2017 1月

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ママ向けマッサージ全般、セラピー全般、ワークショップ、スイーツ、ハンドメイド、雑貨、アクセサリー、エステ、ネイル、ベビー&キッズ洋服、小物販売、その他いろいろ、、、約41ブールが大集合(^^)

 

ゆるりは、、、
♡毎日頑張るママ(女性)へのご褒美タイム♡
をコンセプトに毎月開催してるイベントです。
ゆるりは、、、
頑張るママへ自分の時間を5分でも10分でも満喫してほしい、お母さんの気持ちを充電や休足してほしい想いで立ち上げたイベントです。
一時無料託児付きのイベント ゆるり♡この機会に、頑張ってるママもマッサージで癒やされたりと自分にご褒美タイム♡イベントを満喫し気持ち充電してほしいです(^^)
今回より、託児スタッフ増員します。託児を依頼したい方は、スタッフに声をかけて下さい。

 

開催日:2017年1月25日(水曜日)
10時00分〜16時00分
場所:浦添市社会福祉センター(大研修室)

 

https://www.facebook.com/yururi.okinawa/

 

2017 1月

写真・文 田原あゆみ

 

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イラストレーターから画家を経て、濱野太郎氏は2008年から織りの世界に足を踏み入れた。

 

「油彩が好きでしたが、色を重ねていくと、深みが出る代わりに、濁ってしまうことが良くありました。

 

けれど、織物は染められた糸と糸との交わりなので、お互い影響を受けながらも全ての色が生きている。

 

様々な色の粒子がともに光を受けて輝いているのが見えました。それを見た時に、僕の表現はこれだ、と思ったのです」

 

この言葉の中に彼の持っている色彩への鋭い感覚が感じられる。

 

初めて彼の作品を見つけた時、私はベッドの上に寝転んでいつものようにダラダラとネットサーフィンをしていた。早朝6時頃。

 

Facebookにシェアされた、銀座のCATHEDRALというセレクトショップの写真に、ハッと目を奪われた。
目が覚めて起き上がると、シャキーンとベットの上に跳ね起きて背筋を伸ばした。

 

その色彩は美しく、色の組み合わせや計算なく織り込まれた模様にセンスの良さを感じたのだ。
見つけた、と思った。

 

その布をまじまじと見ていると、手仕事には素朴さにプラス、洗練されたファッション感覚が感じ取れたのだ。
いくつもの要素を兼ね備えていることに驚いた。

 

その写真はInoue Brothersというアルパカのニットを作っている二人の男性が、濱野氏のストールを巻いている写真だった。濱野太郎氏のインスタグラムを通してFacebookに投稿。それを私が発見したのである。

 

GINZA CATHEDRAL 濱野太郎

 

このVOL Ⅰでは、今回Shoka:へ届く布を彼が織るようになるまでの足跡を辿れたらと思っている。

 

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濱野氏の織る布は設計図もとても簡単なものでほとんど直感的に進行してゆくのが特長だ。
なので一枚一枚がオリジナル。インスピレーションに任せて進んで行く彼のスタイルはまるで絵を描いているように見える。

 

 

実際に作品を観てみたい、会ってみたいと強く思い、早朝であることも忘れてFacebookで本人に友達申請をしてすぐにメッセージを送った。

 

送った後に、あらま朝の7時前だわと現実にも常識にも目覚めた。

 

送った後すぐに彼からの返信あり。

 

ぜひお会いしましょうと、トントン拍子に話が進んだ。

 

 

 

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3月末に声をかけて、4月の頭に訪れた東京の上石神井にある彼のアトリエ兼住居。
その一階部分の半分は大きな織り機と色とりどりの糸たちが並んでいた。

 

初対面だった濱野さんは力強い目を持っていて意思の強さが顔の造形にも表れていた。
熱い情熱を語る言葉は、間違いなく彼のハートから発信されていて、弱さも一緒にちゃんと出せる正直な人だと感じた。

