2013 9月

 

いま商店街を<再生>へと導く道筋 を考える講演会。那覇の発展と深く結び付きのある商店街の、今とこれからを考える。
講演者:新雅史<『商店街はなぜ滅びるの か』(光文社新書)著者>
【要予約・参加無料】問い合わせ:NPO法人まちなか研究所わくわく(電話 098-861-1469)

 

開催日:10月18日(金)
時間:19時~21時
場所:那覇市中心商店街にぎわい広場「コ ミュニティルーム」
(那覇市松尾2丁目7-10)

 

http://ameblo.jp/ryukyubookparty/entry-11606012823.html

 

2013 9月

 

自分史や作品集などを出してみたい、でも出版のことは難しくて全然分からない…。お任せください、出版のプロが無料で相談承ります。話を聞くだけ でもOKですので、お気軽に足をお運びください。あなたも「本の読者」から「本の著者」に!

 

日程:10月5日(土)6日(日)10時~19時 リウボウホール前ロビー
10月12日(土)13日(日)10時~18時 ジュンク堂書店那覇店
10月19日(土)20日(日)10時~18時 宮脇書店那覇国際通り店

 

http://ameblo.jp/ryukyubookparty/entry-11603248688.html

 

2013 9月

 

お子様が使える小さなデスクをみんなで一緒にDIY!
木工初心者でも安心簡単に作れます!
以前のワークショップで作ったキッズチェアーに会うサイズになりますのでセットにしても◎
ママにゆっくり作業してもらうため、託児完備です♪
もちろん、作業が一緒にできるお子様は一緒に作業できます。(4歳以上のお子様から)

 

~キッズデスクサイズ~
幅600mm×奥行450mm×高さ410mm
着色など塗装は翌日に行います。

 

開催日:10月5日(土)
時間:集合時間:12:45 13:00~16:00
場所:沖縄ガールズスクエアフリースペース
定員:10名(4歳以上のお子様から一緒に作業できます)
参加費:3000円(材料費、保険代込み) 託児ご利用の方は別途500円 
※電動ドライバーお持ちの方はご持参下さい。

 

塗装日:10月6日(日)
時間:13:00~15:00
料金:500円
Produced by アトリエWOOD#720 http://aw720.ti-da.net/
お申込 : info@girls-okinawa.jp まで
タイトル「木工~キッズデスクをDIY!~」として
1)お名前(お子様も一緒に参加の場合、お名前と年齢も)
2)生年月日と性別(保険加入のため必須)
3)メールアドレス・電話番号
3)託児有無
4)託児有の場合のみお子様の名前と年齢
をご記入の上、お申込願います。 折り返し、確認のメールをお送りします。

 

http://www.girls-okinawa.jp/

 

 

2013 9月

 

沖縄に関係する講座、新しい文化との交流を通してマチグヮーの魅力を紹介する「ひやみかち学校」とのコラボ講座、開催です! 本にまつわる講座あ れこれ。世界に一冊だけの、あなただけの本を作ってみませんか? 自分の作品や写真などを、手作りで本にしてみませんか?

 

開催日:10月5日(土)・12日(土)
時間:10時~12時(120分)
※各回単発、どちらも内容は同じで10ページの本を作ります。
場所:なは商人塾
(那覇市牧志3-3-4  牧志公設市場雑貨部2F)教室A
講師:オバネヤ(製本愛好家)
受講料:2000円+材料費400円
対象:小学校低学年以下保護者同伴
募集人数:最大15人
持参品:手書き又はプリントしたテキスト、イラスト、写真など
(無い場合でも、白紙の絵本が作れます)
申し込み・問い合わせ ひやみかち計画(電話098-867-7847)

 

http://ameblo.jp/ryukyubookparty/theme-10073152602.html

 

2013 9月

 

女性の起業支援を希望(予定)している方を主たる対象としてインキュベーションマネージャー養成研修を行います。
JBIA公認カリキュラムですので、インキュベーションマネージャーの資格を取得可能です。
前期スクーリング3日間+後期スクーリング2日間。
あわせて、ガールズスクエアあるいは現在の勤務地にて、OJTのトレーニング(実際に起業をしようとされている方の約4ヶ月間サポートを実践)を行います。

 

