2016 10月

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「ちゃんとつくる、ちゃんと食べる ― 大切な家族へ、愛するひとへ伝えたい、いのちのメッセージ」
愛する人との幸せを夢見ていた千恵はある日、乳がんを宣告される。出産はあきらめていたが、あるとき妊娠していることが分かる。
周りの支えで命を懸けて産むことを決意し、はなを無事出産。しかし家族3人、幸せな日々は長く続かず、千恵の余命があとわずかと判明。私がいなくなっても、はなが暮らしていけるようにと、千恵は鰹節を削って作るところから始めるみそ汁など料理や家事の大切さを教えはじめる。彼女たちのおいしくてあったかい、かけがえのない日々が続いていく。

 

◆開催日:2016年11月19日(土)
◆時 間:10:30~12:30
◆参加費:無料
◆場 所:沖縄ガス 本社4階 大会議室
◆住 所:那覇市西3丁目13番2号

 

◆お申し込みは、お電話またはホームページにて承ります。
・URL:http://www.okinawagas.co.jp/ (「沖縄ガス」で検索)
・TEL:098-863-7750(沖縄ガス ショールームゆ~くる)

 

2016 10月

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熊本地震チャリティー講演会 未来を担う子どもたちへ輝く未来の夢をつかもう!
子ども達よ、世界へ羽ばたけ!

 

グローバル化が進む今、世界で生き抜くための価値ある学びの力が今後最も必要な力となってきます。
2020年をめどに戦後70年ぶりとされる教育改革が進められており、その中でキーワードとなるのが「21世紀型スキル」です。

 

その中核とされるのが「考える力」、「基礎学力」、「実践力」であり、特に「考える力」と「実践力」は、先生から知識を教わり、覚えるだけの受身型の学習では身につきにくいものです。

 

今回はそんな「実践力」に注目し、子どもたちの「やりたい」「やってみよう」という意欲を喚起する講演会を開催します!
自転車世界一周の旅をする中で、井戸掘りプロジェクト、診療所建設プロジェクト、幼稚園&学校支援プロジェクトを成功させた、株式会社ミキハウス社員、坂本達氏をお招きし、「これからのグローバル社会で必要なスキルとは?」「夢をかなえるために必要なこととは?」についてお話しいただきます。

 

開催日:2016年11月23日(水 勤労感謝の日)
開場:13時 講演:14時
場所:宜野湾市民会館 大ホール

 

https://www.facebook.com/kagayakumiraiProject/

 

2016 10月

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ザ・ナハテラスがご提案するウエディングメニューをご賞味いただく試食相談会を開催します。シェフの心づかいとこだわり、美意識を昇華させた最高の自信作。
最上の美食と洗練を極めたホスピタリティサービスを是非、この機会にご体感ください。

 

開催日:2016年11月6日(日)・11月27日(日) 
11:30~受付 12:00~試食&相談会
場所:ザ・ナハテラス 

 

http://www.terrace.co.jp/naha/wedding/bridal_fair.php#FAIR7

 

2016 10月

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@石垣市

 

http://mahinamele.com

 

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mahina mele オリジナル於茂登岳ブレスレッド

 

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mahina mele オリジナル石垣島リング

 

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mahina mele オリジナルトートバッグ

 

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mahina mele オリジナルコーヒー豆ブレスレッド

 

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ONIBUS コーヒー豆

 

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UPNEU おばけとねずみのラトル

 

2016 10月

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北海道の美味といえば、カニ、イクラ、鮭。ヒルトン沖縄北谷リゾート、ホテルオールデーダイニングSURIYUNで開催中の北海道フェアなら、いずれも質のいいものが好きなだけ頂ける。カニの身はぷりっと肉厚でイクラは色艶よく粒ぞろい、そしてお刺身のサケはトロッとした脂のりなのだ。

 

この豪華な北海道フェアの立役者は、ヒルトン沖縄北谷リゾートの副料理長留目則夫さん。北海道出身のネットワークを生かして、こだわりの食材を集めた。

 