 

 

彼から聞いた経歴はざっと以下のようなことだった。
イラストレーターで雑誌関係の仕事を経て、画家へ転向。
あるとき友人から、

 

「織りは濱野さんにあっているかもしれませんよ、ぜひ体験講座を受けてみるといいですよ」と声をかけられた。最初は興味がなかったけれど、後日思い立って体験講座を受講。

 

その時に感じたのが、冒頭の「油彩が好きでしたが、色を重ねていくと、深みが出る代わりに、濁ってしまうことが良くありました。けれど、織物は染められた糸と糸との交わりなので、お互い影響を受けながらも全ての色が生きている。様々な色の粒子がともに光を受けて輝いているのが見えました。それを見た時に、僕の表現はこれだ、と思ったのです」
という言葉へと続いている。

 

彼は思い立ったら行動が早い人だ。
2008年の夏に織りの体験をして、これは使えるし売れるんじゃないか?と、すぐに職業につながることを確信し、翌年には織り機を購入。
織りに心血を注いで行く。

 

 

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彼のその後の変遷はとても面白い。
織りの体験をした9ヶ月後にはオゾンクラフトフェアに参加。
中判のストールを低価格で出して完売。

 

 

2010年1月に西荻窪の安い1日貸しのギャラリーを3日間借りて初個展を開催。誰か来るんだろうかこんな無名の織り作家の個展に・・・と思っていたら、買い物帰りの道を歩いていた人が2枚3枚とストールを買ってくれて、その人がまた友人を連れてきて、と完売。
その中に大根を抱えてやってきた女性がいて、彼女は濱野氏のストールを気に入って購入、それを巻いてギャラリーみずのそらのオーナーに見せに行ったのだそうだ。
そしてこの事が2011年12月のみずのそらでの企画初個展へと繋がる。

 

覗いたお店の人や、そこにいた人たちに導かれるように次々とステップがやってきた。

 

けれど同時期参加したかった松本クラフトフェアに2年連続で落ちてしまう。なぜだろうと、いろいろな布の展示会を見て歩くうちに、あることに気がつく。

 

 

「なるほど!僕の作品は手を使う時間が足りていないんだ」

 

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織りの世界の人の多くは、自分で糸を紡ぎ染色した糸を織っている。けれど当時彼は染まった糸を買ってきて織っていたのだった。
2010年5月。彼はすぐに図書館へ行き草木染めの本を借りて研究。シルクを50色染めた。

 

その2ヶ月後の7月には自分で染色して織ったもので個展を開催。

 

 

「シルクも織ってみたけれど、自分にはウールが合っていると思った」

 

どうしてそう感じたのかと聞くと、「その時の個展でも、夏なのにウールは完売してしまったのですけれど、シルクは残ったんです」と。

 

「いつも、個展や企画展に参加すると皆さんよく買ってくださって。ああ、これでまた次の糸が買える!、といつもギリギリの生活でした」

 

 

 

ウールが自分に合っていると確信した濱野氏は8月に紡ぎ車を友人から安くで購入することができた。

 

3ヶ月後の2011年1月に手紡ぎのストール展を開催。
吸収したらすぐ形へ。そしてすぐにマーケットへ。

 

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正直この行動へ移す早さとがむしゃらさに笑ってしまった。
直感と感覚にひたすら従う姿が人間らしくて、嬉しくなって笑いがこみ上げてきたのだ。

 

きっと周りの人たちも喜んで手助けしたくなっただろう。

 

 

2011年10月開催予定の千葉にあるギャラリーらふとの「工房からの風」に申し込みをして審査に通った。

 

その4月のミーティングで織りの人々やその作品に触れた時に、独学でやってきた自分との技術の差を思い知った。

 

基礎を学ばねば。
そう感じている時に丁度九州で織りをしている人とTwitterでつながり、その人から筑後地方のものつくりを活性化して行こうとするプロジェクト『九州ちくご元気計画』に参加していた翔工房の田篭みつえ先生を紹介される。
必要なことがちゃんと準備されていることにただただ驚くばかり。

