戦後70年の今年、各地で様々な催しが行なわれています。
そして6月23日の慰霊の日には、糸満市摩文仁の平和祈念公園で、「沖縄全戦没者追悼式」が行なわれます。
琉球ニライ大学では例年、慰霊の日の式典の会場で感じるものを大切にし、平和について考える授業を開催しています。
今回は、八重山平和祈念館で戦争の歴史と平和の大事さを伝えてきた講師を囲んで、平和祈念資料館を散策しながら、沖縄本島に比べて触れる機会の少ない旧南洋群島、八重山、宮古島等の戦争を中心に、平和について考える授業を開催します。
式典参加後は、お昼を食べながら、戦争体験の継承のため行なわれている取組や、今の課題について意見交換を行ないます。
その後希望者で講師と共に、当日無料公開されている常設展示室を観覧しましょう。
最近は国内外で、平和な時代が変わっていくのではないかと考えさせるようなニュースが多く報じられるように思いますが、沖縄戦でどのような事があったのか、なぜ6月23日が慰霊の日となったのか、過去の経験から学び、未来に反映させるために何ができるのかを一緒に考える日にしてみませんか。
開催日:2015年6月23日(火)
10:10~
場所:沖縄県平和祈念資料館(沖縄県糸満市摩文仁の平和祈念公園内)