» 始まりへと

文/写真 関根麻子

 
 
Shoka:
 
 
 
静かに
ふつふつと何かがみなぎってゆく
楽しく熱っぽく
 
わくわくと、どきどきが交じり合う。
 
 
そんな気持ちをいっぱい詰め込み、4月がやってきた。
 
 
始めよう
さぁ、始まる。
 
 
 
彼女にも、私にも、そう皆様にも
新しい毎日がやってきた。
 
 
 
 
 
 
 
Shoka:
 
 
 
3月末、私と田原は秋冬の展示会へ東京出張。
桜はほぼ満開。道すがら、花びらが舞う。
 
 
入学式、入社式。
そんなことを連想するせいだろうか。
ソメイヨシノという桜は、やはり新たな旅立ちの花という感じがする。
ただ華やかというのとは違う、様々な感情と美しさを秘めた花。
初々しさ、とまどい、それでいて凛とした静けさや、内に秘めた情熱を感じる。
 
 
 
展示会でのときめきと、さまざまな出会いがある充実した数日を過ごし帰沖すると、
すぐに4月を迎えた。
 
 
 
 
そして、定休日明けの4月2日。
Shoka:に新しいスタッフが入りました。
金城由桂さん。
私達もとても楽しみにしていた、この日。
 
いろいろなことが始まる、広がる予感。
今までの二人体制とはまた違った心地よい緊張感と3人というチームになった喜び。
 
 
 
 
Shoka:
 
 
そして。
新しい場所で緊張しているだろう彼女に、早速色んなお洋服を着てもらいました。
着心地を知ることはとても大事な仕事の一つ。
素材とラインは肌で感じるものだから。
 
 
最初は、トゥジューの春夏のワンピースとパンツを着て少しシックな装いから。
さぁデビューですよ。
少々緊張している様子だけれど、これから始まるであろう日々を「よし!」と言ってるかのような、
そんな意思が見え隠れしているような凛々しい表情と、時折見える彼女らしい笑顔。
 
そんな彼女を見ていると、私も「よし!」ときりりとした心持ちになったのでした。
 
 
 
Shoka:
 
 
 
このお洋服は、製品に仕立ててから、墨染めし、さらに洗いをかけて丁寧に仕上げたもの。
布のしゃきっとした気持ち良さと自然にできたしわが美しい表情を作っています。
沖縄のこれからの季節には、ぴったりの洗いざらした気持ちのよいリネン100%。
 
 
 
 
Shoka:
 
 
お次は、ミナ ペルホネン のリネンブラウスと、パンツで、はいポーズ。
ピンクとパープルが、これからの季節の光にはえてくること間違いなし!
淡いピンクと、パンジーのような紫が初夏の陽射しを柔らかく受け止めてくれそう。
くるくると反り返ったリボンの間に風を感じて、涼やかな気持ちになる服。
 
 
 
由桂ちゃんは大好きなミナのお洋服を着て、少しずつ緊張もほぐれてきた様子です。
 
 
 
Shoka:
 
 
ブラウスは、ごく薄手のリネン。
「swing」と名のついたテキスタイル柄。
カールしたリボンたちがゆらゆらゆら。軽やかな風にそよいでいるようです。
今の季節なら、軽めのカーディガン、真夏は1枚で楽しく元気よく。
まさしくswingしながら着たいブラウス。
 
 
 
Shoka:
 
 
パンツもとても可愛いデザインです。
そのままだとストーンと落ち感のきれいなキュロットスカート。
ところが、少しとんがっているポケットをつまみあげると、どうでしょう。
実はこんなにたっぷりしたシルエットなんです。
 
無駄な分量を全く感じさせない計算されたデザインが美しい。
薄すぎずしっかりしてる生地なのに、驚くほどやわらかな風合いがこのシルエットを作るのです。
 
 
 
 
 
Shoka:
 
