イタリア北部ドロミテアルプスへサイクリングとハイキングの旅!

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いきなりですが、標高2438mの山小屋にて。

 

 

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たくさんの登山やハイキングの客で活気溢れるこの山小屋ドライチネンヒュッテ。
お隣のグループは誕生祝いの楽しそうな乾杯の声、
こんなところで誕生日を仲間に祝ってもらうなんて最高ですね。

 

山小屋で食べるごはんのおいしかったこと!
素朴で、やさしい味でした。

 

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ここはオーストリアとの国境にほど近いイタリア北部、
ヨーロッパを横断するアルプス山脈の南に広がる3000メートル級の山塊、
世界遺産でもあるドロミテアルプスです。
そんなドロミテの中でも代表的なのが姉妹のように3つの岩山が並ぶドライチネン。

 

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この壮大なスケールの一週コースを
5時間くらいかけてゆっくり歩きました。

 

ああ、残念ながら、僕たちの写真の腕では
どうやったって伝えられそうにありません・・・
ここの山々の迫力。

 

 

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この人たち普通に自転車乗っていますが、
↓こんな崖の道を走っています。。。小さーく見えるのは人。。

 

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ドライチネンにはいろんなハイキングコースがあり、
車やバス、自転車で気軽に登ってくることが出来るので、
小さい子供連れのファミリーや犬連れの人、
本格的な装備をしたロッククライマーの姿も見かけます。

 

沖縄に住んでめっきり高い所に弱くなった僕らは脚がすくむようなところもたくさん。

 

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ドロミテ渓谷の入口なるボルツァーノ(Bolzano)

 

この旅はミュンヘンの郊外ランツフートという
幼なじみの友人が住む街からはじまり、
次はイタリアに住む友人を追いかけてヴェニスを経由してミラノへ。

 

その後列車で北上し、ボルツァーノという街でミュンヘンから
南下してくる友人ミキオファミリーとボルツァーノの美術館で落ち合いました。

 

 

ミキオたちの車に乗り込みさらに北上、
オーストリアとイタリアの国境辺りイタリア北部
今回4つ目の目的地でもあるドロミテへ。

 

 

イタリアの国境を少し越えたオーストリアに建つ滞在先のアパートをちょっとご紹介。

 

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ミキオが一生懸命探してくれたドロミテでの宿泊先のアパート。
(一泊一人当たり3,000円くらい)2LDKサウナ付き。

 

インテリアもキッチンも清潔でシンプル、間取りも広々としていて快適。

 

趣のある古い建物が好きだけれど、
とても暮らしやすい間取りのこのアパート
こういう新しいのもまんざらではないなあと思ったりしました。

 

まあ、ただの妄想なんですが(笑)。

 

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360度緑に囲まれ、気持ちいいことこのうえなし!
やっぱり、家を建てるなら小屋ぐらいにして景観を買いたいとまた妄想。

 

こんな妄想楽しくて仕方ないので、とまりません。

 

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着いた当日、のんびりしていたらどこの店も閉まってしまい(笑)
次の日は日曜日でもっとどこも休み。。。

 

ようやく月曜日の朝、食料に飢えていた僕らはスーパー開店と同時に
それぞれが食べたい食材5人分どっさり買い込みました。

 

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オーストリア←→イタリア国境を何度も行ったり来たり。

 

 

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駅では自転車を担いだ人達が列車に乗りたり、降りたり、
こんな小さい子供を乗せるカート付きの自転車もよく見かけます。
みんな遊ぶのがじょうずです。

 

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ドロミテにたくさんある小さな町のひとつ、サン・カンディド(San Candido) 。
分厚い壁に小さな窓の古い民家が並びます。

 

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この日はレンタサイクルを借りてサイクリング。
シリアン(Sulliann)から、となり町のリンツ(Linz)までの32キロの道のり。
もちろん6歳のKeno君も!

 

 

 

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サイクリングコースの途中には本格的なフィールドアスレチックがあったり、
プールがあったり、寄り道しながらの旅も楽しそうです。
途中、何百mもある岩肌を登っていく人の姿なども。

 

緑に囲まれた美しい自転車専用道路は永遠と続きなんと290キロ!

 

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森のひんやりとした空気や樹々のにおいを胸いっぱいに吸い込み
轟々と流れる川に架かる橋を越え、山麓の民家を横切り
風を切って自転車でどこまでも駆け抜けていきたくなります。

 

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かわいい花が山一面に咲き、牛がのんびり歩く穏やかな風景や
その懐に抱かれた数々の美しい山の湖、
岩峰群がそびえ立つ絶景、
壮大なスケールの自然を満喫させてくれたドロミテでした。

 

この旅の要素がまた自分のカケラのひとつになりますように。

 

 

 

 

去りがたいドロミテを後に今回の旅最後の街へ向かいます。

 

 

今ではインターネットで調べれば地球の裏側のことまで知ることができますが、
いくら調べて行ってもその場所に降り立つと想像とは全然違ったと感じます。
旅は見るもの聞くものすべてが新鮮で、あたりまえだと思っていたことや
価値観を見直すことが出来る学びの場でもあると思います。

 

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中学生のころから地理が好きで、いつもいろんな所へ行ってみたいと
思っていましたが、その気持ちは今も変わらず。

 

また楽しい旅の計画を糧に日々がんばっていきたいと思います。

 

 

 

文・写真 葉棚達也・由真 

 

 

 

http://www.hadana-g.com
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