Traincha/Never Can Say Goodbye
マイケルジャクソンがなくなった今、
沢山のカバーアルバムがリリースされているけれど
その中でも群を抜いて良いアルバムがこれ!
オランダ出身のジャズヴォーカリスト、
トレインチャが唄うマイケル・カヴァーアルバム。
10年以上前に、アムステルダムで
マイケル・ジャクソンと ステージを共にしたことがあるというトレインチャ。
彼女のフェイバリットなマイケルの曲を歌った本作は、
全曲ギターとヴォーカルがメインのシンプルな演奏で、
アコースティックな曲からボサノヴァ風まで、
ソウルフルなマイケルの曲をオシャレにカヴァーしています。
個人的にヒットしたのは
「Don’t Stop Till You Get Enough/Working Day & Night/Wanna Be Starting Something」。
この曲をどうやってアコースティックで歌うんだ!?
と思って聴いてみると、
おぉ〜!!あんなにエレクトロな曲がシンプルに、
けれどカッコ良くアレンジされていて驚き〜!
他にも「Rock With You」「Human Nature」に、
ジャクソン5の名曲「Never Can Say Goodbye」「I Want You Back」といった
アップテンポな曲もギターとヴォーカルだけでシンプルにカヴァー。
等々、おすすめな曲は多々ありますが・・・
彼女の歌う曲達にはマイケルへの愛が溢れていて、
改めて、マイケルの曲の良さが分かってもらえるはず。
「ヒーハー!」「フォー!」と歌ってるだけがマイケルじゃないんだよ!
マイケルジャクソンの曲を知ってる人も、知らない人も
まったり、ゆったり聴ける一枚です。