2015 11月

 

染色回遊展は、染色制作活動をしている年齢や環境なども様々な12人による展覧会です。
それぞれが独自のテーマや手法で制作した作品を、海を回遊するようにご覧ください。
染色という言葉が包括する広い世界の一端に触れていただけたら幸いです。

 

期間:2015年12月11日(木)~12月15日(火)
10時~17時(入館は16時30分まで)
場所:沖縄県立芸術大学付属図書・芸術資料館

 

http://www.lib.okigei.ac.jp/lib.html

 

 

2015 11月

 

沖縄は季節の変化が少ない。
それでも11月を過ぎると陽が昇るのが遅くなって、いつもの起床の時間はまだぼんやりした明るさだ。
キッチンに立つと床がヒンヤリと冷たい。そうこれは温かい珈琲が美味しい季節になった合図。
時計をチラッと見て少しでも時間が許すなら(いや許さなくても)、いそいそとドリップの準備をする。
手間がかかるけれど淹れたての珈琲は格別だ。
ガリガリと豆を挽いてペーパードリップにセットする。お湯を注ぐとなんとも言えない香りに目も頭も覚めてくる。

 

 


 

 

愛用のカップはいろいろあるけれど、最初に思いつくのは工房コキュのマグカップだ。
象嵌(ぞうがん)が施されたカップの中で珈琲が朝陽を反射するのを見ると気持ちもシャンとしてくる。
工房コキュの器はどれも土の雰囲気が残っているのがよい。
大地で育まれた土は、作り手によって形になり、窯の中で焼かれ、そしてこの手の中に収まっている。

 

 

 

 

色鮮やかで大胆な絵付けが施された器が多い沖縄の器の中で、工房コキュは異色だと思う。
絵付けの器より、しのぎや象嵌の技法が多く、色は茶色や黒、キビ釉のくすんだ白だ。派手さはほとんど見当たらない。
むしろ、派手になることを避けて地味路線を突き進んでいる。
その一方で一目で工房コキュの器と分かる存在感をもっている。
蓋物がまさにそうだ。昔は調味料や黒糖などのお菓子入れに使っていた蓋つきの陶器は、工房コキュの得意とする器でもある。

 

 

 

 

工房コキュの芝原雪子さんとは、miyagiyaがまだ店舗も無くオンラインショップだけの時からのご縁です。
とても綺麗で端正な蓋物を作る作り手として今も印象深く残っている。
独立して間もなかった芝原さんは、蓋物が好きなんですと、爽やかな笑顔でいくつかのサンプルを見せてくれた。
それらは自分の知っている沖縄の陶器のようでいて、全く違う物のようにも見えた。

 

 


 

 

蓋物は、食卓に置く塩や胡椒入れとして重宝する。スーパーで売られたままの容器を置くよりも断然見栄えが良いし、使っていて楽しいものだ。
密閉性は低いけれど、思っている以上に湿気ることが無い。陶器が適度に水気を吸収してくれるからだ。(気になる方はお菓子などについてくるシリカゲルを容器の底に入れておくとほぼ大丈夫。)

 

それ以外にもアクセサリー入れとしても活躍する。
時には旅の思い出を入れる。
蓋物というのは不思議だ。見慣れた物も入れた瞬間、特別な存在になる。

 

 


 

 

芝原雪子さんは読谷の與那原正守氏、眞喜屋修氏に師事、2010年に工房コキュをスタートしました。
伝統的な窯で修行してきた芝原さんは、それを継承するように赤土やサトウキビから作るキビ釉等、一貫して沖縄の陶器を作り続けています。

 

そんな芝原雪子さんの沖縄で初の個展をmiyagiyaで開催いたします。
素朴な色合いに施された象嵌や線彫りの繊細さに加えて、土や火を思い起こさせるような力強さをも秘めている工房コキュの器。
ぜひ手にとってご覧いただきたいと思います。

 

日々の慌ただしい生活の中で、芝原さんの作る器は心穏やかにさせてくれる。
朝、ついつい彼女のマグカップを手に取るのは、そんな理由もあるかもしれない。
今日も工房コキュの器から1日が始まります。

 

 

 

text&photo 宮城博史

 

miyagiya-bluespot
facebook: https://www.facebook.com/miyagiya
web site: http://magasin-miyagiya.com/

