
Tシャツ:NEIL BARRETT(ニールバレット)
パンツ:Dsquared2(ディースクエアード)

ストール:LOUIS VUITTON

サンダル:Yves Saint Laurent(イヴ・サンローラン)

帽子:coeur ripe(クールライプ)

ブレスレット:Bottega Veneta(ボッテガ・ヴェネタ)とTATEOSSIAN LONDON(タテオシアンロンドン)の重ねづけ

サンダル:LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)
Day2

シャツ:THOM BROWNE(トム・ブラウン)
パンツ:kolor(カラー)
ブレスレット:CHAN LUU(チャン ルー)

時計:CHAUMET(ショーメ)

スニーカー:LANVIN(ランバン)
Day3

Tシャツ:kolor(カラー)
ジレ:Christian Dior(クリスチャン・ディオール)
パンツ:KRIS VAN ASSCHE(クリスヴァンアッシュ)
Day4

シャツ:Dsquared2
Tシャツ:Abercrombie & Fitch(アバクロンビー&フィッチ)

ネックレス:SHAMBALLA(シャンバラ)で買ったトップと教会で買ったトップをミックス

ベルト:Dsquared2

ブレスレット:不明

ブーツ:is-ness(イズネス)
Day5

Tシャツ:HOLLYWOOD RANCH MARKET
パンツ:PHENOMENON(フェノメノン)

ネックレスに通したリング:LOUIS VUITTON

ベルト:NEIL BARRETT
ブレスレット:バリで買ったシルバーブレスとCHAN LUUを重ねづけ

スニーカー:Sergio Rossi(セルジオロッシ)×PUMA
Day6

パーカー:LOUIS VUITTON
Tシャツ:COMME des GARÇONS(コム・デ・ギャルソン)
パンツ:BEAMS

サングラス:LOUIS VUITTON

バッグ:LOUIS VUITTON

時計:LOUIS VUITTON

ブレスレット:MIANSAI(マイアンサイ)

サンダル:HENRY & HENRY(ヘンリー&ヘンリー)
「まず、『今日はこれを着たい!』と思うキーアイテムを一着決めます。それに合わせて他のアイテムをコーディネートしていくのですが、最後にバランスを整えるとき、必ず何らかのアイテムを引くのが僕なりのルールです」
「引き算コーデ」をこころがけると、やりすぎ感やはりきり感が出るのを避けられる。
「でも、昔は逆にいろいろ足してバランスを整える『足し算コーデ』をよくやっていました。その当時は今よりずっとモード寄りのスタイルが好きだったんですよ」
年齢を重ねるにつれ、少しずつカジュアルなスタイルが好きになり、購入するアイテムのブランドも洋服のラインも大きく変化していった。
「モード寄りだったころは身体もがりがりだったんですが、今のスタイルが好きになってからは身体のラインが綺麗に出るほうがいいかなと思い、体重を少し増やしてジムに通うようになりました」
なんと、服の好みの変化に合わせ、体型まで変えたという。
「今もジム通いは続けています。年をとると必要以上に肉がつきやすくなりますから」
30代半ばを過ぎた今、好きなアイテムのテイストは
「遊び心があって楽しそうな服」
お気に入りのブランドは Dsquared2(ディースクエアード)。
彼の着こなしを見ると、コーディネートを楽しんでいるのがよくわかる。
シックな雰囲気のDAY1、カラフルでポップなDAY6、ハットでアクセントをつけたモノトーンコーデのDAY3…
一日として似通ったコーデがなく、見る度にころころと雰囲気は変わるが、そこには不思議とはっきりとした共通点が見受けられる。
カジュアルではあるがダボつかせない。
サンダル、短パン、スニーカーなどで抜け感を出す。
帽子、ブレスレット、時計、チョーカーといった小物でアクセントを加える…。
「今のスタイルが好きになって10年以上になります。
今後も大きく好みが変わることはないんじゃないかな?と思っています。
好きなスタイルのベースは決まっているので、何か変化があるとしてもそこに少しアレンジを加えたりという程度じゃないでしょうか」
好みがはっきりしていてブレないから、一枚の服を長く着られる。
そのためにもしっかりとしたブランドのものを選ぶようになる。
「10年以上愛用しているアイテムもあります。
途中で着ない時期が続いても、あるとき急に身につけたくなるということもよくありますね。
例えばDAY1のサンローランのサンダルは、ここ4〜5年くらいしまいこんでいて履いていなかったのですが、今年になってまた履きたくなり、久しぶりに引っ張り出してきました」
ハイブランドのアイテムともなると値段もはるが、長い目で見ればさほど高い買物というわけでもなくなる。
好きなテイストが定まらない時期を終えて自分スタイルが定着してきたら、ハイブランドに挑戦してみては。
まずはバッグやサンダルなど小物類から。
選ぶ際は、流行を追いすぎていないできるだけベーシックなものを。
時を越えて愛用しつづければ味も加わり、自分スタイルに欠かせないアイテムになる。
写真・文 中井 雅代



