2017 1月

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2017年最初の企画展は言葉にし難い色合いを織りなす男性の織物作家「濱野太郎の布展」。

 

濱野太郎氏はイラストレータ、画家を経て織物の作家となった。

 

縦糸と横糸が機織りで出会って布はできてゆくのだけれど、彼の織り方は創造性に満ちていて、意図を超えたインスピレーションの連続の中で、色が出会ってゆくような、そんな織り方をしているのです。ウールと色と糸が出会って一枚の絵が織りあがってゆくような彼独特の布たち。

 

この世界にたった一枚の布を手にする喜びを、私たちも彼と一緒に味わえたらと思います。

 

 

場所:暮らし楽しむものとこと Shoka:
沖縄市比屋根6-13-6
日時:2017年1月13日(金)〜22日(日) 11:00〜18:00 (会期中無休)
TEL:098-932-0791
H Phttp://shoka-wind.com/

 

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2017 1月

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新春初は昨年もゆったりとした場をお借りしました恩納村ENZOにて1月12日木曜日に爽やかなフラワーアレンジメントと美味お料理をいただくお教室を行います。

 

1月から毎月第二木曜日全5回講座を行います。
暮らしの彩りにまた贈り物にも応用がきくフラワーデザインを月替わりでご提案致します。

 

ご参加お問い合わせお待ちしております。
https://www.facebook.com/events/1803353459930520/?ti=icl

 

souka
磯崎由香
mail yuka@souka-fd.com
tel 090-8303-4218
https://yukaisozaki.wix.com/souka

 

2017 1月

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【未経験の方、大歓迎♪】モーションロゴを作ってみませんか?
Webでの動画コンテンツ「ネット動画」の重要性が、急速に高まっています!
その一つが、「モーションロゴ」です。

 

………………………………………………………………………………

 

モーションロゴとは?
TVCMの最初や最後、映画の冒頭で良く見かける「ロゴがアニメーションで動く」というものです。
ロゴが動くことで、ロゴデザインのコンセプトがより伝わりやすくなったり、ロゴ自体の印象が強くなることで、記憶にも残りやすくなるといったメリットがあります。

 

………………………………………………………………………………

 

そんなモーションロゴを「ネットで活用したい!」という企業が増加しており、ネット動画制作の需要がどんどん拡大しているんです^^

 

実践的なスキルを身につけ、仕事として始めるなら、今がチャンス!!!
ネット動画クリエイター専攻で習得できる「モーションロゴ」制作をぜひ、体験してください♪

 

未経験者の方、大歓迎です^^

 

━━━━【開催日程】━━━━
2017年1月21日(土)
In デジタルハリウッド STUDIO沖縄

 

━━━━【イベント概要】━━━━
内 容:「モーションロゴ」制作
日 時:1月21日(土)14:00~16:00(開場13:30~)
場 所:那覇市久茂地1-2-20 OTV国和プラザ1F
「デジタルハリウッド STUDIO沖縄」
定 員:5名様(先着順)
参加費:無料(※事前お申し込みが必要になります)

 

▼お申込みはこちら▼
http://school.dhw.co.jp/school/okinawa/event/event084.html

 

問合せ先:フリーダイヤル、またはメールにてお問い合わせください。
[メール] okinawa@dhw.co.jp [電話] 0800-500-0481(フリーダイヤル)
[受付時間:火~金 10:00~21:00 / 土・日 10:00~19:00 ※月曜・祝日定休]

 

▼デジタルハリウッド STUDIO 沖縄_SNS▼
[HP] http://school.dhw.co.jp/school/okinawa/index.html
[Facebook] https://goo.gl/JDkJ6W または「デジタルハリウッドスタジオ 沖縄」で検索
[Twitter] https://twitter.com/dhs_Okinawa
[Instagram] https://www.instagram.com/dhokinawa/

 

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2017 1月

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ワイン店 un deux trois(読谷村) × 豆ポレポレ(沖縄市)の、コラボワークショップです。
コーヒーとワイン、それぞれの店主から試飲方法をレクチャーさせて頂き比較試飲を通して、“違い”を一緒に分析していきましょう。
各回定員8名、会費5,000円(税別)、完全予約制です。
ご都合の良い日時・ご都合の良い店舗へ、お申込み下さい。

 

