» フランスのはしっこ。

 

去年の秋に訪れたフランス北西部のはしっこ、英仏海峡と大西洋に突き出た半島ブルターニュ地方の小さな村。

 

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朝、目が覚めるとまず靴下をはいて、パジャマのまま上着をはおり、そろりとカーテンを開け、庭に出ます。ひんやりとした空気を鼻から思いっきり吸い込み、しばらくこの庭の小さな発見を楽しむというのが一日のはじまり。

 

 

 

 

オランダ、アムステルダムからブレストと列車に乗り継ぎ8時間。
一年半ぶりに大好きなファミリーが住むクロゾン半島を目指してやってきました。

 

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畑が大きくなっていたり、コッコ達もすっかり立派に。
人懐つこくてかわいい。

 

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庭には洋なしやリンゴの木。

 

ブルターニュはリンゴの産地でもあり、リンゴの木は多くの家庭の庭に植えられているそうです。たくさん収穫出来たときにご近所におすそ分けをすると「うちのりんごもどうぞー」って交換になることもしばしばで、こっちのリンゴ、あっちのリンゴとなかなか楽しそうです。自家製のシードル(リンゴの発泡酒)をつくるところも多くあるそう。なんだか日本のどぶろくみたいですね。

 

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週末に寮からちょうど家に戻ってきていたアートのハイスクールに通うアキラ。ここ数年の間にちょっとがっちりして、とうとう背丈も頭一つ分は抜かれてしまいました。学校の課題で、演劇のクラスで使われるマスクの制作に没頭中。使っていい素材はダンボールと糊のみ。あーだ、こーだ、とほっとけない大人4人をうまくカワしながら進めています(笑)。

 

 

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「こんにちは、サメ子です」
とシュミレーション中のヨメ。

 

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あれー入りません。。。

 

 

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サメオ、完成!
なかなかの出来栄えでしょ!!
実際に使われるっていうのがとても良いなと思います。演劇も観てみたい!

 

 

 

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この日はブルターニュの秋を感じさせるしっとりと緑が濃い一日。
ちょうど、冬の沖縄くらいの気温です。

 

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お隣さんのロバくんはロバートだったか、デニーロだったか。。。

 

 

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パンを買いに行くというのでくっついて行きました。
身近なスーパーやパン屋さんに行くのは地域の人たちの「ふだんの暮らし」が垣間見られるワクワクする時間です。

 

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フランス北西部の郷土料理といえば、ガレットそして、シードル。
ああ、ブルターニュに来たなあという瞬間。

 

どこか懐かしい、のんびりとした雰囲気のガレット屋さん、テーブルは地元のお客さんですぐに満席に。
おじいちゃんも孫も揃って家族みんなでおしゃべりしながらテーブルを囲んでいます。

 

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クロゾンの絶景散歩!

 

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good wave!

 

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ふかふかの自然の絨毯でこのまま寝てしまいそうなぽかぽか陽気になりました。

 

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どんどんサーファーがやってきます。

 

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でも水温は9℃・・・(真冬の日本海くらい)

 

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クロゾンという名称は半島全体を指すとともに村の名前でもある。40kmの海岸線の小道は徒歩、馬車、もしくは自転車での散策が可能で、GR34と呼ばれるハイキングコースやさまざまな小道は、自然の美しさや遺産を発見できる格好のポイント。北はブレスト港外の泊地、西はイロワーズの海、南はドゥアルヌネ湾(baie de Douarnenez)と三方を海に囲まれ、クロゾン半島は比類のない自然を育んでいる。海水浴向きの海岸もあるが、波が強いためどちらかというとサーフィンなどマリンスポーツを楽しむのに向いている。(フランスの各村観光局公認サイトより)
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お天気も良いし、かわいい町を案内してあげる!と車を走らせクロゾンから南へ約90kmのpont aven(ポン=タヴァン)へ連れて行ってもらいました。

 

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ところどころ寄り道しながら、のんびりと。

 

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ラジオからは「皆さん、今年最後の陽気を楽しんで!」みたいなことを言ってたようです。
冬になってしまう前の陽射しを逃すまいと海を楽しむフランスおじさんたち。何度も言うようですが、水温は9℃。

 

 

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途中、Concarneau(コンカルノー)という港町で出会った愛嬌たっぷりのワンコ。

 

 

 

「待ってー、行かないでー」

 

 

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pont aven(ポン=タヴァン)ではお化けファミリーにあちこちで出くわすというハロウインのたのしい一日。

 

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ポール・ゴーギャンを含む多くの画家たちが暮らしたpont aven(ポン=タヴァン)、この小さな町や周囲を囲む田舎の田園風景は、画家たちのインスピレーションをかきたてたと言われたそう。どこに行っても絵本の中にいるような風景。

 

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夢のような風景の中を駆け抜け気づくともう真っ暗。
ブルターニュの冬はもうすぐそこに。

 

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たのしかった数日間はやっぱりあっという間。

 

 

ときどき野生動物も迷い込んでくるという庭にて。
あたたかく迎えてくれたザビエファミリーは変わらず魅力的。そしてチャーミング。

 

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沖縄では2人がつくった海が見えるお家が大好きで、遊びに行っては波乗りのこと、植物のこと、家族のこと、料理のこと、いろんな話をするのが楽しみでした。 そしてこのファミリーがいなくなってから、ちょっとぽっかりと穴があいてしまったような寂しさがありますが、こんな想い出を残してもらったことが今は宝ものです。

 

 

パリ経由の飛行機だったので、ちょっとだけパリの蚤の市をブラブラして帰路につきました。
つづきはまたblogにて。

 

 

 

文・写真 葉棚達也・由真

 

 

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