2013 1月


 
日々の営みをよりよくするために作られ、長く愛用されてきた民具。生活用具である民具は、その土地の風土、気候によって素材、カタチ、使われ方は様々です。丈夫で水に強いワラビ(コシダ)のカゴ類は湿気の多い沖縄の生活で重宝し、北国で雪と寒さをしのぐための蓑は、沖縄では暑さと雨をしのぐために使われました。そんな沖縄の民具と関わり続けてきた「ゆいまーる沖縄」に集まった、現在も愛用され続ける民具を紹介します。
詳しくはこちらから
 
 
2013年2月14日(木)~3月5日(火) 11:30 – 19:30 ※水曜日定休
at D&DEPARTMENT OKINAWA by OKINAWA STANDARD
 
http://www.d-department.com/event/event.shtml?id=5321766640990973
 

2013 1月

 
 

写真 文  田原あゆみ

 
 
Shoka 沖縄
 
 
たおさんが着ているのは、ミナ ペルホネンの「kemuri」というテキスタイル名のついたワンピース。
じっと見ていると、小さな頃に見た白黒のアニメーションの中の蒸気機関車が吐き出す煙りに見えてきた。
 
 
しゅしゅぽっぽ
しゅしゅぽっぽ
 
 
白い煙りが次々に出て、もくもくとつながっている。
一つのまあるい煙りに次の煙りが重なって、次から次へ。
機関車も元気良く走ってゆく。
 
 
ものごとには始まりがあるように終わりがある。
連続する日常の中では、終わりの隣には始まりが待っている。
 
冬の隣に春が待っているように。
 
 
 
Shoka 沖縄
 
 
沖縄の一番寒い時に春の訪れを真っ先に伝えてくれる花、ピンクボール。
甘い蜜のような香りが、様々な生き物を誘う。
 
メジロたちは大喜びで一日中この木の枝で遊んでは、花の中にくちばしを差し込んでうっとりと囀る。
 
実家から小さな枝を一本もらって差し木したのがついこの間のようだけれど、すくすくと茂って、
沖縄の景色が灰色の空におおわれるこの季節に、庭を桃色に染めてくれる。
 
ワンピースのchoucho達が飛び出せたなら、きっと花から花へ楽しく飛び回ることだろう。
 
 
 
Shoka 沖縄
 
 
 
 
8年前に引っ越してきた頃は、南側の隅に黒木の木が一本植えられていただけのこの庭。
 
いまでは、ピンクボール・リュウキュウバライチゴ・パンの木・ダチュラ・シマトネリコ・クチナシ・コブミカン・メイフラワー・ジョウゼツランと、たくさんの植物が共生している。
 
 
庭の木たちもいつの間にか成長した。
たくさんの花を咲かせている。
 
 
苗木は育ち、毛虫はちょうちょに、はいはいしていた子はいつかは歩き出して家を出る。
 
 
 
Shoka 沖縄
 
 
 
外の世界はどんなだろう?
 
 
 
Shoka 沖縄
 
 
手前の可憐な白い花達はリュウキュウバライチゴ。
 
こちらも実家から小さな一苗を移植したら、刺だらけの枝をもりもりと庭中に広げてゆくので管理するのに一汗二汗。
あまりに刺が痛いので、全部抜いてしまおうかと考えたことがある。
 
けれどこの時期、満開の白い花々の可憐さと、花から花へミツバチたちがブンブンと飛び回っている羽音を耳にして、花粉だらけの彼らの姿を見ていたらそんな気は全く失せてしまった。
 
 
「dear」という名前のワンピース。
花びらと花弁を表したような刺繍と、コットンコーデュロイの黄色い生地からその時のミツバチたちを思い出す。
産毛にかかった黄色い花粉と、両足に作った花粉団子の愛らしさ。
ブンブンと飛び回る生命力。
 
春の喜びのようなワンピース。
 
 
Shoka 沖縄
 
ミナ ペルホネンの「always」というデニムのシリーズの一型。
着古したような素材感は柔らかくて、ウエストとヒップ部分にはマーメイドの鱗のような刺繍が浮き上がってくる。
 
