2015 7月

 

絵本の1ページのような、手描きのものたち
original T shirts,Canvas Bag,Kid’s T shirts etc..

 

開催日:2015.7.1〈wed〉-7.31〈fri〉 11:00 – 22:00
場所:那覇市牧志2-5-2 沖縄の風 ☎098-943-0244

 

http://ameblo.jp/okinawawind/

 

2015 7月

現在休業中

ソセアミ

 

sソセアミ

※2015年7月現在、1種500円、3種、1200円、5種1750円に変更

 

手描きのチーズのイラスト。それぞれの特徴を捉えた実直な線から、ここのチーズがよく観察され、慈しまれているのだと分かる。描いたソセアミの店主、香田奈津子さんは言う。

 

「ナチュラルチーズは、味がどんどん変化していくもの。ちゃんとピークを見計って出して、少しでもピークを過ぎてしまったらもう出しません。よく『ブルーチーズだけは苦手…』と言う方が、うちのブルーチーズなら食べられたり、チーズ通の方からも『今までのロックフォールはロックフォールじゃなかったかも!美味しい!』と言って頂けたりするのですが、それはチーズのコンディションによるところが大きいのかなと思います」

 

それぞれのチーズの食べごろを見極め、口に載せる時には最良の状態であるように。香田さんが何より心を砕くのはそこだ。

 

「ヤギのチーズは仕入れてから、ここで熟成させることが多いですね。初めは酸味が強くてヨーグルトっぽい味わいですが、だんだん他の菌が繁殖して酸味が和らいだり、味に厚みが出てくるんです。ナッツとかドライハーブみたいな香りもしてきて良い感じになったところで『さぁどうぞ!』って。逆にブルーチーズは、もうお店に届いた瞬間からどんどん出していかなきゃいけないんです。切った時からホエイ(乳清)が抜け始めて乾燥して、ミルクの甘みや滑らかな口当たりがなくなっていってしまうので。だから小さめのサイズで何度もちょこちょこ入荷して、できる限り切りたてを出せるようにと。こんな工夫もしています」

 

sソセアミ

 

満を持するチーズが、ソセアミにはおよそ15種類も並ぶ。チーズとワインの相性の良さはあまねく知れ渡っているからチーズを置くお店はそう珍しくないが、この数は、ちょっとない。

 

「チーズいっぱいのお店にしたいと思いまして。20種類ほどのストックから、15種類ぐらい出します。多い方だと思います。やはりチーズは管理が大変ですから、たくさん置くのはなかなか難しいのかもしれません。お客さんはチーズのメニュー見ると、『名前聞いたことないものばっかり!』と言われるんですが、チーズは本当に種類たくさんですよね。ヤギ、白カビ、ウォッシュ、ハード系…。さらにフレッシュなものか熟成が進んでいるかでまた細かく分かれますし。うちはいつも、チーズが非常に可愛がられてることが伝わる専門店と相談しながら仕入れてます。どのチーズを入れるか毎回長々と悩みますが、どちらかと言えば、熟成しきったチーズよりは、ある程度ミルク感が残ってて、熟成させる振り幅があるチーズ、そしてワインに寄り添うようなチーズが多いですね」

 

sソセアミ

 

香田さんはチーズの食べごろだけでなく、食べ合わせにも気を配っている。

 

「珍しいチーズが多いというのは、お客さんがここで初めて出会うチーズが多いということ。第一印象が大切ですから、ぜひ楽しんで頂けるように食べ方も工夫してます。たとえばイチジクやコンフィチュール、ハチミツを添えたりですね。チーズは、合わせるものによってまた何倍も楽しめるのも魅力なんですよ。最近は、ウォッシュチーズにシナモン入りのカラメルクッキーを合わせたものをよく紹介してます。まるでチーズケーキみたいで、『デザート感覚でイケる!』と喜ばれますよ」

 

ソセアミ

 

さらに、チーズとワインの組み合わせを楽しむにあたっては、こんな裏技もある。

 

「ヤギのフレッシュなチーズは、スパークリングワインや白ワインには合うんですけど、赤ワインとはちょっと難しいんです。口の中でケンカしてしまうというか…。でも赤ワインとヤギの酸味あるチーズをご所望される方もいますよね。そういう場合はチーズにクランベリー、ブルーベリーなど赤ワインを連想させるドライフルーツを添えて出すと、ドライフルーツが仲介してくれて、チーズとワインがだいぶ仲良くなるんですよ」

