『沖縄散歩』

夏のような天気の良い日が続いています。
『やちむんの里』に『陶器市』に『ンマハラセー』と沖縄満喫週間。
 
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読谷村『やちむんの里』のちょっと奥の方。
 
 
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ときどきアスファルトで覆われていない道を歩きたくなります。
子供のころ、でこぼこ道に出来た水たまりでよく遊んだこと、父親が運転する車がいつも左右に大きく揺れ泥だらけになったこと、30年以上前の記憶が断片的に浮かんでは消え、そんなこんなを想い出しながらてくてくと歩きます。
 
 
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陶芸家さんたちの工房やお店をのぞきながらの散歩はゆるりと時間が流れます。
冬の天気の良い平日というのはなんとも贅沢。
 
 
 
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『今日はお休みですか?コーヒー飲んでいきますか?』というお言葉に甘えさせていだだき、至福のひととき。
眼下の森からはうぐいすの声。
 
 
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和紙と竹とヒモで出来た凧。
人口的な素材がどこにもない姿にどこかほっとします。
 
 
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近くにたくさん咲いている花を摘んでバサっと生ける。
こんな暮らしに憧れます。
 
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ちょっと葉っぱや花があるだけで場が瑞々しく。
 
 
 
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樹々のいろんな表情を見るのも散歩の醍醐味。
 
 
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勝手に上からのぞき込んですみません。そして勝手に夢のマイホームへの妄想がむくむくと膨らみます(笑)。(こちらは工房かと思われますが)理想のお家のひとつに。
 
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大きな切り株の上にサンゴが無造作にちりばめられていて素敵でした。
 
 
 
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黄色いバナナの花。深紅の大きな花弁に見えるのは苞葉というのだそうです。
 
 
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丘に向かって鎮座する読谷山焼の共同釜 (九室連房による登り窯)
 
 
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この品種なんというのでしょう。
小振りのハイビスカスがかわいらしく咲いていました。
 
 
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しかし良い天気です。
 
 
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大きく広がる木に気持ちものびのびしてきて、気持ち良いことこのうえなし。
 
 
 
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場所は変わって「ファーマーズゆんた市場」にて開催された陶器市。
写真は井口工房のコップと豆皿です。コップは普段つかっているやちむんよりも薄くて軽く、少し大人っぽい雰囲気。ここに入れて飲む紅茶もコーヒーも牛乳もいつもと違う気分。
久しぶりの楽しい買い物でした。
 
Tシャツで気持ち良く過ごした一日。
おやつはたんかんジュースとソフトクリーム。
 
 
 
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この日はとうとう少し肌寒くなりましたが、『ンマハラセー』(馬走らせ)という伝統の琉球競馬が70年ぶりに復活するというので「子供の国」へ行ってきました。
競馬というと筋骨隆々のピカピカのサラブレッドを想像しますが、素朴で小柄でほんとうにかわいかった。「側対歩」という独特の走法で美しい走りを競う競技で小さな馬が大きな馬を抑え優勝。「知花花織」の衣装にも風情がありました。観客と馬との距離が近く、「馬がもしちゃんと止まれず、突っ込んできたら逃げてください」と言われ、笑ってしまったと同時にほのぼのとしました。
 
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ちゃんと止まってくれた在来馬くん(さん?)。
 
こんな散歩が心地良く、上機嫌で家路に着く日々。
仕事もがんばれるというもんです。
と盛りだくさんな沖縄満喫週間でした。
 
 
 
 
文・写真 葉棚達也・葉棚由真 
 
 
 
http://www.hadana-g.com
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