ブーツを履いたらすぐにでも、わくわくとときめく胸に耳を傾けてちょっとした冒険に出かけられそうだ。 
 
世の中にたくさんデニムはあるけれど、こんなにうきうきさせるようなユニークなデニムのシリーズはミナ ペルホネンだからこそ。
 
 
 
 
Shoka 沖縄
 
 
こちらは薄い方の色の同型デニム。
ポケットの位置がユニークで楽しい。
 
腰の当たりに浮き出ている模様が、デニム裏面に施されている人魚の鱗のような刺繍です。
着るほどに個性が育つ作りは、楽しみも育つかも。
 
 
Shoka 沖縄
 
 
軽やかな気持ちで、日常の冒険に踏み出したくなるそんなデニムを履いたたおさん。
 
インナーの色を変えて、髪を下ろすと全く違うニュアンスが生まれる。
彼女の季節も変化の時。
 
自分の意思で選んだ世界に繰り出す春はすぐそこまで来ています。
 
 
 
Shoka 沖縄
 
 
 
実家や家族のいる空間は居心地がいい。
さなぎを守る繭のようだ。
あまりにそこに居るのが当たり前で、外に飛び立ちたいという声は叫びになるまで流されてしまうこともしばしば。
 
 
けれど、もしかしたら、
繭の中の日溜まり色も居心地がいいけれど、外での経験はもっと多様な色に満ち溢れているのかもしれない。
 
 
 
飛び立てちょうちょたち
外の世界の花園へ。
 
 
 
Shoka 沖縄
 
 
 
 
今回はミナ ペルホネンのランドリーのシリーズのお洋服が入ってきたので、その写真を使って文を書きました。
 
私たち人間はいくつになっても何かしらの変化を求める生き物ではないだろうか。
わくわくにアンテナを張り出した好奇心と、心の奥の方から聴こえてくる声を道しるべにしていると日々は変化してゆく。
ある時は少しずつ。
 
けれどある日、長いスパンで振り返ってみると、その変化の大きさに驚くことがあるものだ。
 
時には思いもしなかったことが起こって大きく日常が変化することだってある。
 
星を読む人達がいうには、今年の春3月頃に大きな変化の兆しがあるそうだ。
私は星読みは出来ないけれど、私の日常はこの春にとても大きく変化するということを確信している。
 
 
小さかった女の子は育って、自分の道に踏み出そうとしている。
私は、家族の中での役割を脱ぎ捨てて、もう一度「わたし」という原点に戻りシンプルな目線で世界と関わろう。
 
 
寂しいな、という声も聴こえるし、うれしいな、わくわくするな、という声もする。
 
そんな冬の終わりの暮らしの中から、暮らしの中の旅日記「終わりは、はじまりの始まり」でした。
 
 
 
 
いくつになっても、年を重ねても季節が変わるようにごく自然に、私たちも変化の時を迎えるます。
まだいまは冬の終わりに、Shoka:で暖をとりながら互いの変化や四方山話に花を咲かせつつ、
訪れる方と一緒にお茶をいただきたいと思います。
 
 
 
 
 
 
 
Shoka 沖縄
 
 
 
暮らしを楽しむものとこと
Shoka:
http://shoka-wind.com
沖縄市比屋根6-13-6
098-932-0791
 
 

2013 1月


 
おかげさまで抱瓶沖縄店は5周年を迎える事が出来ました!
地元の方はもちろん、沢山の方々に支えて頂き本当に感謝感謝です!
そんな感謝の気持ちを込めまして、今年も開催します!
「抱瓶花見会!!」
当日はライブあり、お酒あり(もちろん飲み放題!)、お弁当あり!!
食べ物、飲み物持ち込み自由!
参加費1000円です!(中学生以下は無料)開催日:2013年2月10日(日) 
 