期間:10/18(金)〜20日(日)
予定:■前期スクーリング:10/18(金)〜20日
◆OJT:10月〜2月(期間中にガールズスクエアにてインキュベータ実習2日間)
■後期スクーリング:3/15(土)、16(日)
場所:沖縄ガールズスクエア
受講料:15万円
(サポーター特別研修生に限り、テキスト代のみで受講いただけます)
詳しくはガールズスクエアのHPをご覧ください。

 

http://www.girls-okinawa.jp/

 

2013 9月

 

県内新聞2紙の大人気四コマ漫画家によるトークセッション開催!琉球新報で「がじゅまるファミリー」を執筆している、ももココロさん、沖縄タイム スで「おばぁタイムス」「エイトマン」を執筆している大城さとしさんのお二人が、漫画のこと、お互いの作品について、執筆のうらばなしなど、〈僕 らの四コマ漫画な日々〉を語り尽くします。(司会=平良竜次)

 

開催日:10月5日(土)
時間:15 時~
場所:リウボウホール
(デパートリウボウ7階)
※入場無料

 

http://ameblo.jp/ryukyubookparty/entry-11603226863.html

 

2013 9月

 

今月も開催します。
くらしニ 植物ヲ 〜kokage project〜
管理が大変というイメージが強い観葉植物ですが以外とお手入れ簡単です。
お悩み相談受け付けてますよぉ。
皆さんでボタニカルライフはじめませんか?
商品一例
ローズマリー・ユーカリ・オリーブ・その他ハーブ・サボテン・多肉植物・観葉植物・etc…
20~50%off!

 

開催日:2013/9/28
時間:9:00-18:00
場所:HANANOFUJISHO kumoji
(那覇市久茂地2-22-12 UFビル1F)
TEL098-862-7793

 

fb hananofujisho kumoji

 

2013 9月

 

 

マチグヮー(商店街)の癒しの場パラソル通りで毎月開催している小さな市です。

 

開催日:2013年10月13日(日)
時間:11時~16時
場所:パラソル通り(那覇市国際通りからむつみ橋通りに入りまっすぐ)

 

青空市ブログ:http://parasoru.ti-da.net/

 

2013 9月

 

ママはいつも一生懸命です。

 

日々、こども達と向き合い、喜んだり悲しかったり、時には怒ったり、葛藤したり家事をこなしながら、夜な夜なチクチクと針仕事をする。

 

眠い目をこすりながらも、どうしてもこれだけは、やめられないと色々な物作りをする。
日々の食卓に沢山の愛を注いで丁寧に料理をする。お菓子を作る。
こどもの為、そして家族や、身近な人の喜ぶ顔を思い浮かべながら。

 

そんな心のこもった物つくりの先にもっと沢山の笑顔があったなら、大きな喜びや夢があったならやり甲斐を持って、堂々と前に進めるはず。

 

そして、日々愛を注ぎながら沢山の方々に商品を提供しているお店屋さんの人たち。

 

そこに集う人たちが気持ちよく繋がっていける市にしたい・・・そんな願いを込めてママさん市を開催します。
もちろん、ママじゃない方、プロの方も参加して下さいます。
ステキなお店が沢山並びますよ。みなさんの起こしを心からお待ちしております。

 

開催日:10月5日(土)
時間:10:00~16:00
場所:こども園てくてく(エッセンス963内)
宜野湾市大山2-27-2

 

http://taromayo.ti-da.net/c250769.html

 

2013 9月

ニモレ

 

「紅茶の魅力を、もっともっと沖縄に広めたい」。それがTea shop Nymolle(ティーショップ ニモレ)店主・比嘉真紀子さんの想いであり、願いでもある。

 

沖縄には、カフェを営む傍ら茶葉も販売しているというお店はある。しかし、茶葉の販売をメインに据えた「ティーショップ」にはなかなか出会えない。

 

「沖縄でも、デパートなどでブランドの茶葉は手に入ります。でもそのせいか、紅茶は高級で特別なものだと思いこんでしまっている方が多いみたいで…。紅茶をもっと身近に感じて頂きたいなと、ずっと思っていたんです。
また、香りづけやブレンドをしなくても、茶葉そのものが甘みを持つ、質の良いものをお勧めしたくて、カフェではなくティーショップを開きました」

 

