「海燕社の小さな映画会2018」2月

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沖縄県南城市の久高島は、昔から神の島として知られ、年間三十に及ぶ神事が、島の暮らしに組み込ま
れており、今でも島人によって厳粛に受け継がれている。この久高島最大の神事が、十二年に一回午年
に行われる「イザイホウ」である。
「イザイホウ」は、30歳から41歳の島で生まれ、島に生きる女が神になる神事で、四日間の本祭を
中心に一ヵ月余の時をかけて行われるのである。島の女たちは、ノロを中心に神女組織を構成して島の
男たちや島の暮らしを守ってきた。
これは、1966年の「イザイホウ」の記録作品である。
「イザイホウ」はその後1回行われ、1978年を最後に消滅した。多くの祭や神事が時代の波ととも
に形骸化し観光資源に変身したケースの多いなかで、「イザイホウ」は厳粛な神事の心を失わず、生き
たまま消え去ったのである。

 

作  品 『イザイホウ』(49分)

日  時 2018/2/24(土)

場  所 沖縄県立博物館・美術館 博物館講座室 (1F)

時  間 18:00開場、18:30開始 (19:45終了)
     ※途中入場はできません。

料  金 1,000円(要予約)
     ※先着順、定員に達し次第、締め切らせていただきます。

電  話 098-850-8485(海燕社/カイエンシャ)

 

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