 

address 〒900-0014 沖縄県那覇市松尾2-12-22
tel/fax 098-869-1426 opening hours 11:00-20:00

 

 

*

photo wataru oshiro

 

工房コキュ
陽だまりの器展

 

会場 miyagaiya-bluespot
会期 2015 .11.27(fri) – 12.6(sun) 11:00-20:00

 

collaboration
五え松工房 宮良耕史郎(木工)
Delphi (花)

 

作家在廊日時
11/28,29 13時-17時

 

2015 11月

 

沖縄から初めて東京コレクションに参加したブランド『Higa』による、展示・受注会が沖縄で初開催されます。
琉球藍染めを用いるなど、沖縄らしさを生かしつつもトレンドを取り入れたレディースアイテムが多数揃います。
また、当日はデザイナーの比嘉一成氏が実際に商品の説明を行い、東京コレクションの映像も上映します。
皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げます。

 

NAHA
日時:12月4日(金)〜6日(日)10:00〜20:00
場所:Gallery Space PinoO(ギャラリースペースピノオ)
那覇市松尾1−4−19 ピースリー国際通り1F
http://www.gallery-pinoo.jp
問合せ COVER 098−834−8921

 

OKINAWA-CITY
日時:12月11日(金)〜13日(日)11:00〜19:00
場所:RYCOM ANTHROPOLOGY(ライカム アンソロポロジー)
沖縄市久保田3−1−12  PLAZA HOUSE SHOPPING CENTER 3F
http://plazahouse.net/shop/data/3022
問合せ  098−933-1142

 

HP http://www.higa.jp
FACEBOOK https://www.facebook.com/HIGA-252956458060655/
INSTAGRAM https://www.instagram.com/coverisseihiga/

 

2015 11月

 

基本のおせちを12品、作って盛り付け、お重に入れてお持ち帰りいただくLessonです。
Lesson時間は、全品目作っても2時間半程ですおせちにとどまらず、普段使いの活躍するメニューです
今年は手作りおせちチャレンジしてみませんか??

 

一の重
・塩麹漬けのかずのこ
・ぶりの照り焼き
・紅白なますまたはピクルス
・八幡巻
・紅白かまぼこ飾り切り
・海老の旨煮

 

二の重
・和牛の絶品ローストビーフ
・伊達巻
・筑前煮
・黒豆
・田作り
・ゴマたっぷりたたきごぼう

 

手作りの優しいおせち作ってみませんか?
Lesson料 6500円
(箱代、レシピ、材料費込み)
4~5名様位の少人数Lessonになります。

 

12月13日(日)10時半~13時半位
14日(月)10時半~13時半位
15時~17時半位
場所:豊見城市

 

http://s.ameblo.jp/ncooking

 

2015 11月

 

食器をはじめ、積み木、けん玉、コマや輪投げなど、昔から親しまれてきた子どもの道具は、身近な自然素材である木を用い、子どもが安全に使えるように工夫され、作られてきました。
プラスチックなどの様々な素材やデジタル機器が発達した現代においては、手になじんで使いこむほどに味わいが増す子どもの木の道具が、ますます大切になってきています。

 

オーダー家具を中心に作っている國吉聡さん、現代の暮らしに合う漆器を中心に作っている渡慶次弘幸さん、器やカトラリーを中心に作っている玉元利幸さん。
今回は、沖縄県内外で活躍する三名の木工作家が作る、子どもの道具をご紹介します。

 

日時:2015年12月10日(木)~12月29日(火) 11:30 – 19:30 ※水曜日定休
お問い合わせ:D&DEPARTMENT OKINAWA by OKINAWA STANDARD(098-894-2112)
場所:D&DEPARTMENT OKINAWA by OKINAWA STANDARD

 

D&DEPARTMENT OKINAWA by OKINAWA STANDARD
http://www.d-department.com/event/event.shtml?id=1806198273319751
https://www.facebook.com/DDEPARTMENT-PROJECT-OKINAWA-by-OKINAWA-STANDARD-137711256365583/

 

2015 11月

写真・文 倉富 麻紀

 

 

 

11月もとうとう後半になりましたね。
今年も、あっという間に年末へ・・・

 

やっと涼しい風の吹くようになった沖縄ですが、庭の木々は緑が鮮やかで、紅葉の美しい寒い土地に恋こがれてしまいますね。先日まで「森へ」展でShoka:に来てくださっていた、田所真理子さんから送られてきたメールには、帰り着いた長野の美しい自然の風景が添えられていました。

