体型に合わなければざっくりカット! アレンジ上手の夏コーデ5days

Day1

 


ワンピース sunseeker
ピアス OSHARE
アクセサリー cotton on kids

 

撮影場所 cafeハコニワ

 

 

Day2

 


シャツ 高校時代に那覇の古着屋で購入
ズボン TED BAKER (義理母のお下がり)
帽子 オーストラリアのpop up shopで

 

 

Day3

 

 


帽子  Tsumuji
Tシャツ(キッズ共に) kitoco.
ポーチ peter alexander
ブレスレット cotton on kids

 

 

Day4

 


パンツ COUNTRY ROAD
トップス GUESS
バッグ yanbaru blue

 

撮影場所 RED FISH

 

 

Day5

 


オーバーオール 7年前に名護の古着屋で購入
タンクトップ 高校時代に購入
キャップ オーストラリアで

 

 

「迷いなくザクザク切っちゃいますね。袖の長さが気に入らなくて切ったり、パンツも長いものを短くしたり、デニムにわざと穴あけちゃったりね」

 

既成の服では自分の体型にフィットしないこともある。少々緩くても、多少長くてもそのまま着てしまえ、とはならないのがIzuさんだ。服のラインやシルエットにこだわりを持つようになったのは学生時代から。彼女の洋服アレンジ歴は長い。

 

「中学生の時は学校のジャージも切っていましたし、高校の制服も上着のもたつきが好みじゃなくて、自分で詰めて着ていました。しかも手縫いでね(笑)。バイト先の制服はトップスにゴム入れましたね。パンツにインして着るより、いいよなと思って」

 

クリエイティブな着こなしは真似しようと思ってなかなかできるものではない。例えば、チューブトップワンピース(day 1)。Izuさんは、普通に着ると妊婦さんのようになるのが気になり、胸の部分を紐で絞ってメリハリのあるラインを作っている。また、何気ない形だったグレーのTシャツ(day3)は、裾をフリンジ風にカットし、襟元も大胆に広げた。

 

Izuさんは肌を出したファッションにも抵抗がない。その潔さは羨ましいほど。

 

「オーストラリアでは、多くの人がビキニでビーチを歩いていたりするので、私も肌を出すことは慣れてるんです。けれど、日本では両親など家族が心配するので(笑)、今回カーディガンを持参しました。結局、着てないんですけどね。先日も、スーパーに行こうとしたら、兄に『そんな格好してどこ行くの?』って心配されました。『牛乳買いに行くだけだけど』って(笑)」

 

 

Izuさんのオシャレのもうひとつの特徴は、小物使いが上手なこと。指輪、ブレスレット、ネックレス、タトゥーシール、マニキュア、バッグとどれをとっても存在感がありながら、Izuさんを引き立てるものばかり。中でも、帽子は今回の帰省にも、約10個持参するほど好きなアイテムだ。

 

「帽子は14歳くらいからずっと好きです。初めはニット帽を集めるのにハマっていました。母に、『いったい何個、頭があるの?!』って笑われるくらい(笑)。帽子ってイメージを変えやすいですよね。子供たちと遊ぶためのカジュアルファッションの時はカラフルなものを被ったり、旦那さまとのデートの時は色を抑えめにしてみたり。その時々で、違う自分になりたいのかな。どんな場面でもよく被りますね」

 

Izuさんのオシャレに対するこだわりは3歳の娘ちゃんにも受け継がれているよう。

 

「カラフルなブレスレットやネックレス、実はオーストラリアのキッズブランドのものなんです。娘とシェアして使ってます。女の子って小さな頃からオシャレするの好きですよね。私のファッションチェックまでするんですよ。あんまり力を入れてない服装だったり、娘の趣味に合わないような格好してると、『今日のママ、かわいくないから着替えて』とかいうの(笑)」

 

娘ちゃんもそのうち、洋服をザクザクと切り始めるかもしれない。10代の頃からファッションの趣味が変わらないというIzuさんと娘ちゃんが洋服をシェアする日もそう遠くはなさそうだ。

 

 

写真・文 青木舞子(編集部)