「海燕社の小さな映画会」 2022年7月/July

作品  『さなぎ -学校に行きたくない-』(監督:三浦淳子/2012年/103分/製作・配給:トリステロ・フィルムズ)    ※上映後、三浦淳子監督のアフタートーク開催
日時 2022/7/16(土)
場所 沖縄県立博物館・美術館 講堂 (3F)
時間 17:30受付、18:00開場、18:30開始
料金 1,500円(完全予約制)
電話 098-850-8485(海燕社/カイエンシャ)

どうして、この子が不登校?
伊那谷の自然につつまれて
一生懸命に遊ぶ少女の輝きと
それを見守る母親の心の軌跡を
十四年にわたりみつめたドキュメンタリー
子どもの成長、いのちについて問いかける

長野県下伊那郡喬木村。飯田盆地を南流する天竜川河岸の豊かな自然に囲まれてすくすくと育ってきた愛ちゃん。友達と野山を転げまわったり花を摘んでおままごとをしたりするのが大好きな愛ちゃんが小学校に入学して間もなく、学校に行けなくなりました。困惑しつつも、お母さんは、愛ちゃんの心に寄りそって、一日を生きるようになります。自分の人生を自分なりのテンポで生きる愛ちゃん。カメラは1998年からの14年にわたり小学3 年生から大学生になるまでの愛ちゃんと愛ちゃんをとりまく家族とお友達を静かにみつめます。今、未来をになう子ども達をとりまく環境は、厳しさを増しています。世の中のスピードはますます速くなり、効率が求められ、多くの人が結果を出さなくてはならない状況に汲々としています。子ども達のストレスは増し子どもの自発的な学びや気づきを待ってあげることが難しくなっています。『さなぎ~学校に行きたくない~』にはそのような今の日本において、見失われてきた子ども達の<いのちの源>がキラキラと映し出されます。教育現場で奮闘している先生方、子どもを育むお母さん達、お父さん達のみならず心豊かに生きられる未来を希求するすべての人の心に、この作品を届けます。

【監督/三浦淳子】 1960年横浜生まれ。早稲田大学卒業。転形劇場での演劇活動の後、広告代理店に勤務しながら私的ドキュメンタリーの映像制作を開始。1992年『トマトを植えた日』がイメージフォーラム フェスティバル大賞。1997年『孤独の輪郭』多摩美術大学卒業制作作品がイメージフォーラム フェスティバル特選。2008年『空とコムローイ~タイ、コンティップ村の子どもたち』が京都国際こども映画祭長編部門グランプリ受賞、あいち国際女性映画祭招待。