その願いを叶えるべく、2013年4月に店はオープンした。

 

そういえば確かに、沖縄では特に甘いアイスティーは水代わりのように飲まれているけれど、自分で茶葉を選び、淹れ、飲むという話はあまり聞かないような…。
少しばかり距離を感じつつ、まずは一杯。

 

ニモレ

 

ニモレ

 

迷いなく動く手が美しい。だが、どんなに熟練していても勘頼りにはしていない。茶葉の量はキッチンスケールで、蒸らす時間はタイマーで正確に計る。それが美味しく淹れるための「ゴールデンルール」だと真紀子さんはいう。

 

「19世紀、イギリスで紅茶文化が根づいた頃に提唱されたゴールデンルールには、他に『良質な茶葉を使う』『沸かしたてのお湯を使う』『ポットを温めておく』というものもあります。
茶葉の種類によって湯の量や蒸らし時間を変えるなど、経験に基づく勘もある程度必要ではありますが、ゴールデンルールをしっかり守って淹れるだけで味が全然違ってきますよ」

 

また、淹れるときの気持ちも大切にしていると真紀子さんは話す。

 

「落ち着かないまま淹れると、なんだか美味しくない気がして…。
『ちゃんと美味しく淹れられた』という実感も大切だと思うので、淹れ直すこともあるんです」

 

ニモレ

 

ポットの中で茶葉がゆらり舞う。

 

「茶葉が上下する動きをジャンピングと言います。茶葉の質やお湯の温度などの条件を備えるだけでなく、何より酸素をふんだんに含んだ新鮮なお水を使うことでやっと起こる現象なので、ジャンピングは美味しい紅茶だという証明のようなものです」

 

しばらく茶葉に見入っていると、紅茶の香りとパウンドケーキの焼きあがった匂いが漂い始めた。

 

ニモレ

 

ニモレ

 

「こちらの茶葉はネパール セカンドフラッシュ。爽やかなお茶でお花のような香りが魅力なんですよ。
きっと、ネパールの紅茶ってあまり馴染みがないですよね? 
輸出量が少ないので、『ダージリン(インドの紅茶の産地)』のような地域の名前ではなく国名で呼ばれることが多いのですが、ダージリンと同じヒマラヤ山脈の麓で栽培しているので、すごく美味しい茶葉が採れるんですよ」

 

すす…すっと、ゆっくり口に含む。

 

「あれ? これ紅茶…ですよね?」

 

つい、真紀子さんに確かめたくなる。
飲みやすく、とても穏やかな味なのだ。決して薄いわけではなく、ふわりと鼻を抜ける香りは確かに紅茶のもの。どれでも好きなお菓子と一緒に、なんなら和のゴハンとでも上手くまとまってくれそうな、それぐらいのさりげなさだ。
紅茶に対して、どこか構えていた力が抜けていくよう。私の気持ちを見越してのセレクト? まさか、まさかね。

 

「ネパールの紅茶には、もう一つの楽しみ方があります。一般的に、紅茶を楽しめるのは一煎目のみで、それ以降はどうしても渋みが出てしまいます。ホットは特に渋くなりますが、この茶葉は二煎目をアイスティーで頂くと、また別の味わいを楽しめるんですよ」

 

茶葉の残るポットに、静かに軟水のミネラルウォーターを注いで待てば、今度は、アイスティーのできあがり。二煎目も苦さを感じることなく、冷たい分だけ増した爽やかさが喉を通った。紅茶ってこんな楽しみ方もできるんだ。なんだか楽しくなってきた。

 

ニモレ

 

ニモレ

 

紅茶といえばお菓子も欠かせない。真紀子さんお手製のパウンドケーキも合わせて頂く。

 

真紀子さんのこだわりはお菓子作りにも及ぶ。パウンドケーキも通常より細長い焼き型を使うため、火の当たりが良く、さっくりとした歯ごたえに仕上がるという。
軽やかで、とても美味しい。洋菓子専門店で出されても納得の、本格的かつ上品な味わいだ。

 

紅茶とお菓子がもたらす至福。こんな優雅な時間はやっぱり特別なものに思えてしまうけれど…。

 

