17歳の肖像60年代のイギリス、大人の男性が16歳の少女に与えた「教育」とは?




<<注意!!ネタばれあり!!(鑑賞予定の人はスルー推奨☆)>>


これは、今のところの私の今年度NO.1ムービーでございます。


素晴らしいです。


なにせ、主演のキャリー・マリガンが素晴らしい!
この映画では16歳から17歳を演じてますが、実年齢は当時24歳。


16歳らしいキュートな笑顔はありますが、声も意外とセクシーだし、チャーミング






この映画の中で大人の男性と出会って、それでも自分をしっかりもっている流されないジェニーがとても素敵なのです。


16歳でこんな刺激的な生活に出会ったら、やっぱり惹かれるのはわかる。


しかし、、、、ピーター・サースガード 。。





このひとすきなんだけど、なんだかぴったりなダメダメ感が笑えた。


こんな人いるよね。もう、ほんと、こんなひとが結構周りにいるので、苦笑いしてみてしまいました。


ドミニク・クーパーがディヴィッドの親友のダニー役ででてるんだけど、相変わらず、個性的な顔だなあ、と見入ってしまいました。


ボンドガール出身のロザムンド・パイクがダニーのガールフレンドで、美人で優しいけど、ちょっとおバカ?な感じがジェニーと好対照で面白かったです。





ロザムンド・パイク、大変に好演。


時代背景もあるんだろうけど、やっぱり金持ちと結婚というのが、一番と考えているジェニーの父親。
厳しいけど、娘のことを思っているんですね。
この辺り、なんかじんと来ました。





とにかく、音楽も映像も脚本も、キャストも見事で、ほんと絶賛。

KEE



<ストーリー>
 1961年、ロンドン郊外。ビートルズが世に知られる前の頃。16歳のジェニーはオックスフォード大学を目指す優等生。苦手なラテン語もチェロの練習もすべては進学のためと、学校と家とを往復する退屈な毎日。唯一の息抜きは、部屋でシャンソンを聴きながら、憧れのパリと自由な未来への想いをめぐらせることだった。
ある日、彼女は倍も年の離れた魅力的な男性デイヴィッドと出会い恋に落ちる。初めてのナイトクラブや音楽会…刺激的な大人の世界に幻感されてゆくジェニー。未知の世界への憧れを抱く少女にとってそれは、学校の授業とは異なる、心ときめく”エデュケーション=教育“だった。
しかし、17歳の誕生日を前に、もう後戻りできない大人への入り口で、ジェニーは苛酷な現実を知ってしまう。大切な選択を迫られた彼女が、最後に自ら選んだ道とは……?


<キャスト>
ピーター・サースガード
キャリー・マリガン
アルフレッド・モリナ
ドミニク・クーパー
ロザムンド・パイク
オリヴィア・ウィリアムズ
エマ・トンプソン
カーラ・セイモア
マシュー・ベアード
サリー・ホーキンス