ALDINのバスタオル

今年の梅雨は晴天からのスタートで良い意味で期待を裏切ってくれました。
いつまでこの気持ちの良いさわやかな時を謳歌できるのか
内心ドキドキしていましたが、やっぱり。
過ごしやすい初夏のような気候から一転、
お天気も季節は梅雨ということを思い出したようです。
いつもの湿気たっぷりのウェットな沖縄の雨期の到来です。
 
tous les jours
 
そしてこの時期のお困りものと言えば、
 
洗濯もの。
 
衣類も勿論ですが特にタオル。
乾きにくいものの一つです。
 
tous les jours
(たとえ雨が降らなくとも曇りがちの日々です)
 
 
我が家で去年から用いるようになった、ALDINのハーフリネン(綿麻)のバスタオル。
メイドイン山梨のそのタオルの定評に以前から関心はあったものの、
ペタリとしたその外見に心許なさを感じていたのも本音でした。
 
使い始めると最初の何回かは洗濯後干す際に“けば”を感じ、
吸水性も足りないような気がして、これってどうなのだろうと思う日々もありました。
雑誌や本に書いてある通り、どんどん使いつづけました。
 
(向かって右が新品、左が1年以上使用したタオル)
tous les jours
 
 
するとある時期からきゅっとした目のつまりや、
ふき取った際の吸い上げの良さを感じるように。
このころから毛羽は出なくなり、快適に使用できるようになっていました。
 
好きな理由として一番を上げるなら、何と言っても乾きの早さ。
乾きが早い分、干していたスペースを別のものに譲ってあげられる利点があります。
その次が収納。
タオル類はどうにもかさばるものですが、すっきり収納できるのと同時に
これまで用意していたスペースに対し余白ができるという点も嬉しい発見です。
もう少しいえば、ふかふかのタオルのように毛足がもともとない分、”やせる”感覚もないです。
そんなこんなで気がつけばどんどんこのタオルの素晴らしさを実感出来る様に。
 
tous les jours
(ALDINの刺繍がアクセントで可愛いです)
 
 
ほぼ毎日使用した我が家のタオルはどちらもかなり味のある表情になりました。
夫も私もそれぞれが使い込んだ“自分用のタオル”をとても気にいっていて、使ってはお洗濯。
よそから見たらくたくたに映るかもしれません。
でもいいのです。だって自分だけのものなのですから。
まさに愛着でしょう?
 
ALDINのバスタオル。
たくさん使って自分だけのそれとして育てるそんなタオルだと思うのです。
 
tous les jours
 
 
ALDINの商品は手間を掛けて丁寧に作られています。
大量生産はできませんので一度ALDINの方で在庫切れしてしまうと
次回の入荷まで時間がかかる場合がございます。
もちろんお待ち頂ければただければ購入できます。
ご興味がある方は、是非店頭で手に取ってご覧くださいね。
 
 
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・ALDIN(アルディン)
山梨県富士吉田市というところで生産されているリネンです。
アルディンは、フランスで出会った1枚のアンティークリネンを見て、
「100年先まで使えるリネンを再現してみたい」という思いからスタートしたブランドです。
一つ一つのリネンに目を行き届かせ、質のいいものにこだわったことから
そのほとんどの工程を手作業で行っております。
 
 
写真・文 占部 由佳理(tous les jours店主)


 
tous les jours(トレジュール)
那覇市首里儀保町2-19
098-882-3850
open:水~土
12:00-18:00
(変更あり。毎月の営業日をブログでお知らせしております。)
blog:http://touslesjours.ti-da.net


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