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目が覚めたら久しぶりにシトシトと雨が降っていた。
どこまでも薄暗い灰色の空は、一日中降るぞと勝ち誇ったような雨雲が浮かんでいる。
ふと机に目をやると光る小さなものがある。
なんだったろうと、前の晩を思い返す。
そうだ、これからの季節に向けてアクセサリーのディスプレイを変えようと悩んでいたのだった。
薄暗い朝の中で、そのアクセサリーが鈍く光っているのだった。

 

miyagiya

 

koichimatsumotoは陶器で作られるアクセサリーのブランドです。
ピアスを中心にネックレスやブローチのバリエーションがあります。
作り手である松本さんは長身の静かで穏やかな方。作品の話となると目元がキリッと鋭くなる。
その人柄が表れているかのようなkoichimatusmotoのアクセサリーは、繊細で愛らしい雰囲気だけれど可愛らしすぎることなく、時に凛とした印象さえも感じるのです。

 

miyagiya

 

miyagiya

 

minatosという名のブローチは白いシンプルなシャツやストールに合わせれば、可憐な花が咲いたよう。
サンゴのような赤とゴールドの金具のコンビネーションは特に美しく、シンプルなコーディネイトのアクセントにしたい。
金平糖のような白い粒のネックレスは控えめで清楚な雰囲気。小さな一粒は誰のためでもない、自分の大切な宝物になりそうだ。

 

miyagiya

 

miyagiyaから試作をお願いした黒とゴールドのピアスは他に比べて力強い印象です。
koichimatsumotoのアクセサリーを、甘めな雰囲気が苦手な方や男性にもお勧めしたいと思い試作をお願いしたのです。

 

陶器特有の光沢や発色の美しさは、肌馴染みがとても良く、沖縄の強い日差しで日焼けした肌にもぴったりなのが嬉しい。
カジュアルからフォーマルまで、身につけるシーンを選ばず、同時に品の良さと内面的な華やかさをプラスしてくれるように思えます。

 


ガラスのアクセサリーブランドlima7192はブランド設立から一貫して無色透明のガラスにこだわり続けています。
ガラスというと、真っ先に思うことは耐久性ではないでしょうか。
それを強化ガラスという特殊な素材でlima7192は克服しています。
そのため、リングやピアスは繊細な印象とタフな素材の両極端の特徴を持ち合わせているのです。

 

miyagiya

 

miyagiya

 

ひとつの素材にも関わらず様々に表現されたリングは、ひとつを選ぶのが悩ましい。
まるで氷のような印象なiceリングは透明なガラスと曇りガラスのようなフロスト加工で表現されています。
また、光の粒を集めたようなlushリングは小さな粒のひとつひとつがキラキラとしてガラスそのものに引き込まれそうです。

 

miyagiya

 

数年前に購入したお気に入りのmeltリングは今でもよく身につけています。
朝の光、昼の光、夜の電球の明かりで、この強く透明な素材は驚くことにいろいろな表情を見せてくれるのです。
陽の光でキラキラと光ることもあれば、今日のような雨の日に鈍い光りを放つこともあります。

 

繊細な素材を使った2つのアクセサリーブランドは、デザイン性だけでなく日常生活で使いやすい工夫がきちんとされていることが分かります。
アクセサリーとしての華やかさを感じさせつつ、使う人に寄り添うような存在なのかもしれません。

 

そしてこの夏、もうひとつのアクセサリーブランドも加わる予定です。
真鍮やシルバー、ガラス、鳥の羽、革など様々な素材を使うquliousのアクセサリー。
先行して届いたシンプルな革のブレスレットには大ぶりのベネチアンガラスのビーズがセットされていました。
これからの展開に期待大です。

 

miyagiya

 

朝から降る 雨は止む気配もなく、時に激しく、時に静かに降り続いている。
沖縄はそろそろ梅雨入りなのだろう。
せっかくの休みだというのに、こんな時はあきらめて机の上の山積みの資料や本、雑誌を整理するに限るかもしれない。

 

 

 

text&photo  宮城博史

 

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