少なく、豊かに。大人のシンプルコーデ5DAYS

Day1
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ワンピース:COMME des GARÇONS
 
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ネックレス:SERGE THORAVAL(セルジュ・トラヴァル)
 
Day2
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カーディガン:Vlas Blomme(ヴラスブラム)
キャミソール:COMME des GARÇONS(コム・デ・ギャルソン)
パンツ:手づくり ブーツ:vialis(ヴィアリス)
 
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コサージュ:友人の手づくり(アンティーク着物のシルク地で作ったもの) 
  
Day3
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カーディガン、ワンピース:Vlas Blomme(ヴラスブラム)
 
Day4
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トップス:ARTS&SCIENCE
パンツ:手づくり
靴:vialis(ヴィアリス)
 
Day5
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ワンピース:ADORE(アドーア)
靴:vialis(ヴィアリス)
 
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ブローチ:Maria calderara(マリアカルデラーラ)
指輪:SERGE THORAVAL
 

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ベージュやモノトーンといった落ち着いた色合いで、
上質素材のシンプルなワードローブが多いが、
 
「昔はもっとデコラティブな洋服が好きだったの。
でも、最近はどんどんシンプルになって」
 
引っ越しを機に、服や靴もたくさん処分した。
 
「靴なんてもう、今日履いたこの2足だけ。
ブーツとサンダル。どこにでもこれで行っちゃう。
あ、あと冠婚葬祭用のパンプス!(笑)」
 
少なく、豊かにくらす。
そんな生き方がコーデにも表れている。
 
しかし、本当に気に入ったアイテムなら大人買いも。
Day3で着たVlas Blomme(ヴラスブラム)のワンピースは、
 
「すごく好きで、黒と白とあるの。
どっちがいいかなぁ〜?」
 
迷った末に撮影では白をチョイス。
しかし、そのどちらもあつらえたようにピタリ彼女に似合っていた。
 
ラグジュアリーなジュエリーは、
デコラティブな服が好きだった頃からのお気に入り。
服がシンプルになった今、
コーデの中で一層映える。
 
センスや好みだけでなく、
人柄、価値観、生き方をも相手に伝える「服」。
 
普段何気なくクローゼットから取り出し、
組み合わせて身につけているけれど、
たまにはこう問うことも大切かも。
 
「この服は今の私が着るにふさわしい?」
 

写真・文 中井 雅代