 

美味しいチーズを、美味しく味わってほしい。それは香田さん自身も無類のチーズ好きだからこそ、生まれる想いだ。

 

「私もチーズ大好きで、自身の結婚式でもケーキ入刀じゃなく、チーズ入刀をしたぐらいなんです(笑)。美味しいし、奥深さがいいですよね。まるでホワイトマッシュルームとたくあんの香りが混ざったような・・・と表現したいような、複雑な香りのカマンベールがあったり、塩キャラメルのような味わいの羊乳のチーズがあったりと、本当に面白いんですよ。いつも試食するたびに新しい発見があります。ちゃんとチーズを勉強したくて、沖縄で初のフランスチーズ鑑評騎士・シェバリエの國場百合子先生のチーズ教室にも通い、4年間みっちり学びました」

 

ソセアミ

フランスワインを中心に、70~80本が揃う。全て香田さん自身が試飲し、美味しいと思ったものだけが集まる

 

ソセアミ

 

ソセアミはチーズとワインだけではない。手間を惜しまない料理もまた魅力だ。

 

「國場先生のチーズ教室では、いつもワインや軽い食事と一緒にチーズを楽しむんです。その相性の良さを味わうのと同時に、チーズにはビタミンCと食物繊維が含まれていないので、サラダなどで足りない栄養を補うという意味もあるんです。このお店でも、そういうバランスとれた食卓をやりたいなと思って、料理も一生懸命作ります」

 

sソセアミ

ノルウェー産塩ダラのブランダード。塩漬けと乾燥を交互に行なった塩ダラを1日半かけて塩抜き。ハーブやニンニクと茹でたジャガイモを練って作る、人気メニュー

 

その料理もなかなかどうして本格的なものばかりがメニューに並ぶ。

 

「フランスの家庭料理をお手本に作っているものが多いです。煮込みとか塩漬けとか、ちゃんと手間をしっかりかけたら、あとは時間が解決してくれる、待っていればひとりでに美味しくなってくれるような料理が好きですね。炭水化物もやろう!と思い、パンも作り始めました。ひとりでやっているお店の割にはメニュー多いと思います。もう毎日バタバタしてしまうではあるんですけど、お客さんが私の進化を楽しみに見守ってくださっているので、ここは頑張りたいところです」 

 

ソセアミ

 

チーズにワイン、お料理。お店で提供するもの全てに、ちゃんと手をかけて。香田さんは昔からこういう場所を作りたかったのだという。

 

「酒場をやりたかったんです。私は趣味が料理とワインしかないんですけど、自分が飲むのももちろん、他人が飲んでる姿を見るのも大好きなんです。お酒の力でちょっと饒舌になったり、距離が縮まって仲良くなれたりするのがいい。気軽に来て、楽しんでもらえる酒場を作りたいなと、10年ほど前から思っていて」

 

それは、香田さんが学生時代に出会った1本の赤ワインが始まりだった。

 

「大学生の頃、開いたパーティで、友達が赤ワインを1本、持参で来たんです。私はその時に初めてワインを飲んだんですけど、美味しくて美味しくて、それに楽しくて、ワインとはなんて良い飲み物なんだ!と。その時に長い付き合いになりそうだという予感がしたんです。通ってたのは福岡にある人文系の大学で、飲食業とはもう全く無関係だったんですが、自然とそのままフランス料理のお店に就職を決めました。厨房から入って、ホールの仕事も勉強させてもらいつつ、ソムリエの資格も取得して。いろいろ経験してみて、料理するのも大好きですし、お客様にワインや料理を出すのも大好き、両方やりたいなと。今、このお店では全部できるから嬉しいですね」

 

ソセアミ

 

また、ソセアミは、この類のお店には珍しく午後3時半からオープンする。慌ただしくなる前にと、ここでひと息つく主婦や早々に仕事を終えて一杯を楽しむ人々でにぎわう。それはどこかヨーロッパの午後を想わせる光景だ。

 

