企画公演 「文楽公演」 昼の部 ~ 世話物2作品 ~


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企画公演 「文楽公演」 昼の部 ~ 世話物2作品 ~

日時 公演日:2012/02/25・26(土・日)
   開演時間:14時

会場 国立劇場おきなわ大劇場 

入場料 一般:3,500円(全席指定)  昼夜通し券:5,000円
チケット発売日:2012/01/04(水) チケット販売所
HP:http://www.nt-okinawa.or.jp/index.php?option=com_theater&act=look&ID=653/
 
 
公演内容 = 人形浄瑠璃文楽(ユネスコ無形文化遺産)が、国立劇場おきなわの舞台に初登場!

 
出演者によるわかりやすい解説付きで、初めてご覧になる方でも十分にお楽しみいただける公演です。
昼の部では、世話物のなかでも人気の高い「新版歌祭文」と「双蝶々曲輪日記」の2作品をご覧いただきます。
世界でも類い希な大人が楽しむ人形芝居・人形浄瑠璃文楽の義理と人情の世界をご堪能ください。
 
 
-演目-

 
【昼の部】 ~ 世話物2作品 ~   

 
■ 解説「文楽へようこそ」

 三業と呼ばれる、大夫・三味線弾き・人形遣いが一体となって創りあげる文楽の世界。出演者による実演を交えた解説で、演目のあらすじを中心に文楽の魅力をわかりやすくご紹介します。

 
■「双蝶々曲輪日記 -八幡里引窓の段-」
 (ふたつちょうちょうくるわにっき-やわたのさとひきまどのだん-)

 恩人のため殺人を犯し、実母の住む八幡の里に逃げた関取の濡髪長五郎。それを追う代官の南与兵衛は、これが初仕事と張り切りますが、実は長五郎と南与兵衛は義理の兄弟でした。真実を知った長五郎、南与兵衛そして老いた母親は互いに相手を思い義理と人情のはざまで苦悩するのでした・・・。
 「引窓」と呼ばれる、明り採りの窓から差し込む中秋の月明かりが、登場人物達の心情の陰影を照らしだす、義理人情の心の綾を描いた名作です。
 
■「新版歌祭文 -野崎村の段-」
(しんぱんうたざいもん-のざきむらのだん-)

 手代の小助にだまされて野崎村の実家に戻された油屋の丁稚久松に、義理の母の連れ子、おみつとの祝言話が決まります。惚れた久松との祝言に浮かれるおみつでしたが、そこに、久松の奉公先の一人娘で久松と恋仲であるお染が訪ねてきます。許されない仲のお染と久松。おみつは、二人が心中する覚悟であると知り、恋しい久松をあきらめ、尼になって身を引こうとするのでした。
 一名“お染久松”と呼ばれ、今も昔も変わらない切ない男女の三角関係を描いて非常に人気の高い作品。有名な「野崎村の段」をお楽しみください。
 
 
※配役は、チラシをご参照ください。出演者は都合により変更する場合がございます。予めご了承ください。
 
 
問 国立劇場おきなわチケットカウンター:098-871-3350

担当 国立劇場おきなわ事業課

 

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