日程:
1/14(土)ワイン店 un deux trois (読谷村字都屋237-4)
1/21(土) 豆ポレポレ (沖縄市高原6-13-8)

 

ワイン店 un deux trois
https://www.facebook.com/123.okinawa.yomitan/
豆ポレポレ
https://www.facebook.com/豆ポレポレ-271504436358330/

 

2017 1月

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影絵の夜プロジェクトによる創作影絵劇、読谷公演。
影絵、舞踏、ライア、打楽器生演奏による歌と踊り。

 

☆出演
影絵の夜プロジェクト
○MAIKO OKUHIRA
(影絵製作・影絵操作)
○あべたみこ    
(うた・ライア)
○hana       
(影絵操作・考察)
○狩集敦子     
(舞踏)
○育        
(うたと踊り)
○川崎聲子     
(パーカッショントルン)

 

☆観覧料
むら咲むら入園料
大人   600円 中高生  500円
小学生  400円 未就学児  無料

 

開催日:2017年1月22日(日)
19時~20時 18時開場
場所:体験王国 むら咲むら内
ククル奏劇場

 

影絵の夜プロジェクト
https://www.facebook.com/kageeokinawa/

 

お問い合わせ先
影絵の夜プロジェクト
mail  matsuzakihanako@yahoo.co.jp
TEL 080-5204-8454 松崎

 

2017 1月

 

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あけましておめでとうございます。
今年の沖縄の正月はTシャツでもOK、な
暑さでしたがいかがお過ごしでしたか。
僕はこの暑さのせいもあってか
新年感がイマイチ涌いてきませんで
ただただのんべんだらりと過ごしておりました。

 

おせちなどはとくに用意するでもなく
数の子やお餅や蟹や酒など、
ピンポイントで好きな物を食べながらの
3が日でしたがゆっくり休めることができましたので
2017年もはりきって雑貨屋[そ]を
きりもりしていきましょうね。
今年もよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

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本日より雑貨屋[そ]の営業がはじまりましたが
今年の第一発目に香月舎の器が届いておりますよ。

 

 

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ピッチャーポットはウォーターピッチャーとして
食卓を飾ってもかわいいですが
我が家ではコーヒーを落として使用しています。
水玉の柄がまたかわいいですよね。

 

 

 

 

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こちらのミニピッチャーはミルクを入れたり、
ドレッシングなどを入れるのにも
ちょうどいい大きさです。

 

 

 

 

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角皿と丸皿は取り皿として使ったり、
おやつをのせたりしても◎

 

 

 

 

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豆皿は大小2つのサイズが届いています。
取り皿にしたり、薬味をのせたり、
また箸置きのようにつかっても素敵ですよ。

 

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蓋物はかわいいマルチの柄に
中はうさぎの絵柄が入っています。
食卓に並べるのはもちろん、
小物やアクセサリー入れにも似合います。

 

 

 

 

また、昨年売り切れていたオーガニックアイテムから

 

 

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有機茶葉とスパイスでできた
チャイパックや

 

 

 

 

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冬限定のオーガニックチョコレート、

 

 

 

 

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化学調味料や保存料など添加物を一切使用しない
オーガニックスパイスでつくったカレーの素が
再入荷いたしました。
カレーの素は一瓶で22皿分のカレーが作れますよ。
カレー鍋やかくし味にもおすすめです。

 

 

 

 

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そして、インドからはフェアトレードの
山羊革工芸品が届いています。

 

 

 

 

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山羊革の工芸品はなんともなつかしい雰囲気があって
とっても好きなアイテムのひとつなのですが
今回はこちらの長財布や、

 

 

 

 

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カードケース、

 

 

 

 

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ペンケースが[そ]に並んでいます。
(僕は電球柄のペンケースを自分用に購入しました)

 

 

 

 

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そして竹細工からはサラダなどに便利な
バンブーボールに、

 

 

 

 

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デザートフォークにバターナイフ、
またマルシェかごなどが届いております。

 

 

 

 

 

 

 

また来月は[そ]の店主も待ちこがれている
ドクロ展を開催いたしますよー
香月舎さんをはじめ総勢12組の作家さんの
ドクロ作品が並びますので
こちらもどうぞお楽しみに♪

 

 

 

 

 

 

〈次回の[そ]の展示会のお知らせ〉

 

