00〜18:00(オープン時間は変更の可能性あり)
close 日
※パンは売り切れ次第終了
ブログ http://petitdejeune.ti-da.net
facebook https://www.facebook.com/petitdejeunecafe

 

2013 8月

 

「.箱古本市」とは、2005年から東京の谷中・根津・千駄.で.われている、「不忍ブックストリートの.箱古本市」から全国に拡がっている本のイベントです。

 

ゆいレール「美栄橋駅」駅前広場~沖映通りの間で、「あおぞら古本市」を開催!古本屋の一日店主を大募集!!

 

みなさんが持ち寄ったいろんな本を、段ボール“一箱”に思いを詰めて販売して頂きます!美栄橋駅“えきまえ”から沖映通りに向けて、ジュンク堂横の歩道を通り約250mに及ぶ通り沿いで、60店舗の古本屋がズラリと出店!本好きの方々に注目を集めること間違いなしです!
また、その一角に「こども古本まちぐゎー」を設けて、こどもたちが店主の古本屋が開店!
こどもたちの古本まちぐゎー。想像するだけでワクワクします!是非この機会に、あなたの思い出の本、とっておきの本、おすすめしたい本、絶対に売りたくない本も?
並べて店主となって楽しんじゃいましょう!

 

開催日:2013年 10月26日(土)11:00―16:00
(雨天の場合、翌日に順延)
場所:ゆいレール美栄橋駅・駅前広場と沖映通り沿い(那覇市牧志)
出店料:1箱  500円
申し込み方法:応募用紙にご記入の上FAXまたは、
同様の内容を記入したものをEメールにて受付
応募用紙は、ジュンク堂書店那覇店、言事堂、ちはや書房、市場の古本屋ウララ、小雨堂などにおいてます。
またブログからダウンロードできます。
http://ameblo.jp/ryukyubookparty/
連絡先:FAX 098-868-0917(沖映通り商店街振興組合事務局)
Eメール okieidoori@nirai.ne.jp
出店数:先着60店舗までとします!
出店数が満数に達した時点で受付終了
締め切り:2013年8月31日まで
さらに詳しくはブログごらんください。