「北海道から空輸しているものは多いですね。カニだと仕入れる業者さんによって、身の入りが全然違ったりするんですよ。なので北海道で働いていた頃から知っている業者さんにお願いしています。刺し身の秋鮭は、今回は北海道のブランド鮭銀聖(ぎんせい)です。ジンギスカンも臭みのないものを北海道の業者さんに送ってもらっています」

※天候や状況等により、仕入先が変更となる場合がございます。

 

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華やかな海鮮類に加えて、留目シェフがメニューに加えたのは北海道の素朴な料理だ。

 

「今回はリアリティというか、北海道でふつうに食べられているものも出したいなと考えたんです。ザンギっていう鳥の唐揚げだったりジャガイモを茹でただけとか、鮭のちゃんちゃん焼きとか。タコの頭も北海道ではよく食べるんですよね。そういうものがより北海道らしいかなと」

 

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どんなに美味しい料理を並べてもブッフェの場合、乾いていたり冷めていたり、少しがっかりすることも多い。でもSURIYUNはその美味しさからオープン以来週末には列を成すほどの人気ぶり。ブッフェでも美味しさを保てる鍵は、フルオープンキッチンにあるという。

 

「当然ですが、料理は時間が経つと劣化します。だから料理の減り具合に逐一目を配れるオープンキッチンは、ブッフェには最適ですね。スタッフにも本当にしつこく見るように言っています。あと、お出しするギリギリまで火をいれないとか、オープンキッチンだからできることがたくさんあるんですよね。最後の最後まで美味しくしようとする。『こんなものでいい』ではなくて、妥協しない。そのおかげで調理場に立っているときは、ずっとドキドキしてますね(笑)」

 

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留目シェフは、フルオープンキッチンの良さはもう一つあると言う。それは、お客様の反応が手に取るようにわかること。

 

「並んだ料理をざっと見たお客様から、『やばい』とか『美味しそう』だとかいうコメントが聞こえてきたときには嬉しいです。それに、お客様の反応が見えるから、こちらから声をかけることもできるんです。食べるものが無いなという行動が見てとれるかたに話かけると、ベジタリアンだとか、アレルギー持ちだとわかったり。そういう場合は、個別に対応した調理をしたりもします。離乳食もお声かけいただければお出ししてますよ。そういうお客様とのコミュニケーションも、オープンキッチンだからできることですよね。スタッフ皆がそのトレーニングも受けてるんですよ」

 

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ブッフェなんて、どうせ安かろう悪かろうというイメージ。それが留目シェフの話を聞けば聞くほど覆される。こだわりの料理を美味しく好きなだけ、時には個別対応でいただけるのが、ヒルトン沖縄北谷リゾートSURIYUNのブッフェだ。北海道フェアは、少し長めの2017年1月31日まで。

 

北海道の味覚を堪能する「北海道フェア」
場所:ヒルトン沖縄北谷リゾート 3階 SURIYUN
期間:~2017年1月31日(火)
http://hiltonchatan.jp/plans/restaurants/2954

 

2016 10月

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トップパティシエやショコラティエから絶大な支持を受け続ている、1922年創業のフランスのチョコレート会社ヴァローナ社のブロンドチョコレート「ドゥルセ」(※1)と、ブラックチョコレート「グアナラ」(※2)を使ったスペシャルケーキ「Le choix(ル ショワ)」が、ホテル日航アリビラのラウンジ「アリアカラ」で、1日限定5個のスペシャルケーキとして販売。

 

厳選されたチョコレートそれぞれの特徴を生かした2種類のムースに、まろやかで甘くクリーミーな香りのマダガスカル産バニラビーンズを使用したバニラブリュレをサンド。それぞれの風味が絶妙に重なり合う、芳醇で奥深い大人な味わいのスペシャルな逸品だ。

 

※1 ドゥルセ(DULCEY)… ヴァローナのシェフのアクシデントにより偶然誕生したブロンドチョコレート。アクシデントの後、ゆるぎない味わいへの信念を胸に精密な手順と配合で試作を続け、8年の歳月をかけレシピが完成。口に含むとビスケットの風味とほのかな甘みを感じ、やがて芳ばしく豊かなショートブレッドの風味へと変化し、最後にわずかな塩味が感じられる。