 

また、長崎県美術館では、12月6日まで、ミナ ペルホネンの「ミナカケル」の展示が開催されていたり、この目で見てみたい景色がたくさん!!そわそわ、旅に出たい衝動にかられています。

 

旅に出るには、どんなバッグが動きやすいのだろう、、

 

 

 

 

 

 

平置きにするとまるで、まんまるのピッツァのようなかわいいバッグは新シリーズ。
その名も”pizza bag”

 

 

 

 

 

 

荷物を入れるとその重みで立体的になって、さらに可愛らしい球体に。
2015年秋冬に発表された”slow dance”のテキスタイルとよく合っています。
クルクルっと丸めて荷物に入れたら、小さく軽くまとまります。
現地に着いたら、このバッグに入るだけのものを持って旅先の見知らぬ街を一緒に歩きたい。

 

 

slow dance、そう踊るような気持ちでうきうきと初めて見る景色の中を歩いてみたい。
気分はワルツを踊るような足取りで。

 

 

 

 

 

こちらは、”matoka bag”(マトカは、フィンランド語で「旅」を意味する)

 

この素材もとても軽いので、旅にはもってこいのバッグ。
シンプルだけど見ていて楽しくなるようなテキスタイルの模様。

 

 

 

 

 

ファスナーで左右が大きく開き小さなトランクみたいなデザインは、ほんとうに旅が似合いそう。
このバッグをみていると、本とカメラとお財布を入れてどんどん出掛けたくなる。
いつもの道が小さな旅気分になりそうな、そんなデザイン。(もちろん、本当の旅に出てもいい!)

 

 

 

 

 

 

 

テキスタイルは、”snow light”。夜空を舞う雪が月光を浴びて輝く様子が表現されています。
シルクのドットが光を受けてやさしく光ります。
ファスナーの金具にはまるでミナ ペルホネンのテキスタイルから飛び出してきたような鳥のモチーフが、かわいく並んでいます。

 

あれ?旅を意識しはじめると鳥さんが、飛行機にもみえてきちゃったり・・・

 

 

 

 

 

 

 

ミナ ペルホネンの代表的な”egg bag”は、毎シーズン人気のシリーズ。
名前のとおり卵型をしたバッグは、きちんとしたドレスにもカジュアルな雰囲気にもどちらにも似合うのです。

 

 

 

 

 

 

 

お洋服ではちょっと着るには勇気がいるように感じるテキスタイルでも、バッグやアクセサリーだとどなたでも取り入れてみる気持ちになれそうですね。

 

バッグとしてはもちろんですが、コーディネートの主役になったりときちんとアクセサリーの役割も果たしてくれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

繊細なレザーのショルダー紐がついている”coupe bag”は、フランスのパン、クッペからイメージしたちいさなポシェットタイプ。
おめかししてドレスの時にも、デニムで近所へお散歩の時にも。
バッグインバッグとしてもかわいいし、大きなバッグから必要最小限のものだけを入れてこの小さなバッグだけをとりだしてお買い物へ行くのにもちょうどいいサイズ。

 

 

 

 

 

 

鮮やかな刺繍が印象的でこちらも着こなしのポイントになってくれそうですね。
ひし型の刺繍の陰影が印象的な”flower diamond”という名前のテキスタイルは、花々に光のように集まって反射している様子を表現しています。

 

 

 

 

 

 

冒頭であやちゃんが楽しそうに持っていた定番のショルダーバッグは、持ち手も付いているので手提げにもなるのです。
バッグ底にショルダーストラップを止めるための小さなベルト付きなのもうれしい。

 

 

 

 

 

ベルベッドジャガードで野原一面に小さく咲く素朴なお花が柔らかなタッチで表現された”centofiori”は、イタリア語で100の花。思わずスキップしたくなる鮮やかで楽しいテキスタイル。
沢山移動して色んなものを手にする旅には、両手が空くショルダーバッグはすごくうれしいですね。

 

 

 

 

 

 

それからミナ ペルホネンのバッグの楽しいところはもうひとつ。
内側に施されているテキスタイルも可愛らしいということ。バッグの裏は、いつもはみんなの目に触れるものでも無いのにちゃんとかわいいのです。

 

 

 

 

 

 