「自分が行きたいお店が、ほとんど夜からしか開かなくて残念だと思うことが多くてですね。夜飲むお酒ももちろん美味しいですけど、明るい時間から飲むお酒って、さらに特別な気がします。それに、お店の場所を探していた時にここを見つけて、入口から射しこむ光が非常に良くて、すぐに『ここで、早い時間から開くお店にしよう』と決めました。最近はオープン直後にもお客さんがたくさんいらっしゃるんですよ。柔らかい太陽光の中でグラスを傾けるお客さんを見ると、間違ってなかったなって」

 

sソセアミ

 

sソセアミ

ソセアミという店名は、香田さんの両親の名前、ソウセイとミエコからとった

 

チーズとワイン、それから料理からも。実直な人柄がうかがい知れるバー。香田さんは少し口ごもるように、こう付け加える。

 

「チーズとワイン、それからお料理をただ、楽しんでほしいです。いつもは自分、そんなに語らないんですよ。1人でやってるお店なので、バタバタしてるのもありますけど、堅苦しいのは好きじゃなくって。チーズも、相談された時以外は長々と説明しません。お客さんも難しいこと抜きで、ひたすら楽しく食べて飲んでしてると思います。それで良いんです。蘊蓄とか抜きで、パッと来て楽しめる酒場を私はちゃんと、やりたかったから」

 

香田さんの口からは「ちゃんと」という言葉が何度となく出てくる。言葉通り、ちゃんと最良の状態に整えられたチーズと、それに合うワイン。ちゃんと時間と手間をかけた料理。繰り返される「ちゃんと」に、確かなひとときを約束されるのだ。

 

文/石黒万祐子(編集部)

写真/金城夕奈(編集部)

 

sソセアミ

 

現在休業中
Sose a mi(ソセアミ)
那覇市牧志2-19-2うるま住宅101
098-868-3880
OPEN 15:30 ~ 23:00(※22:00オーダーストップ)  
定休日 毎週水曜・木曜
http://soseami.exblog.jp

 

2015 7月

 

夏休みが終わり、運動会前にひと騒ぎ☆
楽しいファミリーイベントまたまた開催決定☆
めちゃくちゃ楽しい空間♪
出店者さん大募集(^^)/

 

開催日:9月5日(土)6日(日)
時間:11時~17時
場所:ネーブルカデナ

 

http://bbbbbb.ti-da.net/
09084143675
chey.d-o-b.keeeey-ra@docomo.ne.jp

 

2015 7月

 

那覇市若狭公民館では夏休みに親子ふれあい教室としてとってもホットな講座を開催します☆

 

いつもお世話になっているお母さんお父さんに感謝の 気持ちを込めてカレーを手作り!
出来上がったら親子で食べよう~♪
こども達は『ありがとう♥』の気持 ちを込めてカレー作りにチャレンジ!
保護者の方には、お手伝いの習慣を育むために必 要なことや
携帯電話を持たせる時に気をつけたいことなど、日常生活で大切にしたいポイントを一緒に考えます。

 

美味しさの秘訣は・・・ 『た~~~っぷりの愛♥』これ大事!!
この夏、親子で楽しみましょ~☆

 

【日時】8月1日(土)9:00〜14:00
【場所】若狭公民館 実習室・和室
【参加費】一人あたり500円(保険料・材料費)
【持ち物】エプロン・三角巾・ハンカチ・お米一合(一人あたり)
【対象】那覇市内の小学4年生〜6年生とその保護者
【定員】15組(先着順)
【申込み期間】7月21日(月)〜 定員に達し次第〆切

 

詳細は若狭公民館 のホームページにも掲載していますので、ぜひご覧くださいっ!
http://cs-wakasa.com/kouminkan/project/h27.html

 

TEL:098−917−3446
info@cs-wakasa.com
若狭公民館 小坂

 

2015 7月

 

毎週金曜日の夜にイタリアのたびをしてみませんか? 
7月から沖縄市Go-ma Houseで始まる“イタリア発見!映像で学ぶ文化とグルメの旅”イタリア料理大好き、イタリアのいろんな事を知りたい方におすすめのコースです。イタリアの北から南まで各地の映像を紹介し、その地域に伝わるイタリア料理(ディナー)で食文化も学べます。文化、歴史など新たな発見もお楽しみください。映像は日本語で解説いたします。
講師はイタリア大使館沖縄領事連絡員でイタリアンカルチャー倶楽部 代表のマッセターニ・マルコさんで、毎週イタリア北部地方から南部地方にかけてイタリア各地域(地方)の郷土料理を食べながら映像や音楽とマルコさんのお話でイタリア文化を学ぶ毎週金曜日の旅をお楽しみください。
※料理の量が多いので、ジップロックやタッパー持参で参加下さいませ。