 

※2 グアナラ(GUANAJA)… チョコレート特有の力強く持続性のある風味とわずかな酸味が特徴。力強い苦みの中に、レーズンやマロンの深みのある香りとほのかな甘草の香りを感じる。

 

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Le choix(ル ショワ)
販売期間:2016年 11 月 1日(火)~ 2017年 2月 28 日(火)
場所:ラウンジ アリカラ
料金:1,300円
※ 1日5個
http://www.alivila.co.jp

 

2016 10月

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11月27日日曜日、恩納村の沖縄科学技術大学院大学でOISTサイエンスフェスタ2016 を開催します。びっくり科学実験や世界レベルの科学者による講演会、普段は見られない研究室の見学など、子供も大人も楽しめる内容で、みなさんのご来場をお待ちしております。午前10時~午後4時まで。入場無料です。那覇からの無料シャトルバスも運行します。詳しくは、ホームページwww.oist.jpをご覧ください。お問い合わせはOIST地域連携セクション:966-2184まで。

 

開催日:11月27日(日)
料金:無料
問い合わせ先:
沖縄科学技術大学院大学(OIST)地域連携セクション
098-966-2184
Community-relations@oist.jp

 

2016 10月

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*インプロ(即興演劇)は台本のないお芝居です。プレイヤーたちがその日その時かぎりのお芝居や音楽を、ときにお客さまのアイディアをいただきながら即興で生み出していきます。

 

ワンコインライブは、初めてインプロを観る、というお客さまにも気軽にステージをご覧いただけるよう、またプレイヤーたちのスキルアップも兼ねて、月に一度開催するミニライブです。

 

【出演】
真栄城秀人 神田青 わたぬきかな and more……
※出演者は都合により変更になる場合があります。
場所:わが街の小劇場(那覇市松尾2-19-32)
※駐車場はございませんのでお近くのコインパーキングをご利用ください。
※お席に限りがある為、ご来場前にご連絡下さい。
開催日:2016年11月6日(日)
料金:¥500/小学生¥100/乳幼児無料
ご予約・お問合わせ:info@improkinawa.com(090-5285-0768)

 

2016 10月

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【未経験の方、大歓迎♪】モーションロゴを作ってみませんか?
Webでの動画コンテンツ「ネット動画」の重要性が、急速に高まっています!
その一つが、「モーションロゴ」です。

 

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モーションロゴとは?
TVCMの最初や最後、映画の冒頭で良く見かける「ロゴがアニメーションで動く」というものです。
ロゴが動くことで、ロゴデザインのコンセプトがより伝わりやすくなったり、またロゴ自体の印象が強くなることで、記憶にも残りやすくなるといったメリットがあります。

 

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そんなメリットがあるモーションロゴを「ネットで活用したい!!」という企業が増加しており、ネット動画制作の需要がどんどん拡大しているんです^^

 

実践的なスキルを身につけ、仕事として始めるなら、今がチャンス!!

 

ネット動画クリエイター専攻で習得できる「モーションロゴ」制作をぜひ、体験してください♪

 

未経験者の方、大歓迎です^^
前回も満員御礼だったため、今回もお早めの予約をおすすめします~∠( ̄◇ ̄)

 

━━━━【開催日程】━━━━
2016年11月26日(土)
In デジタルハリウッド STUDIO沖縄(那覇市久茂地1-2-20 OTV国和プラザ1F)

 

━━━━【イベント概要】━━━━
内 容:「モーションロゴ」制作
日 時: 11月26日(土)14:00~16:00(開場13:30~)
場 所:那覇市久茂地1-2-20 OTV国和プラザ1F
「デジタルハリウッド STUDIO沖縄」
定 員:5名様(先着順)
参加費:無料(※事前お申し込みが必要になります)

 

▼お申込みはこちら▼
http://school.dhw.co.jp/school/okinawa/event/event075.html

 

