夏はもう少し

 

4月に入って沖縄は初夏のような日が続いたかと思うと、突然雨が降ってひんやりした風が吹いたりと不安定だ。
でも思い出したように一瞬の晴れ間を見せる。雲の切れ間からのぞく太陽は夏のように力強くて、一気に気温は上昇する。

 

肌寒い日が続いた後はそんな太陽がとても恋しくなるものだ。
誰よりも待っていたのは店先の鉢植えのようで、次々と新芽が芽吹いている。

 

 

店頭には夏にむけた洋服や小物が次々と届いています。
今年はリラックス感のある服にピリリとした小物使いが気分です。
夏の沖縄だからリラックスして過ごしたいけれど、そればかりでは部屋着と区別がつかなくなってしまうことがある。

 

今年から取り扱いがスタートしたAVEC MOI(アヴェック モア)はハンドメイドのポーチブランドです。
フランス語でAvec Moiとは「わたしと一緒に」という意味。
毎日の生活を楽しく一緒に過ごせるような特別な商品を作りたいという思いで作られているブランドなのです。
色鮮やかなポーチの多くはパッチワークで出来ていて、幾何学的に縫い合わされた生地はグラフィカルで大人っぽい。
そして何よりもユニセックスな雰囲気というのが良いと思うのです。

 

 

ポーチというと、どうしてもキュートな可愛いいものが多いけれど、AVEC MOIはメンズでも持てるデザインがとてもグッドだ。
つまり男子目線でもカワイイのです。そしてそれは同時にキュートな可愛いが苦手な(結構多い)女子にもお勧めなのです。
サイズも様々。小さいサイズは最低限の身の回りの物が入るサイズです。

 

 

大きめのサイズは、雑誌や読みかけの本、手帳に携帯、長財布やサングラスと、トートバッグ並みの収納力です。
普段使いに加えて、旅行の時にも重宝するサイズ ではないだろうか。
ポーチの内側が明るい色なのは、単にデザイン性だけでなく中のものが分かりやすく取り出しやすい効果もある。
これって大きなポーチには結構重要な事なのです。

 

そう、そろそろオシャレ心ある方は気づいたと思うけれど、AVEC MOIのポーチはあえてバッグに収納しなくても良いくらいカワイイ。
つまり、クラッチとして持ち歩いてもおかしくないと思う。
流行りのクラッチだけれど、案外カッチリとしっかり作られているものが多くて服を選んでしまうものも少なくない。
カジュアルな格好の時には、カチカチのクラッチよりも、ポーチをクシュっとさり気なく持っているくらいがカッコイイと思う。

 

 

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そしてもう一つ部屋着とリラックスウェアを区別する小物といえば、スニーカーです。
年に一度アメリカから届くbucketfeetのスニーカーが今年も届いています。
各国の若いアーティストを支援するプロジェクトでもあるこのスニーカーのグラフィックは遊び心溢れていて、ひとつに選べないくらいです。

 


 

シンプルでゆるいコーディネイトでも、色使いや足元をピリッとさせれば今年らしいオシャレになる。
派手なスニーカーにあえてピンクのカットソーや柄の靴下を合わせて、リラックス&アーバンなコーディネイトもお勧めです。

 

 

柄や色を取り入れたいけれど、どうまとめてよいか分からないという事を時々聞きます。
そんな時に魔法のアドバイス。白のショートパンツを合わせれば大丈夫。
あとは好きな柄や色を着てください。きっとうまくまとまります。

 

 

まだ夏は先のようで、日はいつの間にか長くなって温度計は25度を超えることが多くなった。
そう、夏はそんなに先のことではないのだ。

 

 

 

 

 

text&photo  宮城博史

 

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