「おうちでも楽しめますよ。身の回りにあるものを使ってでも充分美味しくできるんです。
専用のポットでなくても急須で良いし、わざわざ軟水のミネラルウォーターを買わなくても硬水でも淹れられます。軟水にも硬水にもそれぞれの良さがありますし、その土地の新鮮な酸素を含んだ水で楽しんでいただきたいと思っています。特別じゃない、普段の生活に取り入れられる紅茶であってほしいから」

 

うちにも、急須ならある!と、つい前のめりになってしまう。

 

ニモレ
どこかヨーロッパを思わせる瀟洒な雰囲気の店内。元々は建築士だった真紀子さん自身が壁紙を選び、床のタイルを貼るところからこだわって作り上げた。

 

ニモレ

 

ニモレ

 

ニモレ
センス良く集められた食器類や道具が並ぶ

 

ニモレ

 

店内でひときわ強い存在感を放つのが、左右の壁一面に作りつけられた棚だ。

 

「店に入っていらしてすぐ、どちらの棚をご覧になるかでお客様の求めているものがわかるんですよ」

 

真紀子さんが打ち明けるように教えてくれた。

 

左側の棚には、厳選された茶葉やティーストレーナーなどの道具が並ぶ。
紅茶好きの期待に応えられるようにと、常時20種類ほどの茶葉が揃っている。

 

「いろいろなひとに親しんでもらえるよう、なるべくクセのない優しい味わいの茶葉を揃えています。
紅茶の渋みは旨みでもありますが、苦手な方も多いので。

 

また、私はフリーの紅茶屋なので、その点は強みだと言えるかもしれません。
茶園の販売所や紅茶のブランド店では自社の茶葉しか扱えませんが、私はブランドにとらわれることなく、どんな茶葉でも仕入れられますから」

 

ニモレ

 

右側の棚には、カラフルで可愛いパッケージのティーバッグや、キャンディス(氷砂糖)などが置かれている。

 

「紅茶初心者の方にも興味を持ってもらえるように、見た目にも愛らしいものを選んでいます」

 

ついつい目移りしてしまう魅力的なアイテムが並ぶが、見た目だけでなく質にもこだわっている。

 

「茶葉もティーバッグも、試飲した時に『はっ』と衝撃を受けたものを選ぶようにしています。
その手軽さから『ティーバッグは本格的な紅茶ではない』と思われる方も多いようですが、かなり優秀なアイテムなんですよ。だって、美味しく飲めるようにきっちり量が量られているんですから。
目分量の茶葉で淹れた紅茶よりも、ティーバッグでしっかり淹れたほうがずっと美味しい。
最近はテトラ型のものも多く、ティーバッグの中で茶葉が舞う構造になっていたりと、どんどん進化してるんですよ」

 

真紀子さん曰く、紅茶通は左の棚を、プレゼント選びに訪れた人は右の棚をじっくり検分するんだとか。

 

「もちろん、紅茶に詳しい方でなくとも大歓迎です。
どんな方向からであっても、紅茶に興味を持ってくださることが嬉しい。何でもお尋ねください」

 

そこで、私も遠慮なく訊いてみる。
ゆっくりできる時間が寝る直前しかないのですが、そんな時にぴったりのお茶ってありますか?

 

「眠る前に飲むならハーブティーがお勧めです。中でも、気持ちを穏やかにしてくれるカモミールが良いでしょう。
元々甘みのあるハーブなのですが、爽やかなミント入りのものもあり、飲みやすいですよ」

 

やや漠然としたリクエストだったが、真紀子さんは迷いなく答えてくれた。

 

今ではワークショップやティーレッスンを行うなど、まさに紅茶のプロとして活躍している真紀子さんだが、10年ほど前までは紅茶に関して完全なる素人だったと言う。

 

「私の人生は、一杯の紅茶から動きだしたんです」

 

ニモレ

 

ニモレ

 

真紀子さんがまだ東京で建築士をしていた時のことだ。仕事で赴いた家の女性から振る舞われたのが、「フォション」のアップルティーだった。

 

「フォションといえば、1886年創業の老舗紅茶ブランドで、中でもアップルティーは代表的な茶葉です。
それまではストレートの紅茶しか飲んだことがなかったので、まずは甘やかなアップルの香りに驚きました。それに、茶葉からきちんと淹れた紅茶を飲んだのも初めてで。
私のあまりの感激ぶりに、その茶葉を缶ごとプレゼントしてくださったんです」