問合せ先:フリーダイヤル、またはメールにてお問い合わせください。
[メール] okinawa@dhw.co.jp [電話] 0800-500-0481(フリーダイヤル)
[受付時間:火~金 10:00~21:00 / 土・日 10:00~19:00 ※月曜・祝日定休]

 

▼デジタルハリウッド STUDIO 沖縄▼
[HP] http://school.dhw.co.jp/school/okinawa/index.html
[Facebook] https://goo.gl/JDkJ6W または「デジタルハリウッドスタジオ 沖縄」で検索
[Twitter] https://twitter.com/dhs_Okinawa
[Instagram] https://www.instagram.com/dhokinawa/

 

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2016 10月

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撮影:大平あさき

 

ヨーガン レールは1972年に日本で会社を設立、衣服、テキスタイル、ジュエリーなどをデザインし、その自然素材を生かしたもの作りで高く評価されてきました。
農園と住居を沖縄・石垣島に作ったヨーガン レールは、際限なく海辺に打ち寄せられるゴミに悲しみと憤りを感じ、それらを拾い集め、美しくも啓発的な照明器具を制作しました。
本展ではヨーガン レールの照明作品を中心に、特別出品としてクリス ジョーダンの写真・映像作品を十和田市現代美術館ならではの空間構成で展示いたします。

 

期間:2016年10月8日(土)〜2017年2月5日(日)
場所:十和田市現代術館
〒034-0082
青森県十和田市西二番町10-9

 

http://towadaartcenter.com

 

2016 10月

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「1968年の沖縄」と題して、『イザイホウ』の野村岳也監督が復帰前の沖縄を描いたドキュメンタリー2作品『糸満の女』(27分)と『歌の国、恋の島 八重山』(25分)を上映致します。

 

日時:2016/11/18(金)
場所:沖縄県立博物館・美術館 美術館講座室 (1F)
時間:17:45開場、18:15開始 (19:45終了)
料金:1,000円(要予約) ※先着順、定員に達し次第、締め切らせていただきます。
電話:098-850-8485(海燕社/カイエンシャ)
メール:mail@kaiensha.jp
ホームページ:http://www.kaiensha.jp
FACEBOOK イベントページ https://www.facebook.com/events/661092284067835/

 

2016 10月

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「ほんとはすごく人見知りなんです。それを克服じゃないけど、なるべく自分からお客さんに声をかけますね」

 

人見知りとは全く思えないほど、明るい笑顔で親しげに話してくれるのは、“古民家cafe喜色”店主、喜納朱里(きな あかり)さんだ。朱里さんは、「なんか見覚えのある顔」と思ったらすかさず声をかけるし、そうじゃなくてもきっかけを見つけては言葉をかける。

 

「本土のお客さんが『実は去年も来たんだ。今年も来れたよ〜』と応えてくださったり。観光客の方だったら、例えば『沖縄で何食べました?』って聞いて、お客さんが行きたがっているところのことを教えてあげたりしますね。沖縄の方だったら『沖縄の味、懐かしいんじゃないですか』って話しかけたり。大したことはしていないんですけど、何かお客さんの思い出になればいいなと思って」

 

話しかけるだけでなく「これ、ちょっと作ってみたんで」とか「隣のおじいが持ってきてくれたんで」と、テーブルに小皿や果物などを差し出してくれる。朱里さんのおもてなしは、自身のお祖母様を幼い頃から見てきたからかもしれない。

 

「そういえば私のおばあも、もてなし好き。子供や孫の好きな料理を覚えていて、いつも冷蔵庫や冷凍庫にストックしておいてくれるんです。行ったら、『アンタ、これ好きだったでしょー?』って、カメーカメーしてくれる。私が東京から帰省した時なんかは、大好物のコロッケを沢山作ってくれました」

 

築70年の古くて雰囲気のある琉球古民家、朱里さんの心のこもったおもてなし…。古民家cafe喜色には、おばあの家に遊びに来たような居心地の良さがある。

 