 

◆イタリア発見!映像で学ぶ文化とグルメの旅 ベローナ編
◆日時:2015年7月24日(金)19時~21時(毎週金曜日)
◆定員:4名~8名(※4名最小催行・完全予約制)
◆参加費:2,500円(講話&食事付き)
◆ドリンクバー:300円(カプチーノ&エスプレッソコーヒー&ソフトドリンクの飲み放題)
◆ワイン&ビール:1ドリンク300円
◆講師:マッセターニ・マルコ(イタリア大使館沖縄領事連絡員・イタリアンカルチャー倶楽部 代表)
◆開場:Go-ma House
◆住所:沖縄市仲宗根町24-5(1F)
◆TEL:098-989-9392
◆主催:イタリアンカルチャー倶楽部
https://www.facebook.com/events/500582876756674/

 

2015 7月

 

みんなが作ったミニオンズのキャラ弁を大募集します!!
応募された写真の中から、おきレシWEB・ブックで紹介された方に抽選で・・・
スターシアターズの映画招待券をプレゼント♪(※6名さま)

 

たくさんのご応募お待ちしています。
また、おきレシWEBでミニオンズのキャラ弁を公開中!
ぜひ参考にしてみてください♪
お子さんやご家族もミニオンズのキャラ弁に大喜び間違い無し♪

 

□□□□応募方法□□□□
件名に「ミニオンズキャラ弁」と入力し、下記のアドレスまでメールでお送りください。rp@e-okinawa.tv(サンネット株式会社 おきレシチーム)
応募締切:8月31日(月)まで。

 

【投稿写真についてのご注意】
■ミニオンズに関するキャラクターのお弁当に限ります。
■すべての投稿写真を掲載するものではございません。ご了承ください。
■プレゼントのご連絡は、お送りいただいたメールアドレスにご返信させていただきますので、 受信できる状態にしておいてください。
■投稿者は、投稿写真の撮影者に限ります。投稿者以外の方が撮影した写真は投稿できません。
■背景に漫画やアニメのキャラクター、他人が写っている場合など、第三者の権利を侵害する おそれがある場合には、掲載できない場合がありますので、ご注意ください。

 

メールにてミニオンズをモチーフにしたキャラ弁のお弁当の写真を募集します。
rp@e-okinawa.tv
応募締め切り:8月31日(月)

 

おきレシWEBトップ:http://www.okireci.net
コンテスト詳細ページ:http://www.okireci.net/news/okireci/004457.html

 

 

2015 7月

 

☆「クリエイターや小さい会社のブランド作り」☆
日本で最も入居希望者が多い創業支援施設での10年のマネージャー経験から、ファッション、アクセサリー、クラフト、雑貨など自分の手づくりから始めてビジネスを軌道に載せていくためのブランド作りの方法を解説。
これから市場で求められること、成長や失敗のポイント等も紹介します。

 

台東デザイナーズビレッジ 鈴木淳さん
千葉大学工学部工業意匠科卒業。カネボウファッション研究所勤務を経て独立。ものづくり企業のマーケティングが専門。平 成10年NPO法人ユニバーサルファッション協会を設立(現在副理事長)障害、高齢、体型などに関わりなくファッションを楽しめる社会づくりの啓蒙活動を 行う。平成16年日本で唯一のファッション・モノづくり系デザイナーの創業支援施設「台東デザイナーズビレッジ」の村長(株ソーシャルデザイン研究所代表 取締役)に。クリエイターや小さな企業の事業コンセプトやマーケティングの指導を行っている。

 

☆「Airbnbであたらしいことをはじめるヒント」☆
今話題のシェアリングエコノミーの代表格とも言えるAirbnb、そのグローバルな視点から見た沖縄市場の魅力・ポテンシャル、そして実際の事例と、Airbnbを中心としたビジネスチャンスについてお話しいただきます。

 

