Chimuganasa
島の明日は今日よりも美しい
●このプロジェクトは、沖縄アート界の巨匠である名嘉睦稔氏の線描画集『おきなわ のお嬢さん〜麗しきみやらび』からインスピレーションを受けて、1980〜90 年代に 描かれたその世界観を、2020 年に写真でリバイバルするものです。 沖縄の美しい自然と、色褪せない伝統文化、そこに宿るうちなー心を、写真作品を通 してお楽しみください。
●宮城夏鈴さん自ら企画・モデルを務めた本プロジェクト。 国立劇場おきなわの大好評をうけ、カフェユニゾンでも開催することになりました。
●約 30 点の作品を、3/3~4/5 の前期と 4/7~4/26 の後期で作品を入れ替えて展示し ます。4/7 以降はホテルアンテルーム那覇と同時開催で、それぞれの会場で異なる作 品をご覧頂けます。また会期中には、無料配信イベント「カフェユニゾンゆんたくサ ロン」を開催する予定です。
Message from 宮城夏鈴(企画・モデル) 名嘉睦稔さんの線描絵展「おきなわのお嬢さん~麗しきみやらび~」を、私がはじめ て鑑賞したのは 2016 年3月2日。感動で心が震えたことを、今でも良く覚えていま す。ボクネン美術館を後にしながら、「私も絵の中のみやらびのように美しくなりた い」「沖縄の魂を十分に生かして生きたい」ー そんな想いを、それからずっと持ち続 けてきました。 たくさんの方々のサポートの元で、このたび写真展を開催する運びとなり、感謝の気 持ちでいっぱいです。写真展のタイトルは、大好きな祖母との会話から着想しました。 「オバーだったら、”愛してる”って言葉を何て言うの?」とたずねた私に、「”チム グリサ”かね~。人を好きになったら胸が苦しくなるさーね」と答えてくれた祖母。 そして、睦稔さんからいただいた「夏鈴さんが感じたのは、”チムガナサ”じゃない かな」という言葉から名付けました。移ろいゆく時、変わりゆく自然…留めること のできない時間の流れの中で生きていているからこそ感じる チムグリサ(哀しさ) は、目の前にある瞬間や刹那の出会いに感じるチムガナサ(切ないほどの愛しさ)で もあります。島のご先祖たちが「美しい」と感じた同じ海や月を、今を生きるわたし が見て同じように感じている奇跡と、未来の人たちもそうであってほしいという願い を込めて….。楽しんで見てもらえたら、とても嬉しいです。
期間:2021.3.3 wed – 4.26 mon
11:30〜24:00 入場無料 ※火曜日定休
【会場・お問い合わせ】 カフェユニゾン
〒901-2201 沖縄県宜野湾市新城 2-39-8 MIX life-style 2F
TEL : 098-896-1060
HP : http://www.cafe-unizon.jp/