古民家cafe喜色

 

おもてなしの気持ちは、一番にお料理に表れる。看板メニューの“喜色御膳”は、優しい心遣いに溢れたものばかり。

 

例えば、ご飯に乗せられた佃煮。肉や野菜はもちろん、海藻や豆類など栄養バランスのよいおかずがたっぷりあって、ご飯にもうっすらと味が付いているのに、更に手作りの佃煮が乗っていることに、じわりと嬉しさがこみ上げる。パパイヤチャンプルーには、目を見張るほどたっぷりの昆布が。出汁をとった後の昆布の始末かと思ったが、そうではない。チャンプルー用だけに昆布をたっぷりと使っている。島豆腐をあぐー豚で巻いた肉巻きなど、どのおかずも、ほっこりと優しい甘さを含んでいて、箸を口に運ぶ度に癒される。

 

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ご飯は、沖縄のスーパーフード、サトウキビの繊維を発酵させて粉末にしたものを混ぜて炊いた、サトウキビご飯。黒糖の香りがほんのり漂う。

 

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前菜3種に、このお重、ゆし豆腐のつく喜色御膳。ゆし豆腐は自家製で、ふんわりと柔らかく、特にファンが多い。

 

「あえて甘めにしているわけじゃなくて、元々のうちの家庭の味に近いかも。『ここのご飯を食べると元気になる』とわざわざ疲れている時に来てくださるお客さんもいますね(笑)。佃煮はうちの定番で、国産大豆を出汁で固めに炊いて、じゃこと島野菜のンスナバーで煮た佃煮です。うちで『ご飯と合うよね〜』って食べているので、お店でも、ご飯がいっぱいすすむようにと乗せました(笑)」

 

喜色のご飯は、喜納家の味。お料理を作るのは、朱里さんのお母様の末子さん。末子さんは長年、老人福祉施設で調理を担当してきただけあって、その味の優しさに納得した。

 

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朱里さんの手作りケーキ、紅いもタルト。食器は、地元の古我知焼(こがちやき)

 

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同じく朱里さんの手作り、泡盛にコーヒー豆を漬けた自家製のコーヒー・リキュールを使ったチーズケーキ

 

朱里さんは「せっかくここまで来てもらったんだから」と何度も口にする。カフェ喜色があるのは、観光客で賑わう古宇利島の手前に位置する屋我地島。この島は通り過ぎるだけの人が多い。朱里さんの言葉は、わざわざやんばるまで来てくれたという思いと、わざわざこの島に立ち寄ってくれたという、お客への感謝の気持ちから出てくるもの。

 

「オープンして約4年になりますけど、オープン当初はいわゆるカフェご飯で、ハンバーグとかの洋食を出していたんです。でも、せっかくここまで来てくれたんだからと、地元の食材を使う今のスタイルに落ち着きました」

 

料理を運ぶ朱里さんが、食材などの説明をしてくれるので、いかに地元のものを多く使っているかがわかる。屋我地島産の海ぶどうやもずくを使い、はちみつが取れる時期には、そのはちみつでケーキやパフェを作る。あぐー豚は、朱里さんの同級生が育てる羽地産だ。どれもメニューありきで食材を探すのではなく、生産者とのご縁がまずあって、その食材を使わせてもらうというスタイル。

 

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「たまたまお店始める前に、久しぶりに同級生に会って『あぐーを育ててる』って話を聞いて。だったらそのあぐーを使わせてもらいたいねって、メニューを考えました。はちみつも、この島で養蜂をやっている三浦さんが、たまたまうちに食事に来て『実は養蜂やってて、はちみつができたんです』って持ってきてくれて。すごくおいしかったので『ぜひ使わせて下さい』って。人とのつながりってほんと大事だなって、お店を始めてからますます思いますね」

 

地元のものを多く使うのは、地元への恩返しと朱里さんは言う。

 