株式会社ラソナ 富山陽子さん
沖縄県浦添市出身。2006年にWeb専業大手広告代理店へ入社後、Yahoo!・Googleのデータ分析や運用改善 を経てWebマーケティングの基礎を習得。 競合コンペ・新規クライアント開拓の専門部署を立ち上げ、営業企画および新サービスの拡販を得意分野とする。 現在は株式会社ラソナにて沖縄Airbnbのマーケット開拓を担当、各地でホスト×ゲスト交流会やワークショップイベント開催。

 

日時:2015年7月28日(火) 13:30-16:30

 

ゲスト:台東デザイナーズビレッジ 鈴木淳さん・株式会社ラソナ 富山陽子さん
会場:『結の街スタートアップスクエア』(浦添市産業振興センター1F)
アクセスはこちら↓
http://urasoe-startup.com/about/

 

詳しい詳細・お申し込みはこちらから→ http://urasoe-startup.com/

 

2015 7月

 

7月12日の東村高江の新川川での沢登りの授業は、台風で中止になってしまい残念でしたが!今度は国頭村安波の字嘉川で開催します!
うちなーんちゅも海で遊ぶことはあっても、沢登りをして川中を歩いて上流を目指し、途中森の生物を観察したり、滝で遊んだりなんてことはあまりないのではないですか?
二ライ大では去年初めて沢登りの授業を開催しましたが、予想をはるかに超えた楽しさでした!
詳細と参加の申込は琉球ニライ大学のホームページからお願いします。

 

*申込みは下記のリンク先からお願いします。
2015 ヤンバルで沢登りしよ〜さ〜vol.2!@国頭村安波の字嘉川!

 

開催日:2015年8月2日(日) 10:15分〜受付開始
場所:東村高江共同売店前
(許田ICで降りてから1時間以上かかります)

 

 

 

2015 7月

 

1821年7月28日はペルー共和国の建国記念日です。
沖縄県には多数の日系ペルー人が住んでいますが、この機会にペルーの文化を学び沖縄に住む日系ペルー人から見た沖縄の話を聞いてみませんか。
お互いの文化を学び来年予定している世界のウチナーンチュ大会のサポーターになりましょう。

 

◆多文化共生カフェVol.2 ペルー共和国編
◆日時:2015年(平成27年)7月19日(日)12時~18時
◆内容:第2回多文化共生カフェでは、毎月世界各国の食・音楽・映像などの様々な文化を紹介し、多文化共生を活用したまちづくりを考える。 ペルー共和国編では、チョリソーパンやミートパイ、ペルーの黄色いコーラ(インカコーラ)、ペルーのビール等のペルー料理を食べながらペルーの文化に触れ在留外国人の抱える問題などをディスカッションしていきます。 
◆プログラム:12時~13時(60分間)多文化共生カフェVol.2① 講演『日系ペルー人から見た沖縄』(沖縄市国際交流協会 会長・島袋リカルド)/14時~15時(60分間)多文化共生カフェVol.2② 『南米楽器に触れてみよう』(沖縄市国際交流協会評議員・大西 誠人)/16時~17時(60分間)多文化共生カフェVol.2③ 『留学生から見た沖縄&ダンス』(ペルー留学生&ヒスパニック文化センター代表・眞壁 由香)
◆駐車:駐車は沖縄市役所へ止めてください。
◆主催:おきなわ多文化共生のまちづくり振興会
◆協力:ヒスパニック文化センター
◆場所:沖縄市仲宗根町24-5(Go-ma House 内)
◆TEL&FAX:098-989-9392

 

https://www.facebook.com/events/1465615613748489/

 

2015 7月

文 金城由桂 写真 金城由桂 / Shoka:

 

shoka

 

 

梅雨が明けて、今度は台風の襲来に翻弄される沖縄。
夏本番がやってきた。

 

 

台風が続いて発生しているとの事なので、台風と台風の間の休みを利用して中村家住宅へ出かけた。
中村家住宅は、戦前の沖縄の屋敷構えが見れる北中城村にある国指定の重要文化財だ。

 

 

shoka

 

 

天気に恵まれ、浮き足立って門をくぐる。
観光客の方の群れに混ざりながら一部屋ひとへや空間を味わいながら進んでいく。
建造物の状態の良さと厳かな雰囲気に、大切に手入れをされてきた人々の想いや歴史を感じずにはいられなかった。

