鄭惠中布衣工作室 at mofgmona おひろめ会

 

mofgmona no zakka では鄭惠中さんの衣類の販売を始めます。
おひろめ会では通常より多くの商品(衣類120点ほど+小物)をmofgmona no zakka にて展示販売いたします。是非お越しください。

 

おひろめ会を終えましたら少しずつ店舗で販売していきます。どうぞよろしくお願いします。

 

鄭惠中布衣工作室
Cheng Huichung Textiles And Clothing Workroom

 

2014年8月。台湾新北市に工房を構える鄭惠中(Cheng Huichung)さんの所にお邪魔してきた。
台湾のお茶や、果物をいただきながら、服作りの話しを聞いた。

 

特徴は、まず色。できるだけ自然な染料を使い、使い終わった後は水に流すことを考えて、何度も何度も水を足しながら使いまわす。このことが微妙に濃さの違う色彩豊かな、様々な生地の色を生む。
生地を触ると柔らかく軽い。自然素材の綿や麻を使っている。防皺加工など布表面の処理はしていない。
シンプルでフラットな服の形は、鄭さんによると東アジア文化圏の昔ながらの生活着の特徴だそう。
農作業や家庭、暮らしの中でずっと使われてきた形だ。
着てみると、軽く柔らかな布が体を覆って自然なカーブになる。
工房の皆さんが着ている服は、すっかり馴染んで着心地がさらに良さそうだった。
1970年代、大量生産大量消費に疑問を持った鄭さんは、人間の体や環境に良い服作りを昔からある自分たちの文化に求めた。
話しの途中。鄭さんは「東亜文化」と書いた。そして僕の目を見ながら、中国、台湾、それに琉球。と続けた。きっと韓国、日本も。
沖縄から来た僕にあなたの国はこことつながっている。と、伝えたかったのだと思う。この服は、あなたの国のものでもあるのだと。
台湾にはたくさんの少数民族が住んでいる。彼らには独自の歌や踊りがある。鄭さんは、惠中布衣文創工作室の衣服を身に着けて歌い踊るそんな人達の映像を見せてくれた。大昔のような、現代の映画のような美しい姿だった。
僕らがそれを身につけるとき、難しいことは考えなくても、ごく自然と心と体をリラックスさせてくれると思う。
いやリラックスするだけではない、少し誇らしくもある。
美しく心地良いこの服を、自由な気持ちで着たい。

 

開催日:2014.10.13 mon, 14 tue
時間:12:00-17:00
場所:mofgmona no zakka
(モフモナノザッカ)
宜野湾市宜野湾2-1-29 301号室
カフェmofgmona の3階です。
電話050-7539-0473

 

mofgmona
http://mofgmona.com/