ほら。
荷物を出し入れする度に、バッグを持っている人だけが少しウキウキするようになっています。
“スリーピングローズ”というリバティ社とミナ ペルホネンがコラボしたクラシカルなバラのテキスタイル。

 

 

 

旅へ出かけたくなるようなミナ ペルホネンのバッグたち。
ほかにもいろいろ冬を楽しむお洋服たちがShoka: へ来ています。
どうぞ日常を旅気分にしてくれそうなバッグたちに会いにきてくださいね。

 

 

 

 

旅といえば、旅人大先輩のオーナー田原が、フランスで選んできた、アンティークの小さなショップが12月4日~
Shoka:にオープンします。

 

誰かに大事に愛されてきたアンティークを眺めていると、どんな人がどんな暮らしの中で使ってきたのかな、と想いを巡らせてしまいます。

 

田原の旅の記事も是非、ご覧ください。

 

http://calend-okinawa.com/life/aessay/tabino201511.html

 

 

 

 

 

 

 

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次回のShoka:の企画展

 

 

 

 

 

「贈り物展 ヨーガン レールのジュエリー」
2015年12月4日(金)~20日(日) 12:30~19:00 (会期中火曜定休)

 

 

 

素材そのものに美しさを見出したヨーガン レールのジュエリーたちは、上品でとても洗練されています。
私たち一人一人が違うように、天然の素材にもまた唯一無二の美しさがあります。
今回はパールを中心に、天然素材のジュエリーたちがShoka: に集まります。
年末恒例の贈り物展、2015年はジュエリーの美しさをどうぞご堪能ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

暮らしを楽しむものとこと
Shoka:

 

沖縄市比屋根6-13-6
TEL:098-932-0791
HP:http://shoka-wind.com/

 

2015 11月

 

会 期:2015年12月1日(火)~6日(日)  
AM11:00~PM7:00
(最終日はPM5:00まで)

 

ギャラリー・プルミエ
〒904-0101 沖縄県中頭郡北谷町上勢頭811-3
tel 098-983-7332
E-mail premier@alpha.ocn.ne.jp
http://www.gallery-premier.com

 

2015 11月

 

米粉食品認定指導員の
オークレープオーナーによる、人気の米粉スイーツレッスン。
初心者の方にも丁寧に指導し、失敗なく完成させるコツをお教えします。
レッスン後は、ご試食いただきながらゆっくりとティータイムも。
各自お作りいただきましたケーキは、そのままお持ち帰りいただけます。

 

講師プロフィール・レッスンの流れ詳細はこちらから
http://crepe.okinawa

 

米粉のクリスマスケーキ
「ブッシュドノエル」レッスン

 

<日時>
12月8日(火)
昼の部 《AM11:00~》
夜の部 《PM18:30~》
*約2時間半
<場所>
sweets cafe O’CREPE
沖縄県那覇市松尾2ー6ー12 2階
(にぎわい広場向かい)
http://ocrepe.ti-da.net
https://www.facebook.com/sweetscafeocrepe/?ref=bookmarks
<参加費>
4000円
*材料費・ご試食代・お持帰り用ケーキ・箱代込
ご持参物・・・エプロン ハンドミキサー

 

【お申込み・お問合わせ】
こちらから http://ocrepe.ti-da.net/e7906517.html
注意事項等のご案内をご確認いただき、
下記の内容を、お電話またはメールにてご連絡下さい。
定員に達し次第、締切らせていただきます。

 

①名前(フリガナ) ②電話番号 ③ご希望の日時
TEL 098-868-3113(オークレープ)
MAIL crepeokinawa@yahoo.co.jp

 

2015 11月

 

ノルウェーを代表するメーカー、FIGGJO/フィッギョ。
1960年代、数々の名作を世に出しているTuri Gramstad Oliver(チューリ・グラムスタッド・オリバー)によるデザイン

ノルウェーではとても身近なニシンがモチーフ、北欧らしくキュートなデザインですね。

 


【 Figgjo 】Clupea Cup Saucer and cake plate Trio 12,500 yen / 1セット
*サイズ:カップW12.7*D10*H5.6cm/ソーサーD14.5cm/プレートD14.8cm

 

ティーカップ、ソーサー、そして15cmスクエアプレートの3点トリオです。
ソーサーがレトロな単色なので、カップとプレートのポップさが引き立ちます。
15cmスクエアプレートにはフィッギオ特有のカンニュウが入っていますが、
勿論使用に支障はありません。その他目立つ擦れやカケなし。
在庫5セットあり