「この島の人に本当に助けてもらってるんですよね。ご近所さんが、この店を知り合いに紹介してくれたり、お店がわかりづらい場所にあるので、迷ってるお客さんを案内してくれたり。島の小学生が、自転車で連れてきてくれたりもするんです。お隣さんが『パインができた、野菜ができたから使って』って持って来てくださったり。本当に皆さんにお世話になってるので、屋我地の発展に少しでも貢献できたらと思いますね」

 

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地元に根ざした店でありたいと同時に、小さくやっていけたらいいと微笑む。

 

「例えば席数を増やして、お客さんいっぱいで対応が手薄になって、残念な感じで帰ってもらうよりは、小さいながらもきちんと目配りして、お客さんに満足して帰ってもらいたいです。家族でやっている小さなお店ですから。おばあの家、親戚の家に来たみたいに、ゆっくりしてもらえれたら嬉しいですね」

 

朱里さんは、一人ひとりのお客を大切にして喜んでもらいたいという思いを、店名にも込めた。

 

「お店の名前の由来になっているのは、“喜色満面”っていう四字熟語なんです。自分も相手もみんなが笑顔に、幸せになるっていう意味で。うちの名字が喜納なので、“喜ぶ”という字は入れたいねって。自分の名前についてなんとも思ってなかったんですけど、内地にいたときに『喜びを納めるってすごいいい名字だね』って言ってもらったことがあって。それで名字の一文字を入れようと思ったんです」

 

喜納さんちの喜色満面の口福御膳。手作りのお料理の優しさだけではない、朱里さんと交わす楽しい会話も、喜色での忘れがたい思い出になるに違いない。

 

写真・文/和氣えり(編集部)

 

古民家cafe喜色

 

古民家cafe喜色-Kiiro-
名護市饒平名19
0980-52-8126
open 11:00〜18:00(LO.食事はなくなり次第終了)
close 月・火
https://www.facebook.com/kominnka.cafe.kiiro/?fref=ts

 

2016 10月

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イタリアでお過ごしをお考えの皆さん、一日だけその考えを実現させましょう。飛行機になんて乗らなくていいですから。那覇市内のほぼど真ん中、国際通りの裏通りにあるブックカフェ&ホール”ゆかるひ”で行われる入場無料のイベント「イタリア日- Italia Day 2016」が、あなたのその考えを実現させてくれます。
朝から晩まで開かれるこのイベントでは、イタリア人シェフ達による複数の料理講座、イタリアにまつわるスライドショーや常設写真展、イタリアの映画、音楽、ゲーム、アンティークマーケット等イタリア気分を楽しめるプログラムが盛りだくさん。
この機会をお見逃しなく。一日だけの開催となりますが、陽気なスタッフ達が皆様のお越しをお待ちしています。

 

開催日:2016年12月18日(日)11:00~21:00
場所:BOOK CAFE & HALL ゆかるひ 那覇市久茂地3丁目4-10久茂地YAKAビル3F. Phone 098-860-3270

 

http://pietrotimes.com/%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2%E6%97%A5-italia-day-2016/
www.facebook.com/events/187585271649209

 

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Italy. Symbols of cities. Vector set

 

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2016 10月

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陶器や磁器、布やフェルトや革や金属などなどいろいろな材料をつかってつくるブローチとブローチに見立てたクッキーが[そ]に並びます。
ジャケットや帽子、バッグにストールといろいろなところを小粋に飾るいろいろな作家さんがつくるいろいろなブローチとピンズで秋のおしゃれをいろいろ楽しんでくださいね。

 

〈参加作家さん〉
奥原佐和子 / 小堤晶子 / 香月舎 / 宜壽次美智 / しかく舎 / 島しまかいしゃ / sou / 3tree / decco / Dreami / ナカハジメ / Nieta ha buey / nonepro. / 橋川初美 / 比嘉奈津子(ENTRO) / 北極 /BONBORI (五十音順)

 

期間:2016.11/4(金)→11/13(日)
時間:12:30-19:00(*会期中の水木はお休みです)
場所:雑貨屋[そ](沖縄県宜野湾市大謝名1-23-18)
電話:098-898-4689

 

ブログ:http://sso.ti-da.net/