Day off
朝夕はだいぶ涼しくなったけれど、
昼間は汗ばむ日もまだある沖縄では、
半袖もしばらくはクローゼットに残しておいて。
肌寒くなった時のために羽織り用デニムシャツを持っておでかけ。
休日は、柄ものアイテムにさらに柄ものを合わせ、
とことん遊びたい。
どちらの柄も面積を広く取るとうるさくなりがちで難しいけれど、
白Tシャツを重ねてボーダーをちら見せ程度におさえるのが
コーデ成功の秘密。
このコーデからボーダーが消えたら?
と想像してみると、とたんに寂しい雰囲気になる。
柄×柄、一見難しそうだけれど、
面積計算さえすれば簡単に上級者コーデもうまくまとまる。
「このパンツ、股のところがモモヒキみたいで可愛いってば〜。」
ルーズなラインの服に、カジュアルなサンダルを合わせてしまうと
全体的に締まりのないコーデになってしまう。
レースアップシューズで適度に引き締めて。
Some other day off
こちらも同様。
Tシャツにショートデニム(マタニティ用の長いデニムを自分でショート丈にカット!)、リュックというカジュアルスタイル、
ここにスニーカーを合わせるのではなく、
レースを外したレースアップシューズで大人感を出すのが肝。
Working day
「仕事着ではトップスに柄ものを着ることが多いね〜。」
シャツのようなシンプルなアイテムは、
できるだけしっかりしたつくりのものを選んで。
仕事でもプライベートでもシャツのボタンは上までとめず、
抜け感を出すのが彼女流。
仕事用にも休日用にも使えるMARC JACOBSのバッグ。
良いモノを選ぶと長く使えるので結局お得。
マタニティ用パンツは無印良品で。
「履き心地だけじゃなくてデザインも上等だから、
マタニティ用じゃない普通のも欲しくなる〜。」
と、お気に入り。
上下ともメンズライクな服のとき、
ローファーのようにかっちりとしたハンサム靴を合わせると
マッチしすぎてつまらないし、
女性らしさにも欠けてしまう。
ストラップがついた丸いトゥのフェミニン靴でバランスをとって。
柄ものは、それだけで個性を演出できる便利アイテム。
柄×柄も、コツさえつかめば難しくない。
コーデがいまいちつまらないという方は、
ビビッドカラーの柄ものアイテムに挑戦してみて。
秋冬はつい、ダークな色合いを選びがちだけど、
そこに一つ差し色や柄が入るとぱっと華やかに。
そして、コーデが決まったら最後の仕上げ、
靴で全体のバランスを整えよう。
実は、靴はおしゃれコーデの有能サポーター。
無難な装いも靴で遊ぶと急に個性的になるし、
服がカジュアルすぎたりかっちりすぎたら、
服とは逆テイストの靴でハズすと素敵にキマる。
柄ものは「難しい!」靴は「どれを選べば良いかわからない・・・」と
どちらも悩みの種になりがちだけど、
実際は困ったときの救世主。
頼もしいコーデの味方だと気づいて。
写真・文 中井 雅代