時間:13:00開場 13:30開演 
※雨天中止
場所:与儀公園
 
【ライブ出演アーティスト】
1.THE LOOPERS
久茂地のBAR LineのマスターHiro率いるレッチリコピーバンド。
http://line-bar.jimdo.com/2012/08/26/8-24-the-loopers/
 
2.与那覇 歩
与那国島生まれ。元ネーネーズのメンバー。現在はソロの民謡歌手として県内外で活動中。
http://yonahaayumi.ti-da.net/
 
3.sala・saji
サックスの紗奈(すずな)とギター&ピアノのJinからなるアコースティックデュオ。
http://salasaji.jimdo.com/
 
4.川畑アキラ
与論島出身。元コブラツイスターズのボーカル。2008年に沖縄に移住。
自他共に認める「シンガーソングランナー」 県内外のマラソンに参加。
全国各地で島唄スピリッツ溢れるライブを開催中。 
http://www.1000show.jp/kawabata/
 
前売りチケット等はありませんが、参加お申込みは居酒屋抱瓶、または瀬尾まで。
抱瓶沖縄店 098-860-1046
担当:瀬尾 080-4366-6372
当日の飛び込み参加ももちろんOK!!
みなさん、御気軽にご参加ください!みんなで楽しみましょう♪
 
抱瓶HP http://www.dachibin.com
 

2013 1月

増田良平
 
「絵を描くのが苦手で、ずっと避けてたんです」
 
陶芸家・増田さんのその言葉は、正直なところ意外だった。
 
大胆な筆づかいと豊かな色彩に一瞬で目を奪われ、どの器にも増田さんが色や形で自由に遊んだ痕跡がありありと残っているように感じ、見ているだけで楽しい気分になったから。
 
「絵を描くのが心から楽しいと感じられるようになったのは、ここ数年のことなんです」
 
 
増田良平
 
増田良平
作品名は「ヒューストン」。「雲のかけらがヒューっ、ストン! だからヒューストン(笑)」
 
「以前はやめどきが分からず、しつこく頑張って描いていたんですが、それが作品に出てきてしまうと良くない気がして。
心がけているのは、ひとつのものを楽しい気持ちのままで作り終われるようにすること」
 
楽しく終われる加減に気づくきっかけとなったのが、年賀状やお礼状だと言う。
 
「僕、年賀状や礼状を書くのが好きなんですよ。
その時に描くような絵は、『下手だけどまあいいか』くらいの気持ちで描けますよね。
そうやって描き続けていくうちに、『あー、僕が描けるのはこれくらいなんだ』というのがだんだんわかってきたんです」
 
自分の基準を設けたことで、楽しくつくり上げる感覚が少しずつ身についてきたと増田さんは言う。
 
「今の自分にないものは作品には出てこない。
それに、僕自身が楽しく作らないと良いものはできない気がするんです」
 
絵付けの際、増田さんが下絵を描くことはない。
 
「まず、下絵が上手に描けないし、描けてもそれをマネして作る作業がどうも嫌で(笑)」
 
生き生きとした趣きの理由は、ここにもあるのかもしれない。  
 
増田良平
 
増田良平
 
増田良平
 
増田さんの器はどれも、強い存在感を放っている。
完成度の高さがひしひしと伝わってくるのと同時に、にやりとほくそ笑んでしまう楽しさや、思わず手を伸ばして触れたくなるような親近感にも満ちている。
 
