現在、多くの人びとが、スポーツジムやカルチャースクール、さまざまなスタジオで、「ヨガとは何か」という答えを求めています。それは、世界中で、人びとがヨガの身体的、精神的な恩恵に気づき始めているからです。ヨガのさらなる効力を自覚するためには、ヨガの身体的な利益の多くが必要とされます。しかし実は、それは派生的な効果に過ぎず、しばしばこの身体的利益のためにヨガの実際の目的から遠ざかってしまうことがあり、真の効果が見落とされたり、見逃されたりしてしまいます。
ルームランナーから降りて、クラスのイケメンや美人のことを忘れ、鏡張りのスタジオの壁を見つめるのをやめて、スポブラはちゃんと隠しましょう。撮った写真をお気に入りのSNSへむやみに投稿することは、自分自身の経験を矮小化し、陳腐にしてしまいます。
これらのことをやめてしまえば、自身のエゴや、その根や葉を忘れるための、さらなる微細な課題が待っています。エゴを枯らし、根絶して、もっと大切で、条件に囚われないことのために土壌を肥やしましょう。「比較」「期待」「私は今こんなことを体験している」というようなことは、「これが経験されているものである」というものに変換されなければなりません。
ヨガは精神の訓練であり、輪廻の考えと、Purusha(究極で変えることのできない、すべての広がる真実)の認識を通した救済の可能性に基づいています。
ヨガはファッションでも、社会的な機会などでもありません。効果が私たちの内なるところで恒久的に認識される前に、私たちは、自分が誰なのか(自分を誰であると思っているのか)ということや、私たちのエゴが認知しがちな世界に関するたくさんの間違った概念を完全に壊さなければなりません。
4世紀に、タントラの哲学が普及し始めました。タントラは、人間の身体を寺院として讃えました。この身体を通して、すべての人間が神性へとアプローチすることができるゆえ、バラモン教はカースト制度を取り入れ、家父長制を廃止して、女性の神秘を再発見したのです。創造のシンボルとしての母なる女神は、女性自身そのものに人格化されています。このことは、根源的な事柄の選択的な信仰から、輪廻転生からの解脱の方法としての根源的なエネルギーの選択的な信仰への重要な転換となりました。多くの人がタントラについて、「性」からの解放であると誤解しているようですが、本当は、受胎からの、そして転生からの解脱なのです。
タントラの研究者たちは、sadhana(精神の訓練)を通して、vyavahara(現象)を浄化、または変換し、paramārtha-satya(最高の真実)を生み出すという概念を探究しました。
私たちが論理的に知っている事柄と、それに関する経験とを合わせること。私たちのエゴの無い心と、意識としての自我とを統合すること。右脳と左脳を統一させて、jivaをshaktiと融合させること。AtmanをBrahmanに一体化させること。二次元論的考え方と生き方を最終的にやめること。森羅万象の、ひとつの完全な小宇宙となること。sadhanaなどの精神訓練により、このようなことへの準備が整うようになります。
これらのようなさまざまな方法がVajrayanaの流派を通して仏教に統合されました。日本においては、最澄により天台宗の基礎がもたらされ、空海は真言宗を開宗しました。
インドでは、タントラの手法が、クンダリニーヨガという科学を明らかにしました。出生の際に、クンダリニーが仙骨神経叢へと下降するため、私たちは個別化した身体意識の世界へと産み落とされます。クンダリニーヨガは、そのときに失われた集合意識の悦びを再獲得し、探究するための体系的な手法です。
これが、赤ちゃんが産声を上げる理由であると言われています。彼らはすべてに別れを告げ、あらゆるものに気を散らされずに万物に再び繋がることを望みながら、そもそも顕在の意味すら完全に忘れ、あらゆることを乗り越えて生きていくことを強いられるのです。
Atma Dharmindra(Paul
McCarthy)は1990年にクンダリニーヨガに出会い、クンダリニーヨガをまだ知らない人たちとこの素晴らしい科学を共有するために人生を捧げてきました。また、自身や導師たちの経験により、人びとの理解を助けてきました。
AtmaはYogiBhajan、Vasant Lad博士、K.L. Mantri-jiから直接指導を受けました。また、Swami
Sivananda の血族であり、the Sivananda Ashram (Rishikesh)とthe Divine Life
Societyの長であるSwami Vimalananda Saraswatiからイニシエーションを授かりました。
Shesha Vedic SciencesとThe Healing
Spaceと共同して、人間の身体の生理機能、ドーシャ、そして人間の精神の可能性に関する、科学的、アーユルヴェーダ的な観点からのクンダリニー理論についての、有益で完全に客観的なディスカッションを行います。
ヨガ講師、ヨガの生徒さん、瞑想訓練者、懐疑論者、みなさんどなたでも大歓迎です!
日時:7月25日 夜8時~10時
(31分間のクンダリニー瞑想の時間も含みます。)
料金:2,000円
お申込:参加ご希望の方は、paul@sheshayoga.comまでご連絡ください。
場所:The Healing Space
http://sheshayoga.com/healing.html
※レッスンは、毎日行っております。
スケジュール、Shesha Vedic Sciencesに関する詳細はウェブサイトをご確認ください。
http://sheshayoga.com/
Purify your body! Purify your mind! Purify your life!
Atma Dharmindra
श्री राम