 

 

先生から「1ヶ月私の仕事の手伝いをする代わりに基礎技術を教えましょう」と言われた濱野氏は
意を決して初めて飛行機に乗って福岡へ。(当時、彼はパニック障害であったそうだ)
しかし初日に彼は自分が独学で学んできたことが初歩以下で、先生の手伝いすらできないということに気づき愕然とする。

 

とにかく濱野氏一生懸命織りを習う。
先生は仕事が増えて疲労困憊、痩せて行く。

 

その先生の姿を見て、僕ができるだけ吸収して先生のダイエットにも役立とう。先生ごめんなさい、と、ただひたすら手を動かしていただろう濱野氏の姿が当時のブログに残っている。

 

筑後元気計画2011ブログ

 

読んでいると先生の状況と、濱野太郎氏の心情がにじみ出ていてジーンとしてしまう。

 

 

 

一月が経った7月28日に東京へ戻る。

 

そして工房からの風に出品する作品を10月開催までの残り2ヶ月で必死に織った。
バイトなのに店長だった写真屋さんも休んで、先生のところで学んだことをベースにしてただただ織りまくったそうだ。

 

 

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福岡の翔工房から帰ってきて、工房からの風のディレクターから受けたインタビューの記事がウエブにあったので是非読んでみてほしい。
当時の濱野氏の心情がありありと伝わってきて、読みがいがあるのだ。
本当になんて言ったらいいのか・・・・

 

誰かの形跡を辿る時、その人が正直でひたむきであればあるほど惹きつけられてゆくものなのだ。

 

下にリンクを貼っていますが、このやり取りがとても好きです。

 

 

以下「工房からの風 craft in action」の企画者からの風
http://hinanden.blog8.fc2.com/blog-entry-448.html
からの引用です

 

『Q
 濱野さんにとって「工房からの風」ってどんな風ですか?

 

A
自分の作品を見直す大きな機会になっていると思います。
工房からの風がゴールではなくそこが門の入り口という感じ。
その先に広がる世界に進む為に荷物を揃え自らを鍛えてその日の為の準備をしています。

 

7月に翔工房の田篭みつえ先生のもとに、1ヶ月住み込みで学ばせていただいた事がいま生まれて来ている作品に多大な影響を与えておりましてこれも工房からの風への出展が決まった事で進んだ事。

 

僕にとっては工房からの風は後ろから猛烈に吹いて来る突風のような存在になっています。
その風を利用して前に歩んでいる。
そんなイメージがあります。

 

「工房からの風」というのは、きっと一色ではなくて、参加される方の心が映る色なのだと思います。
濱野さんはこの風をご自分の制作の進化に真剣に生かそうとされているのをひしひしと感じます。
こんなに取り組んでくださった濱野さんですから、風の終わったときには、嵐の後の浜辺に輝く美しい貝が心に散らばって、それが次の輝きへの鍵になっていくのではないでしょうか。』

 

 

そのあとも、彼のまっすぐな制作意欲は多くの人を惹きつけていきます。

 

 

 

つづく

 

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これにて、濱野太郎の布展より「布の上の色彩 vol Ⅰ渦」は第2部へと続きます。
vol ⅡはShoka: HPにて近日中に公開します。

 

 

濱野太郎さんの美しい色彩感覚と、正直でひたむきな姿勢は情熱の渦となっているのでしょう。
私もその渦に惹かれて近づいた一人。

 

2016年12月半ばに2度目の工房を訪れた時、今回の企画展のテーマやイメージを聞いてみた。

 

『「海」が見えてきます。
ただそれがテーマというよりは、織りあがって見てみたらそんな気がした、というような感覚なのです。』

 

その時目にした布たちは色が冴えていて美しく、明るい色が目に鮮やかだった。
朝日を受けて輝く色、昼間に覗き込んだ深い海の底、夕暮れ時太陽に染まった海面・・・海と言われて見てみるとそんな風に見えてきたのだ。

