新しいキッチンツールやテーブルウェアを
そろえながら新しい生活がスタートした方も多いであろう4月。
少しずつお気に入りのモノを見つけて
じょじょに自分の好きな物が棚や食卓に並ぶのを見るのは
なかなか楽しいものがありますよね。
雑貨屋[そ]の4月は小沢賢一さんのくるみの木のトレーや
アフリカやアジアからやってきたオリーブや
バンブーをつかったカッティングボード、
またイギリスのdexamのホーロー製品が届いて
なんとも春らしく見ているだけで気持ちのいい
キッチンツールとテーブルウェアが並んでいますよ。
金属の上をうすくガラス質で覆っているホーローは
かたい質感なのにやわらかく温かい雰囲気を持っていて
僕の大好きなマテリアルのひとつでもあります。
今回イギリスから届いたのは
コーヒーポットと
ミルクパン、
マグカップに、
ターキッシュコーヒーポット。
ターキッシュコーヒーとは中近東諸国で飲まれている
トルココーヒーで一般的なフィルター式よりも
歴史も古く伝統的な飲み方。
細かく挽いたコーヒー豆と砂糖を小さな鍋に入れて
直火にかけて煮だし淹れ粉を漉さずにカップの底に
沈むのを待って上澄みをいただきます。
ターキッシュコーヒーポットはキャンプでも活躍しそうだし
ミルクウォーマーやちょっとしたソースなどを作るのにも便利ですよ。
また、ひとつひとつの彫りに味わいがあり
全国にたくさんのファンがいらっしゃる
小沢賢一さんのくるみの木の作品からは
パン皿にしたりおかずをじかに盛ったり、
お盆として使ったりと幅広く使える
丸と四角のトレーと
チーズやフルーツ、パンなどをカットしたり
そのままオードブルをのっけてテーブルに運んだりと
かわいく使えるカッティングボードが届いています。
木目やフシなどそれぞれに違って
ひとつひとつ個性があるのも
自然木を活かした作品の魅力ですね。
そのほかにも、
チュニジアのオリーブの木から作った
カッティングボードや
舟形のお皿やヘラ、
モロッコの鍋敷きや
ブルクナファソの鍋敷き、
バンブーボードなども届いています。
僕が最初に自分用のキッチンツールやテーブルウエアを買ったのは
一人暮らしをはじめた20年前になります。
それまで実家ぐらしでのんべんだらりと過ごしていたので
キッチンツールは何をそろえたらいいのかまったくわからず
妹にお願いして基本のものを買ってきてもらって
これ簡単だからって言われてポトフのレシピのメモをもらって
しばらくはそればっかり作っていました。
器は当時、一人暮らしをしたらコンランショップで買うって決めていたので
鼻息あらく気に入ったお皿4枚とカフォレボウル一個を買ったなあ。
すごく気に入ったカフェオレボウルはしばらくして友人に割られてしまって
4枚あったお皿は今では3枚になってしまったけどずっと大事に取っています。
はじめて自分のために買った器。
([そ]の商品と関係ないけど。泣)
キッチン道具や器を買い足し揃えていくのは
ホント楽しいなあっていつになっても思います。
誰か一人暮らしする人いないかな、
一から選んであげたい。
(↑おせっかい)
写真・文 タナベユウヘイ(雑貨屋[そ]店主)
雑貨屋[そ]sso
住所: 沖縄県宜野湾市大謝名1-24-18
TEL:098-898-4689
OPEN: 12:30-19:30 (CLOSE/Wed & Thu)[臨休あり]
HP:http://sso-design.jp/zakka.html
ブログ:http://sso.ti-da.net