本展では、県内外で活動する「沖縄」と縁のある日本画作家の作品を展示いたします。
「日本画」は、1870年代に油彩画(西洋画)に対して用いられた名称であり、それ以前も「唐絵」に対して「大和絵」、「漢画」に対して「和画」など、常に海外から流入した新しい画風に対して旧来のものを日本の伝統として普及してきた経緯があります。
また、沖縄においては琉球王朝時代(15~19世紀)、中国や朝鮮から伝来された「膠絵」の技法などによって琉球独自の絵画として根づいたと思われます。しかし、作品の多くは第二次世界大戦中の沖縄戦で灰燼に帰してしまい、その技法を受け継ぐ者は途絶えてしまいました。
本展をきっかけにして、多くの皆様に現代沖縄の「日本画」を身近に感じていただき 、その意義を再認識していただければ幸いです。
主催:沖縄〜現代日本画作家展2013実行委員会
日程:2013年5月14日(火)~5月19日(日)
時間: 9:00~18:00(金・土は20:00まで)
料金:入場無料
会場:沖縄県立博物館・美術館 県民ギャラリー1・2・3
住所:〒900-0006 沖縄県那覇市おもろまち3丁目1番1号
出品者:池宮城 友 子/伊野波 盛 顕/上江洲 由 里/上 原 善 正/上 原 ちはる
大 森 敦 子/喜屋武 千 恵/古 謝 茜/島 袋 百 恵/平 良 優 希
高 田 陽 子/當 銘 弓 佳/なかもと潮 路/中 村 真理子/姫 野 明 宏
弘 中 彩 水/藤 田 桃 子/山 岸 遼 士(50音順)
問合:090-1341-6191(喜屋武千恵:沖縄〜現代日本画作家展2013実行委員会 代表)
詳細:http://shop.art-station.biz/news/art-member-news/art-etc-news/art_station_staff_news/2013/1300/