作品 『 彩なす首里の織物 -宮平初子- 』(2003年/カラー/40分)
『 芭蕉布を織る女たち -連帯の手わざ- 』(1981年/カラー/30分)
日時 2022/4/9(土)
場所 沖縄県立博物館・美術館 講堂 (3F)
時間 受付17:15、開場17:45、18:00開始
料金 1,500円(完全予約制)
電話 098-850-8485(海燕社/カイエンシャ)
【彩なす首里の織物 -宮平初子- 】
七種の技法により織られる「首里の織物」は、琉球王府の時代に王家や士族が着用した格調高い織物である。宮平は沖縄戦の後、絶滅の危機に陥った首里織の復興を果たした。映画は代表的な「花織」と「手縞」(絣織)の制作工程を中心に技法を紹介するとともに、氏の卓越した技能と首里織にかける深い思いを記憶し、また独自の染色文化をはぐくんだ沖縄の風土と歴史などを盛り込んだ作品である。(優秀映像教材選奨最優秀作品賞)
【芭蕉布を織る女たち -連帯の手わざ- 』
南国の着物として古くから人々に用いられてきた芭蕉布。しかし現在では沖縄県の大宜味村喜如嘉で主に製作されるほかは、ほとんど見られなくなってしまっている。沖縄戦を境に衰微してしまった芭蕉布の復興に、生涯をささげてきた『喜如嘉の芭蕉布工房』の平良敏子さんを中心に、糸芭蕉の栽培から染色、織りと一貫して共同作業で行われる製作工程を追い、製作にかかわる女性たちの思いを映し出す。(文部省選定、芸術祭優秀賞、毎日映画コンクール教育文化映画賞 他)
「海燕社の小さな映画会」 2022年4月/April
2022.03.29