 

それを見ていて、私は濱野氏に
「夜の海はとても神秘的でパワフルなんです。昼間よりも生命の力強さが息づいているように感じられるんです。あと、砂浜や岩場の景色も海の一部なんです。もしそれを表現したいと思ったらでいいので気が向いたら是非」
と伝えた。

 

 

彼はそれをこの年末年始に織り上げた。

 

The sea of the night.
Desert cloth

 

その布と出会うのがとても楽しみだ。

 

 

 

田原あゆみ

 

 

 

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次回の企画展とお話会開催!!

 

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濱野太郎の布展
1月13日(金)~22日(日)
濱野太郎のお話会「色彩と渦』
1月14(土)
彼のひたむきさが多くの人を巻き込んで、たった8年で今の布を織っている事にただただ驚くばかり。
人が本当に好きな事に飛び込んでいくのはとてもパワフルで、ある意味これこそが日常の奇跡を関わる人全員に見せてくれるきっかけになるのだと感じています。日常に情熱を求める全ての方にこのお話会を捧げます。
是非時間を作ってご参加ください!

 

 

<お話し会詳細>
日付   1月14日(土)
時間   17:30 ~ 19:00 (開場 17:00)
場所   Shoka:  沖縄市比屋根6-13-6
参加費  無料

 

お申し込み方法

 

1.参加者名(全員のお名前を書いてください)
2.連絡先(ご住所・携帯電話番号・メールアドレス・車の台数とナンバー)
3.メールのタイトルに「濱野太郎さんお話し会参加希望」と必ず書いてください。

 

申し込み先 Shoka:スタッフ 金城&倉富 event@shoka-wind.com までメールにてお申し込みくださいませ。

 

*以下の点にご注意ください*
◯定員に達し次第締め切らせていただきます。けれどあきらめずにお申し込み下さいね。どうにか尽力いたします。
◯必ずメールにてお申し込みください。
◯Shoka:の展示期間中はお子様連れも大歓迎ですが、お話に集中していただきたいことから大人のみの参加とさせていただきます。ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
◯駐車スペースが限られていますため、車でいらっしゃる方はできるだけ乗り合せのご協力をお願いします。

 

 

 

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暮らしを楽しむものとこと
Shoka:
http://shoka-wind.com/
沖縄市比屋根6-13-6
098-932-0791(火曜定休)
営業時間 11:00~18:00

 

2017 1月

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昨年に続き、今年度も「とみんちゅ手作り市」を開催致します!
手作りの雑貨、アクセサリー、布小物、木工、多肉植物など見どころ沢山☆
マッサージや飲食のブースもございます!
さらに今年度はステージプログラムや子供遊びエリアを準備しておりますので、ご家族でたっぷり楽しめる内容となっております!
是非遊びに来て下さい(^O^)

 

開催日:平成29年 1月 28日 (土)  10:00~16:00
場所:豊見城市民体育館

 

HP⇒ http://www.tomigusuku-taiikukan.com/
ブログ⇒ http://tominchu2015.ti-da.net/
フェイスブック⇒ https://www.facebook.com/events/1829946913929748/

 

2017 1月

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~芭蕉布・紅型・経浮絣織・琉球藍~
染め織り作家七人による今年最初の展示会を開きます。
てづくり染め織り雑貨、ショール、着物、帯など展示販売いたします。
桜薫るやんばるへ、ぜひお越し下さい。

 

期間:17年2月2日(木)~5日(日)
場所:染織工房バナナネシア 沖縄県国頭郡今帰仁村謝名697-3

 

https://www.facebook.com/events/347977872224601??ti=ia

 