 

 


【 Figgjo 】Clupea Tea pot Sugar pot Milk jug 32,000 yen
*サイズ:ティーポットW23*D14*H16.2cm/シュガーポットD10.3*H8.7cm/ミルクジャグW12*D7.5*H6.8cm

 

ティーポット、シュガーポット、クリーマーの3点セット。

 

特にティーポットは本国ノルウェーでもなかなか出ないレアアイテム!
1960年代、都内のデパートで結婚記念に購入された方が大事にされてきた沖縄育ちのワンオーナー品。
この先半世紀、さらに大事にして下さる方をお待ちしております。

 

 

<詳しくは20世紀ハイツウェブショップ/ http://www.20century-heights.com/ まで >

 

 

 

20世紀ハイツ
沖縄県宜野湾市大謝名2-17-7
℡098-963-9349
Email info@20century-heights.com
HP http://www.20century-heights.com/index.shtml
Blog http://sunnyhoneymoon.ti-da.net/
Instagram https://instagram.com/20centuryheights/

 

2015 11月


【 Arabia 】Kalevala”Annual Plate 1978 / 9,500yen

 

 

 

フィンランドの民族叙事詩「カレワラ」のストーリーをモチーフにアラビア社を代表するデコレーターRaija Uosikkinen(ライヤ・ウオシッキネン)によって作られたイヤープレート。
生産は1976年から1999年。
19世紀に作られたフィンランドにおける歴史的文学を20世紀後半時期の北欧らしいデザインにキュートにデフォルメされています。
こちらは3作目の1978年アニュアルイヤープレート。
とてもきれいな状態。
オリジナルボックスはありません。
サイズ:D19.5cm

 

 

<詳しくは20世紀ハイツウェブショップ/ http://www.20century-heights.com/ まで >

 

 

 

20世紀ハイツ
沖縄県宜野湾市大謝名2-17-7
℡098-963-9349
Email info@20century-heights.com
HP http://www.20century-heights.com/index.shtml
Blog http://sunnyhoneymoon.ti-da.net/
Instagram https://instagram.com/20centuryheights/

 

2015 11月

 

絵画の中から取り出されたような艶やかなフォルム。土の感触をひとつひとつ確かめるように生み出された手捻りのうつわは植物や料理に優しく寄り添い、素材そのものの魅力を引き出してくれます。居住空間にストーリーと奥行きを持たせる名脇役、花器やピッチャーなどを中心としたうつわの展示会。

 

<日時> 2015.12.12(土)~12.20(日) 10:00~13:00/15:00~19:00

 

※12.12(土)作家在廊
月・水定休

 

<会場> GARB DOMINGO 沖縄県那覇市壺屋1-6-3 tel 098-988-0244

 

<プロフィール>
岩田智子(いわた・ともこ)
1977 埼玉県生まれ
2000 沖縄県立芸術大学美術工芸学部絵画専攻卒業
2006 常滑市立陶芸研究所修了
愛知県常滑市にて制作
2007 12月より制作場所を埼玉県行田市に移す
国内外で、個展、グループ展などを中心に活動。

 

2015 11月


川上未映子・著 新潮社 ¥1,500(税別)/OMAR BOOKS

 

平日の夕暮れ時になると、小学生の姿がぽつぽつと店の前を横切る。
ピンクのランドセルを背負って一人とぼとぼ歩く女の子や、互いにぶつかり合ってはくっついて歩く三人組、自転車にまたがったまま大声で会話する男の子たち。「お前の気持ち次第でいいってば。」気持ち次第って何が?聞こえてくる彼らの話にツッコミを入れながら、ああ、私はもうあちら側の世界にはいないんだなあと少し寂しい気分になる。確かにあの場所に私もいたのに、いつのまにか押し出されてしまった、と。

 

今回ご紹介するのは、「ミス・アイスサンドイッチ」「苺ジャムから苺をひけば」の二章から成る川上未映子さんの最新長編小説『あこがれ』。
言葉を交わしたこともない、スーパーでサンドイッチを売る女性に、淡い感情を抱く小学生・麦彦の日常を描く前者と、麦彦の同級生で、亡くなった母親から受け継いだ苺ジャムを作り続ける父親の秘密を
知ってしまう女の子ヘガティーの成長を描く後者。

