むかしは、9月のいまごろの季節を「染色月 (そめいろづき)※」と呼びました。
空や海の青色が 夏から秋へと日々変化する季節に、
「藍青(らんせい)」色をテーマに自然のなかにある 青色を帯びた食材を手にとります。
染色月にちなみ、今回は会場となる宗像発酵研究所でまずは ぷくぷくと生きて発酵しているちいさな藍染め体験からスタートします。
昔は各々の村で染めていた藍という植物を使った染めものを、みなさまの手で ぜひふれて身近に体験していただきたく琉球時代からの藍の本拠地であるもとぶより藍を運んでいただきます。
今回お願いするのは、草木染めの「Ai&Dai」さん。奥さまのアイさんが縫製を、ご主人のダイさんが染めを担当されています。
今回のために、アイさんが手縫いしてくださった「マース袋(塩を入れるおまもり袋)」をダイさんに染めを教えていただきながら。
(沖縄では、古くからお塩(マース)を厄除けに用いてきました。マースを袋にいれて持ち歩くことで身を護ってくれるといわれています。)
藍染めを体験した後は、天然の青色に目を癒される飲みものとお菓子をお召しあがりいただきます。
9月の沖縄の大地が育んだ藍青いろの素材でつくるお菓子は食材をみながら 仕立てますので、どんなふうにできあがるか当日までのお楽しみに。
藍色を帯びた深く青い世界をみなさまとご一緒にたのしみたいと思います。
(※「染色月」は「陰暦の8月」をさしますが現在暦とは約1ヶ月ずれがあるため、ちょうど9月の今ごろの時期にあてはまります。)
●日時
9/15(日)
※今回は藍染め体験もあるため、
ご予約制とさせていただきます。
メッセージにてご連絡ください。
●3つのスタート時間からお選びください。
(1つの会で、終了まで約1時間半を予定しています)
①12:00
②14:00
③16:00
●場所
宗像発酵研究所
(宗像堂さんの敷地内です)
〒901-2226
沖縄県宜野湾市嘉数1丁目20-7
●内容
ちいさな琉球藍染め体験(マース袋)と
青の旬菓子プレート+ドリンク
4,000yen(税込)
→プレートは、菓子を数品盛り合わせます。
冷たくはかないお菓子もあるので
イートインのみとさせていただきます。
この時期だけのお菓子と
藍の体験を ぜひ
楽しみに いらしてくださいませ。