雨上がりの陽に照らされた鮮やかな黄色のストール。
こちらもミナ ペルホネン 「forest parade」
鳥や花、樹々、葉っぱたち。
森に棲息する様々な植物や鳥たちがモチーフになった刺繍がストールの端にゆれる。
デザイナー皆川明さんの鉛筆のタッチを忠実に、ゆっくりゆっくりため息の出るような時間をかけて作られた刺繍。
 
 
今年は、私も含め皆さん楽しい色が着たいと口々におっしゃいます。
普段シックでまとめていた方もこんなひまわり色のストールを身につけただけで、心までぱっと弾んだ気持ちになるはず。
どこかへお出かけしたくなるようなストールです。
 
 
 
 
Shoka:
 
 
テキスタイルに散りばめられた青の水玉がフレッシュな彼女にぴったり「 dande lion 」のドレス。
はにかみながらもだいぶ笑顔が増えてきた金城です。
「無地よりも柄の入ったものの方が好き」と彼女。
 
 
リネン素材がとても軽やか。
春に生まれた新しい風をドレスに受けながら、午後の陽に写る笑顔はとても初々しいものでした。
 
 
 
Shoka:
 
 
ドレスに合わせたパンツは「 skyfull 」のテキスタイル。
細かな花々のカットワーク刺繍が裾に。
大事に何世代に受け継いで着続けたい、そんなパンツです。
 
 
そうそうカレンドでも何回もお目見えしている、このトリッペンの定番ストラップシューズですが、ちょうど本日春夏の新しいカラー、カフェオレ色が入りました。入りたてほやほやだったため、写真には間に合わずごめんなさい。
これからShoka:のホームページやこちらの記事などでたびたび登場してくると思いますので、チェックしてくださいね。
 
もちろんお時間がある方はShoka:へぜひ遊びにきてください。
 
 
 
 
Shoka:
 
 
 
そして。
初めての撮影大会は、あっという間にこれにて終了。
これからのShoka:という始まりに希望を胸に抱きながら、空を仰ぐ。
そんな想像をする、1枚。
 
 
 
 
 
素敵な仲間に出会えて嬉しい気持ちがいっぱいだ。
きっとこれからたくさんの学びをともにしてゆくのだろう。
 
 
そう、私にとっても始まりなのだ。
相変わらずの右往左往の毎日だが、宝もののような発見が今以上にあるような、そんな予感とわくわくがここにある。
 
 
 
新しいチームとなった、このShoka:という場所から、より多くの方に気持ちのよい風を送れますように。
 
 
今月からは、楽しい展示会が目白押しです。
比屋根にぜひ遊びにきて下さいね。
 
 
 
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4月の展示会のお知らせ
 
 
Shoka:
「初夏のお出かけ展」
4月13日(土)~28日(日)月曜定休、月曜が祝日の場合は翌日の火曜がお休み
 
じゃぶじゃぶ洗えるリネンやコットン素材。
誰かに会いにいきたくなるような、うきうきするようなワンピース。
お洗濯すると乾くのが待ち遠しくなるような、履きやすいパンツやデニム。
日常の中で活躍するアイテムと、ちょっとお出かけ気分で着たい服。
 
日常をより楽しく過ごせるような、お洋服や雑貨を揃えてみなさんをお待ちしています。
 
 
 
 
Shoka:
 
「ゴートメッシュ展」ずっと使っていたいもの 山羊革を編んだ小物たち
4月19日(土)~5月6日(月)月曜定休、月曜が祝日の場合は翌日の火曜がお休み
 
職人さんが手で編み上げた、山羊革のバッグや靴たちが
今年もShoka:にやってきます。
使い始めはきしきしと音がするのに、何年も愛用しているメッシュの小物たちは、
しんなりと肌に馴染んで柔らかく色つやが増し、風合いが深まってゆくのです。

いいものは古くなるというよりも、持つ人とともに育つもの。
初夏の風を感じさせるような、楽しくカラフルな展示会へどうぞ。
 
 
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Shoka:
暮らしを楽しむものとこと
Shoka:
http://shoka-wind.com
沖縄市比屋根6-13-6
098-932-0791