 

毎朝紅茶を淹れようと心に決めた真紀子さんは、翌日から我流で紅茶を淹れるようになった。

 

「恥ずかしい話ですけど、何も調べず思いつくまま淹れてたんです。
緑茶を入れて使う『お茶パック』ってあるじゃないですか? あれに紅茶の茶葉を入れ、そのままマグカップにポン!。そこにお湯を注いで飲んでたんですよ(笑)。
今思うと笑っちゃうけど、当時はそれで満足してました。

 

というのも、紅茶初心者の私にとっては、淹れた紅茶の味よりも、紅茶を淹れること自体が大事だったんです。
毎日仕事に追われ、友達のメールに返信もできないぐらい慌ただしい毎日でしたが、朝に紅茶を飲む時間を作ったことで変わりました。不思議な感覚なのですが、一日を自分でコントロールできる気分になれるんですよ」

 

朝の紅茶が定番化すると、ガラス製のポットや茶漉しなどのアイテムを揃えるようになり、徐々に紅茶の虜となっていた。
そして、より深く紅茶について学ぶため、“ 飛行機通学 ” するまでになる。

 

ニモレ
沖縄ではあまり見かけない「ニルギリ」や「キャンディ」といった通好みの茶葉も豊富に揃う。クセが少なく飲みやすいニルギリは男性にも好まれるという。「紅茶男子、結構多いんですよ。お一人でご自分用の茶葉を選びに来る方も」

 

ニモレ
「スパイシーなチャイもお勧めです。これはシナモンが入っていて、ストレートでもミルクを加えても美味しく飲めます」

 

「どうしてもこの先生から学びたい!というほど素敵な先生がいらっしゃって、沖縄から兵庫のスクールに月に一度通っていました」

 

約1年半学び、紅茶コーディネーターの資格も取得した。

 

「通信教育でも取得できますし、資格の取得自体が一番の目的ではありませんでした。実際に紅茶に触れ、色んな人と一緒に学ぶ。その雰囲気をとことん味わいたかったんです。
また、紅茶から繋がる人々との出会いも楽しみでした。授業の後には他の受講生と一緒に紅茶屋めぐりをしたり、すごく充実していましたね。
そうやって学んでいくうちに、沖縄でこういう機会を持てる場所がないのは惜しいと思い始めたんです」

 

紅茶を仕事にしようと決めてからは、ワークショップやティーレッスンを行ない、イベントにも積極的に参加するなど、多くのひとに紅茶の魅力を伝えようと奮闘している。

 

ニモレ
ハーブの量り売りもしている。「一種類のハーブをシンプルに堪能しても良いですし、紅茶に混ぜてもアクセントが効いて美味しくなります」

 

ニモレ
「眼精疲労や視力回復に効果的なビルベリーや、お産の進みを早くし、産後の体の戻りも促すと言われるラズベリーリーフのように、効能があるものが多いんです。美肌効果のあるブルーマロウはとても人気で、すぐ売り切れちゃいますね」

 

ニモレ

 

控えめな性格の真紀子さんだが、一度紅茶について語りだすと、生き生きと目が輝き出す。

 

「紅茶で世界が動くんですよ。知ってますか?」

 

興奮した面持ちで、真紀子さんはそう言って話しだした。

 

「アヘン戦争もアメリカ独立戦争も、その背景には紅茶が絡んでいます。というか、紅茶そのものが原因で起こった戦争だと言っても過言ではないんです。
紅茶には、歴史を変えてしまうほどの魅力があるということなんですよね」

 

紅茶はかつて、大きな争いの火種となり、今ではひとりの控えめな女性が店を開くきっかけとなっているのだ。

 

 

「朝一杯の紅茶を飲むことで、自分で一日をコントロールできる」という真紀子さんの言葉が深く印象に残った。
紅茶には、味と香りの魅力だけではなく、時間の流れをゆるやかに変える力もあるように思う。
そしてその力は、カフェやティーサロンに行かなくても、我が家の急須でも呼び起こせるものなのだ。
いつもバタバタと時間に追われる私も、紅茶の時間を作ったならもっと能動的に、自覚的に過ごせるだろうか。
紅茶を丁寧に淹れることは、一日を丁寧に生きることにつながるのかもしれない。

