かつて沖縄は琉球王国として中国、朝鮮、日本、東南アジアとの交易を盛んに行い、経済の発展とともに万国津梁の精神で平和を維持してきました。
ところが、最近では、尖閣諸島を巡る領土問題において、メディアやSNSでの情報が錯綜し国民から不安の声があがっています。
そこで本シンポジウムでは、沖縄県が掲げている万国津梁の理念を今一度考える機会を設け、沖縄を取り巻く諸問題について中立な立場で正確な情報を発信し、どうすれば沖縄が世界の懸け橋となれるのか未来を見据えた建設的な提案をしていきます。
-内容-
沖縄・中国・日本間におけるビジネスシーンを支え続けている泉川友樹氏、ビンコウホールディングス株式会社を設立し「琉球大交易時代の再建」を提言している方徳輝氏、東アジア共同体研究所琉球・沖縄センター長の緒方修氏を迎え、アジアにおける沖縄の立ち位置や如何に平和的な外交が必要とされているか、経済への影響を含めお話しいただく。
また、ソプラノ歌手による中国歌曲等の紹介もある。
開催日:10月17日 17時から19時
場所:Punga Ponga 那覇市牧志1丁目11-11