福岡の織物 久留米絣のもののまわり

 

福岡県南部筑後地方で200年、日本人が風土とともに育んだテキスタイル「久留米絣」の魅力を体感する。

 

約200年前に、少女が生み出した久留米絣。その反物から仕立てた着物は、もともと庶民の普段着として親しまれ、明治時代には商人の活躍もあり全国にその名が広まりました。60年代頃を境に、藍染めから化学染料による染色へ、手織りから機械織りへと生産効率を上げた事で、地域の産業として存続させてきました。時代の変化とともに生産体制を変えながら現代まで続いてきた久留米絣ですが、やはり近代の洋装化で着物は非日常の服となり、反物の需要は激減しているのが現状です。

 

今回は、地元の織元と協力し、産地に寄り添いながら久留米絣の現代での継続と可能性を模索し続ける「うなぎの寝床」が手がけた久留米絣を使った普段使いの装いと、私たちが産地で買い付けてきた久留米絣の生地やその生地で作ったオリジナルのアイテムをご用意いたしました。久留米絣がこれからも長くつづくために、久留米絣を現代の暮らしにも楽しんで取り入れてみてください。

 

期間:2021/3/4(木)~3/29(月)
11時〜19時  定休日: 火・水曜休

場所・連絡先:D&DEPARTMENT OKINAWA by OKINAWA STANDERD
(098-894-2112)

 

イベントページ:https://www.d-department.com/item/DD_EVENT_19015.html
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