 

まずは私好みの茶葉を真紀子さんにセレクトしてもらい、明日から紅茶を淹れてみよう。

 

文 石黒万祐子

 

 

ニモレ
Tea shop Nymolle(ティーショップ ニモレ)
那覇市牧志2丁目25-27
098-959-9575
open 13:00~18:00
close 不定休 *お問い合わせください
Facebook https://www.facebook.com/NymolleTea

 

2013 9月

 

人の意識とお金について、経営コンサルタントの水野さんに語っていただきます。
個人の色々な方の相談に乗ってくださる「話しやすいコンサルタントさん」で、日頃からお金との関係が疎遠に感じている人は、是非一度お話を聞きましょう!
お金は毎日使うもの。入ってきたり出て行ったりしますが、そのお金という存在をどう思っているか?が実はお金の流れに影響します。お金と気持ち・意識の関わり、お金  の流れにスムーズに乗るポイントをお伝えします。

 

水野さんの著書「モネの紅茶~お金と豊かさの物語~」は、普段本を読まない方でもスラスラと読みやすく、小説のようにストーリー仕立てなので、読んでいて楽しいです!!
(Amazonでも購入できます)

 

  
冒頭部は、「モネ」という喫茶店の主人と客とのやりとりから始まります。
客の帰り際、普通ならレジで会計するところを「それでしたら、御代は結構ですよ」と、客から飲み物の代金を受け取らない主人。

 

「何か事情があったのかな?」「それともツケで払っているのかな?」と一瞬思いますが、実はそうではありません。
その意味と概念が「ハッピーマネー」という言葉を軸に語られます。
この喫茶店では、「幸せな気持ちで支払われたお金」しか受け取らないという方針なようですが、社会一般でのお金の流れとは違った見方で「お金の出入りで何が重要か」を見つめる事で、その方針で経営が成り立っているようです。

 

さて、ハッピーマネーとは何なのか?お金と人の意識はどう関係しているのか・・・気になりませんか?
経営コンサルタントと言っても、そう大袈裟に考えず、お気軽にいらしてください!
誰の相談でも親切に聞いて下さる、とってもナチュラルな方です。
ひやみかち学校で、お待ちしています!

 

開催日:平成25年10月10日(木)
時間:14時00分~16時00分 
場所:ひやみかち学校(那覇市牧志3-3-4 2F)
申し込みは直接電話にて事前予約となります。参加費用は2500円。
学生(高校生以上)さんは、当日に学生証持参で割引になります(学生参加費1,000円)
問い合わせ先:ひやみかち計画 TEL 098-867-7847(那覇市牧志3-3-4 2F)

 

http://facebook.com/hiyamikachikeikaku

 

2013 9月

世界のお弁当
服部直美・著 情報センター出版局 ¥1,575/OMAR BOOKS

 

風が朝夕はひんやりするようになった。季節は確実に秋に向かっている。
そろそろ巷では本格的な運動会シーズンもやってくる頃。
運動会といえば、誰もがお弁当にまつわる思い出を持っているように思う。そこで「お弁当」について、読む人の視野を広げてくれそうな本を今回はご紹介。

 

各国のお弁当事情を1冊で知ることが出来るこの本。
香港での生活がきっかけとなり食に関心を持つようになった著者が、世界各地を訪れてその地で出会った人々のお弁当を取材してまとめたもの。

 

冒頭の写真で紹介されている「お弁当のある風景」では、オフィスや海辺、移動中の列車、市場の中など様々な国の人たちの生活の一場面にお弁当があって、見ていて笑みが浮かぶ。
どれも愛情が詰まっているようなお弁当を食べている人たちの背景に、それを作ってくれた人の姿が見える気がして、とても温かい気持ちになった。
 

 

世界22のエリアの定番メニューが紹介されていて、個人的に面白かったのはブータンやブラジル、ノルウェーなどの食材や詰め方。

 

世界のお弁当

 

例えば、世界一辛いお弁当と言われているブータンのお弁当のページでは、唐辛子をスパイスとしてだけでなく食材そのものとして使うというお弁当の中身はもとより、「ポンチュー」というかわいい響きの、ざるのような編み籠を二つ合わせた容器にも惹かれた。