 

 

shoka

 

 

お気に入りの場所を見つけた。
端の棟の軒先、人は誰もいない。

 

軒先に腰を下ろし、柱にもたれ全体重を預ける。
やわらかい風が首をふっと通り抜けていくと、心はだんだん落ち着いてくる。

 

 

静寂の中に身を置いてみる。

 

 

静かな時間

 

 

光できらめく木々の緑より
足下を揺らぐ木蔭の方に目がいく。

 

影は不思議だ。
黒い影を見つめていると、深い静寂にひきこまれていく。

 

 

shoka

 

 

影は不思議だ。
光がうんと明るくなればなるほど、影は濃く深く漆黒の固まりに近づく。

 

黒には全ての色が入っているように思う。
黄、赤、青、緑、紫・・・色がどんどん重なると黒に近づいていく。
そうして黒に、全てを包み込んでいる 神秘を感じてしまう。

 

 

 

静寂と神秘の色 黒をご紹介したい。

 

夏の黒は、とてもうつくしい。
黒を身につけると、少し優雅な気分になる。
私もこの夏、とっておきの黒のドレスに出逢ったのだ。

 

 

夏の黒は、重苦しいイメージから解放される素材やデザインに工夫されたものが多い。
ARTS&SCIENCE より大人のドレスが入荷している。

 

 

ARTS&SCIENCE Round cuff dress
shoka

 

 

このドレスのコットン生地は高密度に織り上げられているが、薄く軽い。
ログウッド(別名“血の木”と呼ばれるアカミノキの心材)を発酵させて、黒を出している。
天然の草木染めは、化学染料の生地と比べると肌触りが軽く、気持ちがよい。
そして、草木染め独特の深い色と風合いが楽しめる。

 

 

 

 

きちんとした席にもお召しになれる上質なドレス。
肩から少し落ちたデザインや、袖口の可愛さが乙女の心にしてくれる。

 

黒という色は印象が強いので、苦手な方も少なくないはず。
しかし黒の中でも様々な黒があり、墨黒という色がある。

 

 

ARTS&SCIENCE Front button big slip on dress

 

 

肩の力が抜けたお洒落を楽しんでいるような雰囲気のドレス。
清涼感のあるヘンプ素材。
秋の間着にもなり、沖縄では長い期間着る事の出来る素材だ。

 

こちらも天然の草木染めなので、滑らかな着心地が感じられる。
柔らかさのある黒の色が、涼やかな印象を与えてくれる。

 

 

 

ARTS&SCIENCEだけではなく、TOUJOURS からも黒のアイテムが届いている。

 

 

TOUJOURS ボートネックタンクトップ(black indigo)
shoka

 

 

TOUJOURSふっくらとしたカットソーコットンは着心地が抜群に良い。
ワイドなサイズ感が格好良いタンクトップ。
ハーフパンツと合わせたり、ベストとして着たり、くったりと大人の雰囲気が出る。
TOUJOURSは染めが丁寧で、染めのムラ感を出し表情のある生地作りを行っている。
黒の中にインディゴの独特の存在感を感じる。

 

 

shoka

 

 

ミナ ペルホネンからも黒のアイテムが届いている。
ミナ ペルホネンの黒の服は、チャーミングな雰囲気があり好きだ。

 

 

ミナ ペルホネン capsella ケープブラウス
shoka

 

 

薄くて透け感のあるシルク素材ケープブラウス。
capsella=和名でペンペン草
裾には、まるで道端に並ぶペンペン草を刺繍で描いているよう。

 

 

shoka

 

 

風に揺れる、軽い着心地。そしてとても柔らかくしっとりしている。
シンプルなワンピースに重ねてフォーマルな装いや、デニムでカジュアルに着て楽しい黒だ。

 

 

ミナ ペルホネン tambourine コットンシルクドレス
shoka

 

 

程よくハリのあるコットンシルク生地は高級感がある。
代表的な刺繍のテキスタイル “tambourine”今回は黒の地に黒の刺繍がほどこされている。

 

 

shoka

 

 

シンプルシルエットのノースリーブワンピースに、アシンメトリーなデザインで“tambourine”刺繍が斬新に入っている。
幾重にも重なる刺繍が、ふっくらしたドットをつくり、円を描いている。