「皿って、上に盛ったものを食べ終わると残骸になってしまうでしょ? それがイヤなんです。食後に『残骸感』が出ない器をつくるよう心がけています。
 
でも、『作品作るときなにも悩んでないでしょ』と、よく言われるんですよ(笑)
それは僕にとって褒め言葉です。
悩みが見える器で、ごはんを食べたくないでしょ」
 
どっしりとした印象ながら、余計な力みを一切感じないフォルムも特徴的だ。
 
「でも、一旦手を動かし始めたら使いやすさしか考えません。
…意外ですか?(笑)」
 
増田良平
 
増田良平
 
周囲を畑や木々に囲まれた気持ちのいい場所に、増田さんの工房がある。
 
増田良平
 
増田良平
 
工房の奥には、素焼き前の作品が並んでいた。
 
増田良平
 
増田良平
 
「最近の作品は、息子の絵本に描かれていた絵を見ていてひらめいた方法で作っています」
 
古新聞をはさみで切ってパーツを作成。
それに色を塗って器に貼り、しばらく置いてはがすと、色と形がそのまま器に写るという。
 
増田良平
 
蝶、鳥、花、木、魚…。
ギャラリーの棚に並ぶ数年前の作品と比べ、最近の作品は動植物の模様をあしらったものが多い。
 
「自分が実際に見た物を絵にすることが多くなってきました。
昨年夏は、羽化の瞬間を見たくて、自宅の庭に集まっていたタテハモドキという蝶をよく観察してたんです。でも、セミの羽化は30分ほどかかるのに比べ、蝶はわずか5秒。ちょっと目を離したすきにもう羽を乾かしていて。
絶対に羽化の瞬間を見届けてやる!と、自分で20羽くらい育てました(笑)。
初めて見たときはものすごく感動しましたね」
 
時間をかけて見たものは、頭の中でイメージしやすいので、形や模様も作りやすいと言う。
 
「時間がゆるす限り、今後も身近なものをじっくり観察し、創作に生かしたいと思っています」
 
 
陶芸家として多くのファンをもつ増田さんだが、大学受験の直前までスポーツ漬けの日々を過ごしていたという。
 
増田良平
 
増田良平
 
増田良平
 
「ラグビー部に所属し、高校三年生の11月まで活動してたんです。
引退してから『進路、どうしよう?』と。
当時、建築を専攻していた兄がすごく楽しそうだったので、その影響で『自分も何か作る仕事をしたい』と考えました。
 
でも、思い返すと小学生の頃から図工が苦手。手先が不器用だったんです。
紙工作はうまく作れないし、木工だと隙間があく。
だけど、粘土だけは楽しかったことを思い出して。
粘土なら、ちょっと間違っても押したりひっぱったりすれば形を整えられるでしょ。
それで『じゃあ、陶芸かな?』と」
 
しかし、芸大や美大と言えば合格は狭き門。受験に備えて数年前から予備校に通う生徒も少なくない。
受験が目前に迫った12月から予備校に通い始めたが、周りとの実力差に愕然としたと言う。
 
「デッサンの授業で自分で描いたものを教室に貼るのですが、何も考えずにど真ん中に貼ったんですよ。
すると、僕の作品だけがまるで白紙のように見えて。
つまり、しっかり描き込まれた他の生徒の作品と比べると、僕のは描いている線自体が圧倒的に少なかったんです。
 
がっくり肩を落として帰って来たんですが、たまたま見ていた全国高校ラグビー大会のテレビ中継で、ある監督が言っていたんですよ。
『今やらずして、いつやる!』
って。
その一言で一瞬でやる気に火がつきました(笑)
 
考えてみたら最初がそのレベルだから、あとは上手くなっていくしかないわけでしょう?
周りは長く通っている生徒ばかりで、中には受験までにスランプに陥ってしまう人も少なくなかった。
僕の場合はずっと右肩上がり、受験当日がそれまでの人生で一番絵が上手いはずなわけです(笑)。
 
実際の試験でも、『今日いい感じ〜。今までで一番良いじゃん!』って」
 
わずか1ヶ月の予備校通いを経て、増田さんは見事、沖縄県立芸術大学 美術学部陶芸専攻に現役合格を果たした。
 
増田良平
「沖縄の一般的な『蹴(け)ろくろ』よりも高さがあるので、背筋をすっと伸ばしてひけるところが気に入っています」 友人が特注で作ってくれたものだと言う。
 
増田良平
 
芸大に入学した生徒の多くが、1年目の授業をつまらなく感じるという話を聞いたことがある。
 
「人体デッサンやスケッチ、石彫りといった基礎をみっちりやるのですが、ほとんどの生徒は予備校でいやになるほどやってきてるからでしょうね。
 
でも、僕にとってはすべてが初めてのことばかり。何をやっても楽しかった。
今思うと、スポーツ経験も関係していたのかもしれません。
良いものができるまでとことん作るという授業もあったのですが、どれだけろくろをひいても、何個作っても苦にならなかったんです。
スポーツには地道な繰り返し練習がつきものですから」
 