 

国ごとに、その風土や暮らしもふまえたコラムは、丁寧にかつ分かりやすく書かれ、読者はきっと楽しみながら読めるはず。
お弁当の中身が写真で紹介されているだけでなく、レシピもしっかり記載されているので再現しようという気になるのもこの本の良いところ。

 

なぜか日本の項目の次に、国ではないけれど沖縄があって、そこでは「ポーク卵」(缶詰のスパムやランチョンミートなどを使った、沖縄では食堂などでも定番のお肉と卵のコンビ)が入ったお弁当が紹介されていた。

 

 
その他、お弁当箱や水筒についての豆知識やお弁当にまつわる著者の体験など読み物としても楽しめる。
その中に出てきた台湾の水筒(中に茶漉しが付いていて上下どちらからでも飲める)が欲しくなってしまった。それと丸いシンプルなお弁当箱も。

 

サブタイトルにあるように、お弁当は作る人、それを食べる人がどちらも幸せを味わえる、心をつなぐ方法。
読み終えると、自分にあるいは誰かのためにお弁当が作りたくなる。

 

年代、性別問わず楽しめる一冊。
食に興味が湧くこの季節に、参考がてらぜひどうぞ。

 

OMAR BOOKS 川端明美




OMAR BOOKS(オマーブックス)
北中城村島袋309 1F tel.098-933-2585
open:14:00~20:00/close:月
駐車場有り
blog:http://omar.exblog.jp

 

2013 9月

 

ゆるキャラグランプリ2013拝見してね!!

 

期間:始まっています!!是非一票お願い致します。
2013年11月8日(金)まで
投票サイト:ゆるキャラグランプリ2013
http://www.yurugp.jp/
検索して沖縄県でチャリチャラお願い致します!!

 

http://www.aquapanda.net/

 

2013 9月

 

ペチャクチャナイトは、表現者達が集い、つながり、作品を披露する場です。
日本語で「わいわい話す」とか「会話の声」を意味するこの「ペチャクチャ」このイベントの主な目的は、交換と創造を促すこと。
会場のいたるところで様々な交流が生まれ、ジャンルを超えてアイデアを分かち合いネットワークを拡げることができる場なのです。

 

アーティストやクリエイターの方のプレゼンテーションは、創作のインスパイアの源です。
おしゃべりのテーマは、自身の制作への想い等など、メッセージがあればテーマは何でもOKです。

 

ビール片手にワイワイと大人の学習発表会をイメージして下さればと思います。

 

プレゼンテーター
渡慶次 弘幸 (漆器製造)
曽山 尚幸 (書画家)
幸喜 朝子(コピーライター)
玉城 真(インテリアデザイナー)
城間 大輔 (アーティスト)
美濃 祐央 (建築設計)
大野 雅章 (アーティスト)

 

PKN Ginowan#14 Team
新垣 誠(ゲストナビゲーター )
神里 睦(ミュージックキュリエーション)
比嘉 将貴(テクニカルサポート)
亀井 亮介(テクニカルサポート)
大野 雅章(サポートデザイン)
川満 豊(サポートフォトグラファー)

 

ペチャクチャナイト
http://www.pecha-kucha.org/night/
ペチャクチャナイト宜野湾
http://www.pecha-kucha.org/night/ginowan/

 

クリエイティブな草の根ソーシャルイノベーション(社会変革)で、参加した様々なジャンルの人が想いやアイデアを分かち合い、ネットワークを広げられる場となりますように.. ということで、プレゼンテーション参加希望のアーティスト、後援、サポート企業も募っております。
どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。

 

入場料は、ペチャクチャナイト存続の資金として活用させて頂きます。年に4回以上の開催を予定しております。
前売りチケットのご購入と詳細はCOTONOHAのHPからどうぞ。

 

今回のイベントは、当日券同額設定です。
皆様のご来場を心より御待ち申し上げます。
Ustreamの配信は、こちらからご覧下さい。
http://www.ustream.tv/user/cotonohaartspace

 

開催日:2013年9月28日(土曜日)
時間:開場19:30 開演20:20
場所:COTONOHA ART SPACE+CAFE
沖縄県宜野湾市赤道1-5-7
TEL.098-893-7299

 

http://shop.cotonoha.com/?pid=64074224