リビングに蔵のある家 間+impression(まアンドインプレッション)


 
リビングに設けられた階段をのぼると子供部屋。
その下はなんと、子どもが立って歩けるほどの高さのある「蔵」。
 
「建築基準法で、高さ1.4m以内かつ1階の床面積の1/2以内の広さであれば床面積に含まれないと規定されているので、室内に蔵をつくるとその分コストも抑えられるんですよ」
 
もちろん、収納力も抜群。
 
「ここに大容量のスペースがあるので、
他でこまごまと収納場所を確保する必要もなくなります」
 

 
中二階を設けているため、天井も高い。
 
「温かい空気は上昇するため、これぐらいの高さがあると夏も快適に過ごせるんですよ」
 

 
「和室はやはり、リビングに隣接しているほうが便利な場合が多いですよね」
 

 
落ち着いた色合いでまとめられたシックなキッチン。
 

 

 
「僕、ここからの眺めが一番気に入っているんです」
 
と、代表の儀間さん。
 
「子供部屋からリビングの様子が一望できるだけでなく、
リビングの向こう側にある両親の寝室に繋がるドアも見える。
主寝室のプライベートは保たれつつも、
繋がっているという安心感を感じられると思います」
 
もちろん、子供部屋には引き戸もついている。
 
「成長するに従って、お子さんも自分の空間が必要になりますから。
また、急な来客時にもさっと戸をひけば中が散らかっていても気になりませんよね」 
 

 

 

 
洗面所には収納スペースがたっぷり。
タオルだけでなく、下着やパジャマなどをしまってもなお余裕がある。
 

 

 

 
玄関に設けられた靴棚の容量も圧巻。
 

 
主寝室に繋がる階段の突き当たりにはもうひとつトイレが。
今はまだ若い夫婦が歳を重ねても、快適に暮らせる工夫のひとつ。
 

 
「縁側の幅も広めにとりました」
 
リビングの床材と似た色合いの木材を使うことで、
リビングとの一体感が生まれ、さらに広がりを感じられる。
 

 
どこをとっても便利でいうことなし、
「この間取りのまんま、私にも家を建ててください!」
と言いたくなってしまうのだが、
それは今回に限った事ではない。
 
施主の要望や未来図を詳しく聞き取り、
細部までとことん話し合うから、後悔がうまれない。
間+impression(まアンドインプレッション)が建てた家はどれも
100%の満足とともに施主に引き渡される。
 
儀間さんのモットーは、
「自分が建てた家の前をこそこそせずに堂々と歩けること」
実際、引き渡し後も旧知の友人の如く
「儀間さん、たまにはお茶を飲みに来てくださいよ」
と施主に誘われることも少なくないんだとか。
 
そしてまた、儀間さんが胸を張ってその前を歩くことのできる家が一つ完成した。
 

 
蔵のある家を建築した中部から場所を大きく南に移し、
今回は南城市にて住宅見学会が開催されます。
その名も「大きな庇の家」。
なんて素敵な、興味をそそられるタイトル!
 
デザインと機能性、そのどちらもあきらめない 間+impression の家。
二次元の写真だけでは伝えきれない空間性を、是非体感してください。
 

写真・文 中井 雅代

 
「大きな庇の家」
3月31日(土)
10時から17時まで
 
場所
南城市佐敷(詳細は、弊社に問い合わせていただくかたちとなります)
 
住宅の新築を考えておられる方、間+impressionの提案する空間に興味をお持ちの方はお気軽にご連絡ください。
住所等の詳細は、お手数ですが弊社までメールにてお問い合わせください。
学生・同業者の方々も参加可能ですが、事前にご連絡くださるようお願いします。
<問い合わせ・ご連絡先>
間+impression
openair@forest.ocn.ne.jp (儀間 徹)
 
間+impression
HP http://ma.grrr.jp
記事:デザインと機能を両立させるためにとことん話し合うから。クレームの出ない設計事務所。