博物館文化講座「クニマスと人の共存-過去、現在、未来-」

 

クニマスは秋田県田沢湖の住民にとって大切な漁業資源であり、生活に密着した魚であった。また、クニマスは世界中でこの湖にしか生息せず、40~200メートルの深い湖底で産卵するというサケの仲間では特異な性質をもっていた。それが、戦前、発電と灌漑のために湖に酸性水を導入したことによって絶滅した。ところが酸性水導入の
5年前に田沢湖から移植されていた山梨県西湖からクニマスが生き続けていることが判明した。
現在、クニマスは人に囲まれて西湖で生き続けている。この魚の保全と里帰りには何が望ましいか、そのことを考えなければならない。(当館ホームページより)

 

開催日:1月17日(土)14:00~16:00(開場13:30)
場所:沖縄県立博物館・美術館 3階講堂

 

http://www.museums.pref.okinawa.jp/museum/topics/detail.jsp?id=1308(当館ホームページ)