 

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12CREATORS × the DOKUROs EXHIBITION

 

ドクロ展

 

 

昔から「厄よけ」や「不老不死」の象徴とされてきたドクロ。
そのドクロをモチーフに12組の作家さんがそれぞれのドクロ作品を表現します

 

器やアクセサリー、ガラスや小物やお菓子と、
個性あるドクロたちが 雑貨屋[そ]に並びます。
ぜひ手に取ってお楽しみください。

 

〈参加作家さん〉五十音順
ウエダキヨアキ・香月舎・しかく舎・白神典大・ソベラボ・大學清
ci cafu・ナカハジメ・nieta ha buey・比嘉奈津子・北極・増田良平

 

場所:雑貨屋[そ]
(宜野湾市大謝名1-24-18 tel.098-898-4689)
期間:2017.2/3(金)→2/14(火)
時間:12:30-19:00
*会期中の水木はお休みです

 

 

 

 

写真・文 タナベユウヘイ(雑貨屋[そ]店主)

 

雑貨屋[そ]sso
住所: 沖縄県宜野湾市大謝名1-24-18
TEL:098-898-4689
OPEN: 12:30-19:00 (CLOSE/Wed & Thu)[臨休あり]
HP:http://sso-design.jp/zakka.html
ブログ:http://sso.ti-da.net

 

2017 1月

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牛乳などの飲料パックで福祉プロダクトを制作しているブランドがあるのをご存知ですか?

 

ル・ココンでは牛乳などの飲料パックをリサイクルし小物や鞄を主に制作。講師の桃原さんはハンディを抱える方々の社会参加を応援するため取り組みを広げていきたいと活動されています。

 

今回制作体験のワークショップで作るのはタテ17cm、ヨコ10cm以内なら自分でサイズをカスタマイズできる小物入れ。ミシンを使って縫い合わせお好みでアップリケをつけることもできます。

 

牛乳パックは布よりも硬い素材なのでハサミやカッターなどの工具入れにもよいですしキッチンでカトラリーを入れ分けるのにもおすすめです。
小さなサイズに作り込んでパスケースや飲み薬入れにしてもいいかもしれません。

 

それでは、ご参加お待ちしております。

 

[日時]
1月22日(日) 14:00-16:30
[場所]
ゆいまーる沖縄 本店 < Storage & Lab. >
南風原町宮平652(国道329号線沿い、宮平交差点)
[参加費]
お一人様 3,000円(10名様まで)
[お申し込み]
要予約となっております。
お電話、メール、Facebookメッセージ、
店頭にて受け付けます。
tel 098-882-6995
mail info@utaki.co.jp
facebook  「ゆいまーる沖縄」で検索

 

詳細はFacebookイベントページにて
https://www.facebook.com/events/154363538381621/

 

2017 1月

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コーヒーはどうやってできるのか?
種から1杯のコーヒーになるまで、そして、今回の企画展のために考案された2種類の限定オリジナルブレンドを味わいながら、そのブレンドづくりについて、5人のロースターにお話をお聞きします。

 

日時:2017年1月20日(金)19:30 – 21:00(18:30開場)
参加費:1, 200円(2種類の珈琲と軽食付き)
定員:70名
お問い合わせ:D&DEPARTMENT OKINAWA by OKINAWA STANDARD(098-894-2112)
場所:CAFE UNIZON(D&DEPARTMENT OKINAWA by OKINAWA STANDARD 隣)

 

D&DEPARTMENT OKINAWA by OKINAWA STANDARD
http://www.d-department.com/jp/archives/people/39987
http://www.d-department.com/jp/shop/okinawa
https://mobile.twitter.com/d_d_OKINAWA
https://www.facebook.com/DDEPARTMENT-PROJECT-OKINAWA-by-OKINAWA-STANDARD-137711256365583/

 

2017 1月

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平成28年度沖縄文化等コンテンツ産業創出支援事業シンポジウム
『女性が創造する沖縄の文化・エンタメ産業と地域活性化~現在~未来~』
【主催】沖縄県産業振興公社

 

沖縄を拠点に文化・エンタメ業界で活躍する女性にフォーカスし、エンタメ産業の可能性についてご講演いただき、また登壇者の方々それぞれがもつビジネス環境、経験、課題など、ディスカッション形式でお話いただきます。