2017 1月

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今月のメイクマン浦添本店 セリアイベントは<ヘアセット>チョコレートミラー&ビスケットブラシ&ピンケースどれも、可愛くてお勧め。
去年一年間イベント開催していたんですが、女の子連れのお母さまとのご参加が多く、髪が長いカワイイ子が多かったので、今年1月は、髪に関連するセットのワークショップにしました。
ご興味がある方は、ブログに詳しい詳細が書いてあるので、覗いてみてね。

 

開催日:2017年 1月15日 22日 29日
◆毎週日曜日に開催しています。
11時~ 14時~ 16時~
場所:メイクマン浦添本店 セリア前 2F

 

*smileスイーツデコ* ENJOY LIFE
http://lovewing36.ti-da.net/

 

2017 1月

きらめきで飾るA4チラシ01

 

《 螺鈿(らでん)》とは、夜光貝やアワビなどの貝殻を薄く加工し、文様の形に切り取って漆器に貼る技法です。貝のきらめきは昔から人々を魅了し、各地で特徴的な螺鈿の漆器が作られました。
九州国立博物館と共同で開催するこの展覧会では、県内外の螺鈿の優品をあつめ、その美を紹介します。浦添展では九州展の作品を一部入替え、追加し、90点余りの作品が並びます。
また、首里城銭蔵から発掘された螺鈿資料の展示や、「さまざまな螺鈿」と題したコーナーを設けて色々な用途や形、技法の面白い漆器なども展示します。楽しみながら螺鈿の様々な魅力に親しんでもらえれば幸いです。

 

〇会期  平成29年1月14日(土)~2月19日(日)
〇観覧料  一 般 800円(600円)
大学生 600円(400円)
高校生以下無料( )内は20名以上の団体料金

 

2017 1月

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普段は書にカテゴライズされる墨(墨汁)を、それとは関係なく遊んでみるワークです。
墨の香りに包まれながらいろんな気づきを体験します。

 

開催日 2017年1月22日(日)
午前の部10:00-11:30
午後の部14:00-15:30
場所 アトリエm 那覇市長田1-14-9
対象 子どもから大人まで
参加費 お一人 1500円
 +1000円/一人追加
 (ご家族・グループ間OK)

 

子ども用ツナギをご用意いておりますが、念のため汚れてもいい服装でご参加ください。

 

お問い合わせ・お申し込みはアトリエmサイトページからどうぞ
https://atelier-m.tumblr.com/

 

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2017 1月

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2017年1月14日(土)〜 1月21日(土)
14:00〜19:00<会期中無休>

 

Cicafu Metal Worksの2年振りの展示会です。
いつも素敵な気持ちにさせてくれるCicafuのものづくりへの遊び心。
今回は、新たなアクセサリーやカトラリー・革製品だけでなく、日頃の制作から解き放たれてオブジェへも挑戦です。
暮らしの装いからインテリアへと益々楽しみな二人です。

 

場所:RENEMIA (ゆいレール牧志駅近く・牧志公園裏)
沖縄県那覇市牧志2-7-15
TEL&FAX 098-866-2501
HP www.renemia.com

 

2017 1月

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かわしまようこの雑草料理と大城千春の雑穀料理のコラボ企画、『雑草と雑穀を味わう会』。2017年は、日本や沖縄の行事について学びながら、生命力あふれる雑草と雑穀を美味しくいただく知恵をお伝えしていきます。

 

今年最初の企画は、2月3日の「節分」。

 

旧暦では立春が年の始まりにあたることから、節分は大晦日。節分に邪気を祓うことで、よりよき新年を迎えられるように健康祈願をする日。

 

また、この日は旧暦では1月7日、「七草粥」の日でもあります。からだとこころを調えることで、新しい年も幸多き年になりますようにと願いを込めて、雑草と雑穀で「七草スープ粥」、「恵方巻き」、「草納豆」、「スミレの花寒天ゼリー」を作ります。

 

季節の雑草と雑穀をいただき、新しい年を健康に迎えましょう〜♪

 