 

いつもスマホをいじって息子には無関心に見えるスピ系の母親よりも、言葉をほとんど失ってしまった認知症の祖母に親しみを抱く麦彦。彼は異質の存在、ミス・アイスサンドイッチへの自分でもよく分からない感情を持て余し、それを受け止めるヘガティーは一年中片付けられることのないクリスマスツリーをいつも見上げながら眠りにつく。
小さな孤独が互いを支え合うユートピア。

 

この小説には誰もがいつか通った場所が描かれている。生と死に近いところに無防備でいたあの頃。家族であっても、どんなに身近にいても他人のことは分からない。自分が感じていることも他人には本当には分からない。“はじめて”他者という存在に出会う驚き。知らなかったことを知っていくこと。大人になるというのは、知らなかったこれまでの自分にさよならし続けていくことで、それが生きていくことなのだろう。
「あこがれ」を持ち続けることは案外難しいのかもしれないのかもしれない。少なくともあの頃のように無邪気にという意味では。

 

「手をふりながら、なぜだかわたしは、今日のことは忘れないだろうなとそう思った。」

 

ヘガティーの心の中のつぶやき。一回性の、そういった個人的な記憶こそが、その後のその人の人生を支える。失われてしまった大切な時間を愛おしく描いた小説。おすすめです。

 

OMAR BOOKS 川端明美

 


OMAR BOOKS(オマーブックス)
北中城村島袋309 1F tel.098-933-2585
open:14:00~20:00/close:月
駐車場有り
blog:http://omar.exblog.jp

 

2015 11月

 

県内の古着屋・セレクトショップ・オリジナルブランド・学生はじめとするクリエイターの方々が大集合!古着・雑貨・ハンドメイド作品などを販売します!入場無料!みんなで服や雑貨を囲みながらユンタクしましょう〜! 

 

・出店者一覧
▼古着屋・セレクトショップ・アクセサリーショップ
LEDGE / Southern Sol WORKS / SHELLTER / FISHBOWL / Ti-da Beach
▼クリエイター
Hayato_What / ミズキノコ / WHAT / Colmena / Stars /アトリエ√ルート/Donald Trump
▼DJ…
DJトグチャン
▼ランチ
RuLer’s TACORiCE

 

開催日:2015年11月28日 (土曜日)
10:00 ~ 16:00
場所:コワーキングカフェTopothesia
沖縄県宜野湾市我如古2-12-6

 

https://www.facebook.com/events/1673293949554148/?ref=1&action_history=%5B%7B%22surface%22%3A%22permalink%22%2C%22mechanism%22%3A%22surface%22%2C%22extra_data%22%3A%5B%5D%7D%5D

 

 

2015 11月

 

毎月テーマを変えて、徳山リニックの管理栄養士が行う調理実習です。
12月は野菜たっぷり彩りメニュー。
美味しく・楽しく・一緒に学びましょ~♪ 
【メニュー名】
・ポークチャップ ~島野菜添え〜
・ミックスビーンズのラビゴットサラダ
・たっぷり野菜のライスポタージュ
・黒米入りご飯
【受講料】1800円
【定員】各クラス8名の少人数制となっています。
【申込み方法】お電話での予約を受け付けております。 
徳山クリニック 098-924-1001
【当日持参するもの】エプロン・三角巾・筆記用具

 

開催日:12月10日(木) 11:00~満席となりました
12月11日(金) 9:30~ / 13:30~
場所:浦添市牧港2丁目46-12 メディカルプラザ牧港5階 
徳山クッキングスタジオ

 

徳山クリニックホームページ
http://www.tokuyama.or.jp/
徳山クリニック管理栄養士ブログ「おきなわ管理栄養士のハッピーライフ」
http://tokuyamaeiyou.ti-da.net/

 

2015 11月

 

大好評のOKINAWA FOOD FLEA、今回は店舗数も増え県内人気の飲食店、選りすぐりの雑貨店が50店舗以上出店!
海風を感じながら、素敵な音楽を聴き、宜野湾マリーナの気持ちよい芝生の上で沖縄の食を思う存分味わってみてください。

 

開催日:2015年11月29日(日) 12pm-6pm
場所:宜野湾マリーナ

 

OKINAWA FOOD FLEA facebook:https://www.facebook.com/okinawafoodflea