 

 

shoka

 

 

世の中にはたくさん、フォーマルな黒の服はあるけれども。

 

きちんとした場に着て恥ずかしくない、それでいて日常も楽しくしてくれる黒のアイテムは、いつもあなたの味方になってくれる。

 

 

 

きっと、久々の友人に会う機会も増える夏。

 

きっと、おでかけの増える夏の夜。

 

そう、日が伸びた分だけ、もっと長く一緒にいたいと思える。

 

「色」の誘惑にも誘われながら、時に静かな夏のひとときを。

 

 

silent summer

 

 

苦手と思っている方も、ぜひ黒に挑戦してほしい。
静寂の中に神秘があって、あなたをもっと美しくしてくれる。

 

 

 

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他にもたくさんの夏のお出かけ着、普段のお洒落着が、お店に届いています。
ぜひ、比屋根のShoka:へ遊びにいらして下さいね。

 

 

 

・おまけ・

 

 

shoka

 

 

台風が去った翌日に沖縄へ到着したという、お花のような笑顔の彼女。

 

ギャルリ百草(岐阜県多治見市)の併設しているカフェの方で働いているというのです。
沖縄の人たちと触れ合う事を一番の楽しみとして、初めての沖縄にして、一人旅を決断。
Shoka: は特に行きたいスポットのひとつだったと、嬉しそうにお話しして下さいました。
ギャルリ百草の主宰、安藤雅信さんや明子さんとのご縁で、まだお会いした事の無かったスタッフの方とこうしてお会い出来、
こういった繋がりが出来た事は、とても嬉しくて心の栄養になります。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

shoka

 

くらしを楽しむものとこと

 

 

 

 
Shoka:
http://shoka-wind.com

 

 

 

 
12:30~19:00
沖縄市比屋根6-13-6
098-932-0791

 

2015 7月

 

木が原材料。木粉やコルク粉からできていて、「木粉粘土」とも呼ばれています。
こねて乾燥させるだけなのでとっても簡単!
ヤチムンの粘土とは何が違うのかな?
木かるねん土体験を通して手作りの良さ、楽しさを学びませんか?

 

また、夏休み期間は3階企画展示室にて子ども向けの展示を行っています。
ヤチムン(焼物)・壺屋焼の歴史や作り方、シーサーについて分かりやすく学べる企画展です。

 

※作成後、作品の大きさによっては乾燥に1~5日かかるためご自宅に持って帰って頂きます。
色付けなどの加飾は、ご自宅で完成させて下さい。

 

開催日:8月8日、8月16日 14:00~16:00
場所:那覇市立壺屋焼物博物館 3F図書講座室
・参加者及び申込:小学生~大人
※未就学生、低学年は保護者同伴の場合可
15~30人まで
※事前に要電話予約(先着順)
壺屋焼物博物館/098-862-3761

 

www.edu.city.naha.okinawa.jp/tsuboya/

 

2015 7月

 

LSD design がオテツダイさせて頂いた新築住宅、「2階建て新築住宅 タナタナノイエ」「築40年のリノベーション(住宅改修) Re.023」のOPEN HOUSEを開催いたします。
この度、お施主様のご厚意によりOPEN HOUSEを開催させて頂くことになりました!

 

※ご希望の方はコチラまでご連絡ください。
TEL:098-894-4282
FAX:098-943-7976
MAIL:info@lsd-design.co.jp

 

※当イベントは完全予約制になっております。
※駐車場は台数に限りがございます。事前の予約をお願いいたします。
※お子様をお連れの方は交代での見学をお願いいたします。ご了承下さい。

 

日程:7月18日(土)/19 日(日)の2日間。
時間:午前10時から午後6時
場所:2階建て新築住宅 タナタナノイエ ・・・中城村
築40年のリノベーション(住宅改修) Re.023・・・ 北谷町
(ご予約を頂いた方に、会場への詳しい地図をお送りいたします。)

 

ホームページ:http://www.lsd-design.co.jp/
ブログ:http://ameblo.jp/lsddesign-staffblog/

 

2015 7月

 

UREI -4th Saturday Every Month-
Tune In To Your True Self With The Magical Sound

 

725 (sat)
@ OTOBOLA -KOZA – OKINAWA
http://otobola.ti-da.net/e7724123.html

 

