「世界版平和の礎」(仮称)について考える会第1回シンポジウム

 

沖縄県糸満市の摩文仁にある平和の礎は世界的に高い評価を受けています。ご存知のようにそこには、敵味方や国籍の違いに関わらず同じ場所に沖縄戦で亡くなった方々の名前が刻まれているからです。
このコンセプトを、世界に広げ、インターネット上に世界版の平和の礎をつくりあげようというプロジェクトが、スタートしようとしています。発起人は沖縄の『赤ん坊たちの記憶』編集委員の方々。最後の戦争体験世代であり、同時に最初の戦争体験継承世代である、昭和18〜20年生まれの沖縄県人が、世代としての役割として挑戦しようとしている取組みです。
この取組みが目指すのは戦争体験の継承と、平和希求の思いの継承です。今後、この取組みは政治的立場や宗教的立場を超えた市民の絆によって進められていきます。県内外の多くの方々にぜひ関わっていただきたいです。

 

《プログラム》
1)開会挨拶(5分)
2)映像観賞(20分)
NHK『孫が受け継ぐ沖縄戦』
3)第一部(50分)
「沖縄戦当時赤ん坊世代の実践から」
○玉木昭道さん(20分)「なぜ『赤ん坊たちの記憶』なのか」
○真栄里泰山さん(20分)「二度葬られた私~個人としての体験継承」
○平良良昭さん(10分)「アンケートから見えてきた赤ん坊世代の姿」
4)休憩(5分)
5)第二部(15分)
○平仲愛里さん「孫世代の実践から」
6)パネルディスカッション(30分)
○パネリスト
玉木昭道さん、真栄里泰山さん、平仲愛里さん、玉元三奈美さん
○コーディネーター
磯崎主佳さん(絵本作家)
7)質疑応答(10分)
8)閉会の挨拶(10分)

 

開催日:2013年8月31日(土)
時間:午後1時30分〜4時30分
場所:てぃるる 沖縄県男女共同参画センター 3F研修室
沖縄県那覇市西3-11-1

 

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