昔、沖縄の蒸し暑い夏には、イトバショウからできた布(芭蕉布)が欠かせませんでした。今、その理由が解き明かされます。
かつてある民藝運動家は、「こんなに美しい布はめったにないのです。」と言いました。
2018年、ある科学者は、「こんなに面白い布はめったにないのです。」と言いました。
OIST芭蕉布イベント、どうぞお足をお運びください。
22日のシンポジウムでは、芭蕉布や伝統工芸の未来に関するディスカッションを行います。
午前:シンポジウム「ここからの芭蕉布、これからの芭蕉布」
場所:沖縄科学技術大学院大学(OIST) B250
(スケジュール)
9:30 受付
10 :00-10:05 開会挨拶 OIST副学長バリー・ホワイト(通訳)
ご来賓の皆様の紹介、司会進行:野村陽子
10:05-10:30 基調講演 全国古代織連絡会 事務局長 村井龍彦氏 (25分)
「日本の自然布とその未来への展望」(基調講演)
10:30-10:50 喜如嘉芭蕉布事業協同組合理事長 平良美恵子氏 (20分)
「芭蕉布産地の現状」
10:50-11:10 沖縄県立博物館・美術館 主幹(学芸員) 與那嶺一子氏 (20分)
「琉球の文化遺産復元プロジェクト」
11:10-11:15 休憩
11:15-11:40 名古屋女子大学 家政学部 小町谷寿子教授 (25分)
「産学行政連携による尾州毛織物共同制作プロジェクト」
11:40-12:00 沖縄県商工労働部ものづくり振興課 冝保秀一氏(20分)
「沖縄県の実施する工芸品原材料確保事業について」
12:00-12:20 琉球大学 農学部 諏訪竜一准教授 (20分)
「沖縄県で栽培可能な将来有望な作物の紹介」
12:20-12:30 討論 (10分)
12:30-12:35 閉会挨拶 大宜味村長
開催日:2018年9月22日(土) 10:00〜12:35 入場無料
展示会は8月27日から毎日9:00〜17:00 入場無料
場所:シンポジウム OISTセンター棟 セミナールームB250
展示会は OISTトンネルギャラリー
入場無料