◎節分のお食事会
日時・・・2月3日(金) 10:30〜14:30
内容・・・*草摘みの散歩案内と料理・・・かわしまようこ
*雑穀のお話しと雑穀料理のレシピ紹介・・・大城千春
料金・・・4,000円
* 雑草と雑穀のランチ
* 季節のからだとケアのお話し会付き
定員・・・10名(先着順です)
子どもさんの参加を希望されるかたは、個別にご相談ください。
申込・・・ugusukuchiharu@gmail.com 大城千春まで。前々日(2/1)まで受付♪
場所・・・沖縄県南城市玉城(詳しい場所はお申し込みの方に直接ご連絡します。)

 

◎プロフィール

 

かわしまようこ・・・2000年より雑草の世界に突入し、沖縄暮らし6年目。草との関わりを深めながら、心身の健康づくりをめざして活動中。雑誌「おきなわいちば」「自然栽培」などで連載。『道ばたに咲く』(地球丸)『草かざり』(ポプラ社)など草や暮らしにまつわる著書多数。現在80名をこえる草部員の部長をつとめる。

 

大城千春・・・13年間のアウトドアインストラクター業を経て、沖縄の離島へ移住。そのご縁で雑穀と出会う。どんな環境でも生育する逞しさ、苦しい環境の時こそ人間を救ってくれる雑穀の魅力にはまり、沖縄のベジレストランやカフェで雑穀料理の経験を積む。現在は雑穀の種まき人として、雑穀料理ワークショップや畑人として活動中〜♪

 

2017 1月

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WordPressは、初心者でも簡単にWebサイトを作れるツールです。

 

・一体どんなもの?
・具体的にどんな事ができるの?
・知識がなくても扱えるの?
など、「Wordpressが一体何者なのか」がわかる基礎講座です。

 

スタッフが分りやすく説明するので、初心者の方でも安心してご参加ください!

 

WordPressは、使い方や設定を一度覚えてしまえばとても簡単♪

 

あなたもWordPressでブログやWebサイトを制作し、運営してみませんか?
スタジオにてパソコンをご用意致しますので、手ぶらでご参加いただけますよ^^

 

━━━━【開催日程】━━━━
2017年1月14日(土)
In デジタルハリウッド STUDIO沖縄

 

━━━━【イベント概要】━━━━
内 容:「WordPress」基礎講座
日 時: 1月14日(土)14:00~16:00(開場13:30~)
場 所:那覇市久茂地1-2-20 OTV国和プラザ1F
「デジタルハリウッド STUDIO沖縄」
定 員:5名様(先着順)
参加費:無料(※事前お申し込みが必要になります)

 

▼お申込みはこちら▼
http://school.dhw.co.jp/school/okinawa/event/event083.html

 

問合せ先:フリーダイヤル、またはメールにてお問い合わせください。
[メール] okinawa@dhw.co.jp [電話] 0800-500-0481(フリーダイヤル)
[受付時間:火~金 10:00~21:00 / 土・日 10:00~19:00 ※月曜・祝日定休]

 

▼デジタルハリウッド STUDIO 沖縄_SNS▼
[HP] http://school.dhw.co.jp/school/okinawa/index.html
[Facebook] https://goo.gl/JDkJ6W または「デジタルハリウッドスタジオ 沖縄」で検索
[Twitter] https://twitter.com/dhs_Okinawa
[Instagram] https://www.instagram.com/dhokinawa/

 

studio_map

 

2017 1月

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月桃の宿あかいし

 

ここは本当に石垣島なんだろうかと思う。新石垣空港からひたすら北上すること3、40分。ハイビスカスの花が咲き乱れる、じっとりとした南国の風景は広がっていない。深緑の山々が連なって、懐かしさのある日本の原風景が広がる。里山と言うにぴったりの場所。

 

周囲に視界を遮るものはなく、“月桃の宿あかいし”は、遠くからでもすぐにあれだとわかった。ひと目見て年季が入っているとわかる木造の建物。長い時間が経過したからこそ醸し出る重厚感。威厳のような、それとも客人の到着を待つ温かさのような、なんとも言えない雰囲気を纏っていた。