 

開催日:平成29年1月24日(火)14:30~16:30 (受付14:00)
※参加無料(お子様連れ、男性もOK)
場所:沖縄県教職員共済会館 八汐荘 1階屋良ホール (那覇市松尾)

 

http://okinawa-ric.jp/news/seminar/10310.php

 

2017 1月

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入場無料・要予約(1月10日(水)午前10時よりウェブ、もしくは電話にて予約開始)
琉球古典音楽野村流伝統音楽協会地謡研修部による琉球古典芸能公演
演目:[斉唱]かぎやで風節 他 [舞踊]若衆こてい節 他 [組踊]護佐丸敵討(二童敵討)
下記のリンクよりフライヤーをダウンロード下さい。公演についての詳細が載っております。
http://xfs.jp/gsxAiz

 

開催日:2017年1月28日(土)
開場:13:30
開演:14:00
場所:OIST講堂

 

http://www.oist.jp/concert

 

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2017 1月

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日時:2017/2/4(土)
場所:沖縄県立博物館・美術館 美術館講座室 (1F)
時間:17:45開場、18:15開始 (19:45終了)
料金:1,000円(要予約) ※先着順、定員に達し次第、締め切らせていただきます。
電話:098-850-8485(海燕社/カイエンシャ)
メール:mail@kaiensha.jp

 

ホームページ:http://www.kaiensha.jp
FACEBOOK イベントページ https://www.facebook.com/events/191096024689826/

 

2017 1月

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恩納村の真栄田岬で毎月第1土曜に開催。
新感覚DJピッツァラウンジ
「Sounds Delicious」

 

レストラン内にクラブのVIPルームを再現し、あのDJのアガるラウンジロングセットを聴きつつ本格窯焼きナポリピッツァを仲間と囲む一夜。

 

イベント当日限定でDJのオススメピッツァが特別価格1000円で食べられる特典付き!

 

新年1発目のDJはあの伝説のマングースからDJ KAZUさんが3時間のロングセットで会場を演出してくれます。

 

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Sounds Delicious vol.2
2017. 1. 7. Sat.
6pm – 9pm
Music Charge: 1000yen w/1drink
at Pizzeria da ENZO
098-923-5924
=====================

 

協賛
倉♡NY
Bar b.p.m
Havana Havana
Soko-koko cafe
Always Sunshine Co.

 

https://www.facebook.com/so.deli.oki/

 

2017 1月

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香り、酸味、苦味。珈琲の味は、焙煎によって大きく引き出されます。
生豆の産地や状態を見極め、特徴を最大限に生かすように焙煎を行うコーヒーロースター。
沖縄で活躍する5人のコーヒーロースターが焙煎した珈琲と、食堂黒猫とオハコルテ、オハコルテ ベーカリーの、珈琲に合うお菓子を販売します。また、期間中、この企画展のために5人のロースターが考案した2種類の限定オリジナルブレンドコーヒーが登場。
お隣カフェユニゾンでもお楽しみ頂けます。その他、下記スケジュールにて各ロースターが店頭にて淹れたての珈琲を販売します。
ぜひ、お立ち寄りください。

 

出張コーヒー
2017年 1月22日(日)11:00 -17:00 豆ポレポレ
2017年 1月28日(土)12:00 -17:00 沖縄セラードコーヒー
2017年 1月29日(日)12:00 -17:00 COFFEE potohoto
2017年 2月 2日(木)12:00 -16:00 食堂黒猫
2017年 2月11日(土)12:00 -17:00 YAMADA COFFEE OKINAWA
※ 状況により早めに終了する場合がございます。予めご了承ください。

 

日時:2017年1月19日(木) – 2017年2月28日(火)11:00〜19:30 (水曜日定休)
お問い合わせ:D&DEPARTMENT OKINAWA by OKINAWA STANDARD(098-894-2112)
場所:D&DEPARTMENT OKINAWA by OKINAWA STANDARD

 

D&DEPARTMENT OKINAWA by OKINAWA STANDARD
http://www.d-department.com/jp/archives/shops/39985
http://www.d-department.com/jp/shop/okinawa
https://mobile.twitter.com/d_d_OKINAWA
https://www.facebook.com/DDEPARTMENT-PROJECT-OKINAWA-by-OKINAWA-STANDARD-137711256365583/

