サウンドスケープ沖 縄~耳を澄まし、自然に溶け込む~

 

沖縄は独特の自然環境に恵まれ、グスクという昔の人たちが生み出した造形物などが、自然の中に溶け込む ユニークな姿を見ることができます。琉球石灰岩を積み上げた城壁や天に向かってそびえ立つようなアザナ の景観が美しい「糸数城跡」は、沖縄本島南部に位置する最大級のグスクでありながら、その存在は意外と 知られておらず、手付かずの自然と城壁の織りなす雄大な景色を堪能することができます。その糸数城跡を 舞台にした音楽とアートの野外イベントを開催し、アーティストがその場にあった音を創り出します。
サウンドスケープ沖縄では、自然とグスクの石垣によって作られた独特な風景を楽しみながら、観客は自由 に城内を動き回り、エリアからエリアへと移動することによって、耳を澄ましてそれぞれの聴こえる音を構 築したり、再編成することができます。場所と音の持つ特性を参加者がそれぞれの視点でみつけ、コロナ禍 で閉じ込められた感覚を解放し、悠久の沖縄時間を感じることのできるイベントです。

 

開催日時:2020年12月5日(土)、6日(日) 開場12:00~開始13:00~終了17:00
開催場所:沖縄県南城市 糸数城跡
集客人員:両日ともに限定150名、各エリアごとに三密にならないよう人数制限をする。
入場料:一般1,500円、大学生1,000円、小・中・高生500円、未就学児無料
プレイガイド:詳細はウェブサイトにてご確認ください。https://soundscape.okinawa

 

参加アーティスト:古謝麻耶子(アフリカの楽器)、大城明子(オーボエ)、金城まみ子(フルート)、新 垣睦美(唄三線)、平良むつ子(マリンバ)、上原玲未(チェロ)、加納由美(クリスタルボウル)、金城 由希子(ヴィイオリン)、石原岳(エレキギター)、犬塚拓一郎(トイピアノ)、jujumo(歌とギター)
アートディレクター:スプリー ティトゥス (AIO代表、琉球大学教育学部美術教育准教授) アーツマネージャー:内間 直子 (AIO事務局長、ESM Okinawa代表) 音楽アドバイザー:フランケ クラウス(琉球大学国際地域創造学部) 感染症対策アドバイザー:中部病院循環器内科医師、医療情報科部長 久島 昌弘

 

主催:Art Initiative Okinawa (AIO) アートイニシアチブオキナワ 協力:南城市玉城糸数区
後援:沖縄テレビ、琉球新報、その他
支援:沖縄県、公益財団法人沖縄県文化振興会
令和2年度沖縄文化芸術を支える環境形成推進事業