 

月桃の宿あかいし
月桃の宿あかいし

 

月桃の宿あかいし

 

庭は綺麗に手入れされ、木々や花々が豊か。整然とした庭、趣のある建物…、どれも素晴らしいけれど、最も圧倒されたのは、母屋に入ってからの景色。そこは、庭以上に緑に溢れていた。とても室内とは思えない。

 

月桃の宿あかいし
月桃の宿あかいし
月桃の宿あかいし

 

すっかり日が暮れて夜の帳が降りる頃、宿のご主人、鈴木博次さんが部屋を回って声をかける。

 

「そろそろ夕食にしましょう〜」

 

母屋の食堂は、立派な梁が何本も張り巡らされ木の温かみに溢れた場所。食卓には、博次さんの奥様、勝子さんの手料理が、大皿に盛られて幾皿も並ぶ。博次さんが海でとってきたもずくの酢の物に、甘いパイナップルの入ったサラダ、具だくさんの煮物、もずくや野菜や鶏の天ぷら、出汁の効いた混ぜご飯に、大きな椀に入った島豆腐とアーサのお吸い物…。

 

「さあ、いただきましょう」

 

1つの大きな食卓を宿泊客全員と博次さん勝子さんで囲む。「いただきます」をして同時に食べ始める。どれも、勝子さんの手のぬくもりが伝わってくるような、温かくて優しい味。美味しいと伝えると、「そーお?」と嬉しさとはにかみのこもった優しい声を返してくれた。

 

月桃の宿あかいし

 

この日居合わせたのは、三重からやってきた石垣島を自転車で回る60代の男性と、千葉からやってきた来春就職を控えた女子大生2人組。男性が、近くの売店で島の泡盛、“請福”を買ってきてくれた。

 

最初はどことなくぎこちなかったメンバー。けれど博次さん勝子さんも、それをわざわざ盛り上げるようなことはしない。黙々と箸を進める。変に気を使わないところがなんとも、本当の家族っぽい。ただ、お酒が進むにつれ皆の舌が滑らかになっていく。たまたま集まったこの“家族”、同じ時間を共有するのはこの一度きりと、一期一会の時間を楽しむ。いつしか博次さん、勝子さんを「お父さん」「お母さん」と呼んでいた。

 

月桃の宿あかいし
月桃の宿あかいし

 

話題は、石垣の言葉や慣習、明石地区の開拓時代の話そして、お客の一人である男性の、自転車で日本中を巡るセカンドライフの充実ぶりなど。お父さんも、自身の人生の楽しみを身振り手振りを加えながら、次々と披露してくれる。

 

「僕は東側の海沿いの道を歩くんだ。人なんかほとんどいない。いるのは牛だけだよ。北端まで行って帰って10キロほどあるんだけど、海沿いを歩いてると色んなものが流れ着いてくるんだよ。外国籍のボートとか、救命胴衣とか。その救命胴衣、使ってるよ。だって買うと高いでしょ」

 

「塩作ってるんだ。沖まで自分で作ったイカダで出て、ペットボトルに数本。シンメーナービ(円錐状の大型鍋)に入れて、薪で焚いて、それから天日干ししてね。塩は甘いよ。この間の夏休みには、内地から遊びにきた孫と一緒に作ったんだ。ラベルに“石垣の塩”って書いて、嬉しそうに持って帰ってったよ」

 

月桃の宿あかいし

 

「今ね、宿の2階に星見台を作ってるの。そこで星見ながら、一杯やったら最高だよ。完成した頃、またみんなで飲みましょう」

 

「楽しみはね、いーっぱいあるの。それを掘り起こさないとね」

 

“人生には辛いこともあるかもしれない。けれどもそれ以上に楽しいことが、いっぱいいっぱいあるんだよ”。お父さんの話は、もうすぐ社会へ巣立つ若い2人へのエールのようにも聞こえた。