大学時代、増田さんはその後の人生を左右する人物とで出逢うことになる。
当時、芸大で教鞭をとっていた大嶺實清先生だ。
 
「大学四年の時でした。先生がアメリカの大学でサマースクールの講師を務めるため、助手を募集していると知って。
面白そうだし良い経験になりそうだったので、卒業制作を数週間で終わらせ、助手に志願したんです」
 
同じく芸大の学生だった山田義力さん(関連記事:「良いもの」であること、今の生活に入っていける器であること。)も共に先生に同行、アメリカとメキシコに約1ヶ月間滞在した。
 
「まさしく珍道中でしたね。
アメリカでは料理の味が濃すぎて僕はあまり食べられなかったのですが、先生や義力さんらはさすがウチナンチュ、よく食べて少しずつ顔も丸くなっていって(笑)。メキシコに行くと僕はメキシコ料理が気に入ったのですが、ウチナンチュチームは『あふぁい(=味が薄い)』『日本料理が食べたい』と。そこで現地の日本料理屋に行き、みんなお腹を壊したという(笑)」
 
増田良平
 
増田良平
 
増田良平
 
大学院を修了後、増田さんはしばらく老人福祉センターで陶芸教室の講師を務めていた。
これを一生の仕事にしていくのは難しいだろうと考えていた矢先、大嶺先生の工房に空きが出たという連絡が入った。
 
「独立したいとも考えていましたが、当時はまだ作る力が足りないと感じていたので、働かせてもらうことにしたんです。
 
それによって力不足が解消できたかというと、少しましになった程度だと思います。

でも、工房で働いたおかげで、数に対する恐怖心はなくなりましたね。
最初のうちは『器を100個作れ』と言われると『100個?! 』とひるんでいましたが、最後はまったく動じなくなっていましたから」
 
2004年に東風平で独立開窯したが、最初のころは、自身の作品と自分のやりたいこととの間にずれを感じていたと言う。
 
増田良平
 
増田良平
 
増田良平
 
増田良平
 
増田良平
 
「上手く作れてはいるけれど、何か足りないという気持ちを感じていました。
工房でのやり方が身についていたので、無意識のうちにそれが出ていたんですね」
 
もっと自由に作りたいという思いから、増田さんは徐々にやり方をかえるのではなく、方向性を大きく転換しようと考えた。
 
「わざと大きく振ったんです。振り切ろうとしたんですね。
どうにか自分らしさが出せるようになってきたのが、それから3年後くらい。
3年かけて身につけたものから独自の方向性を見出すには、やはり3年かかるんだなと思いました」
 
増田良平
窓辺に飾られているのは増田さんと息子さんがつくった鳥。「右が息子の。すごい良いでしょ。尾なんかピンと伸びちゃって、なかなかこういう風には作れないよね。それと比べると、俺のなんて全然だめだな」
 
増田良平
 
増田良平
 
増田良平
 
増田さんの子どもの頃の夢は、花火師だったと言う。
 
「でも親父に『世襲制だぞ』と聞いてあきらめました。
そもそも花火師になりたいと思ったのは、みんなを喜ばせることがしたかったから」
 
増田少年が抱いていた夢は今、充分にかなっていると言えるだろう。
 
 
今後の展望を尋ねると、「地面からそのまま生えているような器を作ってみたい」と答えた。
 
「イメージだけでいうと、息子がつくった鳥のような、地面からそのまま生れ出たかのような器。
だから、これから地面をじっくり観察しないと(笑)」
 
時に子どもが持つような伸びやかな表現力を感じる増田さんの作品。

それらを見ていると、日常的なものを好奇心と愛情にあふれるまなざしで見つめ、観察している増田さんの姿が目に浮かぶ。
観察されたものたちは増田さんというフィルターを通し、ユーモアを効かせて表現され、器という形をとって今日も生み出されている。
 
