新米の季節!「玄米甘酒の塩スコーン」

浮島ガーデン 甘酒スコーン 
 
浮島ガーデンでは西表島の那良伊孫一さんが作っている『ヤマネコ印西表安心米』をいつも食べさせてもらっています。
安心米は25年間、無農薬・無肥料。
木村秋則さんの“奇跡のリンゴ”と同じ、自然栽培で作られた奇跡のお米です。
 
もともと西表島は500年の稲作文化を持ち、お米は無農薬で作られてきたそうです。
ところが昭和61年にお米の買い上げ制度が導入され、
きれいなお米の方が高く買い上げてもらえることがわかると、
農家さんたちは一斉に農薬をまき始めたそう。
 
そんな中、孫一さんは農薬をまかず、
アイガモを放つことで害虫からお米を護るアイガモ農法をはじめました。
「すべての生き物とすべての人々のお互いの共存共栄を大切にする生き方をしたい」。
稲作を通して西表の自然環境を護っています。
 
同時に、お米を作ることで培われていった祈りの心、
ユイマール、感謝を込めて神々に捧げる歌や芸能、
そういった文化風習も同時に守っているのだと思います。
 
間もなく西表島では日本一早いお米の収穫がはじまります。
新米、ほんとにありがたく、楽しみです。
 
 
さて、今回もまた玄米甘酒でお菓子を作ってみました。
おやつもなるべくお米を摂ると、
理想的な8割穀物食ができるようになります。
そして甘酒の一番いいところはお砂糖を使わずにおやつができるとこ。
クーラーで冷えやすい季節です。
お砂糖は体を冷やすので、夏こそ控えめに。
 
 
 
 
「玄米甘酒の塩スコーン」

<材料>
玄米甘酒 70g(前回の作り方参照)
豆乳 20g (無い時は代わりに甘酒を増やしても)
菜種油 60g
全粒粉 50g
薄力粉 50g
炒りおから 50g
オートミール 適量(なくてもオッケー)
カシューナッツ 粗く刻んだもの(なくてもオッケー)
塩 小さじ1/2
ベーキングパウダー 小さじ1
 
<作り方>
1 ボールに甘酒、豆乳、菜種油を入れかき混ぜる。
 
浮島ガーデン 甘酒スコーン
 
2 粉類をふるいにかける。
 
浮島ガーデン 甘酒スコーン
 
3 ②にナッツ、オートミール、おから、塩を入れて軽く混ぜたら、①を注ぎ入れ、さっくりと混ぜ合わせる。
 
浮島ガーデン 甘酒スコーン
 
浮島ガーデン 甘酒スコーン
 
4 生地をまとめたら、冷蔵庫で30分休ませる。(時間がなければすぐオーブンでも大丈夫)
 
浮島ガーデン 甘酒スコーン 
 
5 170度に温めておいたオーブンに入れ、15分~20分焼く。
 
浮島ガーデン 甘酒スコーン
 
浮島ガーデン 甘酒スコーン
 

Text by 中曽根直子(浮島ガーデン フードデザイン)




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