 

2017 1月

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波照間のモチキビ、西表島の黒紫米、石垣のハーブティ…。小さな店舗の真ん中には、八重山のお土産ものが並ぶ。そのテーブルを、古くて味わいのある生活道具や色とりどりの食品たちが囲む。

 

今年(2016年)6月、石垣島の市街地に波照間島出身の夫婦が小さな雑貨店を始めた。店主の登野盛(とのもり)敬子さんが思い描くのは、観光客も地元の人も楽しめる雑貨店。

 

「八重山の本当にいいものを紹介したいと、お土産ものは主人が集めてきたんです。八重山諸島10島のうち、ほとんどの島を巡って探しました。それから商工会の繋がりで、先輩がこだわって作っているものも仕入れています」

 

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一方敬子さんは、地元の人向けのものセレクトする。思わず目を引く可愛らしいパッケージの食品や、昭和30年40年代に作られたアンティークの食器、インドの手紡ぎの柔らかなクロス、おばあちゃん手縫いの着物の古布の雑巾など、説明の書かれたカードを読むだけで、へえと楽しくなる。

 

「パッケージがかわいくて、友達にプレゼントしたくなるようなものや、私が旅先で見つけたもの、昔から好きだったものなどを置いています。このパスタは千葉産で、実家にいた頃から食べてたものです。うちの父は結構グルメで、父がこのパスタを見つけてきたんです。もちもちして生麺みたいな歯ごたえで美味しいですよ。キリンラーメンはパッケージがかわいいし、このべっぴんラーメンなんてラーメンなのに無添加で、人気がありますね。こういうの、みんな面白がってくれるかなと思って」

 

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雑貨や食品でみんなを楽しませたいと思っている敬子さんだが、店を開いたのには大きな理由がある。それは、波照間島の黒糖を使った黒蜜を紹介したかったから。その黒蜜は、ご主人の龍さんが作るものだ。

 

「波照間の製糖工場から仕入れた黒糖を、小さな工場で主人が1人で丁寧に作っているんです。水飴などを加えず、原料は波照間の黒糖と波照間の水だけです」

 

その味は、スッキリとしてクセがなく、甘ったるい感じがない。甘さの中に、塩味も感じられるのは、波照間の潮風が混ざっているからだろうか。甘さだけが際立つ平坦な味ではなく、ほろ苦さや滋味深いコクもある。

 

「波照間の黒糖は、アルカリ性の土壌のせいか、エグミがなくて、なんか深い味わいなんです。沖縄だったらどこでも製糖工場があるじゃないですか。石垣にもあるんですけど、石垣の人でも、『波照間の黒糖が一番美味しい』って言いますね」

 

敬子さんは、そう言ってリーフレットを差し出してくれた。それには、龍さんの故郷、波照間島と特産の黒糖、黒蜜への熱い思いが詰まっていた。

 

しましまストアー

 

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波照間産黒糖の量り売りもしている。

 

波照間島は、日本最南端の島で、人口約500人。平らな地形であることから、そのサトウキビは海風をたっぷり浴び、ミネラルが豊富という。丁寧に刈り取られたサトウキビを、24時間以内の新鮮なうちに黒糖にする。その黒糖を、灰汁をとりながらじっくり弱火で8時間煮こんでは、自然に冷まし、また8時間煮込んでは冷ますを繰り返し、ようやく出来上がる。

 

漆黒に輝く美しい蜜。手間暇かけられたそれは、ダイヤモンドの印の貼られた瓶の中で、なんだか誇らしげに見える。

 

「ダイヤモンドのマークにしたのは、島の宝という意味を込めたんです」

 

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しましまストアー

店内には腰掛けられるスペースも。全国から集めたサイダーなどを飲める。

 

龍さんがなぜ波照間島で黒蜜を作るようになったのか、その経緯を敬子さんが話してくれた。

 

「主人は、学校を出た後ほどなく故郷の波照間島へ戻って、黒蜜作りを始めたんです。それまで島のお土産といったら製糖工場の袋に入った黒糖か、泡盛の泡波しかなかったから。もっと波照間を代表するようなお土産を作りたいってことで」

 