良平さんが明るい笑顔で語っていた、地面のような器にお目にかかれる日が待ち遠しい。
 

文・仲原綾子 写真・中井雅代

 
増田良平
陶器ますだ
八重瀬町東風平904
090-9784-6282
*お越しの際は事前にご連絡ください。
*作品は陶・よかりよmofgmona no zakka(モフモナノザッカ)ten(テン)などのセレクトショップでも取扱っています。

 


 

2013 1月


 
伊計島で暮らしにとけ込む生活雑貨の展示販売展を開催。
県内で制作活動を行う陶器、ガラス、紅型、木工など約20件(個人・グループ)の作家らが制作した作品が展示販売されます。
期間中、ワークショップとして木の枝ボールペン作り(2/2~3 対象:6歳児以上 参加費500円)や、沖縄堅琴「てるる」の弾き語り演奏(2/3 15時~ 約20分)、とんぼ玉実演制作(2/2、3、9、10、11 10時~18時)が行われます。
 
日時:2013年2月1日(金)~2月11日(月・祝) 午前10時~午後6時
場所:旧伊計小中学校跡地(うるま市) ※入場無料、駐車場有り
主催:うるま市地域雇用創造協議会
共済:うるま市
後援:うるま市観光物産協会、うるま市商工会、うるま市文化協会、与那城伊計自治会、琉球新報社、沖縄タイムス社
 
 
問い合わせ:うるま市地域雇用創造協議会(地域活性化プロモーションうるま)
TEL:098-983-0038 FAX:098-978-8778 E-mail:mail@pr-uruma.com 担当 仲尾
 

 

2013 1月


 
地域に埋もれたビルや空き店舗を、
クリエイティブ層向けの建物に再生させていくことは
街にどう活かされるのか?
リノベーションの前線で活躍する建築家を迎え、国内外の事例紹介、
沖縄での可能性について考えるトークイベント。
 
 
講師/ アートアンドクラフト代表 中谷ノボル
 
プロフィール/
大阪市生まれ。一級建築士。
建築設計・不動産開発・現場監督を経験としたのち、1994年に「アートアンドクラフト」を設立。マンション、倉庫、ビルなどをリノベーションすることで、あたらしい都市居住のスタイルを提案しつづけている。まちづくりNPOの設立や、地域の古ビルを再生した宿泊施設の運営も手がける。2012年、アートアンドクラフト沖縄事務所を開設。
開催日:2013年2月1日(金)
時間:19:30~21:30
場所:KOZY CENTRAL
住所:沖縄県沖縄市中央1-7-8
 
参考webサイト/
■アートアンドクラフト http://www.a-crafts.co.jp
■レトロであたらしいデザインホステル HOSTEL 64 Osaka http://www.hostel64.com
■不動産のセレクトショップ『大阪R不動産』 http://www.realosakaestate.jp
 
 
主催:NPO法人琉・動・体(office BULAT、アーケイド アートスペース&スタジオ)
問合せ:098-989-7176 or 070-5690-7039
沖縄クリエイターズビレッジ http://www.oc-village.com
 

 

2013 1月

河童
(新潮文庫) 芥川龍之介・著 新潮社 ¥420/OMAR BOOKS
 
冬の夜は静かで深い。いつまでもずっと続きそうな気がする。
だから夏よりも、就寝前に本を読むことが多い。一杯の寝酒代わりに。それには短編小説が丁度いい。
長いミステリーも捨てがたいけれど、それだと続きが気になって夜更かしし過ぎたり変に頭が冴えて眠れなくなる。
その点、短編だと好きなところで読み終えることが出来るし、ページの順番通りでなくても読みたいところから読み始めることが出来る。
  
