《 螺鈿(らでん)》とは、夜光貝やアワビなどの貝殻を薄く加工し、文様の形に切り取って漆器に貼る技法です。貝のきらめきは昔から人々を魅了し、各地で特徴的な螺鈿の漆器が作られました。
九州国立博物館と共同で開催するこの展覧会では、県内外の螺鈿の優品をあつめ、その美を紹介します。浦添展では九州展の作品を一部入替え、追加し、90点余りの作品が並びます。
また、首里城銭蔵から発掘された螺鈿資料の展示や、「さまざまな螺鈿」と題したコーナーを設けて色々な用途や形、技法の面白い漆器なども展示します。楽しみながら螺鈿の様々な魅力に親しんでもらえれば幸いです。
〇会期 平成29年1月14日(土)~2月19日(日)
〇観覧料 一 般 800円(600円)
大学生 600円(400円)
高校生以下無料( )内は20名以上の団体料金