高校がない波照間島では、15歳になると進学のため皆、島外へ旅立つ。そのまま島外、県外に残り、島に戻らない若者が多いという。卒業してUターンした龍さんが、波照間を代表するお土産作りに取り掛かったのは、波照間島をこよなく愛しているからに他ならない。

 

「お土産を作ることによって、もっと波照間を知ってもらって、もっと人が沢山来る島にしたい。そうすれば交通の便がよくなって、天候に左右されない島になるんじゃないか、もっと暮らしやすい島になるんじゃないかと主人は思っているんです。波照間島は石垣島から船で1時間くらいなんですけど、海が荒れると1週間とか船が出なくなるんです。そうすると観光客が来ないし、島の暮らし自体が、天候に左右されてしまうんですよね」

 

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島のために、黒蜜作りに励んだ龍さん。一方、八重山出身でない敬子さんが、この石垣島で店を営むことになったのは、波照間島への旅がきっかけだった。

 

「以前は東京のテレビ局で撮影の仕事をしていました。照明をやっていて、重いのを持つし不規則だし、きつかったですけど、毎日違う現場に行けて楽しかったですね。でも東京はなんか便利すぎてしまって。元々アナログ人間なので、コンビニがないような不便なところに一旦身を置いてみたいっていうのがあって。前に一人旅でお世話になった波照間の民宿で、2年間だけと決めて住み込みで働くことにしました。旅でお世話になった時、宿のお母さんが一人で切り盛りしていて、すごく忙しそうだったから手伝いをしていたんです。他の宿泊してるお客さんにも『ここで働いたら? お母さんに聞いてみなよ』なんて勧められて。すっかりその気になって、自然な流れで、会社も迷いなく辞めました。その民宿で、配達やら、お客さんを港まで送迎することなどをやっていたんですけど、主人が島に帰ってきた時に、港で私を見かけたみたいで…」

 

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帰ってきたばかりの龍さんに猛アタックされ、「気づいたら付き合ってた」という2人。しかし敬子さんは、なかなか結婚に踏み切れずにいた。

 

「最初から地元の千葉へ帰ろうと思っていたし、地元へ帰ったら、また元の撮影の仕事に戻るつもりだったんです。波照間は、”波照間ブルー”って色があるほど、海の青が何層にもなっていて、とっても綺麗だし、手付かずの自然はあるし、島の雰囲気もすごくいいところ。でもやっぱり交通の便がよくないのがネックで。波照間にいた頃、友人が私に会うためにわざわざ内地から来てくれたんですけど、天候が悪くて、石垣から1週間船が出なくて。それで結局私に会えずに帰ってしまったということがあったんです。私も、何かあった時に、すぐに実家に帰れる場所にいたいと思っていたので…」

 

2人で出した結論は、龍さんは波照間、敬子さんは石垣島でそれぞれの仕事をし、週に2日程、龍さんが石垣で過ごすという週末婚のようなスタイル。このスタイル、龍さんにとってもいい効果があったという。

 

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「主人は波照間では仕事のことばかり。朝早くから夜遅くまで工場にこもりっきりの生活なので、石垣に来ることで休めて、仕事とプライベートの切り替えができるみたい。主人の黒蜜、石垣島のお店にも何軒か卸しているんですけど、これまで注文が入っても、船の状況でお店に並ぶまで1週間くらいかかることがあったんです。でも石垣でこの店をするようになってからは、ここにストックして私が配達できるので、注文があったらすぐにお店に届けられるようになりました」

 

当初、石垣島にこのしましまストアーをオープンさせると言い出したのは、ご主人の龍さん。「自分でお店をするつもりはなかった」という敬子さんだが、インテリアや扱う商品を決めていくうち、どんどんこの店が好きになった。ピンときたものをセレクトしで店に置けることになった時はとても嬉しく、今、毎日が楽しいという。今後は、オリジナルのTシャツなども作っていき、さらに愛着の湧く店にしていきたいのだそうだ。

 

黒糖や黒蜜…、島の宝物はそれだけでない。波照間を愛し、よくしていきたいという敬子さん夫婦の若くて熱い力もそう。波照間が生んだ幾つもの宝物が、島の生活を変えていくに違いない。

 

写真・文/和氣えり(編集部)

 

iしましまストアー

 

しましまストアー
石垣市大川203
080-6488-3639
10:30〜19:00
close 木