そんな短編小説の魅力について今回はご紹介します。
 
短編小説が苦手という話をよく聞く。
その理由としては、よく分らない終わり方だから、とか物足りないといったようなものが多い。
そんな人にいや、短編て面白いんですよとついついすすめてしまう。
 
ずいぶん前にロバート・アルトマン監督の『ショート・カッツ』という映画があった。
レイモンド・カーヴァーという優れた短編をいくつも残した作家の作品を題材に、一つ一つの短編をパズルのようにばらしてそれを独自につなぎ合わせた映画で、意外な終わり方を見せる。
 
それはそれですごく面白かった。
それは長編と比べると短編小説が「開かれている」からだと思う。
最後の結末は読者に委ねられる割合が大きい。想像の余地が残されている。
それはつまりいろんな読み方があっていいということ。
何で好きなんだろう、と考えてみたらその広がりのある、自由さに惹かれる。
 
また、いい短編作品を読んだ後の余韻は格別。
作家ごとの違いを読み比べるのも楽しい。短いからこそ作品の中に作家のエッセンスがぎゅっと濃縮されている。
 
そこで短編初心者におすすめしたいのが古典。いわゆる文豪と言われる作家たちが残した作品群。
例えば芥川龍之介の短編は誰もが学生の頃に通ってきているはず。
でも大人になっていろんな経験を得て彼の作品を読むと、あの頃読んだ作品と同じだとは思えないほど二倍も三倍も味わい深く感じられると思う。
 
もうしばらく続く寒い夜に、短くも豊かな物語に浸ってみてはどうでしょう?


OMAR BOOKS 川端明美




OMAR BOOKS(オマーブックス)
北中城村島袋309 1F tel.098-933-2585
open:14:00~20:00/close:月
駐車場有り
blog:http://omar.exblog.jp
 

2013 1月

 

 
 
お洋服が大好きな女子が集まり、COQUでフリーマーケットを開催することになりました!
まだまだ使えるアイテムばかりだし、なんといってもすごく可愛いお洋服ばかりです。
憧れのブランドからカジュアルブランドまで、お洋服の他にも雑貨や帽子、いろいろ出品されます。
COQUで1日だけのフリーマーケット!
 
開催日:2月3日 日曜日
時間:午後12:00~17時頃まで
場所:COQU 宜野湾市新城2‐36‐12
ブログ:http://coqu.ti-da.net
ショッピングサイト:https://coqu.stores.jp
 

 

ブラックロングコート・ワンピ MICHEL KLEN 各¥1,000
 

ジャケット loof ¥1000
ボーダーTシャツ MICHEL KLEN ¥500
水色のシャツ マークジェイコブス  ¥1500

 

緑のワンピ ジャーナルスタンダード ¥1500
バッグ Balcony and Bed ¥1000
 

ミリタリーコート Balcony and Bed  ¥10000
 
 

花柄ワンピ Rope Picnic  ¥3000

 

花柄ダウン LAVEN HAM/BAPE ¥3000  
白ブラウス Mio’y  ¥1000
グレーキャミソール Mio’y  ¥800
 


スカート類  300円~

 
 

セーター H&M
プリーツスカートOZOC
 

タイツ・クッションカバー・キャミソール・ボトム………柄物いろいろ


グレーのカーデ MINIMOM   
ピンク Moussy     

 

ワンピ Filly O’ Lynx 
帽子(ブランドわかりません)
 


モヘアワンピ sunao kuwahara
 

2013 1月


 
絵本作家津田直美のギャラリー&カフェTwodropsです。今回はバレンタインにあわせて「チョコレートの魔法』(日本ヴォーグ社刊)の原画展を行います。カフェご利用の方にはもれなくこの本の中に出てくるハリネズミチョコをプレゼント(詳しくはブログにて)。ゆっくりくつろぎながら絵本の世界を楽しんで下さい。

 
開催日:2月13日まで
営業時間11:00~16:00(木曜日定休)(2月9日休業)
場所:Twodrops
住所:南城市佐敷手登根63-1
twodrops-cafe.com
www.tsudanaomi.com