「違うことの幸せと不幸せ」 〜パレスチナとオリーブと沖縄の未来〜

 

違いがもたらすワクワク感やストレスについてパレスチナのオリーブオイルとオリーブ石鹸を糸口にみんなで考えて見るイベントです。
世の中には決まった料理を毎日食べても飽きないという人もいれば、ひと月30日、毎回違う料理じゃないとダメだという人もいます。「馴染みのあるものは安心だし、失敗もない」そう考える人がいる一方で、「新鮮さや意外性のためなら多少の冒険はいとわない」と考える人がいます。
人によって、あるいはその人が置かれた状況によって、違いがもたらす感情はさままざまです。
違うことがもたらされるものがなぜ人によって違うのでしょう。そして、どういう因果関係で快・不快がわかれるのでしょうか。
「平和」な状態では、違うことがもたらすのは多くの場合、心地よいか気持ち悪いかのレベルの感情です。
その一方で、「平和でない」状態では違いがもたらすものは憎しみや恐怖といったネガティブでより強い感情であることが多いようです。一体それはなぜでしょう。
今回のワークショップでは多様性とリスペクトとい二つの言葉を鍵に違いもたらす感情について考えてみたいと思います。

 

第2部のスライドトークでは海外の事例報告を通して、まず「平和でない」状態で違いがもたらすものを見つめます。憎しみの連鎖を乗り越えて絶望的な状況のなかから明日を紡いでいパレスチナの農民たち。オリーブ栽培を進める農民たちの長い過去と、現在置かれている状況について写真とともにお伝えします。また、パレスチナとイスラエルの対立についてゲストスピーカーが目にしたことを元に考えみましょう。

 

第3部の違いを乗り越えるワークでは、フループに別れて簡単なグループワークを通じて、違いから生じる対立をどのように乗り越えていけばよいかを学びます。

 

第4部では沖縄に視線を向けて、身近なところにある違いをみんなでシェアし、色々な角度から眺めながら、ワークを振り返りと合わせディスカションを行います。以上を通じて、目の前にある違いと上手に付き合う方法のようなものを考えていきましょう。
*当日はパレスチナのオリーブオイルと石鹸の販売も行います。

 

♡主催:ポジティブキャンペーン沖縄
高良法和、福田展也
電話070-5417-6342

 

♡参加費:カンパ制(受け取った価値の分だけお支払いください)
♡ゲストスピーカー
来島晋一さん(互恵のためのアジア民衆基金スタッフ・大地を守る会事務局) 
高良法和さん(ポジティブキャンペーン沖縄)

 

♡プログラム♡
第1部:アイスブレイキング(10分)
初対面の人同士がおたがについて知り合う為の簡単なワークを行います。

 

第2部:スライドトーク(30分)
ゲストスピーカーの来島さんがパレスチナのオリーブ農家の取り組みなどのパレスチ視察の様子を写真を交えながら報 告します。

 

ー 休憩(5分) ー

 

第3部:対立を乗り越えるワーク(80分)
対立を乗り越えることについて考えるきっかけになるようなグループワークを行います。
まず、違いによって生じる「対立」を意図的に作り出し、対立が生まれるプロセスを体感します。 そのあとの振り返りで対立を防いだり、対立が深まらないようにするためのヒントを考えてみます。

 

ー 休憩(5分) ー

 

第4部 トークセッション(50分) パレスチナから沖縄へ視点を移し身近な対立について、みんなでディスカッションを行います。ここで確認しあったこ とは、今後のワークショップで引き取って、継続して考えていくようにします。

 

開催日:2014年12月21日(日)9:45〜12:45
場所:JICA沖縄国際センター ニライホール3F多目的ルーム
〒901-2552 沖縄県浦添市字前田1143-1

 

♡参考サイト
互恵のためのアジア民衆基金
http://www.apfund.asia/jp/
大地を守る会
http://www.daichi.or.jp/corporate/business/action/asianpeople/

 

https://www.facebook.com/events/802296626493757