地図とは、ある地域の山・川・海などの状態や都市の分布などを縮尺して平面にあらわした図のことです。現在では、人工衛星やGPSなどの測量や作図などの技術向上もあり、より緻密で地理的に正確な地図が多く製作されるようになりました。古くから、多種多様な地図が世界各地で製作され、私たちの住む沖縄(琉球)が描かれた地図もあり、現在の地図と比べて島の形が異なるものや遜色のないような精密さを備えたものもあります。これらの地図には描かれた目的があり、製作された時代背景や状況をとらえることのできる重要な歴史情報が詰め込まれています。
本展では、琉球・沖縄の地図をはじめ、最新の地図研究成果を盛り込みながら、地図(古地図)を通してみえてくる、中世から近現代の琉球・沖縄の変遷と意外な見どころを紹介します。
会期:2月1日(水)~4月16日(日)
時間:9時~18時(金・土は20時まで)※入館は閉館30分前まで
休館日:月曜日、2月20日(月)~23日(木)(消毒休館)、3月21日(火)
※但し3月20日(月・祝)は開館
入場料:一般700円、高校•大学生600円、小学生•中学生300円
場所:沖縄県立博物館・美術館 博物館企画展示室及び特別展示室1・2
http://www.museums.pref.okinawa.jp/museum/topics/detail.jsp?id=1712