▲Resident DJs▼
▽SINKICHI . A-TA . ALAKI . SYN△

 

▲Deco&VJ▼
▽P.P.P△

 

▲P.A.▼
▽TAMAKI△

 

▲Photo▼
▽Hitomi△

 

▲Entrance▼
あきねぇ

 

▲Shop▼
▽Vegan Junk Experience△
植物の持つナチュラルな刺激を官能的に表現することを追求。
血管内を穏やかに糖が駆け巡る、ナチュラルシュガーハイをお楽しみください。~Seeking a sensual way to express the natural stimuli of plants. Enjoy a natural sugar high coming from the sweetness that calmly runs through your veins.~
http://ameblo.jp/vegancasbahkoza6/

 

▽Electric Haze△
Mobile Hookah Shop as Temporary Autonomous Zone 移動式水タバコ屋さんです。
魔法空間展開中。
http://electricstarryhaze.tumblr.com/
~A Mobile Hookah Shop as a Temporary Autonomous Zone: Come and See the Magick in Action!~

 

▽∞でろぺぺ∞△
freedom hand made
ものづくりの神様が導くままに、糸に魔法をかけております。
https://www.facebook.com/deropepe8/

 

▽mayah△
sea & sun accessory

 

Charge:
¥1500/w1d
& DJ MIX Downroad Present ! FOR EVERYONE!!!
【80 people limited】 【We accept USD $ !】

 

☆今月のDJ MIX Downroad Present !は DJ ALAKI MIXになります。
お楽しみに!

 

UREI facebook page
https://www.facebook.com/events/105247479818742/
UREI Twitter
https://twitter.com/UREI_KOZA

 

 

 

2015 7月


茨木のり子・詩 小畑雄嗣・写真 ¥1,800(税別)平凡社/OMAR BOOKS      

 

つい先日出先で目にした、斜めに縞の入った陶器のカップが今でも気になっている。どこかの工芸品なのかもしれないが、素焼きでほど良い厚み。これで珈琲を飲みたいなあと、購入しようか迷ったすえ、結局買わずに帰ってきた。
今回紹介する『茨木のり子の家』を久しぶりに開いてみて、あっと声が出たのはその中に先のコーヒーカップによく似たものを見つけたから。もう何度も手にしている本なので、知らずに刷り込まれていたのかもと思いつつ、またこの本の魅力の一端が少し分かったような気がした。

 

この本は、詩人・茨木のり子が亡くなるまで暮らした家の様子をを2008年から2010年にかけて写真に収めた一冊で、戦後を代表する女性詩人の私生活がうかがえる内容になっている。

 

玄関に据え付けられた明かりのスイッチ。そこにマジックで書かれた南燈、外燈、階を示す消えかかったマジックの文字。積み重なった月日を語る、革張りのソファのひび割れと角がとれ塗料がはげた肘掛け。素朴な木の椅子に、書斎机の上のちびた鉛筆たち、錆びたクリップに留められた原稿用紙。縦横、斜めと無造作にたくさんの本が並んだ大きな本棚。明けた窓に迫るキンモクセイの植木。一つ一つ時間をかけて集められたであろう、形がばらばらの美しい陶器の類。

 

ページを捲っていると、生活の痕跡、という言葉がふいに浮かぶ。私がコーヒーカップを買うのに迷う、というのも日々の暮らしの一部だ。迷って、決めて、買う、そういったことの繰り返しの跡が、家という箱の中には詰まっている。それらは無言の内にその持ち主の人生を語ってくれる。

 

1958年に建ったというこの家で「自分の感受性くらい」「食卓に珈琲の匂い流れ」「倚りかからず」などの詩は書かれた。巻末の甥にあたる方のエッセイで言われているように、この家の「独特の落ち着き」が紙面から伝わってくる。なるほど、詩人の家はこういうものかと頷いてしまいそうな、言葉に敏感な人特有の美的センスが生活のあちこちにちりばめられられていて、この本のあと、改めてまた詩作品を読み返してみるのもいい。

 

詩人・茨木のり子の暮らしが垣間見れる家の写真集。本の最後のページが終わる頃、やっぱりあのコーヒーカップを買おうと決めている自分がいた。

OMAR BOOKS 川端明美




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