 

月桃の宿あかいし
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「明日の朝は早いから、名残惜しいけれど、そろそろお開きにしましょう」

 

請福の瓶が空になり、そんな言葉でしめるまで、和やかな時間は続いた。

 

翌朝、早く出発するメンバーに合わせて、また皆で朝食を囲む。その後その出発を、全員で外に出て、車が小さくなるまで手を振って見送る。

 

一晩だけの家族は、ここで解散。

 

何も飾ることはない、普通で、温かくて、ありがたい。特別じゃない普通のことが、こんなにも心に染み入るとは思わなかった。

 

写真・文/和氣えり(編集部)

 

月桃の宿あかいし
月桃の宿あかいし
石垣市伊原間370
0980-89-2922

2017 1月

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経済産業省(内閣府沖縄総合事務局経済産業部)「女性起業家等支援ネットワーク構築事業」
2017年!気持ちも新たに「これからの私」についてみんなで考えてみませんか?
女性起業応援STEP-UPセミナーでは、一歩踏み出した「これからの私」について、今後、自分らしいスタイルで事業を継続・発展させるヒントになれるような事例や、更なるSTEP-UPとして、「クラウドファンディング」活用方法もご紹介していきます!
交流会では、ざっくばらんに意見交換ができるよう、ゲスト講師の鹿住倫世さんと、田島実可子さんを囲んでの女子トークを広げながら頭の中のモヤモヤを整理していきましょう!!

 

①女性起業家支援ネットワーク構築事業について
今年度活動報告と次年度活動予定
②女性起業応援セミナー
1.女子力が決め手!起業で輝く 女性起業家の多様性と可能性
2.クラウドファンディングを活用した女性起業事例のご紹介

 

◆日時:2017年1月25日(水)13:30~16:00
【交流会 16:10~18:00(参加費¥1,000)】
◆会場:沖縄ガールズスクエアBiz-Café(那覇市松山-1-3-18 3F)
◆参加費:無料

 

お申込みはこちらから→http://girls-okinawa.jp/eventinfo/step-upseminar/

 

主催:沖縄女性起業サポーターネットワーク事務局
後援:那覇市・沖縄市・宜野湾市・琉球大学地域連携推進機構・コザ信用金庫

 

2017 1月

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豆を焙煎するロースターと、珈琲を抽出する(淹れる)バリスタ。
COFFEE potohotoの山田哲史さんとMAHOU COFFEEの山㟢明央さんをお迎えして、それぞれのお仕事、両者役割の関係性などについてお聞きします。

 

日 時:2017年2月25日(土)19:00 – 20:30(18:30開場)
参加費:1, 000円(1ドリンク付)
定 員:40名
お問い合わせ:D&DEPARTMENT OKINAWA by OKINAWA STANDARD
場所:D&DEPARTMENT OKINAWA by OKINAWA STANDARD

 

D&DEPARTMENT OKINAWA by OKINAWA STANDARD
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2017 1月

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平成28年度「おきなわ食材の店」における県産食材利用拡大事業の一環として、2017年1月18日(水)に
地産地消の重要性や課題を考えるシンポジウム、「沖縄県地産地消シンポジウム2017」を沖縄県県立博物館・美術館講堂(那覇市)にて開催します。
今年は、北海道各地の生産地レポートで新聞やテレビ、ラジオ等で活躍する、おおまち かおり氏をお迎えして『地域をめぐり 地域を味わう!“おいしい”が生まれる食の現場から』と題して、ご講演いただきます。
また、「おきなわ食材の店」登録店舗と登録店舗を支える生産者にご登壇いただき、地産地消への取組みや、「食」をとおした沖縄の魅力についてパネルディスカッションを行います。
詳しくは、お送りさせていただきます募集チラシをご覧ください。

 

開催日:平成29年1月18日(水)14:00~16:30(開場:13:30)
場所:沖縄県立博物館・美術館講堂

 

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