アクセサリーショップの一角で本格ワークショップ講師は金細工作家ci.cafu(チ・カフー)の喜舎場智子さん


 
制限は2cm × 2cm 。
その限られた面積の銀の板から
どんな個性的なアクセサリーが出てくるか。
 

 
今回のワークショップの講師、ci.cafu(チ・カフー)の喜舎場智子さんのお手本はさすが。
 
板を余すところなく使った鳥と、ブーツのペンダントヘッド。
二枚を合わせると元の四角が見えてくる。
 
大きめの円と、ちびおにぎりのようなチャームがかわいいブレスレッド。
こちらも真ん中にメインの円を取り、小さいチャームは残った部分から。

 

 
まずはデザインをイメージし、紙に描く。
この間は和気あいあいとしているが、
 



 
作業が始まると、
皆、背中を丸め小さくなって、
 



 
真剣
真剣
真剣
 
存在感を消す程に集中している生徒さんも。
 



  
初めての参加でいきなり穴を開ける強者や、
失敗して本当に指を切る人もいるという、危ないドリル作業にもトライする勇者も。
叩いて、炙って、水にくぐらせ、また叩いて。
ガテンな作業の連続。
 



 
できあがれば早速付けてみたくなる。
さっきまでの無表情な四角い板が、
姿を変え、自分の耳元で揺れるのを見るのはやはり感慨深い様子。
 



 
講師の喜舎場智子さんは、沖縄の伝統を受け継いだ作品をつくる作家でもある。気負わない性格が魅力で、良い意味で頑固でなく、伝統についても親しみやすくおしえてくれる。
沖縄の金細工の古典モチーフの歴史だとか、昔の技法と最近の金工技術の違いなど、生きた知識が何より刺激的。
 
完全にオリジナルもいいが、配られる教科書に載ってる沖縄の金細工の古典のモチーフを起点にデザインするのもまた一興。
せっかく喜舎場さんから教わるのだから、制作の技術以外の部分も余すところなく楽しむのが乙というものである。
 

 
このワークショップ、豊見城市にあるアクセサリーショップDaisyの企画するもの。講師は来月以降も様々なジャンルからお招きする予定なので、ぜひDaisyのサイトhttp://www.daisy-hm.comもご覧ください。
もちろん当サイトのイベントページでもご紹介いたします。
 

住所:沖縄県豊見城市豊崎 1-329
TEL / FAX:098-987-1594
Mail:info@daisy-hm.com
営業時間:11:00〜20:00
定休日:毎週 火曜日、1/1〜1/3
駐車場:6台
HP:http://www.daisy-hm.com
※Daisy隣に充実のアクセサリーパーツショップもあり